集光式太陽光発電システムの フィールド試験と定電圧制御の検討

集光式太陽光発電システムの
フィールド試験と定電圧制御の検討
電子制御工学科
桶 真⼀郎
集光式太陽光発電の特徴
○数百倍の倍率をもつレンズで光を集めて発電する!
○太陽追尾装置で常に太陽を追いかける!
○超⾼効率(変換効率:約40%)の超小型太陽電池を使用!
世界最新鋭の⾼効率モジュール!
大型の実験
装置を保有
デメリット
・レンズや太陽追尾装置
などが必要
・出⼒変動が⼤きい
世界最古の現役モジュール!
定電圧制御とは?
電圧
・MPPT制御(従来)
日射
変動
電圧
電流
日射
変動
動作電圧
従来太陽光発電
FF:0.7前後
(なまっている)
・高FF時の定電圧制御(提案)
電流
FF:0.8以上
(⻑⽅形)
パワーコンディショナの直流電⼒制御⽅法の⽐較
電流
電流
集光式太陽光発電
メリット
・⾼価な太陽電池が少量
でよい
・超⾼効率
・地面を占有しない
・⼭登り法などで動作点を探索
○最⼤電⼒点(付近)で運転
△やや時間遅れが生じる
電圧
・動作電圧が常に一定
○時間遅れなし
○制御回路の簡素化可能
電圧
☆集光式太陽光発電システムにおいてメリットのある制御方式!?
フィールド試験で収集した実際の発電特性データに基づき,シミュレーション計算や
制御アルゴリズムの開発,制御回路の試作に取り組んでいます。
研究室のwebサイト(持続可能エネルギーシステム研究室)http://www.tsuyama-ct.ac.jp/oke/
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