PPアプリ40-R-KG2 PPアプリ60-R-KG2

130618
技術資料:00245-2
日栄化工株式会社
印刷材 技術・品質グループ
NE-tak アプリケーション
PPアプリ40-R-KG2
PPアプリ60-R-KG2
1.概要
NE-tak アプリケーション PPアプリ40,60-R-KG2は、透明なポリプロピレンフィルムに、再剥離タイ
プのアクリル系粘着剤を塗布した粘着シートです。
切文字・絵・幾何学模様等のラベルを剥離紙から位置・間隔を変えることなく正確に、しかも、糊残りなく被
着体に移し取るのに適しています。
2.構成
・PPアプリ40,60-R-KG2
ポリプロピレンフィルム 40,60μm
アクリル系粘着剤
70g/㎡ グラシン紙ベースセパレーター(白色)
3.特長
(1) 透明なフィルムを使用しているので、貼り合わせた時点でのラベルの外観および状況が確認できます。
(2) 粘着力を低く抑えているため、ラベルから容易に剥がせ、 しかもラベル表面に糊残り、汚染を起こし
ません。
(3) 切文字・絵・幾何学模様等のラベルを位置・間隔を変えることなく、移し取ることができます。
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技術資料:00245-2
4.一般物性
測定値
試験方法
PP60
PP40
20min*1
0.3(30)
0.3(30)
24hrs*2
0.5(50)
0.5(50)
20min*1
0.3(30)
0.4(40)
24hrs*2
0.3(30)
0.5(50)
20min*1
1.3(130)
1.1(110)
24hrs*2
2.5(250)
2.2(220)
20min*1
1.4(140)
1.3(130)
24hrs*2
1.5(150)
1.4(140)
20min*1
1.7(170)
1.7(170)
24hrs*2
2.2(220)
1.9(190)
20min*1
1.0(100)
1.1(110)
24hrs*2
1.8(180)
1.8(180)
20min*1
2.5(250)
1.9(190)
24hrs*2
2.9(300)
2.4(240)
20min*1
0.2(20)
0.2(20)
24hrs*2
0.3(30)
0.4(40)
SUS
・JIS Z 0237(2000)
・180゜剥離
・剥離速度
:300mm/min.
・23℃・50%RH
ガラス
ABS
アクリル
粘着力
N/25mm
(gf/25mm)
PC
PS
塩ビ
アルミ
ボールタック(No.)
4~5
- 2/3 -
・J・DOW法
・23℃
技術資料:00245-2
○再剥離性
再剥離性
被着体
耐熱性試験
(70℃×168hrs)
耐湿熱性試験
40℃
95%RH以上×168hrs
ヒートサイクル試験
60℃×1hr⇔23℃×30min
6cycle
-20℃×1hr⇔23℃×30min
⇔60℃×1hr 3cycle
剥離速度
汚染
接着力
N/25mm
(gf/25mm)
低速
中速
高速
SUS
Glass
ABS
アクリル
PC
PS
塩ビ
アルミ
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
cf#1
○
cf#1
○
○
○
△
○
○
○
○
○
1.9(190)
1.0(100)
3.9(400)
5.0(510)
6.8(690)
3.0(310)
6.5(660)
0.8(80)
SUS
Glass
ABS
アクリル
PC
PS
塩ビ
アルミ
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
cf#1
○
○
△
×
△
○
○
×
△
1.0(100)
0.5(50)
2.3(240)
2.5(260)
5.1(520)
2.4(240)
4.6(470)
0.6(60)
SUS
Glass
ABS
アクリル
PC
PS
塩ビ
アルミ
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
PT#2
○
○
○
○
△
△
△
△
○
×
○
1.1(110)
0.05(5)
1.9(190)
2.2(220)
4.0(410)
0.9(90)
2.6(270)
0.7(70)
*環境試験後の接着力データはPPアプリ60-RーKG2の測定値です。
#1 cf・・・凝集破壊、#2 PT・・・部分転着
被着体汚染評価
○:汚染なし、△:わずかに汚染あり、× :汚染有り
5.注意事項
1)被着体表面の油・ホコリ・水等を拭き取ってから貼り付けてください。
2)貼り付けはできるだけ10℃以上の気温下で十分に圧着して下さい。
3)保存場所は直射日光の当たる場所はさけ、納入後はできるだけ短期間でご使用願います。
4)特殊な被着体に貼る場合には、事前に予備テストを行って下さい。
※本技術資料に記載の数値は、当社試験室における測定値の一例であり保証値では有りません。
ご使用の際は必ず十分なテストを行ってから使用して下さい。
以
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上