アクアポニクス教材

木実和株式会社 企画部
ア ク ア ポ ニ ッ ク ス (aquaponics)と は 、 ア ク ア カ ル チ ャ ー (aquaculture=養 殖 ) と ハ イ ド ロ ポ ニ ッ ク ス
(hydroponics=水耕栽培)を掛け合わせた造語のことです。この技術は、1980 年代からアメリカやオース
トラリアにおいて研究開発されてきたものの、個々に運営される農家ごとの工夫にとどまっていました。一
部商業レベルの研究開発が行われるなどの定着をみたのは 1990 年代後半です。
アクアポニックスは、水中生物の糞や尿で汚れた排水を水耕栽培で浄化しつつ、糞や尿を肥料として植物
を栽培するというこれまでの養殖業に比べて環境負荷の小さな養殖技術です。また、地球環境に配慮した閉
鎖型循環農業のため乾燥地帯や極地など農業に適さない地域への食糧生産技術としても注目されています。
この技術を通して、中学生の理科、自然界のつり合いの単元の窒素循環の理解を深め、さらに食糧問題や
環境問題などに対する持続的に対応可能な社会を考えさせるツールとして授業、鑑賞用として自然界を実感
できるツールとしての教材効果を期待することができます。
(ホンモロコの育成の様子)
アクアポニクスとは
取り組みについて
実験
食事
教育現場への導入
技術的に可能となった動植物間の水の循環は
自然界の縮図を見せてくれる。
アクアポニクス本来のメリットを教育の中で
伝えていくことで、環境教育や食糧問題といった
現代社会が抱える課題への意識も高めていけるのではないか。
企画・制作
木実和株式会社
企画部
東京都千代田区内神田2-3-9
中学2年生 理科2分野 単元:「自然界のつり合い」
において5学級、およそ200名の生徒に対して展開を実施した。
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