複合ガス検知器 GX-111

(1) 有毒ガス測定器GX−111型
概
要
測定ガス
ガス漏れ・酸欠事故等において有毒ガス・酸素濃度の測定を速やかに
行う1台5役で連続測定ができ、しかも小型で軽量な測定器です。
・酸 素(O2)
・可燃性ガス:メタンガスまたは一般可燃性ガス
・硫化水素(H2S)
・一酸化炭素(CO)
※温 度
O2・・・・・・・・・・ 0∼25、0Vol%
可燃性ガス・・・・・・・ 0∼100%
測定範囲
H2S ・・・・・・・・・ 0∼29、5ppm(基準) 30∼125ppm(サービス)
CO ・・・・・・・・・ 0∼100ppm (基準)101∼250ppm(サービス)
O2・・・・・・・・・ 指示濃度の±0、7Vol%(JIS・T8201準処)
可燃性ガス・・・・・・ ± 5%(F・S)
指示精度
H2S・・・・・・・・・ ± 5%(F・S)基準レンジに対して
CO・・・・・・・・・ ±10%(F・S) 同
上
O2・・・・・・18、0Vol%
H2S・・・・・・10、0ppm
警報点
可燃性ガス・・・30%LEL
90%応答
CO・・・・・・・50ppm
40秒内
応答時間
吸引流量
表示方式
警報方式
警報表示
(8mガス導入管付き浮子式ガス採集器先端で吸引した場合)
流量約600ml/min(導入管付き)
液晶表示パネルによる各ガス濃度表示及びトラブル内容の表示
本 体 部
警報ランプ及びブザー
液晶パネルで内容表示
外部警報器
警報ランプ及びブザー
1、ガ ス 濃 度 警 報:警報ランプ・ブザー
警報テストの場合 A18、0% 30%LEL 10、0ppm 50ppm*
2、電池電圧低下警報 :警報ランプ・ブザー
カタカナ表示・・・・・デンチヲコウカンシテクダサイ
3、流 量 低 下 警 報:警報ランプ・ブザー
カタカナ表示・・・・・トラブル〈リュウリョウテイカ〉*
4、電気回路故障警報 :警報ランプ・ブザー
カタカナ表示・・・・・トラブル〈カネンセイカイロイジョウ〉*
5、センサトラブル警報:警報ランプ・ブザー
カタカナ表示・・・・・トラブル〈サンソソクテイイジョウ〉
トラブル〈COソクテイイジョウ〉
トラブル〈カネンセイソクテイイジョウ〉
トラブル〈H2Sソクテイイジョウ〉
6、オーバーレンジ警報:警報ランプ・ブザー
表 示 ・・・・・・OVER
測定開始時に可燃性ガス、H2S、COの自動ゼロ調整及びO2の自動
自動校正機能 スパン(21Vol%)調整
(大気中の空気吸引で調整)
電 源
単1乾電池4本
連続使用時間 アルカリ乾電池で16時間以上(20℃において)(無警報、無照明)
使用温度・湿度範囲
−10℃∼40℃ 95%RH以下
防爆性
id2G3 労働省防爆検定合格品 第38824号
本 体 部 252(W)×170(H)×118(D) 以下 約2、9㎏
寸法・重量
外部警報器
54(W)× 87(H)× 22(D)
1)吸引ガス・温度の測定
2)警報動作の確認
その他の機能 3)液晶パネル照明、自動点灯
4)電池電圧の確認
5)ピーク値の表示
約0、2㎏
特別注意事項
1)精密な器械ですから放り投げたり、強い衝撃や振動を与えないでください。
2)必ず火気、雨水、ゴミ、高温湿及び直射日光をさけた場所に保管してください。
3)水や汚泥水を直接かけないようにしてください。
4)自動校正およびガス校正は新鮮な大気中で行ってください。
5)高濃度の生ガスを使用してのガスチェックは行わないでください。
6)アルコールフィルターは適時交換してください。
7)長期間使用しない場合は、乾電池を取り外し保管してください。再度使用するときは
、乾電池を取りつけ約15分ほど放置してください。
8)乾電池はなるべくアルカリ電池を使用してください。
9)危険な場所での使用は、必ずソフトケースにいれて行ってください。
10)年に1回の点検を必ず行ってください。
ウォーターフィルタ
ガス導入口
エアフィルタ
アルコールフィルタ
GX-111本
外部警報機コネクタ
電源ランプ
警報ランプ
警報ブザー
外部警報機