26er

ERセンター
外傷医・外傷外科医養成コース
(1)コースの全体像
救急医として必要な全ての診療能力を有している上に、外傷および外科救急疾患の救急
対応では、外科医として執刀し、適切な手術を実施できる能力を有するAcute care
surgeonを養成する。救急科専門医および日本外科学会専門医を取得できる。
JATECの普及により、外傷緊急手術を適切に実施できる外傷外科医のニーズが急速に拡
大している。学内・学外での一般外科・血管外科の修練ができるともに、東京医科歯科
大学救命救急センターにおいて豊富なスタッフ陣の指導の下に、外傷手術のみならず、
急性腹症、血管緊急症の緊急手術の修練を積むことが出来る。これは現在、世界的にそ
のニーズが認識されてきているAcute care surgeonの考え方と合致する。外科をサブス
ペシャリティーとしたい救急医志望者に最適なコースである。当救命救急センターで
2011年に日本外科学会National Clinical Databaseに登録した症例数は281件であった。
また脳神経外科/整形外科をサブスペシャリティーとしたい救急医志望者にも、同様に
コースを提供できる。
コース: ERセンター 外傷医・外傷外科医養成コース
<コース例> 希望に対応したフレキシブルなコース設定が可能です
(希望者6ヶ月)
医科歯科大学病院
救命救急セ�ター
医科歯科大学病院
心臓・
肺外科
または
(2年)
国立病院機構東京
医療セ�ター
または
相模原協同病院
船橋市立医療
セ�ター
または
済生会横浜市東部病院
医科歯科大学病院
救急救命セ�ター
(1年)
(2年)
東京医科歯科大学関連病院
①国立病院機構東京医療センター 外科
②相模原協同病院 外科
③船橋市立医療センター 外科
④済生会横浜市東部病院 外科
循環する病院は、希望により選択することが可能です
取得可能な専門医
救急科専門医 1)
外科専門医 2)
1)3年以上の救急部門での修
錬により取得
2)1年以上の内科研修を行うこ
とで取得可能
(2)コースの概要
外傷医・外傷外科医養成コース
大学病院・
医療機関名
診療科名
専門分野名
指導者
数
本学医学部
附属病院
救命救急
センター
救急科
10
救急医としての基
礎を習得する
4
国立病院機
構東京医療
センター
外科
8
一般外科の修練
外科専門医資格取
得
3
相模原協同
病院
外科
8
3
船橋市立医
療センター
外科
8
3
済生会横浜
市東部病院
外科
8
3
太田西ノ内
病院
外科
8
2
土浦協同病
院
外科
10
2
藤沢市民病
院
外科
8
2
本学医学部
附属病院
心臓・肺外
科
8
外科専門医資格取
得の為の補足修練
3
希望者
半年
本学医学部
附属病院
救命救急
センター
10
救急科専門医資格
取得
3
2年
救急科
目
的
養成(受
入)人数
期
間
1年
(医師3
年目)
各2年
(医師
4、5年
目)
なお、希望により初期外科研修を3年に延長することや、外科シニア研修(2〜3年)
を選択することも可能
(3)コースの実績
本コース参加者(後期研修医)数
平成21年度
2名
平成22年度
4名
平成23年度
3名
平成24年度
4名
平成25年度
2名
(4)コースの指導状況
救急科スタッフ
10名
うち、
日本救急医学会指導医
3名
救急科専門医
5名(重複有り)
神経専門医
1名
日本外科学会指導医
2名(重複有り)
日本外科学会専門医
5名(重複有り)
豊富な緊急手術数(2012年間緊急手術件数 外科系のみで200件以上)
(5)専門医の取得等
学会等名
日本救急医学会
資格名
救急科専門医
資格要件
1.日本国の医師免許を有すること。
2.申請時において、継続して3年以上本学会の会員であること。
3.5年以上の臨床経験を有すること。
4.専門医指定施設またはこれに準じる救急医療施設において、救急部門の
専従医として3年以上の臨床修練を行った者であること。または、それと同
等の学識、技術を習得した者であること。
学会の連携等の概要
本学医学部附属病院は、日本救急医学会「指導医指定施設」
、
「救急科専門医指定施設」に指定さ
れている。
学会等名
日本外科学会
資格名
外科専門医
資格要件
1) 日本国の医師免許証を有し,医師としての人格
及び識見を具えている者であること.
2) 申請時において,会員であること.
3) 申請時において,修練開始登録を申請した後,通算5 年以上,修練を行
った者であること.
4) 申請時において,第22 条に規定された修練実施計画を修了した者である
こと.
5) 申請時において,第7 条に定める予備試験に合格した者であること.
6) 申請時において,別に定める診療経験及び業績
を有する者であること
学会の連携等の概要
本学医学部附属病院は、日本外科学会「外科専門医制度修練施設」に指定されている。
(6)コース修了目標
救急専門医・外科専門医の資格取得をもって修了とする。
(希望するものは大学院へ進学し学位を取得することができる)
ERセンター
総合診療・ER救急専門医コース
(1)コースの全体像
将来、総合診療医・内科系救急医をめざしている医師向け研修コースである。救急科専
門医および日本内科学会認定医を取得できる。
軽症から最重症まで幅広く、あらゆる領域の救急患者の初期診療を自らの判断で、適切
な診断を進める、必要に応じて専門診療科へ適切に紹介する事のできる知識を習得する
と共に、患者の急激な容体変化時には、適切な救命処置を遂行することができる技術を
有する総合診療医・救急医を育成する。豊富な経験症例数と充実した救急科スタッフ(日
本救急医学会指導医、救急科専門医)を核とした救急部門の存在、さらに専門の臨床各
科との連携が必須である。東京医科歯科大学医学部附属病院は、年間8000台を超える救
急車受け入れ実績を持ち、また救急科と各診療科の優れたスタッフとの連携体制が整備
されており、優秀な総合診療医・救急医を育成する上では、有利な環境にある。
コース: ERセンター 総合診療・ER救急専門医コース
<コース例> 希望に対応したフレキシブルなコース設定が可能です
医科歯科大学病院
救命救急セ�ター
(1年)
榊原記念病院
または
(3年)
(6ヶ月)
佐久総合病院
医科歯科大学病院
神経内科・
呼吸器内
科・
消化器内科・
放射線科から1科
医科歯科大学病院
救急救命セ�ター
(1年)
(2年)
東京医科歯科大学関連病院
・榊原記念病院 循環器内科
・佐久総合病院 総合診療科
亀田総合病院 内科系
循環する病院、診療科は、希望により選択することが可能です
取得可能な専門医
救急科専門医 1)
内科認定医 2)
1)3年以上の救急部門での修錬
により取得
2)1年以上の内科研修を行うこ
とで取得可能
(2)コースの概要
総合診療・ER救急専門医コース
大学病院・
診療科名
専門分
医療機関名
野名
本学医学部附
救命救急センタ
属病院
ー
救急科
指 導
目
的
者数
10
養成(受
期
間
入)人数
総 合 診療 ・ ER
3
1年
救 急 医と し て
(医師3年
の 基 礎を 習 得
目)
する
本学医学部附
神経内科、呼吸
属病院
器内科、消化器
救 急 医と し て
各6ヶ月×
内科、放射線科
の サ ブス ペ シ
3
34
総 合 診療 ・ ER
3
榊原記念病院
循環器内科
10
ャ リ ィー を 身
2
佐久総合病院
総合診療科
10
につける
2
亀田総合病院
内科系
12
本学医学部附
救命救急センタ
属病院
ー
救急科
10
2
救急科専門医
資格を取得す
る
(3)コースの実績
診療実績(2010年1月1日~ 2010年12月31日)
–全受診症例数: 11,596
(1日あたり31.8例)
–救急車受入数: 5,770
(1日あたり15.8例)
–入院症例数: 2,280
(1日あたり6.3例)
–ホットラインによる搬入数:1,142
(1日あたり 3.1件)
本コース参加者(後期研修医)数
平成21年度
3名
平成22年度
1名
平成23年度
1名
平成24年度
3名
平成25年度
2名
内科研修
3
2年
(4)コースの指導状況
救急科スタッフ
10名
うち、
日本救急医学会指導医
3名
救急科専門医
5名(指導医含む)
神経学会専門医
1名
プライマリケア専門医
1名
また臨床各科との緊密な連携が確保されているため、救急における診断、初期治療まで
の初期診療から、診療専門科による専門的治療までをシームレスに効率よく学ぶことが
出来る。
ER診療においては、指導医の監督の下、初期臨床研修医を指導することにより、
知識および技術のより高い習得レベルを達成出来る。
(5)専門医の取得等
学会等名
日本救急医学会
資格名
救急科専門医
資格要件
1.日本国の医師免許を有すること。
2.申請時において、継続して3年以上本学会の会員であること。
3.5年以上の臨床経験を有すること。
4.専門医指定施設またはこれに準じる救急医療施設において、救急部門の
専従医として3年以上の臨床修練を行った者であること。または、それと同
等の学識、技術を習得した者であること。
学会の連携等の概要
本学医学部附属病院は、日本救急医学会「指導医指定施設」
、
「救急科専門医指定施設」に指定さ
れている。
学会等名
日本内科学会
資格名
認定内科医
資格要件
臨床研修2年+本会が認定した教育病院(内科臨床大学院含む)での内科研修
1年以上
学会の連携等の概要
本学医学部附属病院は、日本内科学会認定制度「教育病院」に指定されている。
(6)コース修了目標
救急専門医・内科専門医の資格取得をもって修了とする。
(希望するものは大学院へ進学し学位を取得することができる)