地域不登校防止推進教員配置事業 実施要項

大分県地域不登校防止推進教員配置事業 実施要項
大分県教育委員会
(目的)
第1条 大分県教育委員会は、小学校および中学校の不登校児童生徒の減少を目的として、市町村教育
委員会が取り組む「不登校対策アクションプラン」(地域不登校防止推進教員活用)を支援する。
(内容)
第2条 大分県教育委員会は、市町村教育委員会が策定した当該自治体の「不登校対策アクションプラ
ン」に対して、効果的な取組が推進されるよう地域不登校防止推進教員を配置する。なお、地域不
登校防止推進教員は大分県教育委員会不登校対応対策教員研修修了者または不登校対策を中心とし
た生徒指導に実績のある教諭等とする。
(期 間 )
地域不登校防止推進教員の 配 置 期 間 は 一 年 と し 、 継 続 は 妨 げ な い 。 そ の 際 は 市 町 村
第3条
教育委員会と県教育委員会の協議のうえ決定する。
(職務)
第4条 地域不登校防止推進教員は、専門的知識・技能を活かして以下の職務を行うものとする。
(1) 拠点校の不登校出現を未然に防止するため魅力ある学校づくりを行う。
(2) 拠点校の小中連携を促進し、中 1 ギャップ等で出現する不登校の防止を行う。
(3) 拠点校の効果的な実践事例を研修会等で他の学校に広め、域内の不登校の防止に取り組む。
(4) 市町村教育委員会の指示を受け、域内の不登校対策の欠席対応システム化を推進する。
(5) その他、市町村の不登校対策アクションプランの取組として市町村教育委員会が定めるもの
を行う。
(申請)
第5条 市町村教育委員会教育長(以下「市町村教育長」という。)は、地域不登校防止推進教員の
配置を希望するときは、市町村の「不登校対策アクションプラン」を作成し、大分県教育委員会教育
長(以下「県教育長」という。)に提出する。提出日時は別途通知する。
(決定)
第6条 県教育長は、前条に規定する「不登校対策アクションプラン」を受理した場合において、必要
性が認められるときは、地域不登校防止推進教員の配置を決定し、当該市町村教育長へ通知する。
(配置)
第7条 市町村教育委員会が地域不登校防止推進教員を配置する校種は中学校とし、不登校対策の拠
点校(重点校)となるべき学校とする。
(報告)
第8条
市 町 村 教 育 委 員 会 は こ の 事 業 に か か る「不登校対策アクションプラン報告書」を提 出 す
る 。 提出日時は別途通知する。
(その他)
第9条 この要項に定めるもののほか必要な事項は、県教育長が別に定める。