第126回日本森林学会大会プログラム(速報版) 1

大会スケジュール 3月27日
8:30
8:45
9:00
9:15
9:30
9:45
10:00
10:15
10:30
10:45
11:00
11:15
11:30
11:45
12:00
12:15
12:30
12:45
13:00
13:15
13:30
13:45
14:00
14:15
14:30
14:45
15:00
15:15
15:30
15:45
16:00
16:15
16:30
16:45
17:00
17:15
農学部 学術交流 学術交流
農学部 農学部 農学部 農学部 農学部 農学部 農学部 農学部 農学部 農学部 農学部 農学部 農学部 多目的室
学術交流
会館小講 会館第2
会館講堂
S11
S12
S21
S22
S31
S32
N11
N12
N13
N21
N23
N31
中講堂 (W109)
堂
会議室
学術交流
学術交流
会館ホー
会館2階
ル・第1会
ホワイエ
議室
農学部
会議室
(N303)
農学部
会議室
(S103)
入場
日本森林
学会各賞
授賞式・
受賞者講
演
P1Aポス
ター
準備
P1Bポス
ター
準備
P1Aポス P1Bポス
ター発表 ター発表
P1Aポス P1Bポス
ター発表 ター発表
コアタイム コアタイム 企業展示
T1
T1-1
T1-2
T1-3
T1-4
T1-5
T1-6
T1-7
T1-8
T2
T2-1
T2-2
T2-3
T2-4
T2-5
T2-6
T3
T4
T3-1
T3-2
T3-3
T3-4
T3-5
T3-6
T3-7
T4-1
T4-2
T4-3
T4-4
T4-5
T4-6
T4-7
T4-8
T4-9
T4-10
T5
T5-1
T5-2
T5-3
T5-4
T5-5
T5-6
T5-7
T5-8
T5-9
T5-10
T5-11
T5-12
T6
T6-1
T6-2
T6-3
T6-4
T6-5
T6-6
T6-7
T6-8
T6-9
T7
T7-1
T7-2
T7-3
T7-4
T7-5
T7-6
T7-7
T9
T8
T10
T12
T13
T11
T14
T15
T16
T9-1
T9-2
T9-3
T9-4
T9-5
T9-6
T8-1
T8-2
T8-3
T8-4
T8-5
T8-6
T8-7
T8-8
T8-9
T8-10
T8-11
T10-1
T10-2
T10-3
T10-4
T10-5
T10-6
T10-7
T10-8
T10-9
T10-10
T12-1
T12-2
T12-3
T12-4
T12-5
T12-6
T12-7
T12-8
T12-9
T13-1
T13-2
T13-3
T13-4
T13-5
T13-6
T13-7
T13-8
T11-1
T11-2
T11-3
T11-4
T14-1
T14-2
T14-3
T15-1
T15-2
T15-3
T15-4
T16-1
T16-2
T16-3
T16-4
T16-5
P1Aポス P1Bポス
公開シン ター発表 ター発表
ポジウム
P1Aポス
ター撤収・
受賞ポス
ター移動
18:00〜
20:00
大会受付
ポスター
賞選考委
員会
P1Bポス
ター撤収・
受賞ポス
ター移動
懇親会(会場:北海道大学 北部食堂)
■委員会一覧
会場
■P1Aポスター(農学部大講堂)
林政
P1A001〜P1A012
風致
P1A013〜P1A019
経営
P1A020〜P1A029
防災
P1A030〜P1A040
利用
P1A041〜P1A066
■P1Bポスター(学術交流会館)
造林
P1B001〜P1B016
生態
P1B017〜P1B056
遺伝・育種
P1B057〜P1B092
動物
P1B093〜P1B102
T27
P1B103〜P1B109
生理
P1B110〜P1B128
立地
P1B129〜P1B140
T26
P1B141〜P1B165
樹病
P1B166〜P1B184
T28
P1B185〜P1B190
ポスター賞選考委員会
速
14:30-15:30
報
■企画シンポジウム(テーマ別シンポジウム)一覧(詳細は別ページをご覧ください)
会場
農学部S11
T1 大気環境変化にともなう森林の生産性と分布の予測
農学部S12
T2 持続可能な森林管理のための保残伐施業-日本への導入に向けて-
農学部S21
T3 車両系機械化システムを活用して伐採・再造林一貫作業システムの構築を目指す
農学部S22
T4 現代の育林経営の諸問題とビジネス化の展望
農学部S31
T5 木質バイオマスの中小規模熱利用の課題と展望
農学部S32
T6 「住まい」を通じた人工林資源の循環的利用の可能性 -北海道産カラマツでの実証研究-
農学部N11
T7 樹木の大量枯死現象が森林生態系に与える影響
農学部N13
T8 今後の再造林に向けたコンテナ苗研究の現在
農学部N12
T9 ブナの豊凶が何かおかしい? -全国のブナ林からの報告-
農学部N21
T10 天然更新施業による保続的木材生産の可能性
農学部中講堂
T11 都市近郊林の文化的サービスの持続的発揮に向けて -多様な学問領域の視点から-
農学部N23
T12 国際認定は地元を豊かにしたのか -世界自然遺産、エコパーク、世界農業遺産、ジオパークの定量・定性的分析事例から-
農学部N31
T13 樹木根の成長と機能
農学部多目的
T14 生理部門特別セッション「樹木の成長と環境」
室(W109)
学術交流会館
T15 マツ材線虫病研究の最前線 -オミクス的展開による挑戦-
小講堂
学術交流会館
T16 最新の森林系統地理学と将来展望
第2会議室
農学部会議室
(N303)
農学部
大講堂
版
会場
第126回日本森林学会大会プログラム(速報版)
1
大会スケジュール 3月28日
8:30
8:45
9:00
9:15
9:30
9:45
10:00
10:15
10:30
10:45
11:00
11:15
11:30
11:45
12:00
12:15
12:30
12:45
13:00
13:15
13:30
13:45
14:00
14:15
14:30
14:45
15:00
15:15
15:30
15:45
16:00
16:15
16:30
16:45
17:00
17:15
17:30
17:45
18:00
18:15
農学部 学術交流 学術交流
農学部 農学部 農学部 農学部 農学部 農学部 農学部 農学部 農学部 農学部 農学部 農学部 農学部 多目的室
会館小講 会館第2
S11
S12
S21
S22
S31
S32
N11
N12
N13
N21
N23
N31
中講堂 (W109)
堂
会議室
T22
T22-1
T22-2
T22-3
T22-4
調整・討論
T22-5
T22-6
T22-7
調整・討論
林政1
A1
A2
A3
A4
A5
A6
A7
A8
A9
調整
経営1
C1
C2
C3
C4
T27
経営2
C9
C10
C11
調整・討論
林政2
A10
A11
A12
A13
調整
C5
C6
C7
C8
調整・討論
C12
C13
C14
調整・討論
利用1
J01
J02
J03
J04
調整・討論
J05
J06
J07
J08
調整・討論 調整・討論
T24
樹病
L01
L02
L03
調整・討論
H04
H05
H06
農学部
会議室
(S103)
趣旨説明
T27-1
T27-2
T27-3
T27-4
調整・討論
学術交流
学術交流 農学部大 学術交流
会館ホー
会館第4 講堂特設 会館2階
ル・第1会
会議室
会場
ホワイエ
議室
T26
趣旨説明
立地
H01
H02
H03
農学部
大講堂
T27-5
T27-6
T27-7
T27-8
趣旨説明
T24-1
T24-2
T24-3
T24-4
T24-5
T24-6
T24-7
調整・討論
L04
L05
L06
調整・討論 調整・討論
調整・討論
T26-1
T26-2
T26-3
T26-4
P2Aポス
ター
準備
P2Bポス 高校生ポ
ター
スター
準備
準備
調整・討論
T26-5
T26-6
T26-7
T26-8
調整・討論 調整・討論
P2Aポス P2Bポス
ター発表 ター発表
高校生ポ
スター発
表
高校生ポ 学生ポス
P2Aポス P2Bポス
ター賞
スター発
大会受付
ター発表 ター発表
表コアタイ 受賞ポス
コアタイム コアタイム
ター展示 企業展示
ム
生理
F01
F02
F03
F04
T22
T22-8
T22-9
T22-10
T22-11
調整・討論 調整・討論
F05
F06
F07
T22-12
T22-13
T22-14
調整・討論 調整・討論
F08
F09
F10
F11
T22-15
T22-16
T22-17
T22-18
調整・討論 調整・討論
F12
F13
F14
F15
調整・討論
林政3
T21
T25
A14 趣旨説明 趣旨説明
A15
T21-1 T25-1
A16
T21-2 T25-2
A17
T21-3 T25-3
A18
T21-4 T25-4
A19 調整・討論 調整・討論
A20
T21-5 T25-5
A21
T21-6 T25-6
A22
T21-7 T25-7
A23
T21-8 T25-8
A24 調整・討論 調整・討論
A25
T21-9 T25-9
A26
T21-10 T25-10
A27
T21-11 T25-11
A28 調整・討論 調整・討論
A29
T21-12
A30
T21-13
A31
T21-14
A32
T21-15
調整 調整・討論
経営3
C15
C16
C17
C18
調整・討論
C19
C20
C21
C22
C23
調整・討論
C24
C25
C26
C27
C28
調整・討論
利用2
J09
J10
J11
J12
J13
J14
防災
I01
I02
I03
動物
K01
K02
調整・討論
調整・討論
調整・討論
J15
J16
J17
J18
J19
J20
J21
I04
I05
I06
K03
K04
K05
K06
調整・討論 調整・討論
I07
I08
I09
I10
I11
K07
K08
K09
K10
調整・討論
調整・討論
調整・討論
J22
J23
J24
J25
生態
G01
G02
G03
G04
G05
調整・討論
G06
G07
G08
G09
調整・討論
G10
G11
G12
G13
T28
T23
T28-1 趣旨説明
T28-2 T23-1
T28-3 T23-2
T28-4 T23-3
T28-5 T23-4
調整・討論 T23-5
T28-6 調整・討論
T28-7 調整・討論
T28-8 T23-6
T28-9 T23-7
T28-10 T23-8
T28-11 T23-9
調整・討論
D5
D6
D7
D8
調整・討論
D9
D10
T26 遺伝・育種
T26-9
E01
T26-10
E02
T26-11
E03
T26-12
E04
T26-13 調整・討論
高校生ポ
P2Aポス P2Bポス
スター発
調整・討論
E05
ター発表 ター発表
表
T26-14
E06
T26-15
E07
T26-16
E08
T26-17 調整・討論
T26-18
E09
調整・討論
E10
調整・討論
E11
学生ポス
高校生ポ
調整・討論 調整・討論
D11
調整・討論 調整・討論 調整・討論 調整・討論 P2Aポス
ター撤収
調整・討論
T23-10
調整・討論
調整・討論
T23-11
G14
G15
G16
調整・討論
造林
D1
D2
D3
D4
版
会場
調整・討論
スター撤
収
ター賞受
賞ポス
ター撤収
T23-12
T23-13
調整・討論
調整・討論
■P2Aポスター(農学部大講堂)
経営
P2A001〜P2A026
防災
P2A027〜P2A061
■P2Bポスター(学術交流会館)
造林
P2B001〜P2B061
生理
P2B062〜P2B075
立地
P2B076〜P2B101
生態
P2B102〜P2B154
動物
P2B155〜P2B175
特用林産
P2B176〜P2B179
■高校生ポスター発表(学生交流会館第4会議室)
KP01〜KP
■学生ポスター賞受賞ポスター展示(農学部大講堂特設会場)
速
報
■公募セッション(テーマ別シンポジウム)一覧(詳細は別ページをご覧ください)
会場
農学部S22
T21 Research for tropical forest conservation and utilization(熱帯林の保全と利用に関する研究)
農学部S12
T22 持続可能な社会の実現に向けた森林教育
農学部中講堂
T23 観光とレクリエーション
農学部多目的
T24 森林環境の持つ保健休養機能の基礎的研究と応用研究
室(W109)
農学部S31
T25 森林環境のモニタリングと持続可能な森林経営
学術交流会館
T26 森林生態系の放射性セシウム汚染とその対策
小講堂
農学部N21
T27 森林におけるシカ問題の解決に向けて -被害・影響の把握から被害対策、個体数管理まで-
農学部N31
T28 もう一つの森の主役・菌根:基礎研究から応用研究まで
P2Bポス
ター撤収
第126回日本森林学会大会プログラム(速報版)
2
研究発表題目(部門別・公募セッション 口頭発表)3月28日午前 1/2
会場
農学部S12
農学部S21
農学部S22
農学部S31
農学部S32
農学部N11
開始時刻
林政1
9:00
A01 クラスター分析を用いた林
業作業員の意識分析:小菅良豪
(鳥取大学)ら
C01 連続的な断面積定数を用
いたビッターリッヒ法の検討:山
田祐亮(日本森林技術協会)ら
A02 小規模請負事業体の実態
と展開-大分県佐伯市を事例
に-:川﨑章惠(九州大学)ら
C02 スギの成長の地域差-茨
城県と富山県における肥大成
長フェノロジー-:西園朋広(森
林総合研究所)ら
J01 等高線迂回率から見た路
網整備の可能性:後藤純一(高
知大学)
T22-1 外部連携による中学校
の森林教育:小西伴尚(梅村学
園三重中学校高等学校)ら
A03 国産材需要拡大期におけ
る「自伐林家」の経営対応-宮
崎県諸塚村を事例に-:正垣裕
太郎(九州大学)ら
C03 伐期の長短と木材生産・利
用の炭素収支:岩岡正博(東京
農工大学)ら
J02 非線形計画法による集材
作業時間の推定:白澤紘明(京
都大学)
T22-2 林業実習に関する中学
校技術・家庭科の授業内容の
検討:柏倉美沙(上越教育大学)
ら
A04 「自伐」的森林管理による
地域活性化-鳥取県智頭町葦
津財産区を事例に-:興梠克久
(筑波大学)ら
C04 ヒノキ材を用いた建築部材 C09 航空機LiDARを用いた森林 J03 宇都宮大学船生演習林に
の品質と供給量の現状:上月涼 減少・劣化の把握方法:大野勝 おける地上LiDARデータを用い
平(東京農業大学)
正(アジア航測)ら
た皆伐作業の収支分析:有賀一
広(宇都宮大学)ら
9:15
T22
9:30
9:45
経営1
10:00 T22-3 盲学校の生徒のための A05 後発林業地における森林
調整・討論
経営2
C10 LiDARデータとFusion/LDV J04 コンテナ苗による植栽作業
による小班単位での資源解析: に関する考察:旗生規(東京農業
塩田廣美(京都府立大学)
大学)ら
版
森林教育イベント−大学生が企 所有者の経営行動:伊藤勝久
画・実施した「森のソムリエ」を (島根大学)
事例として−:小林菜子(愛媛大
学)ら
利用1
10:15 T22-4 愛知県立高校における A06 森林・山村多面的機能発
森林・林業教育:雨宮永(愛知県 揮対策交付金による小規模な
立安城農林高等学校)
私有林管理への影響と課題:高
知県を事例に:松本美香(高知大
学)ら
林政2
C05 北海道における近年のカラ
マツ人工林の皆伐は市町村ス
ケールでの資源管理の観点か
ら持続的といえるか?:宮久史
(北海道厚真町役場)ら
C11 衛星ライダーを利用したボ 調整・討論
ルネオ島の森林バイオマスの
評価:林真智(国立環境研究所)
ら
10:30 調整・討論
A07 農林業センサス個票を用
いた家族林業経営体の類型化
の試み:田村和也(森林総合研
究所)
A10 タンザニアのPFMシステム C06 新しい森林施業計画につ 調整・討論
のREDD-plus適用における いて-福岡県糸島市の事例-:
可能性と課題:福嶋崇(亜細亜大 吉田茂二郎(九州大学)
学)
J05 合成繊維素材を使用した
集材架線架設手法の検討:伊藤
崇之(森林総合研究所)ら
10:45
A08 農林業センサスによる慣行
共有林野の統計的把握に関す
る一考察:松下幸司(京都大学)
ら
A11 パラグアイにおける植林
C07 第6経理期を完了した置戸
CDM及びPoAを通じた炭素隔離 照査法試験林 その成果の検
戦略:松原英治(国際農林水産 証:青柳正英
業研究センター)ら
J06 アーム接地式スイングヤー
ダの安定性ー転倒モーメントに
よる検討-:近藤稔(名古屋大
学)ら
T22-5 選択的刈り払いによる森林
整備の効果と森林学習の実施によ
る検証−山形県金山町立明安小学
校林を事例として−:高橋文(山形県
森林研究研修センター)ら
11:00 T22-6 癒しの森プロジェクトー
A09 都府県別入会林野整備
地域とともに知り創る試み:藤原 データ分析による諸要因の解
章雄(東京大学)ら
明:時系列変動に着目して:高橋
卓也(滋賀県立大学)ら
C12 波形記録式航空機LiDAR
による林相区分への応用可能
性の検討:萩原晟也(名古屋大
学,科学技術振興機構)ら
J07 奥山の森林資源を活用す
るための車載式タワーヤーダー
の活用に関する研究Ⅰ~20トン
荷重に耐えうる路網開設~:楢
崎達也(住友林業)ら
11:15 T22-7 26年間の定点写真記録 調整
A13 中国における都市緑化の 調整・討論
現状と課題:王昭文(九州大学)ら
C14 樹種間における航空機
LiDARレーザ透過率と森林パラ
メータ間の関係比較:藤田裕史
(名古屋大学)ら
J08 奥山の森林資源を活用するた
めの車載式タワーヤーダーの活用
に関する研究Ⅱ~車載式タワー
ヤーダーの登坂力分析~:梶原大
輔(住友林業)ら
11:30 調整・討論
調整
調整・討論
調整・討論
報
A12 タイ東北部マハサラカーム C08 中国地方広葉樹パルプ材 C13 大東諸島における航空機
県における森を生かした複合農 伐採後の更新について:佐藤浩 LiDARを用いたビロウ生育実態
業の実態:橋本沙優(鳥取大学) 朗(島根大学)ら
の把握:佐野滝雄(アジア航測)ら
ら
を用いた志賀高原ダケカンバ開
葉観察の教材化:中村和彦(東
京大学)ら
速
発表時間の厳守をお願いします。
座長は別のページに記載しています。
「調整・討論」のコマは、座長の裁量で、時間調整、総合討論等に使用します(林政部門を除く)。
発表後、「調整・討論」の終了時間までは、会場にいて下さい(林政部門を除く)。
林政部門は、直前の発表者が次の発表の司会(座長)を務めて下さい。
第126回日本森林学会大会プログラム(速報版)
3
研究発表題目(部門別・公募セッション 口頭発表)3月28日午前 2/2
会場
農学部N13
農学部N21
農学部N31
農学部多目的室(W109)
学術交流会館小講堂
T27
開始時刻
T26
9:00
趣旨説明
趣旨説明
9:15
T27-1 シカによる森林植生衰退
指標としての密度比数の有効
性:藤木大介(兵庫県立大学)
T26-1 森林環境中の放射性セ
シウムの移行が林内空間線量
率に及ぼす影響:加藤弘亮(筑
波大学)ら
T27-2 積雪深によるシカの密度
勾配と樹皮剥ぎ被害-支笏湖
畔の積雪深勾配による検証ー:
佐藤温貴(酪農学園大学)ら
9:30
立地
9:45
T24
H01 冷温帯林における埋没腐
植を含む土壌の生化学的環境
の鉛直変化:金子命(酪農学園
大学)ら
T27-3 エゾシカの越冬地利用
がササの減少を介して林床植
物に及ぼす間接効果:日野貴文
(酪農学園大学)ら
趣旨説明
樹病
L01 アスナロ属の樹幹に対する T24-1 植物園における散策が
Cistella japonica の接種試験:池 心身の健康に及ぼす効果の比
田虎三(石川県農林総合研究セ 較:畠山彰文(北海道医療大学)
ンター)ら
T26-2 福島原発事故後3年半ま
での森林における放射性セシウ
ムの分布変化:今村直広(森林
総合研究所)ら
T26-3 福島県北部沿岸地域に
生育するモミ(Abies firma )の葉
群動態と放射性セシウム蓄積と
の関係:大庭ゆりか(広島大学)ら
10:00 H02 ヒノキ二次林における葉寿 T27-4 捕獲圧はニホンジカによ L02 Ceratocystis ficicola 接種 T24-2 注意回復要素による水 T26-4 A0層の詳細分画による
10:15 H03 日本の森林土壌における 調整・討論
窒素無機化・硝化速度の制限
要因:浦川梨恵子(東京大学)ら
10:30 調整・討論
版
命と窒素利用特性の関係:中西 る天然林の植生への影響を低 によるイチジク株枯病発病メカ のある森林風景の比較:尾崎勝 スギ、マツ、ナラ林林床の放射
麻美(京都大学)ら
減するか?:飯島勇人(山梨県森 ニズムの検討(1) 解剖学的手 彦ら
性Cs動態解析:佐々木道子(東
林総合研究所)
法による発病過程の追跡:隅田
京農工大学)ら
皐月(神戸大学)ら
L03 Ceratocystis ficicola 接種
によるイチジク株枯病発病メカ
ニズムの検討(2) 宿主の水分
生理と病徴進展:黒田慶子(神戸
大学)ら
T27-5 森林におけるシカ問題: 調整・討論
被害把握と対策の現状と今後
の方向性:明石信廣(北海道立
総合研究機構)
T24-3 大阪服部緑地を活用し 調整・討論
た傾聴散策カウンセリングの取
り組み:竹内啓恵(東京農業大
学)ら
T24-4 森林散策頻度と日常の
睡眠充足感との関連:地域差の
検討-北海道八雲町:森田えみ
(名古屋大学)ら
T26-5 広葉樹林・マツ林・スギ
林における放射性セシウムの
浸透状況の違いと土壌微生物
の役割について:遠藤雅貴(千葉
大学)ら
10:45 H04 大気汚染物の硫酸による T27-6 森林内でシカの相対密 L04 抵抗性アカマツ3品種への T24-5 関西の地域病院におけ T26-6 溶脱・分解プロセスに伴
ナラ枯れと木炭による立ち枯れ 度を把握する~カメラトラップ法 マツノマダラカミキリ非選好性試 る森林療法の導入:上原巌(東京 う渓流内リターからの放射性セ
防止:大森禎子(東邦大学)ら
とライントランセクト法~:稲富佳 験:磯田圭哉(森林総合研究所) 農業大学)
シウムの流出:フィールドと室内
洋(北海道立総合研究機構)ら ら
実験による結果:五味高志(東京
農工大学)ら
11:00 H05 アカエゾマツ、トドマツ、カラ T27-7 ニホンジカ捕獲用誘引式 L05 松枯れ予防樹幹注入剤の T24-6 森林浴が精神障害者に T26-7 河川ー河畔食物網にお
首くくりわなの開発:大橋正孝(静 樹体内における注入後の動態
岡県農林技術研究所)ら
Ⅱ:楢﨑康二(福岡県農林業総
合試験場)ら
どのような影響を与えたか:木村 ける放射性セシウム蓄積:空間
龍太郎(内海慈仁会姫路北病 線量の異なる地域間変異:根岸
院)
淳二郎(北海道大学)ら
報
マツの根の分解速度-リター
バック法による分解試験14年
経過の結果-:酒井佳美(森林
総合研究所)ら
11:15 H06 沖縄本島最北部における T27-8 銃?わな?それとも硝酸 L06 カシ・ナラ類枝枯細菌病菌 T24-7 森林を含む風景画像の T26-8 森林の放射性セシウム
皆伐後の表層土壌環境の変化: 塩? 安全な革新的シカ捕獲技 とモモせん孔細菌病菌との近縁 活用による抗疲労効果:水野敬 汚染と渓流魚への影響:岡田直
大貫靖浩(森林総合研究所)ら 術の開発:大場孝裕(静岡県農 な関係:石原誠(森林総合研究 (理化学研究所)ら
紀(京都大学)ら
林技術研究所)ら
所,静岡大学)ら
11:30 調整・討論
調整・討論
調整・討論
調整・討論
調整・討論
速
発表時間の厳守をお願いします。
座長は別のページに記載しています。
「調整・討論」のコマは、座長の裁量で、時間調整、総合討論等に使用します(林政部門を除く)。
発表後、「調整・討論」の終了時間までは、会場にいて下さい(林政部門を除く)。
林政部門は、直前の発表者が次の発表の司会(座長)を務めて下さい。
第126回日本森林学会大会プログラム(速報版)
4
研究発表題目(部門別・公募セッション 口頭発表)3月28日午後 1/3
会場
農学部S11
農学部S12
農学部S21
農学部S22
農学部S31
開始時刻
生理
T22
林政3
T21
T25
13:30 F01 ミズナラとブナの林冠木に T22-8 地域の教育施設である A14 わが国における狩猟人口 Explanation
趣旨説明
おける道管形成および個葉光 公民館から見た森林環境教育: の推移:小杉純(東京農業大学)
合成の季節変化とシンクソース 杉浦克明(日本大学)ら
ら
バランス:鍋嶋絵里(愛媛大学)ら
13:45 F02 Patterns of branch growth T22-9 地域再生をめざした博物 A15 持続可能な林内放牧の現
T21-1 Patterns and socioT25-1 ドイツにおける森林モニ
and death in the crowns of
タリングシステムの応用-事業
館を核とする地域資源ナレッジ 状と課題−宮崎県諸塚村と山口 economic determinants of
Picea glehnii (F.Schmidt) Mast.: マネジメントに関する研究(3): 県防府市の山本牧場を事例に deforestation in Botum Sakor
体評価と国家森林資源調査:松
National
Park
in
Cambodia
from
Lei Chen (Hokkaido Univ.) et al. 地域学習活動の効果:青柳かつ −:定行祐李(筑波大学)ら
村直人(三重大学)
2000-2010: Bandos Ros (Hiroshima
ら(北海道開拓記念館)
Univ.) et al.
14:00 F03 広葉樹の枝と幹の道管形 T22-10 埼玉県立自然の博物館 A16 伝統文化のための長大材・高 T21-2 Forest cover changes in T25-2 パラグアイ・チャコ地域に
におけるボランティア活動の実 品質材の育成の必要性と森林科学 Peninsular Malaysia estimated おける衛星画像を用いた森林
態と課題:木山加奈子(埼玉県立 の新たな課題ー真に持続可能な yearly by Landsat images 1996- バイオマス区分:高橋正義(森林
「木の文化」確立のために:峰尾恵 2010: Takao, Gen (FFPRI) et al. 総合研究所)ら
自然の博物館)
成と開葉時期との関係:高橋さ
やか(京都大学)ら
人(京都大学)ら
14:15
F04 Nutrient re-translocation of
deciduous broad leaved trees
grown under different soils in a free
air O3 fumigation: Shi, Cong
(Hokkaido Univ.) et al.
14:30 調整・討論
T22-11 都道府県が運営する森 A17 農山村研究の視座と地域
林レクリエーション施設の現状と 通貨:高野涼(岩手大学)ら
課題-北海道道民の森の小学
校利用を事例として-:水野明
洋(北海道大学)
T21-3 Selective logging
simulation to ensure healthy
regeneration based on outbred
seeds in dipterocarps: Tani,
Naoki (JIRCAS, FRIM) et al.
T25-3 フランスAquitaine地方の
海岸マツ風害に関する力学・統
計解析:上村佳奈(信州大学,
INRA)ら
調整・討論
T21-4 Effect of environmental
factors on survival and growth
of Shorea curtisii plantation in
Peninsula Malaysia: Hoshino,
Daisuke (JIRCAS) et al.
T25-4 多様な施業方針に対応
した林業経営シミュレーションシ
ステムの構築:中島徹(東京大
学)
A18 地域共同組織による森林
の管理・経営展開の実情と今
後:久本真大(岩手大学)ら
14:45 F05 針葉樹2種のポット苗にお T22-12 小中学生の森林・林業 A19 森林経営計画策定の実態 Discussion
調整・討論
版
ける水ストレス下での通水阻害 に対する意識-北海道上川総 と課題−岩手県を事例として−:
域の空間分布:梅林利弘(九州 合振興局管内での調査事例-: 小渡太(岩手大学)ら
大学)ら
麻生翼(森の生活)ら
15:00 F06 中国半乾燥地のJuniperus T22-13 学習塾が実施する自然 A20 都道府県林業政策と日本 T21-5 Tree regeneration at
sabina の乾燥ストレス下におけ 体験活動の教育的・経営的効
る樹液流の変動:三木直子(岡山 果:吉岡敦之(鹿児島大学)ら
大学)ら
T25-5 再生可能エネルギーの
型フォレスターの活動ー鹿児島 various developmental stages of 固定価格買取制度下における
県を事例にー:枚田邦宏(鹿児島 teak monoculture in the Bago 売電価格を考慮した間伐の検
大学)ら
mountains, Myanmar: Ei (Kyoto 討:辻周真(東京大学)ら
Univ.) et al.
15:15 F07 樹体内CO2の行方:CO2輸 T22-14 自然学校へ行こう ~持 A21 山元立木価格による林木・ T21-6 Influence of livelihood
送と光合成への利用:楢本正明 続可能な農山村社会の実現を 森林評価と森林計画:岡裕泰(森
目指した大学の講義プログラム 林総合研究所)
(静岡大学)ら
の効果~:井倉洋二(鹿児島大
学)
15:30 調整・討論
F08 ケニアの樹木は九州の樹木よ
りも葉の活性酸素消去能が高い−
光合成の環境ストレス耐性(メー
ラー反応の能力)の数値化−:津山
孝人(九州大学)ら
A22 京都モデルフォレストの取
り組みについて-CSRと地域協
議会などを軸に拡がるパート
ナーシップ:柴田晋吾(上智大学)
T21-7 Controls on organic
T25-7 航空機データを用いた森
matter turnover under different 林資源推定手法の開発:平田泰
land use in East Kalimantan:
雅(森林総合研究所)
Fujii, Kazumichi (FFPRI) et al.
T22-15 わが国における森林教 A23 2000年代以降の林業用苗
育の系譜-森林技術誌掲載文 木生産・流通の実態と課題:都
献から-:大石康彦(森林総合研 築伸行(森林総合研究所)ら
究所)ら
T21-8 Long term timber
T25-8 航空機LiDARによるスギ
utilization on wooden houses in 林の材積推定手法の開発-林
East Kalimantan, Indonesia:
分推定法の精度比較-:小谷英
Haruka Suzuki (Kyoto Univ.)
司(森林総合研究所)ら
報
15:45
調整・討論
T25-6 ラジコンヘリコプターを用
transition on fallow forests: A いた傾斜地における林分材積
case study in a Zotung village, 推定について:近藤大将(信州大
Southern Chin State, Myanmar: 学)ら
Nyein Chan (Kyoto Univ.) et al.
16:00 F09 スギ樹冠葉の冬季の光合 T22-16 ベネズエラにおける環 A24 農林複合経営における小 Discussion
調整・討論
16:15 F10 岐阜大学高山試験地の常 T22-17 森林にとって教育理論 A25 国産材原木流通構造の比
T25-9 近赤外カメラを用いたコ
マクサの個体数調査:草刈皓介
(信州大学)ら
成能力の評価:飛田博順(森林
総合研究所)ら
境教育の現状と課題:安藤愛(筑 規模苗木生産の位置づけ 宮
波大学)
崎県諸塚村の事例:田爪和成
(宮崎大学)ら
緑針葉樹林フラックスサイトにお の意味するもの—ドイツの森林 較分析:愛知県二原木市場の
けるスギ個葉光合成の季節変 教育に関するテキストから:寺下 事例から:金山知広(京都大学)
化:小林元(信州大学)ら
太郎(愛媛大学)
T21-9 Present problems and
futurity of fuelwood users around
marginal tea plantations in Matara
& Badulla districts, Sri Lanka:
Palihakkara, Indika (Univ. Tokyo,
Univ. Ruhuna) et al.
16:30 F11 Modeling seasonal variation T22-18 森林教育と環境・自然 A26 高知県原木市場における
of needle photosynthesis in
Larix kaempferi stand: Na Yin
(Shinshu Univ.) et al.
(Univ. Tokyo) et al.
調整・討論
速
16:45 調整・討論
T21-10 The community resilience T25-10 LiDARデータによる樹種
別単木カウント法の木曽赤沢ヒ
の教育題材:中島皇(京都大学) 出荷量の変化に関する分析:垂 analysis of Community-Based
Forest Management program in the ノキ林への適用:加藤正人(信州
水亜紀(森林総合研究所)ら
Philippines: Marcin Pawel Jarzebski 大学)
A27 新生産システムによる大規
模製材用素材需要がもたらした
森林組合の素材生産活動への
影響:西隆秋(宮崎大学)ら
T21-11 Characteristics of forest
T25-11 ヒノキ天然林更新木本
management in Van (forest)
数密度の推定について:山本博
Panchayat: Case study of Sub一(東京大学)ら
Himalayan villages in India : Kazuyo
Nagahama (Univ. Tokyo, Himalayan
Community Forestry Centre) et al.
17:00 F12 湛水ストレスとその後の解
A28 発電向け木質バイオマス Discussion
の流通:宮崎県における林地残
材の事例:横田康裕(森林総合
研究所)
17:15 F13 低酸素ストレス初期におけ
A29 沖縄県における住宅構造 T21-12 Local communities and
材の歴史的変遷に関する一考 institutions in the implementation
of REDD+ in Indonesia: Two case
察:知念良之(琉球大学)ら
除に対する熱帯造林木13種の
応答:則定真利子(東京大学)ら
るMelaleuca cajuputi の根の芳
香族代謝:山ノ下卓(東京大学)ら
studies of KFCP: Yun Yamanaka
(Kyoto Univ.) et al.
17:30 F14 Eucalyptus camaldulensis
A30 木材の環境情報の伝達と
木材輸送距離:藤原敬(ウッドマ
イルズフォーラム,林業経済研究
所)
17:45 F15 酸性および酸化性ストレス
A31 木材利用の勘定について: T21-14 Forest policy, efforts
大津裕貴(鳥取大学)ら
leading SFM and criteria and
indicators in Myanmar: Ei
Thandar Bol (Kyoto Univ.)
18:00 調整・討論
A32 ドイツ、バーデン・ヴュルテ
ンベルク州の森林行政とカルテ
ル問題:石崎涼子(森林総合研
究所)
T21-15 Study on the issue for
development of social
safeguards in REDD+ initiatives:
Iwanaga, Seiji (Univ. Tsukuba)
et al.
18:15
調整
Discussion
のアルミニウム無毒化タンニン
の特性解析:田原恒(森林総合
研究所)ら
がブナの葉の遺伝子発現パ
ターンに与える影響:斎藤秀之
(北海道大学)ら
調整・討論
T21-13 Current situation of
land grab in state forest area in
Indonesia: Takahiro Fujiwara
(Kyushu Univ.) et al.
発表時間の厳守をお願いします。
座長は別のページに記載しています。
「調整・討論」のコマは、座長の裁量で、時間調整、総合討論等に使用します(林政部門を除く)。
発表後、「調整・討論」の終了時間までは、会場にいて下さい(林政部門を除く)。
林政部門は、直前の発表者が次の発表の司会(座長)を務めて下さい。
第126回日本森林学会大会プログラム(速報版)
5
研究発表題目(部門別・公募セッション 口頭発表)3月28日午後 2/3
会場
農学部S32
農学部N11
農学部N13
農学部N21
農学部N23
開始時刻
経営3
利用2
防災
動物
生態
13:30 C15 地上レーザーを用いた熱
J09 トラック木質バンドラの機能 I01 斜面ライシメータ上のヒノキ K01 台風により消失したヒノキ
と可能性:仁多見俊夫(東京大 林の間伐が蒸発散量に及ぼす 人工林における鳥散布由来植
学)ら
影響:蔵治光一郎(東京大学)
物の構成と散布傾向:河鍋直樹
(東京農業大学)ら
帯林におけるバイオマス測定:
蝦名益仁(千葉大学)ら
G01 親木からの距離依存的な
実生の死亡と群集内の相対優
占度との関係:清和研二(東北大
学)
13:45 C16 UAV-SfMと地上レーザー J10 カラマツ主伐林分における I02 荒廃人工林の管理により流 K02 土地利用に見るツキノワグ G02 氷ノ山におけるブナの天然
を用いた森林構造の把握:加藤 バイオマス収集対応型フォワー 量増加と河川環境の改善は可 マ出没地特性−岐阜県高山市 更新動態:実生追跡・長期毎
顕(千葉大学)ら
ダの生産性(速報):渡辺一郎
能か:恩田裕一(筑波大学)
周辺の事例−:福田夏子(東京環 木・年輪・遺伝構造から:赤路康
(北海道立総合研究機構)ら
境工科学園)ら
朗(岡山大学)ら
14:00 C17 小型UAVによる空撮とSfM J11 カリフォルニア州における
I03 岐阜東白川国有林のヒノキ 調整・討論
を用いた樹高計測:田村太壱(千 林地残材の粉砕作業に関する 人工林における強間伐前後の
葉大学)ら
一考察:吉岡拓如(日本大学,カリ 降雨・流出過程の変化:安部豊
フォルニア大学デイビス校)ら
(サントリーグローバルイノベー
ションセンター)ら
14:15 C18 マルチコプター撮影と地上 J12 薪形態木質バイオマスの断 調整・討論
撮影のビデオ画像を組み合わ
せた森林計測:米康充(島根大
学)ら
K03 スギカミキリ幼虫越冬後の G04 積雪の多寡によって変わる
発育:北島博(森林総合研究所) ブナの生態:多雪山地における
ら
林冠フェノロジーと実生の生存
パターン:石田清(弘前大学)ら
面別乾燥速度計測による樹種・
形状別自然乾燥速度の考察:鈴
木保志(高知大学)ら
14:30 調整・討論
G03 シベリアカラマツ林での「倒
木遮蔽更新」仮説の検証:草加
伸吾(滋賀県立琵琶湖博物館)
J13 利用可能資源量とコストの I04 飽和不飽和浸透流の相似 K04 共生菌キバチウロコタケを
面からのバイオマス供給量の予 率に関する展開の系譜:谷誠(京 接種した材へのキバチ類の産
測:狩場晴也(名古屋大学)ら
都大学)
卵選好:松本剛史(森林総合研
究所)ら
G05 樹齢300年前後の天然秋
田スギの肥大成長特性: 個体特
性とサイズ、競争および環境効
果の統合的モデリング:松下通
也(森林総合研究所)ら
14:45 C19 温暖化による落葉広葉樹 J14 関係者の多様性から見た I05 多層構造に着目した火山地 K05 フライトミルを用いたカシノ 調整・討論
15:00
C20 Individual crown detection of 調整・討論
tropical forest: Object-based image
analysis approach using smallformat aerial photographs: V.C.
Wong (Univ. Tokyo, Univ. Malaysia
Sabah) et al.
15:15
C21 Radiometric normalization
methodology for regional forest
area estimation in Paraguay using
multi-date satellite dataset: Vega
Isuhuaylas, Luis (FFPRI)
版
林の開葉日の変化-モデリング 森林バイオマス利用の特徴と課 帯での間隙水圧の鉛直分布に ナガキクイムシの飛翔能力の測
と予測結果:粟屋善雄(岐阜大 題:中村省吾(国立環境研究所) 関する検討:經隆悠(筑波大学) 定:深谷智史(兵庫県立大学)ら
学)
ら
ら
I06 実効雨量を用いた斜面崩壊 K06 カシノナガキクイムシの大
発生危険度評価:小杉賢一朗
量捕獲によるナラ枯れ防除:小
(京都大学)
林正秀(京都府農林水産技術セ
ンター,京都府立大学)ら
J15 ヒノキ根元材における節の 調整・討論
出現状況:渡井純(静岡県農林
技術研究所)ら
15:30 C22 3次元計測カメラによる土
調整・討論
J16 枝打ちロボットにおける超 I07 立木密度と雪の移動に関す K07 ナラ枯れ被害の進行に伴う
場での原木材積計測技術の開 音波を用いた枝計測法の研究: る模型実験:堀和彦(寒河江測量 ブナ科樹木の局所的密度の変
発:星川健史(静岡県農林技術 市川真至(岐阜大学)ら
設計事務所)ら
化:山崎理正(京都大学)ら
研究所)ら
G06 マレー半島のフタバガキ林
におけるPSPを用いた森林炭素
蓄積量の推定:佐藤保(森林総
合研究所)ら
G07 隣接した針葉、広葉樹林7
林分の長期炭素動態:竹田有佑
(大阪市立大学)ら
G08 九州暖温帯常緑広葉樹林
における土壌呼吸に対する温
暖化の影響:寺本宗正(国立環
境研究所)ら
15:45 C23 小型のデジタルステレオカ J17 レーザー測距によるコンパ I08 木製治山堰堤内の中詰め
16:00 調整・討論
報
K08 抵抗性マツ植栽地における G09 細根枯死・分解・生産量と
メラによる胸高直径の測定精度: ス縦断測量の精度:櫻井倫(東京 石材の侵食に関する水路実験: マツノマダラカミキリ成虫密度と 亜寒帯林の純一次生産量:大沢
細田和男(森林総合研究所)ら 大学)ら
岡田康彦(森林総合研究所)ら 枯死率の関係:杉本博之(山口 晃(京都大学)ら
県農林総合技術センター)ら
J18 地上型3次元レーザース
I09 時系列空中写真による津波
キャナにより情報化された立木 被災林分の残存について:中北
への林内ナビゲーションシステ 理(森林総合研究所)ら
ムの開発:中村裕幸(woodinfo)ら
K09 放置竹林と広葉樹二次林 調整・討論
間における地表性ゴミムシ類の
時空分布:江崎功二郎(白山自
然保護センター)
K10 東カリマンタンでの糞・腐肉
食性コガネムシ類捕獲における
ベイトとピットフォールトラップの
タイプ間の比較:上田明良(森林
総合研究所)ら
16:15
C24 Spatial and temporal patterns
of tropical forest landscape
prioritization for conservation
planning in Indonesia: Raharjo, Beni
(Hiroshima Univ., Forestry Service
of South Kalimantan Province)
J19 地上型3次元レーザース
I10 森林から流出する渓流水の
キャナを使った立木樹幹の最大 放射性セシウム濃度について:
矢高の推定と造材した丸太実 坪山良夫(森林総合研究所)ら
測値との比較:佐野俊和(広島県
立総合技術研究所)ら
16:30
C25 Designing conservation priority
areas based on elevation gradients
in the subtropical forest of Okinawa
island: Noor Jemali (Kagosima
Univ.) et al.
J20 地上型3次元レーザース
I11 廃菌床と腐植を利用した海 調整・討論
キャンと従来型手法による丸太 岸緑化の試み:田中賢治(国土
換算の比較:與儀兼三(広島県 防災技術)ら
立総合技術研究所)ら
16:45 C26 施業シミュレーションシステ J21 地上型3次元レーザース
キャナ計測の作業分析:涌嶋智
(広島県立総合技術研究所)ら
速
ムを用いた施業方法の多面的
比較:光田靖(宮崎大学)ら
17:00 C27 林分団地化を考慮した施
調整・討論
業計画の策定:奈良和正(東京
大学)ら
調整・討論
G10 中国黄土高原北西部のタ
マリスク林が塩類土壌の塩分濃
度と無機態窒素動態に与える
影響:岩岡史恵(京都大学)ら
G11 北アルプス雲ノ平における
高山植生の分布と攪乱との応
答:高瀬藍(東京農業大学)ら
G12 Trophic strategies and
mycorrhizal associations of
Pyroleae in subalpine coniferous
forests on Mt. Fuji: Jia Shuzheng
(Univ. Tokyo) et al.
G13 Vegetation and ecology in
a tropical peat swamp forest in
Brunei: Ngo, Kang Min (Tokyo
Metropolitan Univ.)
17:15 C28 福島県只見町叶津集落に J22 異なる傾斜方向が腰部脊
調整・討論
17:30 調整・討論
J23 中山間における林業イベン
トの経済効果分析~第19回森
林生産システム研究会@十津
川村の事例~:松山知恵(住友
林業)ら
G14 森林における生態系サー
ビスの定量的評価について~
住友林業社有林を対象として
~:堀隆博(住友林業)ら
17:45
J24 伐採計画と人工林内に侵
入した広葉樹多様性に関する
研究:脇谷すみれ(名古屋大学)
ら
G15 全国の森林における樹木・鳥
類・地表性甲虫の9年間の変化傾
向ーモニタ リングサイト1000森林・
草原調査よりー:丹羽慈(自然環境
研究センター)ら
18:00
J25 同一林分において立木密
度を変化させた場合の林内景
観の好ましさ:松本武(東京農工
大学)ら
G16 タイ・メクロン流域の熱帯季
節林における約20年間のパイ
オニア林床植生の動態と種数
面積曲線(環境傾度)に及ぼす
影響:小林繁男(京都大学)
18:15
調整・討論
調整・討論
おける国有林計画史料を用い 柱起立筋の筋活動量に与える
た森林利用履歴の把握:宮本麻 影響:河原大陸(広島大学)ら
子(森林総合研究所)ら
発表時間の厳守をお願いします。
座長は別のページに記載しています。
「調整・討論」のコマは、座長の裁量で、時間調整、総合討論等に使用します(林政部門を除く)。
発表後、「調整・討論」の終了時間までは、会場にいて下さい(林政部門を除く)。
林政部門は、直前の発表者が次の発表の司会(座長)を務めて下さい。
第126回日本森林学会大会プログラム(速報版)
6
研究発表題目(部門別・公募セッション 口頭発表)3月28日午後 3/3
会場
農学部N31
農学部中講堂
農学部多目的室(W109)
学術交流会館小講堂
学術交流会館第2会議室
開始時刻
T28
T23
造林
T26
遺伝・育種
13:30 T28-1 2種のアーバスキュラー 趣旨説明
D01 曲げ特性を用いたクロマツ
立木の変形と破壊の経時変化
シミュレーション:南光一樹(森林
総合研究所)ら
T26-9 鳥類の微環境利用と放
射線の空間線量率の異質性に
よる被曝量の違い:石田健(東京
大学)
E01 植栽ブナにおける更新第一
世代で獲得される遺伝的多様
性について:菊池葉香(北海道教
育大学)ら
13:45 T28-2 ブナ科樹木の根にみら
D02 中国庫布其沙漠に植栽さ
れている小葉楊の成長におよ
ぼす埋砂の影響:山本福壽(鳥
取大学)ら
T26-10 ポット実験によるスギ苗 E02 新たに発見された岩内町ブ
木の放射性セシウム吸収の検 ナ北限集団の遺伝的多様性:北
討:平井敬三(森林総合研究所) 村系子(森林総合研究所)ら
ら
菌根菌の種間競争およびそれ
らがスギ実生苗の成長に与える
影響:佐藤拓(東京大学)ら
T23-1 国立公園の公園計画及
れるビョウタケ目菌の多様性:中 び公園区域の変更における自
村慎崇(京都大学)ら
然保護の概念の変遷について:
兪晨(北海道大学)ら
14:00 T28-3 塩化ナトリウムがクロマ T23-2 都市近郊林における野 D03 スギ若齢個体の直径成長 T26-11 マツおよびカシ苗のセ E03 モミ属3種における浸透交
ツ-Cenococcum geophilum 菌 生動物への餌付けと利用者意
根共生系に及ぼす影響:松田陽 識:稲場彩夏(北海道大学)ら
介(三重大学)ら
14:15
T28-4 Phylogenetic diversity and
cryptic species of the
ectomycorrhizal fungus
Cenococcum geophilum sensu lato:
Keisuke Obase (Univ. Florida) et al.
と伸長成長の季節変化:齊藤哲 シウム吸収への菌根菌感染の 雑の検証:内山憲太郎(森林総
(森林総合研究所)ら
影響:山中高史(森林総合研究 合研究所)ら
所)ら
T23-3 日光国立公園奥日光地 D04 ニホンジカの生息密度が林 T26-12 コナラ樹体中の福島原
区におけるシカ害対策に対する 道脇植生に及ぼす影響:酒井敦 発事故由来の放射性セシウム
来訪者の意識:土屋俊幸(東京 (森林総合研究所)ら
分布:三浦覚(東京大学)ら
農工大学)ら
14:30 T28-5 ラン科の種子発芽を指
T23-4 公園利用者への情報提 調整・討論
供はヒグマとの軋轢を緩和でき
るか:辻田茜(北海道大学)ら
14:45 調整・討論
T23-5 世界遺産地域における D05 樹冠測定具「天望鏡(てん 調整・討論
交通規制に対する利用者の意 ぼうきょう)」の測定精度の検討:
識と混雑感:愛甲哲也(北海道大 高橋絵里奈(島根大学)ら
学)ら
T26-13 2011年から2014年まで 調整・討論
のスギ及びコナラ幹材部におけ
る放射性セシウム分布の推移:
小川秀樹(福島県林業研究セン
ター)ら
E05 ソメイヨシノとエドヒガンとの
交雑による実生において観察さ
れた接合後の雑種不和合性の
詳細マッピング:鶴田燃海(岐阜
大学)ら
版
標にした菌根菌の時空間動態
の解明:木下晃彦(国立科学博
物館)ら
E04 次世代シーケンサーを用い
たハチミツに含まれる花粉の種
の同定:長谷川陽一(秋田県立
大学)ら
15:00 T28-6 北海道における森林性 調整・討論
D06 中部地方のスギ高齢人工 T26-14 里山広葉樹林における E06 高標高トドマツの早熟性は
林の林分構造:横井秀一(岐阜 リター除去処理による放射性セ どのように遺伝するのか?:久
県立森林文化アカデミー)ら
シウム流出と生態系内循環の 本洋子(東京大学)ら
変化:山本理恵(千葉大学)ら
15:15 T28-7 ヤクタネゴヨウ林分の外 調整・討論
D07 天然生木曽ヒノキの成長は
いかに遅いか -赤沢天然生ヒ
ノキ林の約60年間の成長経
過ー:九島宏道(森林総合研究
所)ら
のネズミ類による外生菌根菌の
散布:藤岡洋太(帯広畜産大学)
ら
生菌根菌群集:村田政穂(東京
大学)ら
T26-15 林床処理を行った二次
林と耕作地の土壌中放射性セ
シウムの存在形態:斎藤翔(千葉
大学)ら
E07 高標高×低標高交雑に由
来するトドマツ分離集団を用い
たRAD-seqによる連鎖地図構
築:後藤晋(東京大学)ら
15:30 T28-8 乗鞍岳におけるハイマツ T23-6 観光プログラムの流通・ D08 琵琶湖湖西の低標高域で T26-16 コナラとアカマツ樹体内 E08 相互移植試験が示唆する
実生の定着様式と共生菌:小泉 販売に関する一考察:菅野正洋 観察されたヒノキ天然生林の成 の放射性セシウムの季節変化 北方種苗移動によるアカマツの
敬彦(東京大学)ら
(日本交通公社)
立経過について:大住克博(鳥取 と林床処理の効果:平野尭将(千 生存と成長の低下:永光輝義(森
大学)
葉大学)ら
林総合研究所)ら
15:45 T28-9 外生菌根菌の根外菌糸 T23-7 国立公園ブランドを考え 調整・討論
T26-17 林床に敷きならされた 調整・討論
木質チップ材による放射性セシ
ウムの吸収特性:高橋輝昌(千
葉大学)ら
報
体による菌根形成に宿主からの る−保全とレクリエーションのト
炭素供給と菌糸体量が及ぼす レードオフ −:久保雄広(京都大
影響:吉田尚広(東京大学)ら
学)ら
16:00 T28-10 ハナイグチ増産を目指 T23-8 選択型実験を用いた山 D09 今須への道/葉分布は単 T26-18 木質チップを用いる放 E09 複数年次・複数試験地の
したカラマツ林の施業〜施業後 岳レクリエーション管理に対する 木択伐人工林への誘導を実行 射性セシウムの森林からの除 データを同時に用いた系統評価
4年間の概況〜:山田明義(信州 潜在需要の評価:富士山におけ 可能でないと言っている?:水永 染と里山の資源利用:金子信博 法の検討:武津英太郎(森林総
大学)ら
る事例研究:下窄聡(京都大学) 博己(静岡大学)ら
(横浜国立大学)
合研究所)ら
16:15 T28-11 木質材添加培地による T23-9 全国の国立公園の環境 D10 やってはいけない複層林施 調整・討論
E10 室内種子生産技術の実用
化に向けた諸条件の検討:栗田
学(森林総合研究所)ら
16:30 調整・討論
マツタケ菌の生育:古川仁(長野 価値評価:栗山浩一(京都大学) 業-研究・事業事例のネガティ
県林業総合センター)ら
ら
ブ評価から見えるもの-:伊藤
哲(宮崎大学)ら
D11 豪雪薪炭林地帯における 調整・討論
新たなブナ林業展開の可能性:
紙谷智彦(新潟大学)ら
E11 スギにおける幼老相関関
係に基づいた苗畑段階におけ
る成長形質の選抜の可能性:倉
本哲嗣(森林総合研究所)ら
調整・討論
調整・討論
調整・討論
速
16:45
調整・討論
調整・討論
17:00
T23-10 スウェーデンにおける
野外活動の展開と万人権:その
意義と課題:三俣学(兵庫県立大
学)ら
調整・討論
17:15
T23-11 スウェーデンにおける
資源採取を伴う野外活動の行
動規範−森林訪問者へのアン
ケート調査から−:齋藤暖生(東
京大学)ら
調整・討論
17:30
T23-12 パラオ共和国の森林観
光開発における地域住民の参
画:武正憲(筑波大学)ら
17:45
T23-13 エコツーリズムにおける
協働型管理に関する考察:寺崎
竜雄(日本交通公社)
18:00
調整・討論
18:15
調整・討論
発表時間の厳守をお願いします。
座長は別のページに記載しています。
「調整・討論」のコマは、座長の裁量で、時間調整、総合討論等に使用します(林政部門を除く)。
発表後、「調整・討論」の終了時間までは、会場にいて下さい(林政部門を除く)。
林政部門は、直前の発表者が次の発表の司会(座長)を務めて下さい。
第126回日本森林学会大会プログラム(速報版)
7
研究発表題目(ポスター発表 P1Aグループ P1A001からP1A066)3月27日 1/1
会場:農学部大講堂 ポスター準備8:30-11:00、コアタイム11:45-13:15、ポスター撤収16:30-17:30 #:学生ポスター賞応募ポスター
林政
風致
P1A001# Contributions and of
non-timber forest products
(NTFPS) to rural livelihood in
Myanmar: Kyaw Phone Wai
(Kyushu Univ.) et al.
P1A013 豊後水道沿岸地域に
おけるアオギリの分布と民具利
用の記録:徳岡良則(農業環境
技術研究所)ら
防災
利用
P1A030# 樹木の吸水深度推
定に向けた土壌及び植物体か
らの水抽出・安定同位体比測定
手法の検討:山本浩之(京都大
学)ら
P1A041 路体保全のために施工 P1A058# 防護服の違いによる
された木製構造物の腐朽と路 下肢の筋負担:堀尾健(日本大
体への影響:臼田寿生(岐阜県 学)ら
森林研究所)ら
経営
P1A020# Analysing spatial
structure of mixed forests using
airborne LiDAR data: A casestudy
in central Hokkaido: Jayathunga,
Sadeepa (Univ. Tokyo) et al.
P1A031# 山地源流域における P1A042# 簡易貫入試験による P1A059# 重大災害事例にみる
流域地下構造に起因する地下 路体の乾燥密度の推定:森大記 林業労働災害の傾向と推移:中
島千嘉(名古屋大学)ら
水・湧水の滞留時間決定機構 (高知大学)ら
の解明:長野龍平(京都大学)ら
P1A002 ミャンマー・バゴー山地 P1A014# 写真投影法による里
カレン焼畑村落での「水田アグ 山景観の選好性の分析:岡山奈
ロフォレストリー」の普及とその 央(東海大学)ら
背景:竹田晋也(京都大学)ら
P1A032# ストロンチウム安定 P1A043 様々な放置年数の作 P1A060 林業労働の安全化を目
同位体比を用いた山地源流域 業道における路面凹凸とその発 指した小型機械の製作と運用:
の集水構造の解析−地質・地形 生要因:篠原慶規(九州大学)ら 三木敦朗(信州大学)ら
の異なる流域間比較−:鷹木香
菜(京都大学)ら
P1A003# Mapping householdlevel land use in a mangrove
forest of the Ayeyarwady Delta,
Myanmar: ThinnThinn (Kyoto
Univ.) et al.
P1A015# 「牛久自然観察の
森」の保全活動にみる里山利用
の可能性:神宮翔真(筑波大学)
ら
P1A022# 航空機LiDARによる
樹冠傾斜角を利用した単木抽
出の試み:上野操子(京都府立
大学)ら
P1A004# 薪炭材と非木材林産物
を採取する住民への熱帯林減少の
影響分析:カンボジア・コンポントム
州の事例:江原誠(九州大学,日本学
術振興会)ら
P1A016# 頚城山系におけるラ
イチョウ調査モニターツアー参
加者の満足度とその要因分析:
小川結衣(筑波大学)ら
P1A023# 早期森林資源利用診断 P1A033# 多雪地の森林小流 P1A044 林道路面排水施設の
システムの開発−航空機LiDARによ 域における降雨流出特性:豊泉 配置実態について:宗岡寛子(森
る人工林内未検出木抽出法につい 恭平(日本大学)ら
林総合研究所)ら
ての検討−:梅藤幸太郎(名古屋大
学,科学技術振興機構)ら
P1A005 U-shape hypothesis of
forest area changes: in cases of
Peninsular Malaysia and
Cambodia:Tetsuya Michinaka
(FFPRI) et al.
P1A017 飯豊連峰・朝日連峰に P1A024# 地上レーザーによる P1A034# 丹沢小流域における
おける山岳関係者協働による登 上高地ケショウヤナギ林の解 土砂生産量の実態解明:國分美
華子(日本大学)ら
山道保全作業:菊池俊一(山形 析:浅香俊紀(信州大学)ら
大学)
P1A007 昭和初期の木質バイオ
マス利用にともなう森林景観構
造の変化:森野真理(吉備国際
大学)
P1A019 The influence of forest P1A026# 群状択伐地における
aesthetics on the Inner Garden スギ・ヒノキ植栽木の成長特性:
伊藤一樹(九州大学)ら
Project of Meiji Shrine: Yuko
Shimizu (Institute of Forest
Aesthetics & Planning) et al.
P1A036# 人工降雨装置による P1A047 三重県大台町における
PAIと降雨強度を変化させたとき H型架線架設可能地の抽出:長
の遮断損失量の変動:山田純司 島啓子(京都府立大学)ら
(名古屋大学)ら
P1A064 森林内における仮想基
準局(VRS)方式RTK-GNSSの
測位精度:遠國正樹(東京大学)
ら
P1A028# Network Analystを用
いた京都府京丹後市における
人工林施業のコストシミュレー
ション:石橋早苗(京都府立大学)
ら
P1A048 アーム接地式スイング P1A065 検尺作業の効率化を目
ヤーダの安定性-支柱アーム 指した小型機械の製作と運用:
に作用する力の分析-:山口浩 松村哲也(信州大学)ら
和(森林総合研究所)ら
P1A038# 短期水収支法による P1A049 架線集材における搬出
材積と採算性の関係:石川知明
森林小流域の水収支評価:
50%間伐後3年間の観測結果: (三重大学)
佐野仁香(東京農工大学)ら
P1A029# 京都市都市部・山間 P1A039# スペクトル解析を用
部住民の花粉症に対する意識 いたカラマツ林の蒸発散特性の
に関する一考察:河瀬麻里(京都 解析:中坪稔(名古屋大学)ら
大学)
P1A040# Precipitation and
hydrological characteristic of
subtropical forest in Okinawa
Main Island: Idi Shah Rizal Idris
(Univ. Ryukyus) et al.
速
P1A011# 印刷情報用紙生産
に伴う企業別原料選択要因:早
舩真智(筑波大学)ら
P1A063# 京都府立植物園で
の木質バイオマスの利用ー京
都市を木質バイオマス先進地域
にするためにー:馬場潤一(京都
府立大学)ら
報
P1A010 国産材合板工場の川
上事業参入時の課題:吉田城治
(日本森林技術協会)ら
P1A035# 冷温帯落葉広葉樹 P1A046 大型自走式搬器による
林における熱・CO2フラックスの 全木集材作業の生産性:古川邦
季節変化:野中翔平(日本大学) 明(岐阜県森林研究所)ら
ら
P1A027# 千本山スギ天然更新 P1A037# 森林流域における降
試験地の経過:平井幹人(宮崎 雨時渓流水中の溶存有機物蛍
光特性の変動メカニズム:田中
大学)ら
洋太郎(京都大学)ら
P1A008 木質バイオマス発電需
要の増加に伴う木材生産・流通
構造の変容:佐藤宣子(九州大
学)ら
P1A009 わが国木材産業におけ
る近年の設備投資動向:嶋瀬拓
也(森林総合研究所)
P1A045 スイングヤーダのホー P1A062# ヒノキ漸伐林におけ
ルバックラインドラム動力回生 る終伐による更新木の損傷:大
の可能性:毛綱昌弘(森林総合 塚大(信州大学)ら
研究所)ら
版
P1A006 タイ国消費者における P1A018 南アルプス国立公園南 P1A025# 時系列航空写真解
チーク材家具の選好度:田中亘 部におけるニホンジカの採食実 析による境界確定支援の検討:
態マップの作成:下嶋聖(東京農 村松康介(宮崎大学)ら
(森林総合研究所)ら
業大学)
P1A061# 施業方法の違いによる
人工林における土砂流出量の変化
−地表有機物量・植生被度と3年間
の土砂流出量計測の結果から−:渡
辺靖崇(高知大学)ら
P1A066 森林作業での使用を想
定した、各種結束材料の屋外曝
露試験:山口智(森林総合研究
所)ら
P1A050 大径材搬出におけるプ
ロセッサ造材とチェーンソー造
材の成立条件:渡邊優美(京都
大学)ら
P1A051 スケジューリング理論
に基づいた伐出工程計画の評
価:杉本和也(岐阜県立森林文
化アカデミー)ら
P1A052 収穫前の毎木調査に
おける立木の形状および品質
の総合的評価手法の検討:山場
淳史(広島県立総合技術研究
所)ら
P1A012# 集落単位での集約
的林業の有効性に関する経済
分析−福井県「コミュニティ林業
事業」を事例に−:金森啓介(福
井県立大学)
P1A053 急斜地におけるグラッ
プルを用いた機械地拵えの能
率とコスト:佐々木達也(森林総
合研究所)ら
P1A054 高性能林業機械を利用
したアカマツ搬出可能量の検討:
斎藤仁志(信州大学)ら
P1A055 過密な集材路が集材
費の増加に及ぼす影響:蓮井聡
(北海道立総合研究機構)
P1A056 緩傾斜地におけるCTL
伐採システムの皆伐生産性:中
澤昌彦(森林総合研究所)ら
P1A057 作業姿勢を指標とした
植栽作業の労働負荷の評価:猪
俣雄太(森林総合研究所)ら
ポスターの準備ならびに撤収は速やかにお願いします。ポスターの掲示場所については当日に会場でお知らせします。
コアタイムには必ずポスターの前に立ち質疑に応じて下さい。
第126回日本森林学会大会プログラム(速報版)
8
研究発表題目(ポスター発表 P1Bグループ P1B001からP1B190)3月27日 1/3
会場:学術交流会館 ポスター準備8:30-11:00、コアタイム11:45-13:15、ポスター撤収16:30-17:30 #:学生ポスター賞応募ポスター
生態
造林
遺伝・育種
P1B001# 北海道北部の天然
生林における材の空洞の出現
傾向:阿部葉月(北海道大学)ら
P1B017# タイガ森林限界付近 P1B034# 攪乱規模の異なるイ P1B051# 海岸クロマツ林にお P1B057 交配による精英樹系雄 P1B074 共通系統を用いたスギ
におけるカラマツの温暖化影響 ヌブナ天然林の長期再生過程: ける雌雄異株高木シロダモの結 性不稔スギの作出と成長・材質 初期成長の産地間差の解析:三
実特性:秋保開祉(新潟大学)ら の評価:袴田哲司(静岡県農林 浦真弘(森林総合研究所)ら
佐原奈々美(宇都宮大学)ら
評価:小林昂太(山形大学)ら
技術研究所)ら
P1B002# 旧薪炭林地帯におけ
るブナ二次林の林分構造が樹
形に及ぼす影響:原澤夏穂(新潟
大学)ら
P1B018# 多雪地におけるブナ
(Fagus crenata )の年輪幅に影
響する気象要因:名取史晃(弘前
大学)ら
P1B035# モンゴル国北方林に P1B052# 那須山系におけるミ
おける違法伐採を伴う大規模火 ヤマナラの繁殖様式:遠川千聡
災による森林劣化:友成美咲(岡 (宇都宮大学)ら
山大学)ら
P1B003# 混交低木群落内におい
て光の不均質性は種ごとの生産能
力に影響を及ぼすのか?−種ごと
の光利用特性と光獲得特性からの
評価−:川井祐介(岐阜大学)ら
P1B019# 苗場山における環境
勾配に伴うブナ個体内の葉群
分布の特性と受光機能:望月貴
治(岐阜大学)ら
P1B036# 北海道東部老齢ミズ
ナラ林の風雪に対する攪乱体
制評価のための腐朽診断:矢川
健太(信州大学)ら
P1B053# フタバガキ科樹木の P1B059 スギの材質・成長形質
繁殖フェノロジーは種によって に関するQTL解析:三嶋賢太郎
(森林総合研究所)ら
応答する気象条件が異なる
か?:森本彩夏(首都大学東京)
ら
P1B004# ニセアカシア落葉と
炭の添加がクロマツ苗木の水
分生理状態に与える影響−マツ
材線虫病の耐性に注目して−:
渡辺花観(北海道大学)ら
P1B020# 白神山地高倉森およ
びサンスケ沢における主要構成
樹種の機能形質の比較:福井忠
樹(弘前大学)ら
P1B037# 北海道東部老齢ミズ
ナラ林における樹木個体間の
相互作用の抽出:齋藤大(信州
大学)ら
P1B054# サワラにおける繁殖
干渉の実態評価方法−葉緑体
DNAマーカーを用いた花粉1粒
からの樹種判別−:蘇彰宏(岐阜
大学)ら
P1B060 愛媛で生育する野生の
サクラのSSRマーカーによる系
統分析:西原寿明(愛媛県農林
水産研究所)
P1B077 3試験地におけるアカマ
ツ2年生実生の成長パターンの
産地間変異:那須仁弥(森林総
合研究所)ら
P1B005# マツ枯れ進行中の海
岸クロマツ林内に植栽した常緑
広葉樹の活着に及ぼす環境条
件:米山隼佑(新潟大学)ら
P1B021# 小笠原乾性低木林
における木部キャビテーション
耐性の比較:白井誠(日本大学)
ら
P1B038# 蒜山地域の火入れ
草原におけるブナ科樹種の更
新要因の推定:村井敦史(鳥取
大学)
P1B055# 「山中のハリモミ純
林」における植生変化とハリモミ
の遺伝的多様性:吾妻直彦(東
京大学)ら
P1B061 全国の植物園等で保
存されているサクラの栽培品種
のDNA分析による実態解明:加
藤珠理(森林総合研究所)ら
P1B078 北海道におけるカラマ
ツとグイマツの種子成熟時期の
地域間変異:生方正俊(森林総
合研究所)ら
P1B006# 常緑低木の除去と落
ち葉掻きが木本の実生更新に
及ぼす影響:高橋あかり(山形大
学)ら
P1B022# 分光反射率を用いた
乾燥地植物タマリクスの水ポテ
ンシャル特性の評価:深井暁雄
(静岡大学)ら
P1B039# 動物の摂食および自 P1B056# 日向夏栽培における
然撹乱がチドリノキの萌芽更新 訪花昆虫と結実量の関係:湯村
に与える影響:幹サイズ構造に 昂広(宮崎大学)ら
おける10年間の変化:田畑早紀
(三重大学)ら
P1B007# 針葉樹人工林皆伐
跡地に植栽された広葉樹の成
長と植生:荒井美香(宇都宮大
学)ら
P1B023# 山岳上部におけるミ P1B040# 湿原域における放棄
ズナラの葉形態と生態の変異: 牧草地と残存湿地の土壌シード
バンクの比較:柴田昌俊(北海道
増井悠人(弘前大学)ら
大学)ら
P1B063# アスナロ属(ヒバ、ア
スナロ)天然林を対象とした
EST-SSRマーカーによる遺伝構
造解析:佐藤都子(秋田県立大
学)ら
P1B080 滅失が危惧される日本
のキリ属植物栽培系統の形態
的・遺伝的特性:大谷雅人(森林
総合研究所)ら
P1B008# 沖縄島北部における P1B024# ヒノキ林土壌におけ P1B041# モンゴルテレルジ国
イジュ人工林の直径成長と樹冠 る細根の動態と空間分布:小畠 立公園におけるシベリアカラマ
ツと温帯草原の移行帯における
の関係:小多祥基(琉球大学)ら 祥由(同志社大学)ら
その年齢構造:Li, Hao(筑波大
学)ら
P1B064# 秩父山地におけるシ
オジFraxinus spaethiana の林分
内および集団間の遺伝構造:番
匠晃裕(東京大学)ら
P1B081 スギの人工交配家系を
用いて造成した検定林における
初期成長及び寒害抵抗性評価
結果:蓬田英俊(岩手県林業技
術センター)
P1B009# インドネシア中部カリ
マンタン州熱帯泥炭湿地に植栽
したShorea balangeran の10年
間の成長速度:加藤幹大(北海
道大学)ら
P1B082 多雪地に植栽したスギ
雪害抵抗性品種コンテナ苗の
活着状況と1年目の成長:玉城
聡(森林総合研究所)ら
報
版
P1B058# DNAマーカーに基づ P1B075 気象環境条件に基づく
いた次世代優良少花粉スギの スギの樹高成長予測:花岡創(森
効率的スクリーニング:柳原尚貴 林総合研究所)ら
(九州大学)ら
P1B076 アオヤジロにおける葉
部色素含量の季節変化:佐藤博
文(秋田県林業研究研修セン
ター)ら
P1B062# 葉緑体DNA多型に基 P1B079 イジュの人工交配によ
づくイタヤカエデ類Acer mono る種子の生産:板鼻直榮(森林総
の系統解析:田中龍大(東京大 合研究所)ら
学)ら
P1B042# 丹沢山地47ha集水
域におけるD50cm以上全木の
分布:高精度DEMを用いた微地
形スケールでの解析:山田亜樹
人(横浜国立大学)ら
P1B065# 次世代シーケンシン
グ分析による海岸林再生用タブ
ノキ苗木の集団遺伝学的解析
と産地間生長比較:三浦正嗣(東
北大学)ら
P1B010# カンボジア混交二次 P1B026# 植物と菌根菌の最適
林の間伐における現地管理者 資源交換の数理モデル:内之宮
の選木基準と林分構造変化:岩 光紀(九州大学)ら
本麻里(宮崎大学)ら
P1B043# 落葉広葉樹成木下
における同種実生から他種実
生への置き換わりの程度−優占
度の異なる4種の比較−:鈴木綾
(東北大学)ら
P1B066 古代有用樹種イチイガ P1B083 耐雪性品種と精英樹の
シの遺伝的多様性:杉浦奈実(東 幼齢期における挿木苗の成長
比較:宮下智弘(山形県森林研
京大学)ら
究研修センター)ら
P1B011# Monitoring damage and
recovery of mangrove forests after
the 2004 tsunami in Banda Aceh
using remote sensing: Mochamad
Candra Wirawan Arief (Mie Univ.) et
al.
P1B027# シカ食害環境下にお
けるナラ枯れ被害地の実生発
生と林内環境の関係性:榊原
菜々(京都府立大学)ら
P1B044# 成木と子個体の空間
分布は同所的か、排他的か −
優占度の異なる落葉広葉樹数
種の比較−:佐々木崇徳(東北大
学)ら
P1B067 松枯れの進む海岸クロ P1B084 スギ三倍体精英樹のさ
マツ林に分布するシロダモの遺 し木品種としての可能性:山田浩
伝的解析:森口喜成(新潟大学) 雄(森林総合研究所)ら
ら
P1B012# 栃木県唐沢山におけ P1B028# 積雪地へのシカ分布
る強度間伐後3年間のスギ・ヒノ 域拡大が植生に与える影響:佐
キ人工林の下層植生の変化:山 藤優(新潟大学)ら
崎寛史(筑波大学)ら
P1B045# 冷温帯林において種
の多様性は樹冠内受光量の不
均一性をもたらすのか?:藤野
大河(静岡大学)ら
P1B068 チュニジアに分布する P1B085 豪州ヒノキの候補遺伝
Quercus 4種の遺伝的特徴:松本 子解析:阪口翔太(東京大学)ら
麻子(森林総合研究所)ら
P1B046# 天然性二次林の群
落構造は再現できるのか?−定
量的評価法の開発−:堀田佳那
(神戸大学)ら
P1B069 広域分布種モモタマナ P1B086 カラマツ採種園におけ
の小笠原諸島における遺伝的 る列状間伐による着花促進効
多様性と遺伝構造:鈴木節子(森 果:田村明(森林総合研究所)ら
林総合研究所)ら
速
P1B025# 落葉分解呼吸速度と
微生物バイオマスの季節変化−
L・F層間、尾根・谷間の違い−:
佐藤開(京都大学)ら
P1B013# ヒノキ人工林におけ
る列状間伐前の下層刈り払い
が雨滴浸食および表面流浸食
に与える影響:溝口拓朗(宮崎大
学)ら
P1B029# 島根大学三瓶演習
林におけるナラ類集団枯損の
進行状況:西川祥子(島根大学)
ら
P1B014# 下刈り回数の違いが P1B030# ナラ枯れ木に発生す P1B047# 宮城県における海岸
スギ植栽木の成長に与える影 るハカワラタケとキノコヒモミノガ 林植栽候補樹による耐潮性試
類の生活環−被害履歴を考慮し 験:横山翔一(東京農工大学)ら
響:福本桂子(鹿児島大学)ら
た季節消長の把握−:岩下幸平
(名古屋大学)ら
P1B015# スギコンテナ苗は夏
季植栽で本当に有利か?-植
栽時の水ストレスから当年の活
着・成長・物質分配までの比較
-:新保優美(宮崎大学)ら
P1B031# 中国の半乾燥地に
生育するArtemisia ordosica
Krasch.の群落構造に環境要因
が与える影響:松本哲也(岡山大
学)ら
P1B048# 森林の多面的機能
の価値とその空間減衰:近畿3
府県での事例:長廣修平(滋賀大
学)ら
P1B070 Genetic diversity of
Eusideroxylon zwageri (Teijsm. &
Binn.) in Indonesia revealed by
nuclear microsatellite markers: Ida
Luh Gede Nurtjahjaningsih (Univ.
Tokyo) et al.
P1B087 スギのさし木発根性の
季節変動とその要因:大平峰子
(森林総合研究所)ら
P1B071 スギ精英樹5クローンの
ダイアレル交配家系におけるヤ
ング率の遺伝:山田晋也(静岡県
農林技術研究所)ら
P1B088 北海道白糠町に設定し
たヤナギ類さし木試験地におけ
る3年次成長量のクローン間変
異:矢野慶介(森林総合研究所)
ら
P1B016# 斜面位置におけるス P1B032# 北海道石狩海岸に P1B049# 福島県中通り東和地
ギ細根の形態特性の変化:田和 おける海浜植生の帯状分布:阿 区における山菜利用植物の潜
在生育地:木村絵里(東京農工
部美聡(北海道大学)ら
佑脩(同志社大学)ら
大学)ら
P1B072 関西育種基本区におけ P1B089 環境因子を考慮したス
る第2世代精英樹選抜に向けた ギさし木クローンの成長解析:平
スギ人工交配家系成長データ 岡裕一郎(森林総合研究所)ら
の解析:久保田正裕(森林総合
研究所)
P1B050# 雄性両全性異株ヒト
ツバタゴ”Chionanthus retusus ”
の交配パターン:加藤大輔(名古
屋大学)ら
P1B073 スギ精英樹クローンの P1B090 抵抗性アカマツのハー
苗畑における初期成長の評価: フダイアレル交配家系における
井城泰一(森林総合研究所)ら 抵抗性の組み合わせ能力:岩泉
正和(森林総合研究所)ら
P1B033# アマゾン川河口の浸
水林におけるアサイー生産地の
水位変動:北村亮(東京農工大
学)ら
ポスターの準備ならびに撤収は速やかにお願いします。ポスターの掲示場所については当日に会場でお知らせします。
コアタイムには必ずポスターの前に立ち質疑に応じて下さい。
第126回日本森林学会大会プログラム(速報版)
9
研究発表題目(ポスター発表 P1Bグループ P1B001からP1B190)3月27日 2/3
会場:学術交流会館 ポスター準備8:30-11:00、コアタイム11:45-13:15、ポスター撤収16:30-17:30 #:学生ポスター賞応募ポスター
遺伝・育種
動物
生理
T27
立地
P1B091 アカマツにおけるマツ P1B093# クマ剥ぎ被害の発生
材線虫病抵抗性と初期成長の 要因と無被害木の特徴:北畠優
(新潟大学)ら
遺伝的相関関係:山野邉太郎
(森林総合研究所)ら
P1B103# 屋久島において、シ P1B110# 冷温帯落葉樹種に
カの摂食は森林更新にどの程 おける葉の二次脈構造の機能
度影響するのか?:岡部憲和(九 的意義:河合清定(京都大学)ら
州大学)ら
P1B127# エスレルおよびジャ P1B129# 遡上したサケがもた
スモン酸処理によるさまざまな らす窒素の落葉層への滞留:福
樹木の樹幹傷害部における樹 井喬史(北海道大学)ら
脂分泌促進:小原弘(鳥取大学)
ら
P1B092 スギ遺伝資源における P1B094# スギ人工林における
L*a*b*表色系による心材色変異: ヤマガラの繁殖生態−異なる繁
宮本尚子(森林総合研究所)ら 殖時期における食物利用−:近
藤崇(名古屋大学)ら
P1B104 ニホンジカによる樹皮剥皮 P1B111# 広葉樹12種における
の対象樹種の季節変化と年次変化 葉内の通水抵抗の分布と光応
−奈良県南西部の冷温帯落葉広葉 答:大塚晃弘(東京大学)ら
樹林の事例−:若山学(奈良県森林
技術センター)ら
P1B128# コナラ木部に対する P1B130# 森林の窒素飽和が
エスレルとジャスモン酸メチル処 下流域に及ぼす影響評価:篠塚
理によるナラ菌成長制御の試 賢一(九州大学)ら
み:能勢彩美(鳥取大学)ら
P1B105 北海道の広葉樹天然
林における樹木・林床植生への
エゾシカの採餌圧の影響の指
標化:渡辺修(さっぽろ自然調査
館)ら
P1B112# 国指定天然記念物
「月瀬の大杉」における葉の形
態と水ポテンシャルの垂直分布:
山越麻由(信州大学)ら
P1B131# 新潟市周辺の海岸ク
ロマツ林における常緑広葉樹の
生育と土壌環境:多賀智子(新潟
大学)ら
P1B096# 森林性ネズミはエゴ
ノキの果実と種子のどちらを選
好するのか?:辻本悟志(名古屋
大学)ら
P1B106 形態的特徴からニホン
ジカおよびニホンカモシカの糞
を判別する:安藤正規(岐阜大
学)ら
P1B113# 最大樹高に達した異
樹齢アカマツにおける葉の生理
特性の比較:東若菜(神戸大学)
ら
P1B132# 礫質土壌のスギ人
工林における土壌呼吸速度の
変化:阿部有希子(東京農業大
学)ら
P1B097# 栃木県北部における
針葉樹人工林の保育管理がオ
サムシ科甲虫群集に与える影
響:鷲見勇貴(宇都宮大学)ら
P1B107# 森林地域におけるカ P1B114# 幹呼吸の垂直変化と
メラトラップ法を用いたニホンジ 樹体内CO2の影響評価:藤原祥
カの密度推定手法の確立:池田 平(静岡大学)ら
敬(東京農工大学)ら
P1B133# 暖温帯林における落
葉分解呼吸速度の時空間変動:
安宅未央子(京都大学)ら
P1B098# 異なる林相ならびに P1B108 シカ管理における地球 P1B115# ケニア国半乾燥地の
防鹿柵の有無によるミミズ群集 統計学の応用:近藤洋史(森林 Melia volkensii 人工林の水収支:
の違い:猪俣麻美(東京農業大 総合研究所)ら
中村亮介(岡山大学)ら
学)ら
P1B134# イオウ沈着履歴が異
なる森林土壌中の硫酸イオン蓄
積と制御因子:石田卓也(名古屋
大学)ら
P1B099# 局所・景観スケール
での環境改変に対するチョウ類
の応答−種・機能群・群集レベ
ルでの解析−:曽我昌史(北海道
大学)ら
P1B109# 森林GISと空間分析 P1B116# 冠水深がヌマスギ成
による銃器を用いたエゾシカ捕 木の成長と形態形成におよぼ
獲の適地抽出:小野司(酪農学 す影響:半澤綾菜(鳥取大学)ら
園大学)ら
P1B135# 土地履歴の異なるヒ
ノキ林における土壌窒素動態の
季節変動:横部智浩(京都大学)
P1B100# 新潟県湯沢町におけ
る標高傾度に沿ったナガキクイ
ムシ科甲虫の発生消長:福沢朋
子(東京農工大学)ら
P1B117# 塩水による冠水がヌ
マスギおよびクロマツの生育に
およぼす影響:沖田総一郎(鳥取
大学)ら
P1B136# 高頻度に踏圧を受け
たブナ林における土壌表層の
特徴:中村真理(新潟大学)ら
報
版
P1B095# 季節変化を考慮し
た、農地残存林におけるキタキ
ツネの分布決定要因の把握:矢
部敦子(北海道大学)ら
P1B118# 風・水ストレスに対す
るヒノキの分子・生理応答:福井
翔宇(静岡大学)ら
P1B137# 森林流域の間伐と群
状伐採による窒素動態への影
響:那琴(東京農工大学)ら
P1B102# 関東地方におけるマ
ルグンバイ属(カメムシ目)の系
統関係と基本的生態:室紀行(東
京大学)ら
P1B119# 環境シグナルに対す
るスギ木部形成遺伝子群の発
現応答:福田有樹(九州大学)ら
P1B138# 植生の違いが表層
土壌浸透水中の溶存窒素濃度
に及ぼす影響:井上貴央(北海道
大学)ら
P1B120# ブナの花成における
DNAメチル化によるエピジェネ
ティック制御の可能性:小向愛
(北海道大学)ら
P1B139# 森林源頭部における
小集水域間での溶存有機態炭
素および硝酸塩濃度の変動要
因:山本知実(京都大学)ら
P1B121# 変動光に対する針葉
樹の光防御機構−メーラー反応
の生理機能解析−:乗冨真理(九
州大学)ら
P1B140# スギ・ヒノキ林内での
斜面に沿った土壌中の無機化・
硝化および含水率の空間的変
動:加藤宏有(東京大学)ら
速
P1B101# 森林性ネズミの虫害堅
果選好性を解明する新たな試み−
CTスキャンによる内部状態の非破
壊的解析に基づく供試実験−:柏木
晴香(名古屋大学)ら
P1B122# 光合成能力を推定す
るための分光反射特性の評価:
田村実加(静岡大学)ら
P1B123# 冷温帯落葉樹の光
合成能力を表す分光反射指数
の探索:青井夕貴(静岡大学)ら
P1B124# 落葉広葉樹を対象と
する分光反射率を用いたクロロ
フィル量の推定:米持紗希子(静
岡大学)ら
P1B125# 地上タワー観測によ
るクロロフィル蛍光を利用したス
ギ・ヒノキ植林の光合成機能の
季節変化:辻本克斗(北海道大
学)ら
P1B126# Effect of aluminum on
endocytosis and intracellular
dynamics of proanthocyanidins in
root-tip cells of woody plants:
Zhang, Meng (Univ. Tokyo) et al.
ポスターの準備ならびに撤収は速やかにお願いします。ポスターの掲示場所については当日に会場でお知らせします。
コアタイムには必ずポスターの前に立ち質疑に応じて下さい。
第126回日本森林学会大会プログラム(速報版)
10
研究発表題目(ポスター発表 P1Bグループ P1B001からP1B190)3月27日 3/3
会場:学術交流会館 ポスター準備8:30-11:00、コアタイム11:45-13:15、ポスター撤収16:30-17:30 #:学生ポスター賞応募ポス
T26
P1B141 福島原発事故の影響を P1B158 モウソウチク林におけ
受けた森林生態系における空 る放射性セシウムの分布と挙
間線量率の時系列変化:金子真 動:梅村光俊(名古屋大学)ら
司(森林総合研究所)ら
樹病
T28
P1B166 大阪府におけるナラ枯 P1B183 シラカシに発生した堅
れ被害の現状:小林徹哉(大阪 果菌核病:市原優(森林総合研
府立環境農林水産総合研究所) 究所)ら
ら
P1B185 アカマツ-マツタケ共生
培養系土壌におけるマツタケ菌
糸体動態:山口宗義(森林総合
研究所)ら
P1B142 森林斜面における表土
と放射性セシウムの 移動に伴
う空間線量率分布の変化:堀田
紀文(筑波大学)ら
P1B159 山木屋地区における山
菜の放射性セシウムによる汚染
状況と今後の予想:小林達明(千
葉大学)ら
P1B167 アラカシ及びコナラの P1B184 ウルシの萌芽更新とそ
伐倒処理によるカシノナガキク の阻害要因:田端雅進(森林総
イムシの発生頭数:大谷栄徳(和 合研究所)ら
歌山県林業試験場)ら
P1B186 マツタケ菌根形成のた
めのアカマツ細根の地表への
誘導法の検討(Ⅱ):藤田徹(京
都府農林水産技術センタ-)ら
P1B143 森林整備が林内の空
間線量率に与える影響につい
て:氏家亨(国土防災技術)ら
P1B160 福島県北東部森林域
に生息するジョロウグモの放射
性物質汚染モニタリング:綾部慈
子(名古屋大学)ら
P1B168 Raffaelea quercivora 菌
株間のミズナラに対する病原力
と樹木細胞壁分解に関わる酵
素活性の差異:鳥居正人(三重
大学)ら
P1B187 標高に沿った外生菌根
菌埋土胞子構成種の分布と群
集構造:宮本裕美子(東京大学)
ら
P1B144 福島県森林域における P1B161 里山における原木栽培 P1B169 抵抗性マツと樹幹注入剤
を併用した場合のマツ材線虫病に
放射性セシウム分布状況:山村 キノコの汚染分布と再生の試
み:横田かほり(首都大学東京) 対する防除効果−2:3年生苗木へ
充(国土防災技術)ら
P1B188# 異なる地域に生育す
るイチヤクソウ(ツツジ科)の菌
根菌群集構造:上杉天志(三重
大学)ら
P1B162# 菌根菌および腐生菌 P1B170# クロマツ多様性評価
のセシウム吸収に及ぼす窒素 に基づく抵抗性品種の再評価:
源の影響:小河澄香(筑波大学) 宮田翔介(九州大学)ら
ら
P1B189# 北海道南部地域に
生育するサルメンエビネの菌根
菌:小島広平(北海道大学)ら
P1B145 森林の樹木に沈着した
放射性セシウムの事故後3年間
の挙動:梶本卓也(森林総合研
究所)ら
P1B146# 樹木構成成分のCs P1B163 青森県内で採取された
保持特性:原竜弥(名古屋大学) ナラタケ類の放射性物質濃度に
ついて:土屋慧(青森県産業技術
ら
センター)ら
版
の接種線虫数が防除効果に及ぼす
影響:下山泰史(ゾエティス・ジャパ
ン)ら
P1B171# 次世代抵抗性品種
開発に向けたマツノザイセン
チュウの再収集と遺伝資源評
価:小林玄(九州大学)ら
P1B172# 電気インパルスによ
る水中及び材内のマツノザイセ
ンチュウの殺虫試験:恒川佳世
(名古屋大学)ら
P1B164 ホダ場に移設したシイ
タケホダ木への放射性セシウム
の移行:高橋健太郎(岩手県林
業技術センター)ら
P1B148 福島原発事故後の樹
幹における放射性セシウム分布
の経年変化:大橋伸太(森林総
合研究所)ら
P1B165 高圧水洗浄・プルシア P1B173# マツノザイセンチュウ
ンブルー処理による原木栽培シ 各ステージの比較トランスクリプ
イタケへの放射性セシウムの移 トーム解析:田中克(京都大学)ら
行抑制:山口晶子(茨城県林業
技術センター)ら
P1B150 森林に沈着した放射性
セシウムの動態に及ぼすリター
フォールの寄与:小松雅史(森林
総合研究所)ら
P1B151 栃木県北部の落葉広
葉樹林における樹上葉および
落葉の放射性セシウムの季節
変化:大久保達弘(宇都宮大学)
ら
速
P1B152 森林林床のリター層中
の放射性セシウムに対する10%
フッ酸処理の影響(予報):小野
賢二(森林総合研究所)ら
報
P1B147 スギにおける幼齢木の
カリウムと放射性セシウムの挙
動および成木心材のカリウムの
分布:飯塚和也(宇都宮大学)ら
P1B149 福島県の森林内でのリ
ターフォールと分解過程が放射
性セシウムの動態にもたらす影
響:遠藤いず貴(東京大学)ら
P1B174 小笠原における南根腐
病被害拡大地と非拡大地の比
較:太田祐子(森林総合研究所)
ら
P1B175 南西諸島及び小笠原
諸島における南根腐病菌
Phellinus noxius の遺伝的多様
性:秋庭満輝(森林総合研究所)
ら
P1B176 林業機械走行によるト
ドマツ根系損傷確率のモデル
化:山口岳広(森林総合研究所)
ら
P1B177 北海道のトドマツ人工
林で確認された被害伐根から更
新木へのマツノネクチタケの感
染拡大:徳田佐和子(北海道立
総合研究機構)ら
P1B153# 森林の落葉分解過
程における放射性セシウムの移
行ー異なる植生間の比較:渡邊
菜月(横浜国立大学)ら
P1B178 辺材腐朽菌3種のスギ
への接種−接種菌の再分離と
分布状況−:服部力(森林総合研
究所)ら
P1B154 落葉の有機物分解にと
もなう放射性セシウム濃度の年
次変化:市川貴大(とちぎ農林倶
楽部)ら
P1B179 辺材腐朽菌3種のスギ
への接種−材変色の比較−:山
田利博(東京大学)ら
P1B155 森林山地における流域
土砂の放射性セシウム濃度と
有機物含量:水垣滋(土木研究
所)ら
P1B180 スギ・ヒノキ人工林大気
中の菌類胞子数の伐採2年後ま
での変化:高畑義啓(森林総合研
究所)ら
P1B156# 森林集水域における
Csの流出特性:伊勢田耕平
(東京大学)ら
P1B181 スギ黒点病菌の感染
枯死雄花内における生存年数
と胞子形成期間:窪野高徳(森林
総合研究所)ら
P1B157# 福島県二本松市に
おける渓畔林の林相の違いが
渓床堆積有機物に与える影響:
峯澤知里(東京農工大学)ら
P1B182 サクラ系統へのサクラ
類てんぐ巣病菌接種試験:長谷
川絵里(森林総合研究所)
137
P1B190# 北海道産アミガサタ
ケ類とバラ科樹木との共生関
係:雲英真人(北海道大学)ら
ポスターの準備ならびに撤収は速やかにお願いします。ポスターの掲示場所については当日に会場でお知らせします。
コアタイムには必ずポスターの前に立ち質疑に応じて下さい。
第126回日本森林学会大会プログラム(速報版)
11
研究発表題目(ポスター発表 P2Aグループ P2A001からP2A061)3月28日 1/1
会場:農学部大講堂 ポスター準備8:30-11:00、コアタイム11:45-13:15、ポスター撤収16:30-17:30 経営
P2A001 早期森林資源利用診
断システムの開発−林冠復元解
析によるLiDARデータ解析シス
テムの構築−:山本一清(名古屋
大学,科学技術振興機構)ら
P2A018 温暖多雨な紀伊半島 P2A027 落葉広葉樹林の林床
南部におけるスギ高齢人工林 における濁水ろ過実験:阿部俊
の成長について:田中邦宏(森林 夫(森林総合研究所)ら
総合研究所)ら
P2A002 森林内の地盤抽出に P2A019 人工林と天然林双方の
利用を包含する森林経営計画
対する波形記録式航空機
LiDARの有効性:前田佳子(国際 の特徴:當山啓介(東京大学)
航業)ら
P2A003 レーザ測量データによ
る林床植被率推定手法の検討
−神奈川県水源域を事例として:
和智明日香(アジア航測)ら
防災
P2A028 山地流域の水・土砂流
出における空間スケールの影
響に関する研究の現状:浅野友
子(東京大学)ら
P2A044 タイ北部落葉熱帯季節
林の乾季初期におけるガス交
換低下を引き起こす要因は何
か?:吉藤奈津子(京都大学)ら
P2A061 列状間伐実施中の森
林流域における懸濁態物質の
動態と起源:篠宮佳樹(森林総合
研究所)ら
P2A045 アカマツ林床における
リター層からのα-ピネン放出
特性:深山貴文(森林総合研究
所)ら
P2A020 群馬県の原木市場に P2A029 火山渓谷における渓畔 P2A046 白山麓スギ林における
おける直送の影響−市況からの 林の立地と地形形成:池田潤(里 雪の樹冠遮断量:小倉晃(石川
県農林総合研究センター)ら
分析をもとに−:吉野聡(東京農 水砂防)
業大学)
P2A004 陰陽図を用いた広葉樹 P2A021 ITを活用した山村生活
二次林内のギャップの可視化: と森林経営−学生へのアンケー
ト結果を事例として−:佐藤孝吉
村上拓彦(新潟大学)ら
(東京農業大学)ら
P2A030 山間急傾斜地における P2A047 熱帯域の丘陵性常緑
木製グライド抑制工と植栽木に 林上における熱収支および乱
よる斜面積雪安定機能補完モ 流特性:小坂泉(日本大学)ら
デルの検討:柴和宏(富山県農
林水産総合技術センター)ら
P2A006 時系列空中写真三次
元計測による人工林成長モニタ
リング:古家直行(森林総合研究
所)ら
P2A023 北海道M町におけるカ
ラマツおよびトドマツの成長解
析:石井宏一郎(東京農業大学)
ら
版
P2A005 スギ人工林を対象とし P2A022 都市近郊小規模森林 P2A031 地すべり地内外におけ P2A048 冷温帯常緑針葉樹アカ
た分解能別DSMの高さ精度の の再生を目指した地域づくりの る地震動の比較:岡本隆(森林総 マツの幹呼吸変動特性:高梨聡
(森林総合研究所)ら
比較:古田朝子(日本森林技術 実践:足立眞理子(千葉大学)ら 合研究所)
協会)ら
P2A032 平倉演習林ヒノキ人工 P2A049 ヒノキ壮齢人工林の蒸
林における林床被覆物と土壌 散量の年変動:高木正博(宮崎
流出量の関係:沼本晋也(三重 大学)ら
大学)ら
P2A007 森林の取り扱いの違い P2A024 屋久島におけるスギ老 P2A033 宮城県山元町における P2A050 沖縄の亜熱帯林におけ
による森林配置の評価:佐野真 齢林の年輪年代学的分析:伊高 津波被災クロマツの年輪炭素 る蒸発散とその変動要因:松本
同位体比:久保田多余子(森林 一穂(琉球大学)ら
静(九州大学)
琴(森林総合研究所)ら
総合研究所)ら
P2A025 根元曲がり木における P2A034 海岸防災林の造成:江
採材方法の違いが収益に及ぼ 崎次夫(愛媛大学)ら
す影響:図子光太郎(富山県農
林水産総合技術センター)ら
P2A051 福岡県弥山試験地に
おける間伐後の蒸発散量の年
変化について:立石麻紀子(京都
大学,九州大学)ら
報
P2A008 マーケットインを志向した
秋田スギ人工林の資源管理手法の
構築−地形的および地理的特性か
らみた資源量の推定−:瀧誠志郎(秋
田県立大学)ら
P2A009 カンボジア中央部にお P2A026 最適伐期に基づく林業
ける森林減少による炭素蓄積 経営の持続可能性の簡易な判
変化の将来予測:松浦俊也(森 断方法:守口海(信州大学)ら
林総合研究所)ら
P2A035 樹木の被害を組み込ん
だ林帯の津波減衰効果のシミュ
レーション:佐藤創(北海道立総
合研究機構)ら
P2A052 The effect of thinning
on rainfall partitioning in
Japanese coniferous
plantations: Sun, Xinchao (Univ.
Tsukuba) et al.
P2A010 林内環境がデジタル定
角測定法の精度に与える影響:
新田一也(エイブルコンピュータ)
ら
P2A036 岩手県における津波被害
跡地に植栽したマツ類および広葉
樹類の初期生育状況3 −浪板地区
生育不良の事例−:小岩俊行(岩手
県林業技術センター)ら
P2A053 GISを用いた分布型水
文モデル(SWAT)の森林流域へ
の適用:久保まゆみ(土木研究
所)ら
P2A037 北海道胆振・日高沿岸
部において2013年春に発生した
クロマツ樹冠赤変の発生状況と
その原因:真坂一彦(北海道立
総合研究機構)ら
P2A054 山地域での洪水観測
精度向上に向けた水位−流量
関係実測手法の検討:木村恒太
(東京大学)ら
P2A038 強度間伐によって河川
流量はどうなるか?:入れ子状
観測による間伐前後1年間に注
目した解析:平岡真合乃(東京農
工大学)ら
P2A055 神奈川県大洞沢流域
における、シカ柵の設置が河川
流出に及ぼす効果の検証:江草
智弘(東京大学)ら
P2A011 熱帯季節林におけるデ
ジタル空中写真を用いたバイオ
マス推定:小川みゆき(九州大
学)ら
速
P2A012 衛星画像を用いたイン
ドネシア湿地林のバイオマス区
分:笹川裕史(日本森林技術協
会)ら
P2A013 カンボジア熱帯季節林
におけるプロットサイズによる平
均バイオマス量のばらつき:加治
佐剛(鹿児島大学)ら
P2A039 レガシーデータ掘り起こ P2A056 花崗岩山地源流域に
しの重要性と課題:溝口康子(森 おける基岩内地下水の分布・流
動機構:正岡直也(京都大学)ら
林総合研究所)ら
P2A014 マダケのバイオマス算
定~日本大学生物資源科学部
キャンパス内のマダケ林を対象
として~:園原和夏(日本大学)ら
P2A040 小流域のリターが水収 P2A057 竜ノ口山における将来
支および洪水時流出量に及ぼ の水流出−CMIP5気候シナリオ
す影響:五名美江(東京大学)ら データを用いた推定−:細田育広
(森林総合研究所)ら
P2A015 新潟県村上市山北地
区におけるスギ大径材の利用:
龍原哲(東京大学)
P2A041 温暖化にともなう森林 P2A058 森林整備を実施した斜
生態系炭素収支の将来予測:山 面における表面流の発生特性:
野井克己(森林総合研究所)ら 海虎(国土防災技術)ら
P2A016 タイ国チーク人工林の
皆伐後に発生した萌芽の3.5年
間の成長と仕立て本数の影響:
野田巌(国際農林水産業研究セ
ンター)ら
P2A042 半島マレーシア低地フ P2A059 急勾配渓流における地
タバガキ林の生態系フラックス 質・地形と表流水の一時的伏
流:笠原玉青(九州大学)ら
は一斉開花の影響を受ける
か?:小杉緑子(京都大学)ら
P2A017 伐出コストモデルを用
いた施業条件の違いによる作
業経費・収益性の比較:北原文
章(森林総合研究所)ら
P2A043 作物モデルを用いた北
海道における防風林風下のトウ
モロコシ収量分布の予測:岩﨑
健太(北海道立総合研究機構)ら
P2A060 出水時における河川水
の溶存態窒素濃度に与える先
行湿潤状態と基岩内地下水位
の影響:芳賀弘和(鳥取大学)ら
ポスターの準備ならびに撤収は速やかにお願いします。ポスターの掲示場所については当日に会場でお知らせします。
コアタイムには必ずポスターの前に立ち質疑に応じて下さい。
第126回日本森林学会大会プログラム(速報版)
12
研究発表題目(ポスター発表 P2Bグループ P2B001からP1B179)3月28日 1/3
会場:学術交流会館 ポスター準備8:30-11:00、コアタイム11:45-13:15、ポスター撤収16:30-17:30
造林
P2B001 山形県におけるナラ枯
れ被害林分の更新状況:上野満
(山形県森林研究研修センター)
ら
生理
P2B018 帯状伐採されたシラベ P2B035 カラマツコンテナ苗植
人工林に植栽された広葉樹の 栽1年目の生理生態特性:原山
成長Ⅱ:松崎誠司(富士森林施 尚徳(森林総合研究所)ら
業技術研究所)ら
P2B002 皆伐したナラ枯れ被害 P2B019 伐採跡地に設置した小
林の萌芽更新:林晋平(島根県 面積シカ柵内における広葉樹の
更新状況:福本浩士(三重県林
中山間地域研究センター)
業研究所)
P2B036 カラマツ苗木生産にお
ける気象害リスクの網羅的分
析:石塚航(北海道立総合研究
機構)ら
P2B003 伐採時期の異なる高齢
ナラ類における萌芽枝の消長:
清水香代(長野県林業総合セン
ター)ら
P2B020 降水・降雪が多い地域 P2B037 カラマツ林の細根の伸
に設置した剥皮防止資材の経 長・寿命要因について:池邑尚
年変化:岡本卓也(岐阜県森林 毅(静岡大学)
研究所)
P2B004 落葉広葉樹二次林の
皆伐後の更新状況:千葉翔(山
形県森林研究研修センター)ら
P2B021 野菜用移植機を用いた
無花粉スギ苗の効率的な移植
方法について:斎藤真己(富山県
農林水産総合技術センター)
P2B052 カラマツ樹形のアロメト P2B062 簡易HRM法を用いた萎
リーに対する林齢・本数密度の 凋病コナラの蒸散特性の測定:
影響:阿部友幸(北海道立総合 小南裕志(森林総合研究所)ら
研究機構)ら
P2B076 森林流域における硝酸
安定同位体比を用いた出水時
のNO3-流出プロセスの流域間
比較:小田智基(東京大学)ら
P2B063 落葉広葉樹の落葉およ
び葉の展開期間における樹幹
内の水分動態:上田正文(京都
府立大学)ら
P2B077 森と海のつながり−カン
ラン岩流域からの物質フローと
コンブの生育−:佐藤冬樹(北海
道大学)ら
P2B053 大径材に対応した北海
道産カラマツの相対幹曲線式と
正係数:山田健四(北海道立総
合研究機構)ら
P2B064 スギ幼齢木の水輸送に
P2B054 Effects of different
ozone on growth of Japanese おける幹と葉の貯留水の貢献
larch and its hybrid: Kam, Dong- 度比較:姫野早和(九州大学)ら
Gyu (Hokkaido Univ.) et al.
P2B078 北海道中央部のトドマ
ツ人工林流域における水質特
性:長坂有(北海道立総合研究
機構)ら
P2B079 タイ・マレーシア熱帯林
の降水・土壌・渓流水における
δ34Sの地域間変動:山下尚之
(アジア大気汚染研究センター)
ら
P2B038 下刈り回数およびスギ P2B055 開放系オゾン暴露施設
幼齢木の成長と立地条件の関 下で生育したブナ若齢木の樹冠
係について:鶴崎幸(福岡県農林 構造:鈴木優輔(北海道大学)ら
業総合試験場)ら
P2B065 ヒマワリの葉における
水輸送能力の維持機構−道管
でのキャビテーションの発生と
水の再充填−:大條弘貴(東京大
学)ら
P2B039 バイオマス造林樹種ヤ P2B056 本邦産タケ類3種にお
ナギの高い二酸化炭素吸収能 ける地下茎の形態について:國
のメカニズム:上村章(森林総合 師周平(九州大学)ら
研究所)ら
P2B066 乾燥からの回復におけ P2B080 赤外分光法を用いた熱
るクロマツ苗木の水ポテンシャ 帯植林地の簡易地位推定:喜多
ル変化と木部内水分挙動:矢崎 智(住友林業)ら
健一(森林総合研究所)ら
版
P2B005 インドネシア東カリマン
タンにおける火災後の二次林の
下層植生の種組成と種子源か
らの距離の関係:五十嵐哲也(森
林総合研究所)
立地
P2B006 イチイ人工林周辺に天 P2B023 コンテナ苗のフォワー P2B040 関西地区における国産 P2B057 37年間連続施肥を受け
然更新したイチイ実生の状況: ダ運搬および植栽における功程 早生樹センダンの試験植林:村 たトドマツの養分状態:長倉淳子
(森林総合研究所)ら
大洞智宏(岐阜県森林研究所)ら とコストについて:岩田若奈(島根 田功二(京都大学)ら
県中山間地域研究センター)
P2B067 産地の異なるブナ実生
の乾燥条件下における成長量
の変異とその遺伝的解析:赤田
辰治(弘前大学)ら
P2B081 天然林択伐施業におけ
る林種区分に対応したミズナラ
の生育と更新:芝野博文(東京大
学)ら
P2B007 天然生スギ林の林分 P2B024 スギ挿し木コンテナ大 P2B041 熱帯林における択伐後
構造と更新様式の比較:太田敬 苗の活着と初期成長:重永英年 の土壌圧縮がフタバガキ植栽
苗に与える影響:田中憲蔵(森林
(森林総合研究所)ら
之(森林総合研究所)ら
総合研究所)ら
P2B058 連年施肥によるpH低下
が肥培モデル実験林の土壌微
生物バイオマスに及ぼす影響:
古澤仁美(森林総合研究所)ら
P2B068 環境の異なる植栽地に P2B082 77年生ヒノキ林の成長
おけるスギの成長と遺伝子発 解析:糟谷信彦(京都府立大学)
現:能勢美峰(森林総合研究所) ら
ら
P2B008 ササ型林床の木曽ヒノキ
天然生林における伐採前林床処理
による更新試験−実生の発生・消長
に及ぼすササ抑制とリター除去の
効果−:酒井武(森林総合研究所)ら
P2B059 落葉広葉樹における
T/R率および飽和光合成速度
の被陰応答性:田中格(山梨県
森林総合研究所)
P2B069 スギの成長フェノロジー P2B083 木本植物に対するタケ
と変動要因:山田剛(九州大学)ら チップとクラゲチップを活用する
土壌改良材の効果:河野修一
(愛媛大学)ら
P2B009 ササ型林床の木曽ヒノキ P2B026 時期別に植栽したスギ
天然生林における伐採前林床処理 コンテナ苗の初期成長:山川博
による更新試験−ササ抑制処理開 美(森林総合研究所)ら
始2年目のササ現存量の状況−:齋
藤智之(森林総合研究所)ら
P2B010 ササ坪刈りによる天然
生トウヒ稚樹の成長促進:大台
ケ原での7年間の実験:木佐貫
博光(三重大学)ら
P2B042 東北タイの砂質土壌に
植栽したチークの成長と土壌改
良資材の効果:香山雅純(国際
農林水産業研究センター)ら
報
P2B025 積雪地における栽培条
件の違いがスギコンテナ苗の成
長に及ぼす影響:塚原雅美(新潟
県森林研究所)ら
P2B027 北関東域でスギコンテ
ナ苗の通年植栽は可能か?−
植栽時期の異なるスギコンテナ
苗の活着状況−:壁谷大介(森林
総合研究所)ら
P2B043 マツ枯れ被害後に放棄 P2B060 マツ属樹木の組織培養
されたリュウキュウマツ人工林 による植物体形成:細井佳久(森
の遷移状況:高嶋敦史(琉球大 林総合研究所)ら
学)
P2B070 カンボジア二次林の植
栽樹木における浸透調整物質
蓄積の季節変動:岩永史子(九
州大学)ら
P2B084 北海道東部の泥炭湿
地林におけるハンノキ樹幹と地
表面からのメタン放出:寺澤和彦
(東京農業大学)ら
P2B061 高濃度ゲランガム培地
上で成熟したクロマツ不定胚の
発芽率向上:丸山E.毅(森林総合
研究所)ら
P2B071 食葉性昆虫の大規模
食害により失葉した樹木の肥大
成長と木部構造:渡辺陽子(北海
道大学)ら
P2B085 同一斜面上の同林齢
アラスカクロトウヒ林土壌におけ
る温室効果ガスフラックス:森下
智陽(森林総合研究所)ら
P2B044 植物種多様性と木材生
産性を考慮した生産林地の集
水域内配置の検討:平田令子
(宮崎大学)ら
P2B045 択伐施業が天然性ス
ギ林の遺伝的多様性に与える
影響:木村恵(森林総合研究所)
ら
P2B072 リュウキュウコクタンの P2B086 スギ林土壌の温室効
果実成熟過程における未熟果 果ガスフラックスの年々変動:阪
実の脱落:谷口真吾(琉球大学) 田匡司(森林総合研究所)ら
P2B012 下刈り方法の違いがア P2B029 長野県信濃町における
カマツ天然更新稚樹の生残・成 スギコンテナ苗の活着と成長:城
長に及ぼす影響:國崎貴嗣(岩手 田徹央(信州大学)ら
大学)
P2B046 四国地方の高齢級ス
ギ・ヒノキ人工林における林分
および個体レベルの成長特性:
宮本和樹(森林総合研究所)ら
P2B073 組織観察および遺伝子
発現解析によるスギ雄花発達
過程のステージング:坪村美代
子(森林総合研究所)ら
P2B087 アカシア植林地におけ
る木材分解速度の林分間変異
に関わる要因:山下聡(森林総合
研究所)ら
P2B047 周辺環境がヒノキの成
長に及ぼす影響:伊東康人(兵庫
県立農林水産技術総合セン
ター)ら
P2B074 環境ストレスで発現が
誘導されるポプラのガラクチノー
ル合成酵素遺伝子プロモーター
の単離:西口満(森林総合研究
所)ら
P2B088 Global spatiotemporal
distribution of soil respiration
modeled using a global
database: Shoji Hashimoto
(FFPRI) et al.
P2B014 高齢級トドマツ人工林 P2B031 ヒノキコンテナ苗の生
における天然林化の潜在力評 存と成長に対する摘葉の効果:
価:大竹口久美子(北海道大学) 山下直子(森林総合研究所)ら
ら
P2B048 高齢級スギ人工林調
査データを用いた地位指数曲線
の延長:伊藤幸介(新潟県森林
研究所)ら
P2B075 パーティクルガン法に
よるマツ遺伝子組換え体の作
出:毛利武(森林総合研究所)
P2B089 森林タイプと林分構造が枯
死木・リター・土壌の炭素量に与え
る影響−森林吸収源インベントリ情
報整備事業より−:大曽根陽子(森林
総合研究所)ら
P2B032 ヒノキコンテナ苗の活
着と成長に及ぼすリターマルチ
ングの影響:小濱光弘(信州大
学)ら
P2B049 スギ過密壮齢林におけ
る強度間伐が残存木の成長に
及ぼす影響:内村慶彦(鹿児島
県森林技術総合センター)
P2B090 フィンランド東部の北方
林を通過する雨水中溶存有機
物の構成分子種の変化につい
て:井手淳一郎(九州大学)ら
P2B016 人工林の小ギャップに P2B033 ヒノキコンテナ苗の初 P2B050 三陸沿岸の高齢海岸
おける前生稚樹の成長につい 期成長について:谷清(愛媛県松 林におけるクロマツ個体の肥大
成長:白旗学(岩手大学)ら
て:勝木俊雄(森林総合研究所) 野町林業研究グループ)ら
ら
P2B091 荒廃人工林における強
度間伐が表層土壌の物理・化
学性に及ぼす影響:高橋純子(筑
波大学)ら
速
P2B011 林内に天然更新したト P2B028 関東地方のスギコンテ
ドマツ幼樹の上木皆伐後の生 ナ苗植栽成績について:宇都木
残と成長:中川昌彦(北海道立総 玄(森林総合研究所)ら
合研究機構)ら
P2B013 津波被害を受けた仙台
平野の海岸林におけるクロマツ
の天然更新の現状とその要因:
林田光祐(山形大学)ら
P2B015 スギ・ヒノキ人工林を皆
伐したら広葉樹林になるのか?:
石川実(愛媛県農林水産研究
所)
P2B017 小面積伐採地に植栽し
た広葉樹3種の活着及び初期成
長:藤堂千景(兵庫県立農林水
産技術総合センター)ら
P2B030 ヒノキ実生コンテナ苗を
活用した植栽試験における苗木
の活着と成長:奥田史郎(森林総
合研究所)ら
P2B034 カラマツコンテナ苗の
育苗密度が苗木のサイズと植
栽後の成長に及ぼす影響:成松
眞樹(岩手県林業技術センター)
P2B051 若齢ヒノキ林における
枝葉の伸長速度と葉面積指数
の季節変化:荒木眞岳(森林総
合研究所)ら
P2B092 スダジイ落葉の初期分
解過程における漂白の出現の
地理的パターン:大園享司(京都
大学)ら
ポスターの準備ならびに撤収は速やかにお願いします。ポスターの掲示場所については当日に会場でお知らせします。
コアタイムには必ずポスターの前に立ち質疑に応じて下さい。
第126回日本森林学会大会プログラム(速報版)
13
研究発表題目(ポスター発表 P2Bグループ P2B001からP1B179)3月28日 2/3
会場:学術交流会館 ポスター準備8:30-11:00、コアタイム11:45-13:15、ポスター撤収16:30-17:30
生態
立地
P2B093 火山灰混入度合いの
異なる褐色森林土上のヒノキ林
における可給態養分の季節変
化:稲垣昌宏(森林総合研究所)
ら
P2B102 樹種間差および測定誤
差を考慮した胸高直径-樹高関
係のベイズ推定:伊東宏樹(森林
総合研究所)
P2B119 モンゴル国マンダルゴ
ビ地域における草本種の窒素
利用特性の違い:田中(小田)あ
ゆみ(森林総合研究所)ら
P2B136 ヒノキ人工林ギャップに
成立した林床植生の結実が果
実食性鳥類を介してシードレイ
ンに及ぼす影響:池田徳行(静岡
大学)ら
動物
P2B153 秋田県のスギ天然林に P2B155 九州におけるニホンジ
おける花粉分析結果からみた カによる森林への影響評価:大
橋春香(森林総合研究所)ら
近世の人為的影響:池田重人
(森林総合研究所)ら
P2B094 下層植生が針葉樹人 P2B103 トドマツにおける、当年
工林の窒素循環に及ぼす影響: 枝伸長初期の温度環境の年次
稲垣善之(森林総合研究所)ら 間変動について:関剛(森林総合
研究所)
P2B137 窒素施肥が樹木の繁
P2B120 Retrieval of fuel
殖へ与える影響:宮崎祐子(岡山
moisture contents in green
大学)ら
leaves and litters from
hyperspectral indices: Zhenxing
Cao (Shizuoka Univ.) et al.
P2B154 江戸時代以降の歴史 P2B156 愛知県におけるニホン
資料にみる桃洞・佐渡のスギ原 ジカの生息環境:石田朗(愛知県
生林:岡本透(森林総合研究所) 森林・林業技術センター)ら
ら
P2B095 全国データからみたス P2B104 太平洋側ブナ林の3次
ギ林分材積と土壌中養分量の 元葉分布構造とその樹種による
関係:今矢明宏(森林総合研究 違い:飯尾淳弘(静岡大学)ら
所)ら
P2B121 キイチゴ属種2種の葉
における光合成速度と形態学
的特性の比較:作田耕太郎(九
州大学)ら
P2B138 マレー半島の低地およ
び丘陵フタバガキ林での乾燥と
一斉結実:新山馨(森林総合研
究所)ら
P2B157 市販資材を用いた簡易
囲い罠によるニホンジカ誘引捕
獲方法の開発:大地純平(山梨
県森林総合研究所)
P2B105 熱帯泥炭湿地林に生
育するShorea albida の形態的
な特徴:門田有佳子(森林総合研
究所)ら
P2B122 土壌動物の造巣活動
が土壌からの二酸化炭素放出
に及ぼす影響:大橋瑞江(兵庫県
立大学)ら
P2B139 ブナ科3種(ミズナラ・コ
ナラ・クリ)の雄花生産量と堅果
生産量の関係:軽井沢・長倉山
国有林の1年間の事例:高橋一
秋(長野大学)ら
P2B158 下北半島のスギ人工
林におけるクマ剥ぎ被害の発生
傾向:伊藤昌明(青森県産業技
術センター)ら
P2B097 北海道東部の天然林
および人工林における樹木の
窒素利用様式および窒素循環:
舘野隆之輔(京都大学)ら
P2B106 クズの匍匐、登攀、下
垂各段階における当年シュート
の形状の違い:榊原幸江(山形
大学)ら
P2B123 Spatial variation of soil
P2B140 山形県内のブナ豊凶と
CO2 efflux related to plantation and ツキノワグマ出没の地域による
topography characteristics in a
違い:橋本美里(山形大学)ら
temperate beech forest: Liu, Gang
(Shizuoka Univ.) et al.
P2B159 奥多摩演習林における
二ホンジカによる二ホンジカに
よる樹木被害の発生傾向:重富
翔太(東京農業大学)ら
版
P2B096 テフロクロノロジーによ
る火山灰土壌におけるイオウ蓄
積速度の推定:谷川東子(森林
総合研究所)ら
P2B098 アラスカ内陸部クロトウ P2B107 クズが登攀可能な支柱 P2B124 リョウブ根内生菌の多 P2B141 堅果類の豊凶がツキノ
ヒ林における土壌炭素・窒素の の直径の推定:斉藤幹保(山形 様性:升屋勇人(森林総合研究 ワグマの繁殖,利用場所に与え
る影響:箕口秀夫(新潟大学)ら
所)ら
集積様式−斜面位置との関係−: 大学)ら
鳥山淳平(森林総合研究所)ら
P2B099 二世代目のヒノキ造林 P2B108 下刈り省略下でスギ稚
が土壌化学特性に及ぼす影響: 樹が示す樹形アロメトリーの経
年変化:八木貴信(森林総合研
酒井寿夫(森林総合研究所)
究所)ら
P2B125 米国ネバダ州バージン P2B142 埼玉県入間地域におけ
川下流域のTamarix 林における るウグイスカグラのcpDNAの多
土壌の窒素無機化特性:今田省 様性:齊藤陽子(東京大学)ら
吾(京都大学)ら
P2B100 日本の森林火山灰土 P2B109 タイ、若齢チーク人工
壌における粒径と窒素蓄積との 林における異なる成長のチーク
の幹、枝の割合:米田令仁(国際
関係:落合夏人(京都大学)ら
農林水産業研究センター)ら
P2B126 津波被害から3年半経
過した東松島市沿岸部における
植生状況と土壌の化学・物理
性:根田遼太(住友林業)ら
報
P2B143 関東地方のヒメコマツ
隔離集団の遺伝的多様性と近
交弱勢:礒辺山河(宇都宮大学)
ら
P2B144 埼玉県所沢市周辺の
P2B101 クマイザサ根の窒素吸 P2B110 航空機LiDARデータと P2B127 山地渓流におけるス
森林の天空率との関係:高橋與 ギ・コナラリターの分解過程に伴 里山におけるウワミズザクラの
収能の季節変化:福澤加里部
う底生動物個体群の変化:荒川 遺伝構造:康才明(東京大学)ら
明(森林総合研究所)ら
(北海道大学)ら
みやび(同志社大学)ら
P2B160 愛知県におけるカワウ
の個体群動態:中島寛文(愛知
県森林・林業技術センター)ら
P2B161 野幌森林公園における
鳥類の生物多様性の維持機構
に関する研究:鈴木透(酪農学園
大学)
P2B162 都市域のコナラ堅果に
対する虫害:吉田智弘(東京農工
大学)ら
P2B163 高知県内のシキミ葉上
におけるコミカンアブラムシとシ
キミグンバイの発生消長:藤本
浩平(高知県立森林技術セン
ター)
P2B164 ジノテフランを樹幹注入
した苗畑ブナにおけるブナハバ
チの防除効果:谷脇徹(神奈川県
自然環境保全センター)ら
P2B112 愛媛県松山市での放
置モウソウチク林の地上部バイ
オマスの経年変化について:豊
田信行(愛媛大学)
P2B129 地方公設試験場でのニホ P2B146 日本産樹木DNAバー
ンジカ対策に関する研究戦略の検 コードの分解能:吉村研介(森林
討−SWOT分析による山梨県森林 総合研究所)ら
総合研究所における試行−:長池卓
男(山梨県森林総合研究所)ら
P2B165 ヤノナミガタチビタマム
シの薬剤による防除:大澤正嗣
(山梨県森林総合研究所)
P2B113 インドネシア中部カリマ
ンタン州の荒廃泥炭湿地帯の
バイオマスとリター量:都築勇人
(愛媛大学)ら
P2B130 複合影響で衰退したブナ
林の天然更新による森林再生の可
能性−植生保護柵設置後4~7年
の調査から:田村淳(神奈川県自然
環境保全センター)ら
P2B147 絶滅危惧種ハナノキの
自生地域における近縁外来種
アメリカハナノキの植栽混入:菊
地賢(森林総合研究所)ら
P2B166 秋季に殺菌剤を樹幹注
入したスダジイのナラ枯れ予防
効果:衣浦晴生(森林総合研究
所関西支所)ら
P2B114 京阪奈地域の二次林 P2B131 ナラ枯れ被害跡の林分
および竹林における炭素・窒素 における生物群集の比較:斉藤
の動態:塩見真衣(同志社大学) 正一(山形県森林研究研修セン
ター)ら
P2B148 ヤクタネゴヨウの衰退と
保全−20年間のモニタリング結
果から−:金谷整一(森林総合研
究所)ら
P2B167 殺虫剤の樹幹注入によ
るカシノナガキクイムシ防除の
試み:大橋章博(岐阜県森林研
究所)
P2B115 日本海型ブナと太平洋 P2B132 ナラ枯れが森林の環境 P2B149 埋土種子を活用した石
型ブナの生産構造と光合成活 形成機能に与える影響:籠谷泰 灰石鉱山捨石堆積場の緑化試
験:松木佐和子(岩手大学)
性の比較:田中千鶴(東邦大学) 行(滋賀県立大学)ら
ら
P2B168 粘着シートを用いたナ
ラ枯れ防除試験(3):三枝道生
(岡山県農林水産総合センター)
ら
P2B116 陽樹冠におけるブナの P2B133 モンゴル北部カラマツ
葉の形質、着花数、防御物質量 林の山火事後の森林構造のモ
の個体内・個体間差:飯沼久仁 デル化:野堀嘉裕(山形大学)ら
佳(山形大学)ら
P2B150 モンゴル最北部・フブス
グル湖集水域における年輪垂
直分布の気候変動応答性:武田
一夫(帯広畜産大学)ら
P2B169 立木の幹数や幹径および
複数年にわたる樹勢の衰退を考慮
したブナ科樹木萎凋病による林分
被害量の評価:松浦崇遠(富山県農
林水産総合技術センター)ら
P2B117 菅島の蛇紋岩土壌に P2B134 海岸林に侵入した広葉
生育する植物の元素組成と、ツ 樹の種組成とその空間分布:中
ゲの特異的なニッケル・鉄集積: 島有美子(東京都市大学)ら
水野隆文(三重大学)
P2B151 気候変動による森林植
生への影響評価・検出および適
応策の事例:松井哲哉(森林総
合研究所)ら
P2B170 鹿児島県におけるカシ
ノナガキクイムシ被害林分の経
過調査:久保慎也(鹿児島県森
林技術総合センター)ら
P2B118 小笠原乾性低木林樹 P2B135 白神山地サンスケ沢ブ
木の夏の乾燥と野外潅水パル ナ天然林における森林動態:鳥
スに対する生理応答:吉村謙一 丸猛(三重大学)ら
(森林総合研究所)ら
P2B152 由利本荘市加田喜沼
湿原の花粉分析に基づく完新
世の森林変遷:志知幸治(森林
総合研究所)ら
P2B171 長野県におけるおとり
丸太によるナラ枯れ防除の検
討:岡田充弘(長野県林業総合セ
ンター)ら
速
P2B111 スケール則によるハチ P2B128 ピットフォールトラップに P2B145 雌雄異株性低木種ヒメ
クの構造の解明:神澤佑梨(同志 よるオサムシ類の効率的な調 アオキの性特異的遺伝マー
査手法の検討:山中聡(北海道 カーの開発:齋藤晶(弘前大学)ら
社大学)ら
大学)ら
ポスターの準備ならびに撤収は速やかにお願いします。ポスターの掲示場所については当日に会場でお知らせします。
コアタイムには必ずポスターの前に立ち質疑に応じて下さい。
第126回日本森林学会大会プログラム(速報版)
14
研究発表題目(ポスター発表 P2Bグループ P2B001からP1B179)3月28日 3/3
会場:学術交流会館 ポスター準備8:30-11:00、コアタイム11:45-13:15、ポスター撤収16:30-17:30 動物
特用林産
高校生ポスター
P2B172 太平洋型カシノナガキ P2B176 キノコ菌床栽培におけ
クイムシの誘引物質の探索:所 るナラ枯れ被害木の影響:上辻
久敏(岐阜県森林研究所)ら
雅彦(森林総合研究所)ら
P2B173 スギ・ヒノキ林の収穫材
積に占める材質劣化被害割合
の予測:佐藤重穂(森林総合研
究所)ら
P2B177 高温条件下でのほだ木
の休養がシイタケ子実体発生に
及ぼす影響:山口亮(静岡県農
林技術研究所)ら
別のページをご覧ください
P2B174 マツノマダラカミキリ便 P2B178 ヤブツバキの実の肥大
乗線虫Diplogasteroides sp.:神 と種子の油含有量:田嶋幸一(長
崎県農林技術開発センター)ら
崎菜摘(森林総合研究所)ら
速
報
版
P2B175 室内飼育したハラアカ P2B179 アオコの増殖を抑制す
コブカミキリの産卵の特徴:小坂 る樹木葉の特徴:土屋竜太(三重
大学)ら
肇(森林総合研究所)ら
ポスターの準備ならびに撤収は速やかにお願いします。ポスターの掲示場所については当日に会場でお知らせします。
コアタイムには必ずポスターの前に立ち質疑に応じて下さい。
第126回日本森林学会大会プログラム(速報版)
15
座長
発表番号
座長氏名(所属)
座長氏名(所属)
セッション番号 発表番号
A01
高橋卓也(滋賀県立大学)
T21
1-4
岩永青史(筑波大学)
A01-A09
前の講演者が座長(司会)を務める
5-8
藤原敬大(九州大学)
林政2
A10
笹田敬太郎(九州大学)
9-11
鈴木遥(京都大学)
A11-A13
前の講演者が座長(司会)を務める
12-15
寺内大左(東京大学)
林政3
A14
藤掛一郎(宮崎大学)
T22
1-4
井倉洋二(鹿児島大学)
A15-A32
前の講演者が座長(司会)を務める
5-7
杉浦克明(日本大学)
経営1
C01-C04
吉田茂二郎(九州大学)
8-11
大石康彦(森林総合研究所)
C05-C08
龍原哲(東京大学)
12-14
寺下太郎(愛媛大学)
経営2
C09-C11
村上拓彦(新潟大学)
15-18
比屋根哲(岩手大学)
C12-C14
米康充(島根大学)
T23
1-5
愛甲哲也(北海道大学)
経営3
C15-C18
齋藤英樹(森林総合研究所)
6-9
栗山浩一(京都大学)
C19-C23
光田靖(宮崎大学)
10-13
寺崎竜雄(日本交通公社)
C24-C28
野田巌(国際農林水産業研究センター)
T24
1-7
上原厳(東京農業大学)
造林
D01-D04
伊藤哲(宮崎大学)
T25
1-4
山本博一(東京大学)
D05-D08
酒井敦(森林総合研究所)
5-8
加藤正人(信州大学)
D09-D11
荒木眞岳(森林総合研究所)
9-11
松村直人(三重大学)
遺伝・育種
E01-E04
後藤晋(東京大学)
T26
1-4
大久保達弘(宇都宮大学)
E05-E08
津村義彦(筑波大学)
5-8
金子真司(森林総合研究所)
E09-E11
井出雄二(東京大学)
9-13
大久保達弘(宇都宮大学)
生理
F01-F04
北尾光俊(森林総合研究所)
14-18
金子真司(森林総合研究所)
F05-F07
齋藤隆実(名古屋大学)
T27
1-4
安藤正規(岐阜大学)
F08-F11
渡辺誠(東京農工大学)
5-8
飯島勇人(山梨県森林総合研究所)
F12-F15
西口満(森林総合研究所)
T28
1-5
橋本靖(帯広畜産大学)
生態
G01-G05
正木隆(森林総合研究所)
6-11
玉井裕(北海道大学)
G06-G09
調整・討論のコマは、座長・コーディネータの裁量でお使いください。
隅田明洋(北海道大学)
G10-G13
松井哲哉(森林総合研究所)
G14-G16
長池卓男(山梨県森林総合研究所)
立地
H01-H03
森下智陽(森林総合研究所)
H04-H06
橋本昌司(森林総合研究所)
防災
I01-I03
大槻恭一(九州大学)
I04-I06
内田太郎(国土技術政策総合研究所)
I07-I11
玉井幸治(森林総合研究所)
利用1
J01-J04
吉岡拓如(日本大学)
J05-J08
有賀一広(宇都宮大学)
利用2
J09-J14
岩岡正博(東京農工大学)
J15-J21
長谷川尚史(京都大学)
J22-J25
仁多見俊夫(東京大学)
動物
K01-K02
肘井直樹(名古屋大学)
K03-K06
山崎理正(京都大学)
K07-K10
中村克典(森林総合研究所)
樹病
L01-L03
楠本大(東京大学)
L04-L06
竹内祐子(京都大学)
調整・討論のコマは、座長の裁量で、総合討論、質疑、時間調整等にお使いください。
林政部門では、講演終了後に次の講演の座長をお願いします。
速
報
版
部門
林政1
第126回日本森林学会大会プログラム(速報版)
16
企画シンポジウム(テーマ別シンポジウム)
大気環境変化にともなう森林の生産性と分布の予測
Forest productivity and vegetation under changing atmospheric environment
コーディネータ:渡辺誠(東京農工大学)
27 日 13:30-16:30 会場:農学部 S11
産業革命以降、化石燃料の消費拡大に代表される人間活動によって、森林を取り巻く環境は劇的に変化している。特に
大気 CO2 濃度の増加やそれに伴う気候変動、窒素を始めとした酸性物質の沈着量の増加、PM2.5 に代表される微粒子、
そして大気汚染物質である対流圏のオゾンが森林生態系に与える影響は世界的に懸念されている。たとえば今世紀末に
予測されている濃度のオゾンによって多くの陸域生態系の生産性が 30%以上低下することがモデルシミュレーションから予
測されている。またドイツで行われた欧州ブナ成木を対象とした 8 年間に渡るオゾン暴露実験によって、幹の成長量が約
40%低下したことが報告されている。数十年の長い年月が必要とされる木材の生産や環境資源としての森林の持続的利用
のためには、これら大気環境の変化が樹木の生育や森林の生産性に与える影響を明らかにする必要がある。さらに、大気
環境の変化に伴って、葉からの揮発性有機化合物の放出量が変化する、といった森林から大気へのフィードバックの解明
も重要な視点である。本シンポジウムでは樹木生理生態学を基礎として、大気環境に関するモニタリング、実験的研究お
よびフィールド調査、さらには森林や樹木への影響評価手法に関する研究等について最新の知見を持ち寄り、日本をは
じめとしたアジア地域の森林に対する大気環境の変化の影響と将来の展望を議論する。
T1-1
渡辺誠(東京農工大学)ら スダジイ、アラカシおよびシラカシの成長と光合成に対するオゾンの影響
T1-2
崎川哲一(北海道大学)ら 開放系オゾン暴露施設で生育したシラカンバ若齢木の虫害
T1-3
AGATHOKLEOUS, Evgenios (Hokkaido University) et al. Willow cuttings grown under elevated O 3 and
treated by ethylenediurea (EDU): a free-air O 3 fumigation system
T1-4
北尾光俊(森林総合研究所)ら 二酸化炭素とオゾン濃度の増加がスギ6品種の光合成と成長に与える影響
T1-5
望月智貴(北海道大学)ら 高濃度 CO2 と土壌水分がスギのモノテルペン放出に及ぼす影響
T1-6
山口真弘(東京農工大学)ら 樹木に対する微小粒子状物質(PM2.5)の影響に関する実験的研究
T1-7
佐藤永(海洋研究開発機構)ら 気孔コンダクタンスモデルの違いが、地球温暖化時の水・炭素収支予測に与
える影響 ~アフリカ大陸における検討~
T1-8
佐瀬裕之(アジア大気汚染研究センター)ら 日本海側森林小集水域における越境大気汚染由来の物質の沈
着とその影響
版
T1
持続可能な森林管理のための保残伐施業-日本への導入に向けて-
Retention forestry as a method to manage forest sustainably: toward its application to Japan
コーディネータ:尾崎研一(森林総合研究所)、長坂晶子、対馬俊之(北海道立総合研究機構林業試験場)、山浦悠一(森
林総合研究所)
27 日 13:30-16:30 会場:農学部 S12
北米主導で 90 年代から始まった保残伐(retention forestry)は現在、環境に配慮した森林伐採手法として世界的に注目
され、大きな普及を見せている。例えば多くの国で、保残伐は認証材を出荷するための条件の一つとなっている。主伐時
に生立木あるいは枯損木を維持するという本施業の検証実験は、現在世界各地で行われている。しかし、保残伐への注
目度は東アジアでは低く、実証実験も行われていない。一方で、日本では 1,000 万 ha を超す人工林が伐期を迎え、低迷
する木材自給率の向上が期待されている。伐採に伴う環境への負のインパクトを低減する、環境調和型の伐採手法の開
発が早急な課題である。
このような中、北海道のトドマツ人工林(道有林)において、保残伐の有効性を検証する東アジア初の大規模実験が昨年
から始まった。本実験は、人工林の保残伐実証実験としては世界初のものである。針葉樹人工林に混交する広葉樹は動
物群集の多様性を増加させることから、人工林に混交する広葉樹が本実験での保残対象である。現在、人工林は世界的
に急速に拡大している。本実験の開始は、人工林林業と環境保全の両立に、日本が貢献するための第一歩である。
本シンポジウムの目的は、北海道の保残伐実験を国内への保残伐導入のきっかけにすることである。まず、保残伐実験
の概要、河畔生態系・水土保全機能との関係、開始に至るまでの経緯を説明する。これらは、他の地域で保残伐への注
目度を上げ、検証実験を行うために大きな参考になるだろう。次に、実験を進めながら分かってきた、保残伐の現場での
課題を、研究者と現場の実務者から紹介する。これにより、保残伐を応用する際に直面する課題が明らかにされる。最後
に、日本における保残伐の応用・普及に向けて、保残伐の専門家からコメントをしていただく。これらから、日本への保残
伐の導入について議論を行う。
T2-1
尾崎研一(森林総合研究所) 保残伐実験の概要-持続可能な人工林管理を目指して-
T2-2
長坂晶子(北海道立総合研究機構林業試験場)ら 森林伐採と河畔生態系・水土保全-保残伐の有効性とは
-
T2-3
土屋禎治(林野庁) 保残伐施業実証実験立ち上げまでの経緯-行政と研究機関等の連携のかたち-
T2-4
対馬俊之(北海道立総合研究機構林業試験場) 保残伐施業試験地における木材生産性とコスト
T2-5
髙篠和憲(堀川林業) 現場からみた保残伐施業-普及の可能性と課題-
T2-6
森章(横浜国立大学) 生物多様性保全のための保残伐の応用・普及に向けて
速
報
T2
T3
車両系機械化システムを活用した伐採・再造林作業を考える
Issues on harvesting and silviculture operations utilising ground-based forest machinery
コーディネータ:佐々木尚三、中澤昌彦(森林総合研究所)
27 日 13:30-16:30 会場:農学部 S21
国内の人工林資源の充実を背景に、木材生産の低コスト化や安全性の確保などが強く求められており、そのための機械
化の推進が図られている。しかし、急速に進められる機械化に対して、土壌の撹乱や立木への損傷などマイナスの問題も
提起されている。また一方で今後増加が予想される皆伐-再造林を持続的に進めるために、造林コストの低減のためのさ
らなる機械化も考える必要がある。
近年、全国各地の緩中傾斜地林分を中心に、ハーベスタなどの車両系機械を活用して、伐採作業の合理化や高生産
性が実現され始めている。また油圧ショベルなどによる機械地拵も一般的になりつつある。さらにこれまで別工程で行われ
て来た伐採と造林作業を、上記のような機械化と組み合わせて同時期に行うことにより、全体のコスト低減を図る取組みが
見られるようになってきた。
このような新しい作業システムを推進させ、生産性や安全性などの改善を図るとともに、林分への悪影響や植栽時期が
限定されることなどのマイナスと考えられる要因を解消する必要がある。そのためには、これら伐採・造林作業の機械化に
第126回日本森林学会大会プログラム(速報版)
17
関する諸問題についてさまざまな分野の視点から検討して、問題解決を図らなければならない。本シンポジウムでは、こう
した機械化人工林管理に向けた各分野の研究や状況について報告を受けて、それらの情報を共有し、今後の方向性を
見いだすことを目的とする。
T3-1
鈴木秀典(森林総合研究所)ら 路網整備と車両系伐採システムのあり方
T3-2
山田健(森林総合研究所)ら 造林作業の機械化について
T3-3
斎藤丈寛(下川町役場) 車両系機械による伐採造林一貫システムとその期待
T3-4
大矢信次郎(長野県林業総合センター)ら 伐採・造林一貫作業による再造林コスト低減の検討
T3-5
飯田滋生(森林総合研究所)ら 機械作業による森林環境への影響
T3-6
山田容三(名古屋大学) 森林環境人間学から見た車両系機械作業の問題
T3-7
渋谷正人(北海道大学) 機械化による低コスト林業の方向性
現代の育林経営の諸問題とビジネス化の展望
The problems of plantation forestry and the possibility to become forestry industry
コーディネータ:餅田治之(林業経済研究所)、山田茂樹(森林総合研究所)
27 日 13:30-16:30 会場:農学部 S22
近年、我が国では、長期にわたる立木価格の低迷で、所有者の森林経営からの撤退が顕在化しています。一方で、国家
財政が逼迫する中、森林整備や再造林の費用負担の在り方やその担い手について、国民共通の理解が求められている
と言えます。そうした中、今日では世界の育林経営がビジネスとして展開し、第三者に経営信託されている実態もあります。
振り返って、今日、わが国の木材市場では国産材が見直され、川下側の加工・流通システムについては、工場の大型化を
背景として、外材と競争をしても引けを取らない生産・供給システムが形成されつつあります。しかし、木材を供給する川上
側の森林所有とそれに基づく経営は依然として小規模・分散的で非効率のまま変わりなく、素材生産も間伐を主体とした
生産形態が維持されているのが現状です。その結果、大型化・効率化を果たした川下側の生産システムと、従来のまま大
きな変化のない川上側の生産システムの間のギャップは次第に大きくなってきていると言えます。本企画では、大型化を
背景に定着しつつある川下側のビジネスモデルに対して、川上側についてはどのようなビジネスモデルを描くことができる
か、あるいは描くべきか、その姿を考えることを目的としています。シンポジウムの構成は、企画の趣旨説明の後、超短伐
期モデルのハンガリー、短伐期化が進行するアメリカ、NZ、補助金が無くなったフィンランド等の育林経営の実態につい
て報告した上で、我が国で芽生えつつあるビジネス的な育林経営、経営信託の動きについて紹介し、我が国の育林経営
の諸問題とビジネス化の展望を描きたいと考えています。なお、本企画は、JSPS 科研費 24580238 (研究代表餅田治之
「川上側林業ビジネスモデルの定式化とそれに向けた政策のあり方に関する研究」)の助成を受けて実施するものです。
T4-1
餅田治之(林業経済研究所) 世界の育林経営の動向とわが国におけるビジネス化の展望
T4-2
堀靖人(林野庁)ら ハンガリーの農廃地造林
T4-3
安村直樹(東京大学)ら ニュージーランドにおける中小規模所有者による森林管理の現状と課題
T4-4
大塚生美(森林総合研究所) アメリカにおける所有形態別林業経営動向
T4-5
奥山洋一郎(愛媛大学)ら 企業の育林経営ビジネス参入に関する研究:社有林を基軸とした新展開
T4-6
立花敏(筑波大学)ら 北海道十勝地方における主伐と再造林との関係に関する一考察
T4-7
幡建樹(ラックコンサルティング)ら 林産業者による林地取得の実態
T4-8
山本伸幸(森林総合研究所) 協同組合と市場:フィンランドの経験からの洞察
T4-9
大地俊介 (宮崎大学)ら 宮崎県諸塚村における超長期施業受委託契約の動向
T4-10 藤掛一郎 (宮崎大学)ら 森林組合への長期施業委託の意義と課題
木質バイオマスの中小規模熱利用の課題と展望
Issues and future outlook of small to medium scale heat utilization of the wood biomass energy
コーディネータ:伊藤幸男(岩手大学)、相川高信(三菱 UFJ リサーチ&コンサルティング)
27 日 13:30-16:30 会場:農学部 S31
再生可能エネルギーの固定価格買取制度の施行により、木質バイオマス利用においても発電が注目され、全国で多数の
計画が立案されている。一方で、木質バイオマスエネルギーが最も期待され、かつ実績のある利用方法は直接燃焼による
熱利用である。中小規模の熱利用は、石油代替を進め、地域住民レベルへの経済波及効果が高いとされており、最優先
で地域導入を進めていくべき再生可能エネルギーの一つであろう。しかしながら、木質燃料の多様さ(あるいは不均一さ)、
地域の林業構造の違い、熱需要の地域性の違いなどから、課題が個別化し共有されにくく、各地で同じような問題を抱え
ていることも少なくないことが近年明らかになってきた。本シンポジウムでは、木質バイオマスの中小規模の熱利用を推進
していくための課題の共有を第一の目的としている。実務担当者や研究者等の報告に基づき、地域性を踏まえつつ熱利
用の課題について整理した上で、将来展望について議論したい。
T5-1
伊藤幸男(岩手大学)ら 木質バイオマスエネルギーの熱利用に関する諸論点
T5-2
小池浩一郎(島根大学) バイオマスの熱利用は何故これほど進まないか
T5-3
久保山裕史(森林総合研究所) オーストリアにおける木質バイオマスの熱利用の拡大実態
T5-4
岩井俊晴(北海道熱供給公社) 札幌都心地域における地域熱供給と木質バイオマス利用の取組みについて
T5-5
佐藤政宗(森のエネルギー研究所) 九州を中心とした薪の利用と生産の実態
T5-6
井筒耕平(村楽エナジー) 薪ボイラー利用の課題と地域熱供給のための丸太ボイラー利用の展望について
−西粟倉村の事例から−
T5-7
寺田徹(東京大学) 緑地計画分野からみるバイオマス利用
T5-8
寺岡行雄 (鹿児島大学)ら 鹿児島県における木質チップボイラーへの燃料供給について
T5-9
澤田直美(東京大学)ら 森林資源をエネルギー利用するための集荷圏の検討
T5-10 藤原まや(東京農工大学) 燃料用チップの生産量と供給コスト
T5-11 吉田美佳(東京大学) 日本における燃料用木質バイオマス利用のためのチッピングと輸送システムの課題
T5-12 小島健一郎(ラブ・フォレスト)ら 乾燥チップ燃料の低コスト生産と地域内流通~長野県佐久・大北地域での取
り組み事例~
速
T5
報
版
T4
T6
「住まい」を通じた人工林資源の循環的利用の可能性-建築用材による「地材地消」の仕組み作り-
Possibility of cyclical use of forest resources by an enhanced collaboration with homebuilding sectors - a comprehensive
study for Japanese larch in Hokkaido コーディネータ:津田高明、新田紀敏(北海道立総合研究機構林業試験場)、寺澤和彦(東京農業大学)
27 日 13:30-16:30 会場:農学部 S32
第126回日本森林学会大会プログラム(速報版)
18
版
資源面での原木供給能力が整いつつある国内人工林では、成熟した人工林を伐採・販売し、再造林につなげる循環的
利用体制の構築が大きな課題である。再造林を進めるには林業採算性の改善が必須であり、素材生産コストや再造林コ
ストの低減技術の開発および新規市場の開拓等による売上高の向上が進められている。このうち、売上高の向上につい
ては製材工場との地域材の流通体制の構築等の様々な取組が全国的に行われているものの、様々な課題から林業採算
性の改善までに至った事例は多くはない。
針葉樹素材生産量が全国第 3 位である北海道でも同様の問題を抱えている。北海道では地場産の木材を積極的に利
用する「地材地消」に取り組んでおり、主要造林木であるカラマツを中心とした北海道内での木材自給率は約 57%に達し
ている。しかし、その用途は安価な小中径木を使用原木とした産業用資材やパルプ材等の低次利用が中心であり、林業
採算性は低いままである。
これらの状況を改善し、林業採算性を向上させる方策として、より付加価値の高い建築用材での「地材地消」を推し進め
ることが考えられる。以上の背景から、北海道では、地域材の生産・利用の仕組み作りとして、木材需要の柱である住宅分
野と林業・木材利用分野の複数の研究機関が連携し、カラマツ資源を対象とした建築用材としての循環的利用方法およ
び流通体制の構築を進めてきた。本シンポジウムでは、前半にカラマツ資源の将来予測、建築材利用に向けた加工技術、
住宅での利用可能性に関する話題を提供する。後半は原木から住宅部材までの流通の実証研究と事業化に関する話題
を提供する。それらを踏まえ、建築用材を通じた地域材の「地材地消」おける、川上-川中-川下の連携への展望や課題
について議論したい。
T6-1
新田紀敏(北海道立総合研究機構森林研究本部) 人工林資源の循環的利用に向けた課題
T6-2
滝谷美香(北海道立総合研究機構法人本部)ら 人工林の収穫予測
T6-3
大野泰之(北海道立総合研究機構林業試験場)ら 北海道のカラマツ人工林の土場におけるパルプ丸太の出
現パターン
T6-4
津田高明(北海道立総合研究機構林業試験場)ら 長期予測に基づく人工林材の地域別供給可能量の推定北海道カラマツ人工林を対象としてT6-5
大橋義徳(北海道立総合研究機構林産試験場) 道産材を活用した高性能な建築材:乾燥技術と加工技術
T6-6
植松武是(北海道立総合研究機構林北方建築総合研究所) 木質建築材の強度を活かした住宅(躯体)構法
T6-7
酒井明香(北海道立総合研究機構林業試験場)ら マーケットイン志向での原木供給の可能性
T6-8
石川佳生(北海道立総合研究機構林産試験場) 地域材の利用促進に向けた流通システム-北海道における
検証と実用化T6-9
古俣寛隆(北海道立総合研究機構林産試験場) 道産建築材の利用による地域経済効果
樹木の大量枯死現象が森林生態系に与える影響
Effects of coarse woody debris on forest ecosystems after forest dieback events
コーディネータ:深澤遊(東北大学)、鈴木智之(東京大学)、小林真(北海道大学)
27 日 13:30-16:30 会場:農学部 N11
様々な要因で起こる樹木の大量枯死は、森林生態系に最も大きな影響を与える撹乱と言えるだろう。大量枯死が森林生
態系に与える影響や、その後の森林回復を左右する要因を明らかにすることは、森林の生態系機能を安定的に享受する
上で重要である。大量枯死は、森林の構造と機能を大きく変化させる。さらに、結果として生じる大量の枯死木は、その長
期的な分解プロセスを通じて様々な生物の生息場所あるいはエネルギー源となり、また養分のソースあるいはシンクとなる
ことで森林の生物多様性や物質循環に大きな影響を与える。すなわち、大量枯死後の枯死木の取り扱いが、その後の森
林生態系の動態に大きく、そして長期的に影響することが予想される。本セッションでは、樹木の大量枯死現象を、その原
因から病虫害、台風、森林火災、伐採、の 4 タイプに分け、それぞれの大量枯死において生じた枯死木が森林の動態に
与える影響を、生物的側面および物質循環的な側面から検討することで、タイプ間の相違点や類似点を浮き彫りにし、大
量枯死後の枯死木の取り扱いを総合的に考える端緒としたい。
T7-1
深澤遊(東北大学) 病虫害による樹木の大量枯死が森林生態系に与える影響
T7-2
勝山正則(京都大学) 森林流域における渓流水質の長期変動に与える攪乱の影響
T7-3
森本淳子(北海道大学)ら 大規模風倒とその後の施業が森林再生に与える影響
T7-4
鈴木智之(東京大学) 大規模風倒による枯死木が森林の炭素蓄積に与える長期的影響
T7-5
小林真(北海道大学) 山火事で焦げた樹木の afterlife effect: 物質循環と実生更新への影響
T7-6
野口麻穂子(森林総合研究所)ら 伐採が枯死木を介して樹木の更新に及ぼす影響: 針広混交林を例として
T7-7
福島慶太郎(首都大学東京)ら 人工林における伐採残渣の取り扱いが生態系外への養分流出に与える影響
速
報
T7
T8
今後の再造林に向けたコンテナ苗研究の現在
Hot issues on the utilization of plug seedlings grown in the containers for the future replantation system
コーディネータ:田中浩(森林総合研究所)
27 日 13:30-16:30 会場:農学部 N13
国内の人工林資源の伐期の到来を背景に、国産材生産量の増加に対応して、間伐のみならず皆伐・再造林の必要性が
徐々に増してきている。しかし、今後、皆伐−再造林の流れを持続的に進めるためには、材価に対し高過ぎる再造林コスト
の低減、また苗木の安定供給体制の整備が必須である。低コスト再造林システムとして、植栽時期を選ばず、植栽効率の
良いコンテナ苗を利用した、伐採から植栽までの「一貫作業システム」が提案されている。しかし、コンテナ苗の様々な林
地でのパフォーマンスについては、いまだ正負の情報が錯綜し、コンテナ苗の低コスト化も大きな課題である。本シンポジ
ウムでは、こうした低コスト再造林に向けたコンテナ苗の利用に関する最新の研究状況を報告していただき、今後の方向
性を検討することを目的とする。
T8-1
田中浩(森林総合研究所)ら 再造林のためのコンテナ苗研究:現在とこれから
T8-2
松田修(九州大学)ら 赤外狭帯域画像を利用したスギ・ヒノキにおける充実種子選別法の開発
T8-3
杉原由加子(東京大学)ら スギコンテナ苗の形状と植栽当初の蒸散速度
T8-4
三樹陽一郎(宮崎県林業技術センター) コンテナ苗生産の効率化について -Mスターコンテナによるスギ
挿し木苗生産の事例-
T8-5
角田真一(住友林業)ら スギ挿し木苗の周年生産における技術的課題及び対策について
T8-6
来田和人(北海道立総合研究機構林業試験場)ら カラマツコンテナ苗木はいつでも植栽可能か
T8-7
八木橋勉(森林総合研究所)ら 多雪地におけるスギコンテナ苗と裸苗の成長
T8-8
渡邉仁志(岐阜県森林研究所)ら ヒノキ・コンテナ苗の植栽功程に及ぼす傾斜の影響および植栽後の成長
T8-9
諏訪錬平(森林総合研究所)ら ヒノキコンテナ苗の活着・成長特性
第126回日本森林学会大会プログラム(速報版)
19
T8-10
T8-11
渡辺直史(高知県立森林技術センター)ら 搬出用架線を利用したコンテナ苗の運搬と林地での保管
鹿又秀聡(森林総合研究所)ら 苗木の安定供給体制構築に向けた課題
ブナの豊凶が何かおかしい? -全国のブナ林からの報告-
Mast seeding of beech is something strange? - Reports from nationwide beech forests –
コーディネータ:八坂通泰(北海道立総合研究機構林業試験場)
27 日 13:30-16:30 会場:農学部 N12
最近、「ブナの豊凶が何かおかしい?」と樹木種子の豊凶モニタリングを続けている研究者は感じ始めている。例えば、北
海道南部のブナ林においては、1990~2002 年の 13 年間の調査では、平均すると 3~5 年に 1 回の頻度で豊作が訪れて
いたが、2003~2014 年の 12 年間では 1 度しか豊作がきていない。これまでブナの豊凶は、主にブナの開花量とブナヒメ
シンクイなど蛾の幼虫による虫害率の年変動により生じることがわかっている。また、開花量には気象条件が、虫害率には
開花量の連年比(前年の開花量と当年の開花量の比)が関係しているとされる。これらは、ブナの豊凶が広域で同調する
メカニズムの1つとしても理解され、適応的意義としては捕食者飽食説や受粉効率説を支持してきた。
近年のブナの豊凶現象の変化は、気温や積雪など気候の変動下において、ブナの開花パターンと蛾の幼虫による捕食
パターンの関係性が変わり、これらの複雑な相互作用のもとで起きていると予想される。変化のパターンは、ブナの生態や
気候変動の地域性に起因し地域差が生じると推察される。また変化の影響は、ブナ林の動態や再生だけでなく、ブナ林
に生息する野生生物にも及ぶ可能性が高い。因果関係は不明だが、全国でクマの里への出没が大きな社会問題にもな
っている。こうした気候変動等が樹木の豊凶現象に及ぼす影響については、海外でも関心が高まっているが、その影響は
十分解明されていない。近年の変化が、偶発的に特定の場所で起きていることなのか?こうした疑問を解き明かすには 1
カ所のモニタリングデータだけでは不十分だろう。今回の企画シンポでは、全国でブナの豊凶をモニタリングしている研究
者から、ブナを中心とした近年の豊凶の各地の実態について報告してもらい、樹木の豊凶現象の近年の変化について関
係者で情報の交換と共有を図り、今後の豊凶モニタリングに関連した研究の方向性等について議論したい。
T9-1
八坂通泰(北海道立総合研究機構林業試験場) 日本の樹木の豊凶について(企画シンポの趣旨説明)
T9-2
寺田文子(北海道立総合研究機構林業試験場)ら 北海道南西部におけるブナの開花結実の 24 年間の変動
T9-3
小山浩正(山形大学)ら 山形県内全域のブナ林における開花と結実の最近の状況
T9-4
小谷二郎(石川県農林総合研究センター林業試験場) 白山周辺地域での最近 15 年間のブナ堅果の豊凶推
移
T9-5
星崎和彦(秋田県立大学)ら 奥羽山系の渓畔混交林における種子生産の 24 年間の変動
T9-6
柴田銃江(森林総合研究所)ら 豊凶変化は群集レベル、地域レベルでもおきている?
版
T9
天然更新施業による保続的木材生産の可能性
Possibility of the sustainable wood production by the natural regeneration management
コーディネータ:石橋聰(森林総合研究所)、吉田俊也(北海道大学)、正木隆(森林総合研究所)
27 日 13:30-16:30 会場:農学部 N21
戦後造林された人工林資源が充実し、生産、更新(再造林)の低コスト化が課題となっている。現在はまさに人工林施業
時代といえる。しかし、低コストというキーワードからみれば、天然更新によって更新ができれば大きなコスト低減となる。ま
た、広葉樹を中心に多種の木材を得られる、遺伝的多様性が保全できるなど天然更新の利点は多い。一方で、天然更新
研究の歴史は長いが、その成果が林業現場に本格的に適用され、木材の保続生産につながっている例は少ない。天然
更新研究には、更新を阻むササ類など下層植生との関係、目標樹種と競合する他樹種の扱いなど、大きな課題が残って
いる。また、仮にこれらの課題が技術的に解決されたとしても、施業コストの状況によっては経営上実行することが不可能と
なる。本シンポジウムでは、長年にわたり天然更新研究が行われてきた北方針広混交林とブナを中心とした広葉樹林の施
業を題材に、これまでの成果や浮き彫りになった問題点などを現在進められている研究を通して紹介するとともに、これら
をもとに天然更新施業による保続的木材生産の可能性について議論を行いたい。
T10-1 尾張敏章(東京大学)ら 天然林施業における更新補助作業の実践:東京大学北海道演習林の歩みと現状
T10-2 山崎遥(北海道大学)ら ウダイカンバの定着を目的とした更新補助作業の検討~北海道北部の天然生林に
おける事例~
T10-3 倉本惠生(森林総合研究所)ら 天然林択伐後の更新を促す新たな地表処理作業「小面積樹冠下地がき」と
「人工根返し」の実証試験
T10-4 櫃間岳(森林総合研究所)ら ヒバ稚樹の上向き側枝が樹形と耐陰性に果たす役割
T10-5 杉田久志(森林総合研究所)ら スギ人工林に侵入した広葉樹との混交林施業 -秋田県森吉山麓における
10 年間の林分構造変化-
T10-6 正木隆(森林総合研究所)ら ブナ帯落葉樹林の皆伐後の天然更新の可能性を考える -林床植生と微地形
の観点から-
T10-7 天野智将(森林総合研究所) 広葉樹材利用の現状
T10-8 辰巳晋一(横浜国立大学)ら 伐採木の選木が針広混交林のササ密度と樹木更新量を左右する
T10-9 吉田俊也(北海道大学)ら 異なるふたつの地域の天然生混交林における対照的な択伐後の動態
T10-10 石橋聰(森林総合研究所) 天然更新施業による保続的木材生産の可能性 -北海道東部地域における検討
-
速
報
T10
T11
都市近郊林の文化的サービスの持続的発揮に向けて -多様な学問領域の視点から-
Toward the sustainable and sophisticated supply of diverse cultural services in suburban forests - Beyond "the
gap" of the people's different perspectives –
コーディネータ:高山範理、八巻一成(森林総合研究所)
27 日 13:30-16:30 会場:農学部中講堂
居住地に近い都市近郊林では、市民の森林に対する関心の高まりとともに、今まさに保健休養、教育、景観・地域文化形
成といった“森林の文化的サービス”を高度に発揮させながら、持続的な自然資源の保全を行うことが求められている。そ
こで“森林文化系”といえるような、自然科学・社会科学を問わず、森林の有する文化的サービスに対して学術的に高い興
味または関心を有している研究分野および研究者は、都市近郊林の利用と保全が抱える矛盾や問題に対して、どのような
貢献が可能なのかについて、森林総研の清野嘉之氏、井上真理子氏、平野悠一郎氏を登壇者に迎え、企画者の八巻一
成、高山範理を加えた計 5 名の専門分野の異なる研究者によって、複眼的な視点からそれらの解決に寄与する合理的か
つ実効可能な方法論や枠組みについて議論したいと思います。なお、当企画シンポジウムは二部構成で実施します。
第一部(都市近郊林の文化的サービスの利用と自然資源の保全の両立に向けた「まなざし」の共有)では、各登壇者が
第126回日本森林学会大会プログラム(速報版)
20
それぞれ異なる専門領域において、これまで都市近郊林がどのように扱われてきたのかを、それぞれの解釈やまなざし
(視座)を含めたレビューとして簡単に紹介します。
第二部(都市近郊林の文化的サービスの持続的な利用に向けて -まなざしの違いから生じる「すきま」を埋めるには?
-)では、第一部の登壇者を中心にパネルディスカッションを行います。議題として、まず、第一部の議論で明らかとなった
「すきま(各研究者の立ち位置の違いや、必要性が高いのに個々人での取り扱いが難しい課題、および十分に取り組みが
なされていないが研究すべき事柄等)」 の確認を行い、さらに都市近郊林の利用に関わる諸機能を高度に発揮するため
に、その「すきま」をどう埋めるのか、またどう連携すべきなのかなどについて、参加して戴いた学会員のみなさまとともに、
多角的に議論したいと思います。
T11-1 高山範理(森林総合研究所、女子美術大学) 都市近郊林と静的利用:都市近郊林を対象とした癒し・休息的
利用に関する研究の現況
T11-2 平野悠一郎(森林総合研究所) 都市近郊林と動的利用:ウォーキング・マウンテンバイクを中心に
T11-3 井上真理子(森林総合研究所)ら 都市近郊林と教育的利用
T11-4 八巻一成(森林総合研究所) 都市近郊林をめぐる利用・文化的サービスとゾーニング
樹木根の成長と機能
Growth and development of tree roots
コーディネータ:平野恭弘(名古屋大学)、野口享太郎(森林総合研究所)、大橋瑞江(兵庫県立大学)
27 日 13:30-16:30 会場:農学部 N31
「樹木根の成長と機能」の企画シンポジウムでは、樹木根をキーワードに細い根から太い根まで、細胞レベルから生態系レ
ベルまで多岐にわたる研究を報告対象としています。樹木根研究は、これまでもテーマ別セッションとして毎年活発な議論
が行われ、多くの方々に関心を持っていただいています。今回は、北海道大学北方生物圏フィールド科学センターの片
山歩美先生に、【ボルネオ島熱帯雨林における炭素配分-根圏はどのくらいの炭素を利用するのか?-】について、特
別講演として 30 分程度、話題提供していただく予定です。
また、本シンポジウムでは、森林の炭素・養分動態に関連する樹木根動態・機能に関する研究報告のほか、2014 年 9 月
に名古屋大学で開催された第 6 回国際樹木根会議について森林学会員に対して広く情報提供し、今後の樹木根とその
関連分野による共同研究や国際的なネットワーク作りを促進するための議論もしていきたいと思います。なお当日は 15 分
の趣旨説明の後、15 分の口頭発表を 7 件、片山先生の特別講演を 30 分行います。最後に総合討論の時間を設け、3 時
間のシンポジウムとする予定です。
T13-1 橋本長武(東京大学) ら 福島北部スギ林での樹木根のセシウム吸収把握におけるイングロースコア法の適用
T13-2 野口享太郎(森林総合研究所)ら 林分密度の異なるヒノキ林における細根生産量
T13-3 仲畑了(京都大学)ら フラットベッドスキャナー法による細根動態の経年的評価
T13-4 梁川紗奈江(北海道大学)ら 北海道北部の林相が異なる森林における細根動態 -林床植生の及ぼす影響
T13-5 AN, JI YOUNG(京都大学)ら Fine root and litterfall dynamics across various types of temperate deciduous
and coniferous forests
T13-6 宮谷紘平(名古屋大学)ら 高硝酸濃度土壌に生育するヒノキ林構成樹種の細根呼吸速度と形態特性
T13-7 高木理恵(京都大学)ら 樹木細根系の窒素負荷への応答性:呼吸・窒素含有量・形態特性は変化するの
か?
T13-8 片山歩美(北海道大学) ボルネオ島熱帯雨林における炭素配分-根圏はどのくらいの炭素を利用するの
速
T13
報
版
T12
国際認定は地元を豊かにしたのか -世界自然遺産、エコパーク、世界農業遺産、ジオパークの定量・定性的
分析事例から-
Did international recognitions and certifications benefit the local communities? - From the analysis of UNESCO World
Heritage, MAB, Geo Park and GIAHS in Japan –
コーディネータ:香坂玲(金沢大学)
27 日 13:30-16:30 会場:農学部 N23
森林をはじめとする自然資源の保全、観光などの活用をめぐる国際的な認定としては、基準が比較的明確な世界自然遺
産と、ユネスコ・エコパーク(MAB)、世界農業遺産が存在する。保護地域を中心とするものから、里山など人の営みを前提
とした制度まで様々な題材と基準が存在する。
同時に、認定される地域は市町村や県をまたぐことも多く、認定制度を効果的に活用するためには、関係主体間での観
光の戦略の共有や位置づけが鍵となる。過去には白神山地のような自治体ごとの違いが浮き彫りとなった事例もある。同
時に市町村によっては、屋久島・白山(申請中)のように世界自然遺産と MAB 等の複数の制度を活用する状況もあり、認
定制度全体を比較分析することは研究上重要な課題である。
そこで本シンポジウムでは、屋久島、小笠原諸島、能登半島といった地方自治体レベルのローカルな文脈の事例を取り
あげる。設定する課題としては、世界自然遺産、エコパーク、世界農業遺産、ジオパークといった国際認定の取得のプロ
セス、戦略、そして「地元を豊かにしているのかどうか」という問いに取り組む。事例研究を中心としながらも、その定性的な
比較だけではなく、定量的な手法を組み合わせた研究も含む。また豊かさも、経済的、自然から、共有や人のつながりとい
ったネットワークも含める。個別の事例やその比較が中心となりがちな分野において、経済、政策、テキスト・マイニングなど
の定量的な手法を用いた研究の動向のフロンティアを探る。また、観光学という新領域において、専門の学部、研究所の
専門家を招いて、どのような議論と学際的な研究が行われているのか、森林科学分野との接点を探る。
近年の人口減少を受け、「消滅」という危機感を煽る言説と、「地方振興」「地域再生」といったスローガンの間で揺れ動い
てきた。森林の分析を通じて、個別の自治体の実像を明らかにする一助となれば幸いである。
T12-1 敷田麻実(北海道大学) 世界自然遺産制度による地域地域資源ガバナンスの分析(タイトルをご確認下さい)
T12-2 冨吉満之(金沢大学)ら 知床世界自然遺産登録の経緯と行政間の連携
T12-3 大河内勇(森林総合研究所) 小笠原諸島における生態系管理と地域社会
T12-4 芝正己(琉球大学)ら 世界自然遺産候補地としてのやんばる森林の現状と保全管理の諸課題
T12-5 新井愛那 (鹿児島大学)ら 世界自然遺産地域における観光利用と混雑-屋久島縄文杉登山を中心に-
T12-6 田中伸彦(東海大学)ら 日本ではエコパークと呼ばれる生物圏保存地域は観光デスティネーションたりうるの
か?
T12-7 松岡光(基礎生物学研究所) 自治体の議事録からみる活用方法
T12-8 神山千穂(国際連合大学)ら 暮らしの中の世界農業遺産〜石川県能登半島における自家生産と社会的ネット
ワークによる市場を介さない食料消費の実態〜
T12-9 香坂玲(金沢大学)ら 世界農業遺産と能登半島での地域社会への影響:定量的把握に向けた試論
第126回日本森林学会大会プログラム(速報版)
21
か?-
生理部門特別セッション「樹木の成長と環境」
Special session of the Physiology Section “Tree Growth and Responses to Environmental Factors”
コーディネータ:則定真利子(東京大学)、小島克己(東京大学)、斎藤秀之(北海道大学)、津山孝人(九州大学)、二村
典宏(森林総合研究所)
27 日 13:30-16:30 会場:農学部多目的室(W109)
講演会と生理部門のポスター発表の 1 分紹介からなる、生理部門の特別セッションを催します。
生理部門では樹木の成長の仕組みを明らかにする研究に携わっておられる方々の情報・意見交換の場となることを目
指します。キーワードとして以下の 20 語を掲げています:樹木生理、個体生理、生態生理、水分生理、光合成、呼吸、栄
養成長、生殖成長、環境応答、ストレス応答、代謝、栄養、物質輸送、植物ホルモン、細胞内小器官、細胞壁、組織培養、
形質転換、遺伝子発現、ゲノム科学。個体から細胞・分子レベルまでの幅広いスケールの現象を対象とした多様な手法に
よるアプローチを含んでおりますので、これまでの研究分野の枠組みにとらわれることなく、さまざまなスケール・手法で樹
木の成長の仕組みの解明に携わっておられる多くの皆様に生理部門での口頭・ポスター発表にご参加頂くとともに本特別
セッションにご参集を頂きたいと考えております。
講演会では、岡山大学の吉川賢さんに、長年、乾燥地の樹木の水分生理特性を生理生態学的に研究してこられた成果
をご披露して頂きます。樹木の乾燥応答に関する学術的知見のみならず、乾燥地緑化への研究成果の応用まで、視野の
広いお話を伺えるまたとない機会になると期待しています。引き続いて、名古屋大学の齋藤隆実さんに展葉時のシュート
内における水ポテンシャル勾配の形成について、東京大学の小笠真由美さんに木部の通水阻害について MRI を用いた
非破壊解析を中心に、樹木の水分生理の研究成果をご披露頂きます。
1 分紹介では、生理部門でポスター発表をされる方に発表内容を 1 分間でご紹介頂きます。
T14-1 吉川賢(岡山大学) 乾燥地に生育する樹木の特性と森林の動態
T14-2 齋藤隆実(名古屋大学)ら 常緑樹の新葉の展開時におけるシュート内での水ポテンシャル勾配の形成
T14-3 小笠真由美(東京大学)ら 樹木用 MRI を用いた樹幹内部における水分挙動の非破壊的観察
版
T14
マツ材線虫病研究の最前線 -オミクス的展開による挑戦-
Frontier of recent research against the pine wilt nematode disease: challenges by omics-based approach
コーディネータ:渡辺敦史(九州大学)、高田克彦(秋田県立大学)、高橋誠、佐橋憲生(森林総合研究所)
27 日 13:30-16:30 会場:学術交流会館小講堂
ゲノミクス、トランスクリプトーム、プロテオミクスを包含するいわゆるオミクスは、様々な生物種で生命現象の本質に迫りつつ
ある。マツ材線虫病に対しても、寄生虫であるマツノザイセンチュウについては全ゲノムが解読され、バイオインフォマティ
クスの利用と共にゲノム基盤情報が整備された。プロテオミクスを駆使することで、マツノザイセンチュウの病原性に関与す
るタンパク質の探索が開始され、再度全国規模で収集されつつあるマツノザイセンチュウの表現型に対する新たな評価技
術も模索されている。宿主であるマツについても膨大な発現遺伝子が収集され、これらを利用した大規模発現解析により
感受性と抵抗性間の相違だけでなく、線虫侵入後の病徴が遺伝子レベルで理解され始めた。マツ材線虫病研究が新た
な視点で、より深く掘り下げられる様になった現在、寄生虫側と宿主側双方の研究者間の連携だけでなく、様々な分野が
有機的に結びついてこそ、初めてマツ材線虫病の本質的理解が進むと考えられる。マツ材線虫病の拡大に伴い、関係諸
国からも次々に精力的な研究が報告される一方、日本では寄生虫側と宿主側の研究者が公式な場で一堂に会して議論
する場がこれまで少なかっただけに、本企画シンポジウムではオミクス研究に携わる研究者から最新の研究をレビューして
いただくと同時に、今後の連携や展開について改めて討議し、マツ材線虫病の本質的理解を目指すオミクス的研究の現
状と問題点を詳らかにする必要性がある。これらの成果は研究としての位置づけだけでなく、更にそれらを昇華させ、実際
の防除や対策に向けてどのように活用されるべきかを議論すべきであり、聴衆も含めた議論の場を提供したい。
T15-1 菊地泰生(宮崎大学) マツノザイセンチュウのゲノミクス研究
T15-2 竹内祐子(京都大学) マツノザイセンチュウの病原性規定因子にゲノミクスとプロテオミクスで迫る
T15-3 平尾知士(森林総合研究所) 順遺伝学的アプローチによるマツ材線虫病に対するクロマツ生体防御反応の
解明
T15-4 松永孝治(森林総合研究所) マツノザイセンチュウの表現型評価と次世代抵抗性育種のスキーム
速
報
T15
T16
最新の森林系統地理学と将来展望
The latest phylogeography of forest organisms and future perspectives
コーディネータ:戸丸信弘(名古屋大学)、津村義彦(筑波大学)、井鷺裕司(京都大学)、陶山佳久(東北大学)
27 日 13:30-16:30 会場:学術交流会館第 2 会議室
系統地理学とは、遺伝マーカーを用いて種内集団間の系統を明らかにし、その地理的分布を調べることにより、その種が
辿ってきた歴史を探求する学問である。系統地理学は、1987 年に新しい学問として提唱されて以来ほぼ 20 年で、急速に
進展し、 樹木を始めとする森林生物においても、数多くの研究が報告されてきた。これまでの系統地理学の研究では、オ
ルガネラ DNA(葉緑体 DNA やミトコンドリア DNA)や、近年では、核のマイクロサテライトを遺伝マーカーとして用いて、生
物種における分布拡大や分断・縮小の歴史が調べられてきた。しかし、特にオルガネラ DNA を用いるアプローチでは、1
遺伝子座のデータであるため、結果は偶然性に左右されやすい、定性的な推測しかできない、仮説を立てて統計的に検
証することができないなどの問題がある。近年、コンピューターの性能が飛躍的に向上したことにより、集団遺伝学的なモ
デルを立てて、MCMC やベイズ統計などを用い、過去の集団動態(デモグラフィー:個体数変動、集団の分岐・混合、移
住など)を推定することが可能となった。その手法を取り入れた系統地理学は、「統計的な系統地理学」と呼ばれており、再
び大きく発展する可能性がある。そこで、本シンポジウムでは、樹木を始めとする森林生物を対象として、モデルベースの
デモグラフィー推定を行っている系統地理学的研究を中心に、最新の研究を紹介していただくことにより、系統地理学の
最前線を概観し、今後の研究の方向性などについて議論したい。
T16-1 玉木一郎(岐阜県立森林文化アカデミー) 系統地理学における過去の集団動態の推定方法
T16-2 青木京子(京都大学)ら 照葉樹林の分布変遷過程-スダジイと種子食昆虫の集団動態から-
T16-3 渡辺洋一(東京大学)ら オンツツジの島間分化はどのように形成されたのか-第四紀の個体群動態を推定す
る-
T16-4 布目三夫(名古屋大学)ら ニホンノウサギとアカネズミにおける遺伝的集団構造と形態学的特徴の不一致
T16-5 久保田耕平(東京大学) 冷温帯林の昆虫の種分化過程-日本産ルリクワガタ属とその共生酵母を中心に
第126回日本森林学会大会プログラム(速報版)
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公募セッション(テーマ別シンポジウム)
T21
Research for tropical forest conservation and utilization
熱帯林の保全と利用に関する研究
Coordinators: IWANAGA Seiji (University of Tsukuba), FUJIWARA Takahiro (Kyushu University),
TERAUCHI Daisuke (The University of Tokyo), SUZUKI Haruka (Kyoto University)
March 28, 13:30-18:30 Room: S22,Faculty of Agriculture (会場:農学部 S22)
To address issues surrounding tropical forests, it requires knowledge on interdisciplinary approaches, dialogue based on
accurate information, and learning from past experiences of trial and error. This session aims at sharing knowledge,
information, and experiences surrounding tropical forests for conservation and utilization. We invite presentation which
are accord with the above-mentioned purpose from various research fields including ecological (e.g. silviculture,
biodiversity, carbon cycle), socio-economic (e.g. local livelihood, community forest management, national and
international policies), and information science (e.g. remote sensing and GIS). We also welcome presentation by
international students from tropical countries as well as young researchers who conduct fieldworks in tropical countries.
To carry out discussion among participants from different countries, English is official language for all presentation and
following question and answer in this session. To facilitate lively discussion in this session, the speakers are encouraged to
make your presentation understandable for the participants with different background and mother languages.
持続可能な社会の実現に向けた森林教育
Forest education for sustainable development
コーディネータ:大石康彦(森林総合研究所)、比屋根哲(岩手大学)、寺下太郎(愛媛大学)
28 日 9:30-11:45, 13:30-17:00 会場:農学部 S12
わが国の森林学における、教育をテーマとする研究は 1925 年に開始され、2011 年までに 448 件を数えています(大石・
井上 2014)。森林学会大会における森林教育をテーマとするセッションは 2003 年に開始され、以来、毎年継続して近年
の森林教育研究を先導してきました。
この間 、 2003 年 には 環 境 教 育 推 進 法 が 制 定 され 、 2005 年 に開 始さ れ た 国 連 ESD (Education for Sustainable
Development)の 10 年は、2014 年秋の総括会合(愛知県)を機に ESD 推進の新たなスタートがきられました。森林・林業に
おいては、森林・林業の再生に向けた取り組みとともに、東日本大震災と原発災害への対応が急がれています。また、木
質バイオマスエネルギーや生物多様性等への対応も求められています。大づかみにとらえれば、これらは全て持続可能
な社会の実現に向けた取り組みといえ、森林教育がこれらの問題に対して果たすべき役割は、ますます大きくなっていくも
のと考えられます。
わが国の森林学における森林教育研究は、その内容から、教育の概念、教育の種別(専門教育、学校教育、社会教育)、
教育活動現場の要素(森林・展示施設、対象者、教材・プログラム、指導者)、その他(地域連携・貢献、行政施策、学会・
研究)に分類され、その範囲は広範にわたっています(大石・井上 2014)。上述のような持続可能な社会の実現に向けた
諸問題や社会的要請を考えれば、森林教育が取り扱う内容の範囲は、今後さらに拡張するものと考えられます。森林教育
研究では、このような幅広い問題に対して様々な研究手法によるアプローチがなされてきていますが、そのことが森林教育
研究を一つの学問分野として認識することを難しくしていたともいえます。
本セッションでは、多様な内容や手法の森林教育研究の報告を募り、持続可能な社会の実現に貢献する学問分野とし
ての、森林教育の体系化を目指した議論をしたいと考えています。
T23
報
版
T22
観光とレクリエーション
Tourism and Recreation
速
コーディネータ:庄子康(北海道大学)
28 日 13:30-18:30 会場:農学部中講堂
本公募セッションの目的は、近年の観光やレクリエーションに対する社会的な注目を反映し、観光とレクリエーションについ
て議論できる場を部門レベルで設定し、研究交流の促進を図ることである。観光とレクリエーションはこれまで風致部門に
おいてキーワードレベルで扱われてきたが、コーディネータは以下のような理由から部門レベルとして扱うことが必要である
と考えている。
・林業が名目 GDP に占める割合が 0.1%に満たないのに対して観光業は 5.0%を占めている。森林をはじめとする自然
地域での観光がこの値にすべて関係している訳ではないが、自然地域での観光は観光分野の中でも大きな位置を占め
ており、社会的・経済的な影響やカバーする内容の広さから考えて、観光やレクリエーションは部門レベルで扱ってもおか
しくない。
・全国の大学で観光学部が新設されており、それらの観光学部には森林学会に所属している研究者も数多く教員として
採用されている。そのような研究者あるいはそこに所属する学生が発表する場をより分かりやすい形で設定する必要があ
る。
・これまで観光やレクリエーションに関する発表は主に風致部門で行われてきたが、「環境教育」「住民参加」「ガバナンス」
に関わるような発表は林政部門でも行われてきた。観光やレクリエーションは部門横断的な性質があるため、観光とレクリ
エーションに関わる公募セッションを立ち上げることで、関係者が一同に会して総合的な議論することが可能となる。
今回は初めての試みとして本公募セッションを企画するが、風致部門や林政部門との調整も図りながら、継続性のあるテ
ーマとして実施していきたいと考えている。
T24
森林環境の持つ保健休養機能の基礎的研究と応用研究
Basic and applied researches on forest environment amenities
コーディネータ:上原巌(東京農業大学)
28 日 9:30-11:45 会場:農学部多目的室(W109)
本セッションは本大会で 11 回目を迎え、森林科学研究の分野の中で、一般市民の関心が高い分野の1つである。これま
での大会では、生理的および心理的なアプローチの基礎的研究をはじめ、臨床事例、研究手法、尺度開発、国内外の地
域における事例研究などが発表されてきた。基礎的研究から、保健休養に供する森林環境の整備といったハードの課題、
治療・保養プログラム作成等のソフトの課題、そして各臨床症例や、保養地事例などに至るまで多岐にわたった内容にな
っていることが特徴である。そのため、森林・林業関係者だけでなく、医療、社会福祉、心理、教育など、多領域の専門家
とコラボレーションを行ってきていることも本セッションの特色であると言える。森林環境は、一般市民の日常的な健康増進
はもとより、職場における保健衛生や、医療、福祉、教育などの諸分野においても利用の可能性が大きい。本大会のセッ
第126回日本森林学会大会プログラム(速報版)
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ションでは、そのような視点から生活習慣病や心の健康づくりに供する森林、樹木の利用、活用手法などの調査研究に特
に重点を置き、また森林環境の持つ保健休養機能についての研究アプローチについても検討、考究したいと考えている。
活発で自由な雰囲気のもと、のびのびとしたセッションを展開していきたい。
T25
森林環境のモニタリングと持続可能な森林経営
Forest environment monitoring and sustainable forest management
コーディネータ:山本博一(東京大学)、松村直人(三重大学)、加藤正人(信州大学)
28 日 13:30-17:15 会場:農学部 S31
リオで開かれた地球サミットを契機として、持続可能な森林経営にむけて世界中で様々なジャンルからの取り組みがなされ
て今年で 22 年が経ちました。また、気候変動に対する森林環境の影響も多様な角度から議論されています。モントリオー
ル・プロセスに関しては「基準・指標」の更新・修正、国別レポートの改訂など、各国の動きが充実してきています。都道府
県レベルの森林資源モニタリング事業も継続され、事業体レベルでは森林認証の獲得、森林組合などにおける提案型施
業の実施など、地域レベルでは数値指標を明らかにした森林経営や合意形成手法の検討が具体化してきています。政権
交代や COP 等の会議に合わせて、「森林・林業再生プラン」、「フォレスター育成」、「森林計画制度の見直し」や「二酸化
炭素吸収量の評価認定制度」、「生物多様性の評価制度」も具体的に検討されています。こうした取り組みに対して、私た
ち研究者は森林環境のモニタリングによって信頼性の高い情報を提供する責務を負っています。しかしながら、こうした取
り組みに関する研究発表や議論の場が十分にあるとはいえません。本セッションでは、これまでの 8 回に渡る森林学会大
会における議論に引き続いて、森林資源や自然環境のモニタリング手法、生物多様性の評価方法、実際の調査事例など
について情報交換を行い、持続可能な森林経営にむけて森林の多目的利用と森林資源管理の現状と課題を整理し、多
分野・多様な参加者による幅広い視野に立った総合的な議論を行います。
森林生態系の放射性セシウム汚染とその対策
Radiocesium contamination and countermeasure in forest ecosystem
コーディネータ:金子真司(森林総合研究所)、大久保達弘(宇都宮大学)
28 日 9:00-11:45, 13:30-17:30 会場:学術交流会館小講堂
ポスター発表:27 日 P1B 会場(学術交流会館)
福島原発事故から 3 年半が経過し、放射性セシウム(Cs134+Cs137)は自然減衰で事故当初の 6 割程度に低下した。避難
指示区域が見直されるにともなって被災地における林業の再開も進んでいる。一方、森林で採取される野生キノコや山菜
からは基準を超える放射性セシウム(Cs)が東日本各地で検出され、里山に依存してきたこの地域の暮らしに大きな影響
を与えている。また、シイタケ原木や家庭用の薪の放射性 Cs の指標値は健康影響を考慮して厳しいレベルに設定された
ことから、これら木材の生産は広い地域で困難になっている。
過去 3 回の森林学会大会では、森林の放射能汚染についてテーマ別シンポジウムを開催し、放射性 Cs の森林生態系
における初期沈着やその後の森林内での動態および森林からの流出を明らかにしてきた。さらに森林の汚染の軽減にむ
けて、地域住民ととともに行っている様々な取り組みも紹介してきた。森林に生息する様々な野生生物の放射性 Cs 汚染の
状況も明らかにされた。樹木による放射性 Cs 吸収のメカニズムに関しては、放射性 Cs が樹木のどの部位から吸収された
かが熱心に議論された。事故後に萌芽した樹木の分析結果から、樹木による放射性 Cs の追加吸収が起こることが示唆さ
れる報告があり、高い関心が寄せられた。スギでは心材中の放射性 Cs 濃度が高い傾向にあることが報告され、樹体内で
の移動メカニズムが注目された。
このように、原発事故で森林にもたらされた放射性 Cs に関して、多くの研究者が取り組み、重要な知見が明らかになって
いる。最近になって研究を開始した研究者も存在している。しかしながら、同じ地域や同じテーマで行っている調査や研究
を行なっている研究者が、互いの情報を交換する場は少なく、研究の進展や問題解決を遅らせる要因になっている。そこ
で、今回も昨年に引き続き、森林生態系の放射性 Cs の汚染とその対策についての研究発表を公募によって発表者を募
ることにした。このセッションが森林の放射能汚染の問題の解決につながることを期待する。
森林におけるシカ問題の解決に向けて -被害・影響の把握から被害対策、個体数管理まで-
Evaluation and control of deer damage in forests
コーディネータ:明石信廣(北海道立総合研究機構林業試験場)、日野貴文(酪農学園大学)、安藤正規(岐阜大学)、飯
島勇人(山梨県森林総合研究所)
28 日 9:00-11:45 会場:農学部 N21
ポスター発表:27 日 P1B 会場(学術交流会館)
全国各地におけるシカの増加によって、林業被害や森林生態系への影響だけでなく、農業被害や交通事故など、広範な
問題が生じている。今後、人工林資源が成熟して更新面積が増加すると見込まれ、幼齢造林地におけるシカ被害がさら
に増加することが懸念される。一方、これまでシカの捕獲を担っていた狩猟者は急速に減少しており、森林管理の面からも、
シカ問題を解決する体制の構築が急がれる。
近年、各地でシカによる被害・影響の実態把握の取り組みが進み、植生改変が他の動物などにもたらす間接効果などの
研究や、下層植生の消失による土壌流出・侵食および水質への影響に関する研究も進んでいる。そのような影響把握で
は地域の自然環境の特徴などに応じた手法が取り入れられる一方、地域間の比較ができないため、全国レベルの情報交
換や評価手法の共通化について検討する必要がある。
問題解決のためには、シカによる影響把握だけでなく、被害対策やシカの個体数管理も不可欠である。例えば、シカの
影響が大きいあるいは被害が予測される場所では、それを踏まえた森林施業を確立する必要がある。また、森林管理にシ
カ管理の概念・手法を導入することにより、シカ密度が高い場所などでシカの捕獲効率を高める環境を整備することも可能
であろう。森林を主な生息地とするシカの個体数管理には、森林管理者が積極的に関わることが求められており、森林科
学が果たすべき役割も大きい。森林への影響把握、森林施業、被害対策、個体数管理等の分野横断的な議論によって、
シカ問題への対策を組み込んだ新たな森林管理を構築する必要がある。
これまで日本森林学会では、シカ問題に関わる発表がさまざまな部門に分散していた。森林に関わる被害・影響の評価
と、被害対策、森林管理者が関わるシカの個体数管理などについて、各地からの発表をもとに、問題解決に向けた議論を
深めたい。
速
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版
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もう一つの森の主役・菌根:基礎研究から応用研究まで
Another leading part of the forest: mycorrhiza - From basic research to applied study –
コーディネータ:玉井裕(北海道大学)、橋本靖(帯広畜産大学)
28 日 13:30-16:45 会場:農学部 N31
第126回日本森林学会大会プログラム(速報版)
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速
報
版
ポスター発表:27 日 P1B 会場(学術交流会館)
森林生態系において、ほぼ全ての樹木の細根は菌根菌と呼ばれる菌類と共生しており、これらの菌根菌が、樹木の成長・
生残に極めて大きな役割を果たしています。地下部で密かに営まれている菌根共生の実態については、分子生物学手法
をはじめとする様々な分野の研究技術や解析手法の導入に伴い、飛躍的に詳細が明らかになりつつあります。特に、菌
根菌の種多様性に関する研究は目覚ましく進んでおり、その流れは菌根の周囲に生息する細菌をはじめ、他の土壌生物
との相互作用の解明にも波及しています。また、基礎研究の成果を林業や食用菌栽培へ応用するための試みも、全国各
地で行われています。その一方で、菌根菌の生活環、共生機能や宿主との相互作用などについては、依然として不明な
点が多く残されています。日本森林学会大会では、菌根共生に関する理解を深め、研究対象や分野を超えて知見を共有
するために、第 116 回大会(2005 年、札幌)より、菌根研究に関するテーマ別シンポジウムを開いてきました。このテーマ別
シンポジウムは、最先端の研究を知ることのできる貴重な機会となっており、菌根研究の重要性と面白さを他分野の研究
者にも発信しながら、国内の樹木菌根の研究に関するネットワークの中心的な集会として機能してきました。10 年目の節
目となる 126 回大会では、前大会に引き続き菌根共生の生理・生態に関する基礎的な研究から、林業や食用菌栽培への
菌根菌の利用に関する応用的な研究まで、森林植物とその根圏共生微生物(菌根菌や菌根圏細菌など)を対象とした発
表と討論を行い、今後の菌根研究についても活発に議論をしたいと考えて、本セッションを企画しました。なお今回も、同
セッションのポスターでの発表も行います。学生ポスター賞を目指して積極的なエントリーを期待しています。
第126回日本森林学会大会プログラム(速報版)
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