河南町総合戦略・人口ビジョン策定支援業務仕様書(PDF:209.7KB)

河南町総合戦略・人口ビジョン策定支援業務仕様書
1 業務の名称
河南町総合戦略・人口ビジョン策定支援業務
2.業務の目的
国において、まち・ひと・しごと創生法が制定され、まち・ひと・しごと創生総
合戦略及び長期ビジョンが示された。まち・ひと・しごと創生法第10条に基づ
き、本町において庁内組織や推進会議を立ちあげ、産官学金労言の各方面のご意見
を踏まえつつ、実効性のある総合戦略を策定するとともに、将来の人口のあり方を
検討する。
総合戦略や長期ビジョンの策定にあたっては、総合的・専門的なデータの調査・
分析、本町がとるべき戦略の方向づけ、各施策を評価するための効果的な指標の設
定等を行い、実効性のある戦略としなければならない。本業務委託により、策定に
かかる支援を行うものとする。
3.業務委託期間
契約締結の日から平成28年2月26日まで
4.提出書類
受注者は、本支援業務実施にあたって、次の書類を速やかに発注者に提出し、承
認を得るものとする。
(1) 作業実施計画書
(2) 業務着手届
(3) 業務責任者届兼経歴書
(4) 業務担当者届兼経歴書
(5) 業務工程表
(6) 貸与データ及び資料に関する誓約書
5.業務責任者
業務責任者は、業務の全般にわたり業務管理を行うものとする。
なお、本支援業務の円滑な進捗を図るため、実施前に発注者、受注者十分に協議
を行うとともに、常に連絡を密にし、業務に支障のないようにするものとする。
6.資料の貸与
受注者は、本支援業務に必要な資料を発注者から借り受けるものとするが、適正
な管理をもって行うとともに、業務完了後速やかに返却するものとする。
7.業務の内容
業務の実施にあたっては、「都道府県まち・ひと・しごと創生総合戦略及び市町村ま
ち・ひと・しごと創生総合戦略の策定について(通知)」や「地方人口ビジョンの策定
のための手引き」
、「地方版総合戦略策定のための手引き」などの国からの通知事項に
留意すること。
(1) 河南町総合戦略推進会議等の運営支援
①
河南町総合戦略推進会議の運営支援
産官学金労言などの団体や住民など20数名程度で構成する推進会議の開催を
5回程度予定している。
本会議では、総合戦略及び人口ビジョンの策定における意見聴取、内容の審議
などを主な目的とし、1回につき2時間程度の会議を想定している。
イ
会議運営方法の提案
ロ
会議資料の作成支援
ハ
各会議の議事録の作成(データで提出)
②
河南町総合戦略推進本部の運営支援
町長、副町長、教育長、部長等10数名で構成する本部会議を5回程度予定して
いる。
基本的には、③の戦略部隊会議で検討した案を協議し、①の推進会議に諮ると
いうサイクルで策定を進める。
イ
会議資料の作成支援
③
河南町総合戦略部隊の運営支援
職員20名程度で河南町総合戦略部隊(プロジェクトチーム)を構成。まち戦
略部隊、ひと戦略部隊、しごと戦略部隊に分けて推進本部に提出する案を作成す
る。
各部隊は、5~7名で構成され、戦略部隊全体で3回程度、各部隊それぞれ5
回程度の会議開催を予定している。
イ
会議運営方法の提案
ロ
会議運営手法の提案
ハ
会議資料の作成支援
ニ
会議結果の取りまとめ
(2)河南町人口ビジョン策定支援
下記3点を踏まえ、人口ビジョンの策定に係る総合的な支援を行う。
① 人口動向の分析
ア. 人口構造・人口動向等の特性を分析するための基礎データの整理
イ. 2060年までを基本とした将来人口の推計と分析
ウ.人口の変化が地域の将来に与える影響の分析・考察
②人口の将来展望
ア.将来展望に必要な調査、分析
イ.目指すべき将来の方向性、基本的な施策の方向性
ウ.人口の将来展望(2020年など中間時点の展望も記載)
③類似都市等の情報収集
ア.上記①②に資する、本町の類似都市等のデータ収集・分析
※人口ビジョン策定にあたっての重要な視点
ア.本町における人口減少の要因や経済状況と人口減少の関連性が整理・分析
されていること
イ.本町の長所や短所、強みや弱みなどを踏まえた、進むべき将来の方向性や
基本的な施策の方向性が示されていること
ウ.将来展望として目指すべき人口の将来推計手法(自然増減、社会増減の推
計)がわかりやすく示されていること
(3)河南町総合戦略の策定支援
河南町人口ビジョンを踏まえ、本町の実情に応じた平成27年度から平成31
年度における基本目標や施策の基本的な方向性、具体的な施策などをまとめたか
なん創生総合戦略を策定するため、以下の4点を踏まえた情報提供や案の提示な
ど総合的な支援を行う。
①基本目標の設定
②講ずべき施策に関する基本的方向の明示
③重要業績評価指標(KPI)の設定
④事業効果を検証・評価・改善するための仕組みづくりの構築
※総合戦略策定にあたっての重要な視点
ア.わかりやすく、適正な基本目標、KPIが設定されていること
イ.本町の特徴を踏まえた独自性のある施策や方向性に基づく戦略の構成とな
っていること
ウ.事業効果の検証・評価・改善について、負担を軽減しつつ円滑に実施でき
る仕組みとなっていること
(4)報告資料の作成支援
下記①から③の報告資料を作成するにあたり、レイアウト、デザインなどの企
画・作成を行う。
① 河南町総合戦略
② 河南町人口ビジョン
③ 河南町総合戦略・人口ビジョン概要版
8.成果品
本業務の成果品は以下のとおりとする。なお、デザインや仕様等の詳細について
は、受託事業者と協議を行う。
(1) 本仕様書7の(1)~(3)までの資料、記録等の電子データ(ワード又は
エクセル形式及びPDFで、CD-R等の電子記録媒体に保存)1部とプリン
トアウトしたもの10部
(2) 本仕様書7の(4)の電子データ(印刷業者がそのまま印刷に使用できる形
式及びPDFで、CD-R等の電子記録媒体に保存)1部とプリントアウトし
たもの10部
なお、印刷は発注者で行う。
(3) 本業務の調査・分析過程で収集・作成したデータ・図表などの電子データ
(CD-R等の電子記録媒体に保存)1部
9.その他
(1)受託事業者は、業務着手前に業務計画書を提示し、本町の承認を得ること。
(2)打合せ協議は、着手時、作業途中、成果納入時に概ね5回程度を基本とする
が、必要が生じた場合には、適宜協議を行うものとする。
(3)業務遂行のために必要な関係官庁その他に対する諸手続きは、受注者において
行うことを基本とする。
(4)本業務における成果品はすべて本町に帰属し、受託事業者は本町の許可なく他
に公表、貸与及び使用をしてはならない。