QCアンカー技術資料 PDF

―
ー
.の
・
F品 質管
理(Qdalけ o6nt161).1 という名 アンカニ
QCア ンカー技術資料
●
●
エ ヌパ ット株式会社
目
次
は じめに … … `..… ..:… … ・………… …
Pl
1.概 観及び仕様
……………… ………
P 2
2.特 長 ……・…
。
0:・
……Ⅲ… …… ◆
……
P 2
・`… … ……………
施 工 方法 ……… ◆
P 3
:・
3甲
,・
`・
0
●
4.接 続方法・… ……・…… …… 。… …… P 4
5口
施 工上の注意点 ……… ……………・
6.引 張強度、せん断強度
……………・
P 7
P 7
7.許 容荷重 ………・:.… … … .… … …… Pll
●
はじめに
平成 15年 の十勝沖地震、平成 17年 の官城県沖地震 は甚大 なる災害をもたらし、天丼崩
落事故も当時は大きくクローズアップされました。
崩落 の要因はアンカーでは無 かったにしろ、改修工事、追加工事等で吊り天丼用アンカー、
吊り設備留め用アンカーは多く使用されていま丸
懸垂物を固定するアンカーには常 に引張荷重 が作用 してお り、たった1本 の不具合により、
重大な災害が発生するとも限 りません。
最近 では懸垂物取付け用あと施 エ アンカーとして、従来使用されていたいわゆる雌ねじア
ンカー(内 ねじアンカー)か ら、雄ねじアンカー(外 ねじアンカー)へ の移行 が進 んでお り、また
打込み方式 のアンカーから、施 工が確実 に行 われたことが確認で きる、締付け方式 のアン
カーが使用 されることが多くなってきました。
締付け方式 のあと施 エアンカーにはトルクレンチを使用して締付け管理を行ったり、特殊
形状のワッシャーの潰れ により目視確認するものが使用されていますが、トルクレンチ、スパ
ナ等 による締付けは労力を要 し、周りの障害物 によって締付けが困難な場合 がありま丸
当社にて開発致 しました、品質管理 (Quality COntrol)と 言う名のアンカー、QCア ンカー
は、インパクトレンチ、インパクトドライバ等で締付けを行 うと、所定のアンカー強度が発現
した時点でQCプ ラグが自動的に破断 して締込み完了を確認できる、カラーチップの突出に
よって吊リボルトのねじ込み完了を確認できるという従来 のものと比べて大 きな特長を持 っ
ています。
またロングシャンクを付けたドリルで穿子Lし 、ロング アダプターを付けた締付けも出来 るた
め、作業床 からの施工も可能となりま丸
優 れた特長を持 ったQCア ンカーを是非 ご使用頂き、その便利さを実感して下さい。
-1-
1.概 観及び仕様
﹀
一
︿
糀
薇
輻
︶
珈
W3/8‖ またはW1/2円 の寸切 リボル トを挿入するためのナット(ね じ切 れ誘発溝付 )、 フランジ
付 きボル ト、ワッシャー、スリーブ及 びコーンナ ットか ら構成 され ます。
,ア ヽ
1外 径
QC-30S
QC,30
QC-40
SQC-30
SQC-40
.部
寸法(■ │)
埋設部長さ
30
1/V3/8
100
VV1/2
65
VV3/8
120
100
VV1/2
12.0
65
55
55
│■
褻
│(■
僻
=│
>│
“
105
35
125
105
125
70
17
60
13
70
17
60
13
※QCは ユニクロメッキ、SQCは ステンレス
2.特 長
・締付 け方 式 の金 属拡 張 アンカーで ありなが ら、トルク管理 不要。
(QCプ ラグがねじ切 れ ることにより施 工完了
)
・ QCプ ラグがキャップとなり、締 め付 けを完了しない とボル トが通 せ ません。
・ QCプ ラグの数 で施 工 本 数 が確 認 で きま丸
0ロ
ングシャフトドリル により穿 子L、 ロングアダ プター により締 め付 けが 出来 ま丸
(階 下 の床 か ら作 業 が 可能 となり、高所作 業 となりません)
・ジャンカ、巣等 により母 材 に不 具合 があって所 定 の トルクカ がかか らない とQCプ ラグが
外れ ません。
0ボ ル トのねじ込み完了が遠 目で確認出来 ま丸
(ボ ルト挿入完了の目安 としてカラーチップが突出します)
-2-
3.施 工方法
穿孔
,
挿入後締付 け
ρ
締付 け完了
ボル ト挿入
菫
影
聯
①穿子L
対象母材 に所定寸法 の穿子Lを 行 いま丸
既定寸法 の刻印の入ったドリルビットを使用 して穿子Lし て下さい。
穿孔長 は規定深 さ以上を確保 して下さい。
② アンカー挿入、締付け
インパクトレンチ、インパクトドライバ等 の締付け機械 に装着 した専用 ソケットにQCア ン
カーを入れ、穴の中に挿入 しま丸
ワッシャーがコンクリートに接するまで確実 に挿入 しま丸
その後締付け機械 を軽 く押 しつけながらスイッチを入れ、QCプ ラグがねじ切れてソケッ
トが空転 したらスイッチを止めま丸 なお、締付け時 はスイッチを止めずねじ切れるまで一
気 に行って下さい。
※締付け機械 は下表を参考 に適切な締付け能力を持 った機械を使用 して下さい。
■│■│
QC-30S
QC-30
QC-40
1推
輸 付
',議
m
150N・
200Nem
③締付け完了
QCプ ラグがねじ切れて空転 したら、スイッチを止めてQCア ンカーからソケットを外 しま
丸
QCア ンカーからQCプ ラグが外れていること(ソ ケット内にQCプ ラグが残 っていること
)
を確認 して、締付け機械を取 り外 して下さい。
QCプ ラグがねじ切れていない場合 は、所定の強度 が得 られないため、そのアンカーは使
用 しないで打ち直 して下さい。(キ ャップが付 いているためボルトの挿入 は出来 ません)
④ ボルト挿入
QCア ンカーにボルトを挿入します。(カ ラーチップが突出していることを確認します)
また必要 に応 じて緩み止めナットを使用 して下さい。
-3-
、
′ ニ
41て Юアンカ のツケフト
と締付け機械の接続について
…
4-1.専 用ソケット
SK-30
SK-40
QCア ンカーの締付けを行 う場合、QCプ ラグを切断し、切断後 にQCア ンカーとソケット
がうまく空転するためには、専用 ソケットが必要 になりま丸
QC-30S及 びQC-30は SK-30を 、QC-40は SK-40を 使用 して下さい。
なおSK-30と SK-40の アダプター側差込 口は3/8角 (9。 5sq)に なっていま丸
4-2ロ ソケットアダプター (イ ンパクトドライバー使用 の場合)
インパクトドライバーを使用してQCア ンカーの締付けを行う場合 インパクトドライバーと
専用 ソケットを接続するためにアダプターが必要 になりま丸
一 般 的 なインパクトドライバーの場合、電 動 ドライバーや電気 ドリルと同様 の対辺寸法
6.35mmの 六角軸タイプが多 く、そこにソケットアダプターを差し込 んで使用 しま丸
4-3口 角落しアダプター (イ ンパクトレンチ使用の場合)
インパクトレンチを使用してQCア ンカーの締付 けを行 う場合、インパクトレンチの接続 回
が1/2角 (12.7sq)に なっている場合 は、1/2角 (12.7sq)か ら3/8角 (9.5Sq)に 変換する角落 しアダ
プターが必 要 にな りま丸
4-4.締 付 け用延長 ロッド
既設配管等により、アンカー設置場所 に手が届かない場合 には、延長ロッドを使用するこ
とヽ
Q作 業が非常に容易にできま丸
-4-
専用 ソケ ッ ト
レジューサ
SK-30
ソケットアダプター
ソケットアダプター
使 用機械
インパ クトドライバー
QC-30シ リーズ用
六 角対辺 寸 法
3/8(9.5sq) 6.35mm
1 01
SK-40
QC-40用
角落 しアダプター
3/8
凹部 3/8(9.5sq)
(9.5sq)
←-1/2
(12 7sq)
インパ クトレンチ
へヽL ヽ 7πヾヘレ ーンヘ、L 、 プてくヽ中薄 油 ∈︵判 迎 てヽ ヽプ゛熙 灘 料 卜M >
口○ヽ 薄 図 ゛
渕 c野い。
QCア ンカー専用 ソケ ッ ト接続系統図
QCア ンカー専用ソケ ッ ト接続系統図
(延 長 ロッ ド使用の場合)
専 用 ソケ ッ ト
SK-30
インパ クトレンチ
QC-30シ リーズ用
凹部 3/8(9.5sq)
凸 部 3/8(9.5sq)
凹部 1/2(12.7sq)
SK-40
QC-40用
凹部 3/8(9.5sq)
●
●
5.使 用上 の注意点
・ QCア ンカー は、建 築設備 の機 器 、配管、ダクト、計装 設備 等 の懸垂支 持 を主 に目的 とし
たアンカーであ り、構 造 部 材 の支 持 や重 大 災害 につ なが るおそれ のあるような場所 で使
用 しないで下さい。
・打 設 する母 材 (普 通 コンクリー ト)は 、健 全 なものを使 用 して下 さい。微 細 なクラック等 によ
り性 能 が低下する可能性 が ありま丸
・懸 垂 物取付 け以外 にも使 用可能 で す が、上 向 き(天 丼 向 き)以 外で施 工 を行 う場 合 は、エ
アースポイト等 を使 用 して、子L内 の切粉 を取 り除 いて下さい。
・ ドリル径、穿孔長 は必ず守 って下さい。
・デッキプ レー トに施 工 する場 合、谷側 に埋 設 することは避 けて下さい。
・許容荷 重以 内で使 用 して下さい。
6:QCア ンカニの強度 GI張 強度及びせん断強度)
6-1.条 件
子L:軽 量ハンマードリル
締 付 け :充 電式インパクトンンチ(最 大締付けトルク220N・ m)
施 工方向 :下 向き
母
材 :普 通 コンクリート 設計基準強度Fc=21N/mm2
穿
-7-
6-2.QC-30の
引張強度及 びせん断強度 (財 団法人 日本品質保証機構)
一①
」
m
試 験 成 績 書
■ヌパ ット株 式 会社
●
大阪府東 大阪市水 走3丁 目8番 19号
一般財団法人
式
日本 品質保 証 機 構
ンタ
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2,0
1
A― A平
面
OC 30,張 試験 荷重 一変位 曲線
ど
壺_
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■=i]贄
・ 竃 ゴ
│
平面図
側 面 図
-8-
6-3日
QC 40の 引張強度及びせん断強度 (財 団法人 日本品質保証機構)
」m
①
試 験 成 績 書
商品名 :QCア ンカー 品番 OC-40
1o試
エヌパ ット株 式 会 社
292水 18,細 骨材820粗捐材1037混 和●292
配合(k′ m`)セ メント
●
2oll年 10月 25曰
書
式ン
タ
『
尋 通口
∞
一般財団法人 日本品質保証機構
Q担
」RA
辻 当
│セ
」m
―
●
員
│
中
0
_●
:
…
A― A平 面
側面図
平面 図
m 一
側 面 図
QC 40せ
-9-
ん断試験 荷重 ―変位 曲線
料
※QC-30Sは 社 内実験値
(単 位
:kN)
せん断試験結果
●
※QC-30Sは 社 内実 験値
(単 位
:kN)
●
-10-
7-1.QCア ンカーの許容荷重一覧表
許容荷重一覧表
QC-30S
18
21
9
1.8
3。
QC-30
2.6
5。
QC‐ 40
3.2
6.4
5。
QC-30S
1.0
QC-30
2.8
QC-40
3.5
QC-30S
1.0
QC-30
3.0
QC-40
3.7
-11-
6。
0
6.0
9
9.5
1.9
4.0
6.0
5。
5
4.0
6.0
6。
9
6.4
9。
4.0
6.0
5.9
4.0
6.0
7.4
6。
4
9.5
1
1■
次項 に許容荷重の算出方法 を示丸
7
3.7
9 ″
24
0。
5
7-2.計 算 条 件
コンクリート圧縮強度 :Fc=21N/mm2
参考図書 :2010年 改訂版 各種合成構造設計指針・同解説
(日
本建築学会)
許容引張強度の算出
計算 式
Pa=min[Pal,Pa2]
Pal=φ 10s σPa° sc a・ 103
P a2=φ 2° αc・ cσ Ac010 3
t・
Pa :
金属系拡 張 アンカーボル ト1本 当 りの許容 引張力
Pal : 金属系拡 張 アンカーボル トの降伏 により決 まる場合 のアンカーボル ト1本
当 りの許容 引張力
Pa2 : 定着 したコンクリー ト躯体 の コーン状破壊 により決 まる場合 の金 属系拡 張
アンカーボル ト1本 当 りの許容 引張力
α
c
施 工のバ ラツキを考慮 した低 減係 数 でαc=0.75と する
:
φ φ2: 低減係 数 で下表 の通 りとする。
φ 一
l・
y :
1.0
00
sσ
:
/
σ pa
/
s
00
短期荷 重用
9″
長期荷 重 用
│`│ち │
2/3
金属系拡張アンカーボルトの引張強度でs σpa=sσ yと する
金属系拡張アンカーボルトの降伏点強度 であり、材質 が明確 でない場合
にはSS400の 規格降伏点強度 を用いる。
sc a 。 金属系拡張アンカーの本体各部 の最小断面積 またはこれに接 合 される
鋼材の断面積 で危険断面 における値。ねじ切 り部 が危険断面 となる場合
は、ねじ部有効断面積をとる。
コーン状破壊 に対するコンクリートの割裂強度でcσ t=0。 3WTcと する。
cσ
t
Fc
Ac
コンクリー トの設 計基 準 強度 (N/mm2)
コンクリー トの コーン状破 壊 面 の有効 水平
投影面積 でAc=π ・lce° (lce+D)と する。
D
アンカーボル ト軸部 の直径 で、金 属系拡 張
アンカーボル トでは本体 の直径
lce
(mm)
ア ンカ ーボル トの強 度 算定 用 の埋 め込 み
45°
コ ンク リー ト躯体
Aσ =π ん (た β
+D)
深 さ。
-12-
許 容 せん 断強 度の算 出
計算式
qa=min[q al,qa夕
q a3]
q al=φ 10s σqa・ sca010 3
q a2=φ 2・ c σqa・ sc a・ lo 3
q a3=φ 2° αc・ cσ teAqC・ 103
qa :
金属系拡張アンカーボルト1本 当りの許容せん断力。
q al: 金属系拡張アンカーボルトのせん断強度により決まる場合 のアンカーボ
ル ト1本 当りの許容せん断力。
q a2 : 定着 したコンクリー ト躯体 の支圧 強度 により決 まる場合 の金属系拡張ア
ンカーボルト1本 当りの許容せん断力。
q a3 : 定着したコンクリー ト躯体 のコーン状破壊 により決 まる場合 の金 属系拡
張アンカーボルト1本 当りの許容せん断力。
: 施工のバラツキを考慮 した低減係数 でαc=0。 75と する。
αc
φ φ2
l・
:
低減係数 で下表の通 りとする。
sc a
/
sσ y
/
●
σqa
Qυ
s
9“
長期荷重用
短期荷重用
1.0
1/3
2/3
: 金属系拡張アンカーボルトのせん断強度でs σqa=0。 70s σyと する。
:
金属系拡張アンカーボルトの降伏点強度 であり、材質 が明確 でない場合
にはSS400の 規格降伏点強度を用いる。
。 既存 コンクリ
ート表面 における金属系拡張アンカーボルトの断面積。
コンクリートの支圧強度 Q cσ qa=0.騨Tc・ Ecと する。
コーン状破壊 に対するコンクリートの割裂強度でcσ t=0.3WTcと する。
cσ t :
Fc : コンクリートの設計基準強度(N/mm2)
Ec : コンクリートのヤング係数(N/mm2)
c
σ qa
:
Ёc二 3.35・ 104.(γ /2412.(Fc/60)1/3
γ
: 気乾単位体積重量で普通 コンクリートの場合23(kN/m3)
AqC : せん断力方向の側面 におけるコーン状破
壊面の有効水平投影面積で
AqC=0・ 50 πOC2と する。
C:へ りあき寸 法
=13-
■9c=0.5π ο2
7-3.許 容引張力の算出例 (コ ンクリー ト設計基準強度 21N/mm2の 場合)
QC… 30Sの 場合
Pal=φ 10 sσ pa° sca 0 10 3
=φ l・ sσ y e sca° 10 3
=φ 10235・ 36.6・ 10 3
=8.6φ
Pa2=φ
2・
〒φ2°
=φ 2°
lkN
αcecσ t° Ac・ 103
0。 7500.31ν
「 Fc O π 01ce(lce+D)010 3
0。 7500.31ν
「 2102748.9010 3
=2.9φ 2kN
短期許容引張力 は、 φl=1.O φ2=2/3と して
Pal=8.6× 1.0=8.6kN
Pa2=2.9× 2/3=1.9kN
よってPa=1.9kNと なる。
長期許容引張力 は、 φl=2/3 φ2=1/3と して
Pal=8.6× 2/3=5.7kN
Pa2=2.9× 1/3=1.OkN
よってPa=1.OkNと なる。
QC-30の 場合
Pal=φ 10 sσ pa・ sca 0 10 3
=φ l・ sσ y・ SCa・ 10 3
=φ 10235・ 36.6010 3
=8.6φ
lkN
Pa2=φ 2◆ αc・ cσ t° Ac・ 103
=φ 2° 7500。 31√ Fc O π 01ce(lce+D)0103
=φ 2・ 7500。 31ν
「 2107775。 4・ 10 3
0。
0。
.=8.3φ 2kN
短期 許容引張力 は、 φl=1.O φ2=2/3と して
Pal=8.6× 1.0=8.6kN
Pa2=8.3× 2/3=5。 5kN
よってPa=5。 5kNと なる。
長期許容引張力 は、 φl=2/3 φ2=1/3と して
Pal=8.6× 2/3=5。 7kN
Pa2=8.3× 1/3=2.8kN
よってPa=2.8kNと なる。
-14-
QC-40の 場合
Pal=φ 10 sσ pa° sca 0 10 3
=φ 10sσ y・ SCa° 10 3
=φ 10235・ 58010 3
=13.6φ lkN
Pa2=φ 2° αc・ cσ t° Ac0 10 3
01ce(lce+D)0103
=φ 2° 0・ 7500.31ν
「 Fc・ π
″
=φ 2° 0・ 7500.31ν 2109738。 9010 3
=10。 4φ
2kN
短期許容引張力 は、 φl=1.O φ2=2/3と して
Pal=13.6× 1.0=13.6kN
Pa2=10。 4× 2/3=6。 9kN
よってPa=6.9kNと なる。
長期許容引張力 は、 φl=2/3 φ2=1/3と して
Pal=13.6× 2/3=9。 lkN
Pa2=10。 4×
1/3=3.5kN
よってPa=3.5kNと なる。
7-4口 許容 せん断力の算出 (コ ンクリー ト設計基準強度 21N/mm2の 場合)
QC-30Sの 場合
qal=φ
10 s
σqa・
sca 0 10 3
=φ 100。 7・ sσ y° sca° 10 3
=φ 100。 7・ 235・ 36.6・ 10 3
=6.Oφ lkN
qa2=φ 2° cσ qa e sca° 10 3
Ec=3.350104.(23/24)2。
=φ 2・ 0。 5・ マ(Fc O Ec)・ sca e 10-3
=2.17・ 104
「
=φ 2° 0。 5・ ″(2102。 17・ 104).36.6010 3
「
. =12.3φ 2kN
短期許容せん断力 は、 φl=1.O φ2=2/3と して
qal= 6,0× 1.0=6.OkN
qa2=12.3× 2/3==8.2kN
よってqa=6,OkNと なる。
長期許容せん断力 は、 φl=2/3 φ2=1/3と して
qal= 6.0× 2/3==4.OkN
qa2=12.3× 1/3=4。 lkN
よってqa=4.OkNと なる。
-15-
、
(21/60)1/3
QC… 30の 場合
qal=φ
10 sσ
sca 0 10 3
qa°
=φ 100。 7・ sσ y・ sca 0 10 3
=φ l・ 0。 7・ 235。 36。 6・ 10 3
=6.Oφ lkN
Ec=3.350104。 (23/24)2.(21/60)1/3
qa2=φ 2° cσ qa esca° 10 3
=2.170104
=φ 2° 0・ 5・ 「
ν(Fc・ Ec)・ sc a・ 10 3
=φ 2° 0。 507r(21・ 17・ 104)。 36.6・ 10 3
2。
2kN
=12.3φ
短期許容せん断力 は、 φl=1.O φ2=2/3と して
qal= 6。 0× 1.0==6.OkN
qa2=12.3× 2/3=8.2kN
よってqa=6.OkNと なる。
長期許容せ ん断力 は、 φl=2/3 φ2=1/3と して
qal= 6.0× 2/3==4.OkN
qa2=12.3×
1/3=4.lkN
よってqa=4.OkNと なる。
QC-40の 場合
qal=φ
10 sσ
qa・
sca 0 10 3
=φ 100。 7 0sσ y・ sca・ 10 3
=φ 100。 70235・ 58.0010 3
lkN
=9。 5φ
qa2=φ
2° cσ qa・ sc a・
=φ 2・
=φ 2°
0・
5・ 「
ν (Fc・
0・ 5・
=19.6φ
10 3
Ec=3.350104.(23/24)2.(21/60)1/3
Ec)e sca・
ν(2102.17・
「
104)。
10 3
=2.170104
58010 3
2kN
短期許容せ ん断力 は、 φl=1.O φ2=2/3と して
qal= 9.5× 1.0=9。 5kN
qa2=19。 6×
2/3=13.OkN
よってqa=9.5kNと なる。
長期許容せん断力 は、 φl=2/3 φ2=1/3と して
qal= 9.5× 2/3==6.4kN
qa2=19。 6×
1/3=6.5kN
よってqa=6.4kNと なる。
-16-
株式会社
個動エヌパット
本社 〒552-0022大 阪市港区海岸通4-4-10
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http:〃 www`n― pat co.jp