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平成23年度の研究について
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研究主題
「一人ひとりが生き生きと取り組む授業の在り方」
研究主題について
(1)主題設定の理由
平成21年度から,研究テーマを「一人ひとりが生き生きと取り組む授業の在り方」
として,3年目を迎える。
本校の教育目標にある目指す児童・生徒像「元気で明るも「児童・生徒」友達と仲
良くする児童・生徒」「進んで学習し,自分の思いを伝える児童・生徒」「粘り強く
働く児童・生徒」を「生き生きと取り組む姿」としてとらえ,全校をあ
げて取り
組んでいくということが,この研究のテーマの目指すところである。
「一人ひとりが生き生きと取り組む授業」とは,児童生徒が自ら取り組み,思う存
分活動して満足感・達成感をもつ,児童生徒主体の生き生きと活動する授業である。
その実現のためには適切な環境を整え,適切な支援を行うことが課題となる。研究テ
ーマを受けて,各学部の目標や課題を明確し,必要な支援を具体化して取り組みの充
実に努めていきたい。
具体的には,これまでの2年間の政り組みの成果を基に,目指す児童生徒像の4点
を共通理解し,学部目標・個人の目標・活動への具現化へとつなげていく。児童生徒
の様子に合わせた支援に心がげ,単元や題材の選択や設定の仕方,単元計画の進め方,
教材の工夫や環境作り,道具・補助具の工夫や場の配置,教師の関わり万,児童・生
徒同士のやり取り等をさらに大切にして授業実践を行っていきたい。
また,新学習指導要領の内容を意識し,「生きる力」の実現の為に具体的な手立て
を講ずることを目指し日々の研究を実践する。その中で,基礎的・基本的な知識・技
能の確実な定着とこれらを活用する力を養うことで,学習意欲の向上を図っていくこ
となどがポイントとして上げられる。(文部科学省)このことは,本校の目指す児童
・生徒像であり,引いては本研究で目指していく「一人ひとりが生き生きと学習に取
り組む」姿であると考える。
本研究は3年目を迎え児童・生徒一人ひとりの「生き生きと取り組む姿」を目指し
た支援方法を更に深めると共に,「授業」をどのようにつくりあげていけばよいのか
探っていきたいと考える。本研究を進めることは,学習指導要領の改訂に添い,本教
育目標の実現を目指すことであると考える。
(2)研究主題に関しての基本的な考え
「一人ひとりの生き生きと取り組む」姿とは本校の目指す児童・生徒像を踏まえ,
各学部の目標や教科,領域等の目標などから,具体的にイメージしていく。具体的
には次のように,児童・生徒の思いから表現される姿と捉える。
(表現される姿)
生き 生きと した姿
分かる(理解)
真剣に取り組んでいる
楽しく取り組んでいる
できる(活動)
協力して取り組んでいる
繰り返し取り組んでいる
工夫して取り組んでいる
やりたい(意欲
3
研究の目的
‘
日々の授業実践の中で,児童・生徒一人ひとりが生き生きと取り組む姿を求め,その
支援や授業づくりを明らかにする。
4
研究の仮説
児童・生徒一一人ひとりに分かる・できる・やりたいという支援を授業作りの中で行
えば,生き生きとした姿で学習に取り組むであろう。(表現される姿)
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研究の方法
実践研究
○理論面
・関連資料や文献研究を行なう。
・研究主題,研究テーマに沿った校内研修を行なう。
・研究主題,テーマに関連した研修会へ参加する。
○実践面
・小学部,中学部,高等部,重複訪問部の研究部を編成し,学部ごとに講師を招聘
し校内研研究会,部内研究会を行う。
校内交流
○各研究部の研究計画検討や実践報告を全職員が参加して行う。
○校内・部内研究会を参観し,協議会や研修会に参加する。
6 研究組織
【研究推進委員会】
校長
教頭
教務主任
各部主事
研究主任
各部研究部
【課題研究係】
研究主任
各研究部の課題研究部
【研究グループ】
小学部
中学部
高等部
小重複・訪問