キッズバレーボール 倫理・競技規則

平成 27 年度
キッズバレーボール
倫理・競技規則
項
目
P1
P4
キッズバレーボール倫理規則
キッズバレーボール競技規則
キッズバレーボールの競技特性
コート図
第1条
施設と用具
第2条
競技者
第3条
競技規則
第4条
判員の構成と権限
監
修
P6
P7
(公財)日本バレーボ-ル協会
男子強化委員会・発掘育成委員会
副委員長
植田辰哉
国立大学法人 鹿屋体育大学
スポーツ・武道実践科学系
教授
濱田幸二
福岡大学
スポーツ科学部
教授 米沢利彦
作成者
国立大学法人 佐賀大学
文化教育学部 附属幼稚園
教授・園長 池上寿伸
熊本県バレーボール協会
委員長 松本 幸
委 員 荒木 恒竹
委 員 稲田 紘二
委 員 今村 和徳
委
委
委 員
員 川床 優香子
員 小西 俊郎
藏原 良二(編集)
キッズバレーボール準備委員会
委 員 髙田 守
委
委 員 谷口 千代
委
委 員 堤
由季乃
委
委 員 西山 宗六
委
委
委
員
員
益森 祐二
松浦 とき子
員
員
員
員
松村
光永
山田
渡邉
幸子
留美子
禎郎
真子
キッズバレーボール倫理規則
前文
キッズバレーボール指導に携わる者が、日本国憲法の精神を踏まえて制定された「児
童福祉法」。さらに、児童福祉に対する日本国民の意識を啓発するための「児童憲章」。
また、世界人権宣言を踏まえて制定された「児童権利宣言」及び「日本体育協会スポー
ツ憲章」を正しく理解し、キッズに対する正しい観念を確立し、すべてのキッズの幸福
をはかることができるために、この規則を定めるものである。
キッズバレーボールの指導者は、常にバレーボールの指導をとおして、キッズの心身
ともに健やかな成長を目的にかかげて、キッズとの人間相互の関係を尊重する崇高な理
想を深く自覚するものであり、自らの誇りと名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想
と目的を達成することを誓うものとする。
第1条
1
キッズの人権保障について
すべてのキッズの人権は、以下のように尊重される。
(1)キッズは、人として尊重される。
(2)キッズは、社会の一員として重んじられる。
(3)キッズは、よい環境のなかでバレーボールの指導を受けられる。
2
すべてのキッズは、バレーボールの活動及び競技をとおして心身ともに、健やかに成
長が保障される。
3
すべてのキッズは、よい環境のなかでバレーボールの活動及び競技が保障され、事故
及び災害、または疫病から守られる。
4
すべてのキッズは、バレーボールの活動及び競技をとおして個性と能力に応じて指導
を受け、社会の一員として責任を自主的にはたすようにみちびかれる。
5
すべてのキッズは、体罰及び言葉による暴力、放任その他不当な取り扱いから守られ
る。
6
すべてのキッズは、バレーボールの活動及び競技をとおして愛と誠によって結ばれ、
人類の平和と文化に貢献できるようにみちびかれる。
第2条
7
8
9
10
指導者の心得について
指導者は、キッズバレーボールの活動及び競技においてはキッズが主役であり、指導
者の役割はキッズの活動のサポート役であることを認識する。
指導者は、キッズの権利や尊厳、人格を尊重し、公平に指導を行う。
指導者は、キッズとの信頼関係を築き、過度の主従関係や親密な関係をつくることな
く、適切な距離を保つことに心がける。
指導者は、キッズがよい環境のなかでバレーボールの指導を受けられるよう、キッズ
間や保護者などから、キッズのあらゆる活動場面に注意を払う。
第3条
11
反倫理的言動について
指導者は、あらゆる暴力やハラスメントを行うことは許されない。
12
指導者は、年齢、性別、しょうがいの有無、国籍、宗教などを理由にいかなる差別的
な言動は許されない。
13
指導者は、キッズの人格を尊重し、いかなる性的暴力及びセクシャルハラスメントは
許されない。
14
指導者は、反倫理的言動を自覚または発見した場合、黙認及び隠蔽することなく適切
に対処する。
第3条 指導者の資格について
15
指導者は、下記の事項のいずれかを満たし、キッズバレーボール指導者登録を行った
者とする。
(1)日本体育協会公認スポーツ指導者資格を有する者
(2)キッズバレーボールを安全に、正しく、楽しく指導できることを目的にした
指導者資格認定講習会を受講し認定された者
(3)教育職員免許法に定められた、教育職員免許状を有する者
(4)児童福祉法に定められた、保育士資格を有する者
(5)大学教育職員を 10 年以上務めた経歴を有する者
16
指導者資格の認定を受けていない者は、公式大会においては監督として登録できない。
第4条 指導者資格認定講習会について
17
指導者資格認定講習会においては、次の講習を受講しなければならない。
(1)キッズ指導者の役割
①キッズバレーボールの特性及び競技規則
②指導者の心得
(2)キッズ指導者の倫理
(3)キッズ指導者としての必要な医学的知識
①スポーツと健康
②スポーツ活動中に多いケガや病気
③応急処置
(4)指導計画と安全管理
(5)実技
(6)その他
18
指導者資格認定講習会を経て、指導者資格を得た者は、その指導者資格の有効期限は
4年間として、その期限内に更新講習会を受講し、別途定める更新手続きを行う。
19
指導者資格の有効期限内に更新講習会を受講し、更新手続きを行わないときは、指導
者資格を失う。
20
指導者資格認定講習会、更新講習会及び認定登録・更新手続きの詳細は、「キッズバ
レーボール指導者認定資格に関わる講習会細則」において定める。
キッズバレーボール競技規則
キッズバレーボールの競技特性
キッズバレーボールは、ネットによって分けられたコート上で、2つのチームによ
り競技されるスポーツある。
すべてのキッズの健全な心身の発育に応じた競技機会を幅広く提供できるように、
特有の状況に対応した競技様式がある。
試合の目標は、相手コートにボールを落とすために、ネットを越してボールを送る
こと、そして相手チームの同様な努力を阻止することである。チームは、返球するた
めに、ボールを3回打つ(ブロックの接触に加えて)ことができる。
プレーは、定められた範囲内からサーバーが、ネットを越えて相手コートへ打つサ
ービスによって、インプレー状態となる。
ラリーは、ボールがコートに落ちるか、ボール接触に規則違反があったか、ボール
アウトになるまで続けられる。
そして、キッズバレーボールは、ラリーに勝つと得点を得る(ラリーポイント方式)
。
レシーブチームがラリーに勝った場合は、得点とサービス権を得て、そのチームの選
手は、時計回りに 1 つずつポジションを移動する。
〔一部公益財団法人日本バレーボール協会
から引用〕
2014 年バレーボール 6 人制競技規則
第1条
1
施設と用具
コート図:【図A】
518 cm
259 cm
259 cm
エンドライン
202
cm
404
cm
支柱
42 cm
サ
イ
ド
ラ
イ
ン
サービスライン
ハ
ー
フ
ラ
イ
ン
センターライン
202
cm
42 cm
4cm
4cm
4cm
支柱
第1条 施設と用具
【コート及び支柱・ネット・アンテナ】
コートは、図 A に示されるように長方形で、ライン幅は40㎜である。
1
※【図A】は P3に記載
2
ラインの色は容易に見分けやすいものとし、白もしくは黄色であることが望ま
しい。
3 全てのラインは、規定の範囲内に含まれる。
4
支柱は、コート面から2.0m~1.3mの高さで、5㎝ごとに自由に上げ下
げできるものを使用する。
また、ネットは検定合格を受けたものを使用し、大会規定でネットの高さを定
める。
5
ネットは、しっかりと張ったときコート面と垂直に保つことができるものとす
る。
6
支柱は、図Aのとおりセンターラインとサイドラインの交差点から0.42m
離れたところに設置する。(バドミントンの支柱穴を利用する)
ネットは、黒の色で、一様な太さの細紐で均等に 100 ㎜から 100 ㎜の網目でつ
7
くられた検定合格のネットを使用する。
8
ネットは、丈が0.9mで、幅は6.0mとする。第9条ネットの上縁は、幅
75㎜の白帯のテープを二つ折りにして覆い、そのテープのなかに紐を通す。 こ
のテープの上部は紐に密着していなければならない。
9
紐は、ポストの上部と同じ高さでしっかりと張ることができるものる。
10
ネットの両側と支柱の間には、均等の隙間があってはならない。必要な場合に
はネットの両側(丈全部)をポストに結びつけなければならない。
11 アンテナは、サイドライン外端0.2m離して、ネットの上部から0.8m上
方にでるようにつける。直径10㎜、長さ1.3mで弾力性のあるもので、0.
1mごとに赤と白を塗る。
12 ボールは、以下のいずれかを使用し、大会規定で試合ボールを定める。
(1)ミカサソフトバレーボール30gまたは50gの重さのボール
(2)ミカサスマイルネット型ボール
第2条 競技者
【チーム】
13 1チームの最大8名の競技者、1人の監督で構成される。また、それぞれ 1 人
のコーチ、トレーナを加えて構成してもかまわない。ただし、コート内競技者の
数はいかなる場合でも4名とする。
14 競技者8名のうち主将1名を定めること。
15 チームの編成は、大会規定の中で定めることもある。
【競技者の権利】
16
競技停止中は、チームの監督を通じてのみ、主審に対して質問することができ
る。
17 監督は、タイムアウトを要求できる。
18
監督は、タイムアウトのとき、競技者と話をすることができる。ただし、コー
ト内に入ることはできない。
19 何人も競技の進行中に、審判の判定に対して異議申し立ては許されない。
【競技者の服装】
20
競技者は、左胸の部分にキッズバレーボールイメージキャラクターをつけたユ
ニフォームを着用すること。靴下は、同色で統一された競技にふさわしいものを
着用すること。
【監督、コーチ、トレーナの服装】
21
監督、コーチ、トレーナは、左胸の部分に指定のキッズバレーボールイメージ
キャラクターをつけたユニフォームを着用すること。ズボンは、同色で統一され
た競技にふさわしいものを着用すること。
【競技者の交代】
22 セット内のメンバーチェンジは、何回でもできる。
第3条 競技規則
【競技内容】
23
チーム4人からなる2つのチームが、コートの中央に設けられたネットをはさ
んでたがいに、指定されたボールを打ち合って得点を争う。
【競技方法】
24
サービスのときは、サービスラインをはさんで前衛2人、後衛2人の位置を守
らなければならない。
25 サービスの直後、各競技者は自分のコートを自由に行動することができる。
【競技者の位置とローテーション】
26 競技者の位置は、最初のサービスのとき、決められた位置を守らなければなら
ない。
27 競技者のローテーション順は、ゲームが終了するまで守らなければならない。
28 サービス権を得たチームは、時計の針と同じ方向に1つずつローテーション
する。サーブ終了後からはフリーポジションとする。
29 レシービングチームは、フリーポジションとする。
【コート及びサービス権の選択】
30
主将は、コートまたはサービス権を選ぶかについてじゃんけんを行う。ジャン
ケンに勝った方の主将はそのいずれかを選択する。
【競技セット数及び勝敗の決定】
31
一試合における競技セット数は、3セットマッチ2セット先取、1セット15
点先取したチームをそのセットの勝者とする。
32
両チームが14点を得た後は、2点勝ち越したチームがそのセットの勝者とな
る。
33 大会規定により、1セットの得点を変更することできる。
【コートの交替】
34
コートは、1 セットごとに交替し、最終セットにおいてはいずれかのチームが
8点先取したとき、交替する。コートの交替が正しく行われなかったときは審判
が気づいた時点で交替し、それまでの得点は有効とする。
【ローテーションの誤り】
35 競技者の位置の誤りを発見した場合、その誤りを正す。
【競技の開始とサービス】
36
試合は、審判の吹笛により、サービングチームの第1サーバーサービスで開始
される。
37 サーバーは審判の吹笛後8秒以内にサービスを行う。
38 サーバーは、常に後衛右側にきた競技者とする。
【サービス権】
39
第2セット、第3セットのサービス権は、前のセットに第1サービスを行った
チームの反対側チームが得る。
次セットの各チームのサーバーは、サービングチームの第1サーバーが行う。
40 サービスオーダーは、試合終了までは変更できない。
41
サービスは、後衛右側の図Aに示されているサービスライン、サイドラインエ
ンドライン、ハーフラインで仕切られている範囲内で打つ。ただし、足がライン
に触れた場合はアウトとする。
42
サービス開始の吹笛後、ボールを支持手から離した場合はサービスを行ったも
のとみなす。
43 サービスボールが、直接ネットに触れて相手コートに入った場合は有効とする。
44
サービスボールをネット上で直接返球することはできない。その場合はアウト
とする。
【オーバータイムス】
45
チームネットを境に分かれて、ボールを落とさないようにネットを越してボー
ルを三回以内に相手チームに返球し合う。三回以内に返球しなければ反則となる。
【プレー】
46 ボールは平手、組み手、こぶしなどの手の形はいずれでもよい。
47 ボールをプレーするのは、体の膝から上部とする。
48 同一人が続けて2度ボールを触ってはならない。(ドリブル)
【2人の競技者による同時プレー】
49
同じチームの2人の競技者が同時にボールに触れた場合は、1回のプレーとみ
なす。この場合、続けていずれかの競技者がボールを触れても反則にならない。
50
相対するチームの2人の競技者が、ネット上で同時にボールを打った場合は、
ボールの落ちた反対側の競技者が最後に触れたものとみなす。従って、どちらに
落下してもボールが入ったコートのチームは3回プレーすることができる。
【タイムアウト】
51
タイムアウトは、ボールがデッドのとき、監督をとおして要求できる。各チー
ム1セット中に2回とれる。
52 チームは試合中のセット間に2分以内のタイムアウトを取ることができる。
53 競技者は、タイムアウト中にコートに入ることはできない。
【レフリータイム】
54
審判は競技者の負傷、その他の理由(他のコートからのボールの進入、競技者
の靴紐がとけるなど)で、特に必要と認めた場合は、レフリータイムを宣告する
ことができる。
【ダブルファウル】
55
両チームの競技者が同時に反則した場合は、ダブルファウルとなり、ノーカウ
ントとして競技は再び同じサーバーにより再開される。
【タッチネット】
56
インプレー中競技者が、ネット(支柱は除く)に触れるとタッチネットの反則
になる。
しかし、ボールが打ち込まれたための反動で、相手チームの競技者にネットが
触れても反則とはならない。
【オーバーネット】
57
競技中、ブロッカーの手がネットを越えて相手コートにあるボールに触れたと
き、オーバーネットの反則となる。ただし、アタックした後に手がネットを越え
た場合は反則にならない。
【アウト・オブ・ポジション】
58
サービスが行われると同時に位置を誤った場合、または、ラインを踏んでいた
場合は反則となる。
59
サービスが行われた後、後衛はサービスラインを越えて、前衛と同様なプレー
をしても反則にならない。
【ドリブル】
60 同一競技者が続けて2度ボールに触ると反則になる。
61 ボールが体をすべった場合も反則とる。
【ホールディング】
62 競技者は、ボールを静止させないように触らなければならない。
63 競技者が触れたボールが、競技者の手,または体に静止した状態になったとき反
則となる 。
【インターフェア】
64
相手コートからネットの下をとおるボールは、相手チームは完全に自コートで
なければボールに触ることはできない。
また、相手コートのボールをネットの下から手を伸ばして触ることはできない。
その場合は反則になる。
【アウト・オブ・バウンズ】
65
ボールが、コート外の床面、物体に触れるかもしくはネットの下方を通過した
場合は反則となる。
【反則】
66 次の場合、チームは相手側に 1 点を与え、サイドアウトとなる。
(1)サービスに失敗したとき。
(2)インプレー中ボールが味方コートの床面に触れたとき。
(3)オーバータイムス
(4)タッチネット
(5)オーバーネット
(6)アウト・オブ・ポジション
(ローテーションの誤り)
(7)ドリブル
(8)ホールディング
(9)インターフェア
(10)アウト・オブ・バウンズ
(11)デレィング・ザ・ゲーム
(故意にゲーム進行を遅らせたとき)
(12)アウト・オブ・バウンズ
(13)アンテナにボールがあたった場合。
(14)アンテナの外側からボールが通過した場合。
(マーカ外通過)
【警告】
67 次の場合の行為は警告される。
(1)競技者及び監督の行動が故意に競技を遅らせようとするものと審判が判断し
たとき。
(2)審判の許可なくコート内の競技者がコート外に出たとき。
(3)不当なタイムアウトを要求したとき。
(4)不当な競技者の交替を要求したとき。
【制裁】
68
競技者またはチームが、次の行為、或いはいちじるしく競技精神に違反する行
為をした場合は処罰される。応援者も同様である。
(1)役員の決定に従わないこと。
(2)役員及び審判の名誉を傷つけるような言動を発すること。
また、判定に影響を及ぼすような行為すること。
(3)相手チーム競技者及び監督その他の関係者の名誉を傷つけるような言動を発
すること。
(4)警告を2度以上受けたとき、審判の注意、警告にもかかわらず従わない場合
は、相手チームにサービス権及び得点を与え、そのセットまたはゲームから退
場させることができる。場合のよってはその試合を没収することができる。
(5)競技者が試合開始時刻までにコートに集合できない場合は、その試合には出
場できない。その競技者はその試合のみ欠場となる。ただし、次の試合からは出
場できる。
【没収試合】
69 競技者またはチームが、次の行為を行った場合は、没収試合の対象とする。
(1)正当でない競技者の出場を発見した場合。
(2)1チームの競技者が3名以下になった場合。
(3)試合開始時刻を15分経過しても、コートに集合しない場合。
【試合の中断、延期及び中止】
70 審判は、諸理由で競技続行が不可能となったと判断した場合は一時中断するこ
とができる。
71 審判が、第 69 条の事情により競技継続が不可能となった場合は、試合を延期す
るか中止する。ただし、延期した場合は改めて最初から試合をやり直す。
第 4 条 審判員の構成と権限
【審判員の構成】
72 競技審判員は、審判1名、線審2名で行う。
【審判の役割】
73 審判員は試合の判定を行い、ハンドシグナルで判定内容を他者に伝える。
また、審判だけが吹笛することができる。
74
審判は、その試合の線審を従え、両チームの競技者及びその他関係者に対し最
高の権限をもつ。線審の下した判定が誤っていると判断した場合はオーバーコー
ルすることができ、それが最終決定となる。また、対戦チームの監督から判定に
関する質問があった場合には説明を行う。
75 審判の権限は次のとおりである。
(1)チームに警告を与える。
(2)不法行為や遅延行為のために処罰を与える。
(3)線審に対する指導。
(4)得失点に関わる全ての判定。
(5) 試合没収に該当するチームの処罰に関わる協議に参加する権限。
【線審の役割】
76
線審は、40㎝四方の旗(赤または黄色)を使用して、次の事象を判定し、フ
ラッグシグナルを審判に送る。
(1)担当するライン近くに落ちたボールのインまたはアウト
(2)レシーブ側のチームがアウトボールに接触した場合。
(3) マーカ外通過及びサーブを打たれた瞬間にコート外に競技者がはみ出してい
ないかの判定。
(4)サーブエリア外またはエンドラインを踏み越してサーブを行った場合。
(5)競技者がアンテナに触れた場合。