平成26年度大学連携ボランティア派遣事業(スポーツ分野)形成

独立行政法人
2014 年 12 月
国際協力機構(JICA)
青年海外協力隊事務局
「平成26年度大学連携ボランティア派遣事業(スポーツ分野)形成調査団」の
参加者募集について
JICA ボランティア事業は日本政府の ODA 予算により、独立行政法人国際協力
機構(JICA)が実施する事業です。開発途上国の経済、社会の開発や復興を目
的に、それぞれの国に必要とされる技術・知識・経験を有し、かつそれを生か
したいという意思を持つ市民を募集し、選考、訓練を経て派遣をしています。
1965 年に本事業が開始されて以来、これまでの 49 年に、のべ約 47,000 人の方
が本事業のボランティアとして参加してきました。
今回の調査対象である大学との連携によるボランティア派遣は、平成 23 年 8
月に技術協力プロジェクトのフォローアップを目的としてパラグアイで第一号
案件が開始されました。その後、試行段階を経て、今年度(平成 26 年度)から
は、大学と JICA の双方が覚書を締結し、これに基づいてボランティア派遣事業
を実施しています。本スキームでは、大学から安定的なボランティア派遣が期
待できることから、JICA では一般公募では確保が難しい分野・職種での活用を
進めたいと考えています。
今回の調査対象セクターであるスポーツ分野は、日本政府が進める政策「ス
ポーツフォートゥモロー」を背景に、今後案件数の急増が見込まれる分野であ
り、直近 26 年春募集の充足率 44%(要請 108 件に対し合格 47 件)は今後さら
に低下することが予測されています。
一方スポーツ分野は大学生をリソースとして活用できるという点で大学連携
を形成しやすいという利点を有しています。
そのため、今回の調査では、大学関係者を主要な調査団員とし、大学のリソ
ースを活用したスポーツ分野でのボランティア案件の形成を、JICA と大学が共
同で行いたいと考えています。
また、多くの大学が途上国の治安状況を不安視しているという現状を踏まえ、
今回の調査では、治安情報の収集や JICA の安全対策の紹介も現地で行う予定で
す。
日本政府の掲げる「スポーツフォートゥモロー」のもと、2020 年の東京オリ
ンピックの開催に向けて、途上国でのスポーツ振興に積極的に取り組みたいと
お考えの大学の本調査へのご応募をお待ちしております。
1. 調査期間
2015 年 2 月 18 日(水)~3 月 7 日(土)(17 泊 18 日)
2. 調査対象国
コスタリカ、ペルー、エルサルバドル(※ペルーは視察のみ)
3. 調査目的
(1) スポーツ分野における大学連携ボランティア派遣案件の形成
(2) JICA が実施する安全対策に対する大学関係者の促進理解
4. 調査内容
(1) セクター情報の収集(スポーツ施設・教育施設などの現地調査、関係省
庁・機関の訪問・情報収集)
(2) 上記を踏まえた大学連携ボランティア派遣案件のリストアップ・形成
5. 派遣人数(予定):計 7 名程度
(1) 大学関係者 各大学から 1~2 名ずつ、計 6 名(2 名の場合は、体育系専
攻教員もしくは部活動監督(顧問)1 名、国際協力を担当されている大学
職員 1 名を想定)
(2) JICA 職員 1 名
※応募者が多数あった場合は、選考とさせていただきます。
6. 応募要件
以下の全てを満たすことを条件とさせていただきます。
(1) 海外でのスポーツ振興に関心があり、野球部もしくは卓球部を有し、い
ずれかの競技で大学連携案件を形成いただける大学である(本調査では、
コスタリカで野球案件、エルサルバドルで卓球案件と野球案件の形成を
想定)。
(2) 2015 年 2 月 6 日に実施予定の事前研修会に参加いただけること。
(3) 帰国後、本調査の内容について、所定のレポートを提出頂くと共に、JICA
が実施する帰国報告会に参加の上、ご報告いただけること。なお、帰国
報告会は、2015 年 3 月 20 日を予定しています。
(4) 調査全行程に参加いただけること。
(5) 調査団員として参加いただける方が有効な一般旅券を保有していること
(残存有効期間が 6 ヶ月以上、且つ未使用査証欄が 1 ページ以上あるこ
と)。
(6) その他、帰国後、JICA からの依頼に基づき適宜情報をご発信いただける
こと。
7. 応募方法
(1) 所定の申込用紙にご記入の上、2014 年 12 月 26 日までに下記担当者へメ
ールまたは郵送(いずれも必着)にてご提出いただきます。
ご不明の点は、下記担当者にご相談ください。
【担当者】
中南米課 鈴木 央 ([email protected])
電話番号:03-5226-9865
(2) ご参加の決定については、原則としてメールにて応募者(大学)へお知
らせいたします。
(3) 応募書類は、本調査の用途のみに使用し、個人情報は法令に基づき管理
します。
(4) 応募書類は、参加の有無にかかわらず返却いたしません。
(5) 応募者が定員を超えた場合は、選考させていただきます。
8. 予算・経費
機構が内部規程に基づき【1】を負担します。参加者(大学)には【2】を
負担していただきます。
【1】機構が負担する経費内訳
① 国際航空賃、現地での宿泊・日当・移動に係る経費(※旅費単価は、
JICA基準に基づきます。国際航空券は機構が手配します。)
② 必要な査証(ビザ)の取得料
③ 渡航に際して必要となる予防接種の経費(エルサルバドルでは、「黄
熱に感染する危険のある国」からの入国者に接種証明書(イエローカ
ード)の提示を求めています。ペルーがWHOの定める「黄熱に感染す
る危険のある国」にあたるため、接種証明書を携行する必要がありま
す)
【2】参加企業(参加者)が負担する主な経費内訳
① 一般旅券(パスポート)の入手に係る諸経費
② 国際協力共済会加入経費
9. 視察日程(予定)
別添の視察日程表をご参照ください。
※下記のスケジュールの詳細は、現地の事情等に基づき変更される可能性
があります。
10.今後の派遣までの手続き
(1) 2015 年 1 月 6 日(火)に、応募者(大学)に対し参加の可否をお知らせい
たします。
(2) 応募者の方は、予め所属先等との調整を行っていただくと共に、一般旅
券のご準備(前述 6-(4)にご留意ください。)をお願いします。
(3) 派遣が決定された方へは、前述7の JICA 担当者及び JICA が指定する旅
行代理店から渡航に係る連絡を適時させていただきます。
(4) 2014 年 2 月 6 日に、事前研修会を実施いたします。参加者の方全員に参
加していただきます。調査団メンバーの顔合わせ、調査方針の説明、JICA
事業の紹介等を行う予定です。詳細は改めてお知らせします。
11.その他
(1) 現地の治安状況等悪化等の予期せぬ事情に基づき、本件調査が中止され
る場合がありうることをご承知おき願います。
(2) 形成した案件へのボランティアとしての派遣は、JICA による選考(専門
性、語学、健康等)に合格することを条件とする。
(3) 情報公開法に基づき、後年派遣された方(大学)についての情報(調査
団リスト等)を公表させていただく場合がありえますので、予めご了承
ください。
以上
所定の様式
『平成 26 年度大学連携ボランティア派遣事業(スポーツ分野)形成調査団』の
参加者募集について
(申込用紙)
御社名
役職
氏名(よみがな)
生年月日
年
月
日
その他(注)
住所
電話/FAX/携帯
メールアドレス
注:学外の役職に就任されていればご記入をお願いします。
1 以下の質問(日本語対応部分)へのご記入をお願いします。
(日本語対応部分は 5 ページ以内に収まる範囲でお書きください)
(1)貴学の国際協力への取り組みに対する方針、およびこれまでの取り組み実績につい
てお知らせください。
(2)貴学の学生が国際協力に参加すること、ボランティア活動に参加することに関する
貴学のお考えについてお書きください。
(3)途上国支援にスポーツ分野の協力が果たし得る役割について、どのようにお考えか
お書きください。
(4)貴学のスポーツ分野における強み(卒業時に取得できる資格、野球部や卓球部の技
術レベルを含む)とそれを国際協力にどのように生かし得るかについてお知らせくだ
さい。
(5)今回、本調査団に応募された理由・動機についてお書きください。
(6)今回の調査団の視察・関係機関の訪問にあたって、期待していることをお書きくだ
さい。
(7-1)今回の調査期間の訪問先において、貴学の概要、国際協力分野やスポーツ分野
での取組みなどを紹介する機会があったら、プレゼンテーションをしてみたいです
か?
はい・ いいえ・ わからない
(7-2)*5-1で「はい」と答えた人のみお答えください。
プレゼンテーションで使う言語を教えてください。(複数回答可)なお、今回訪問す
るコスタリカ、ペルー、エルサルバドルの公用語はスペイン語です。
英語・ スペイン語・ 日本語(通訳必要)
(7-3)*7-1で「はい」と答えた人のみお答えください。
プレゼンテーションで使用・配布する資料の言語について教えてください。
(複数回答可)
英語・ スペイン語・ 日本語
(7-4)*7-1で「いいえ」または「わからない」と答えた方のみお答えください。
その選択理由をお答えください。
(8)ご帰国後、今回の視察の結果を貴学やその他の場所でどのようにフィードバック
されるか、お示しください。
(9)過去に海外への滞在や出張歴がありましたら教えてください。複数ある方は主要な
もので結構です。(複数にわたる場合、コピーペーストしてお使いください)
期間:
場所(国名、地域):
目的(簡易に):
(10)飛行機での長距離移動など健康上、また食事面(アレルギー等)の不安はござい
ますか。ある場合は具体的に記載をお願いします。
2
貴学の概要について下記項目に英語(スペイン語で追加して対応していただくことも
可)でお答えください。あるいは、下記質問の内容をカバーしている外国語版パンフレ
ットがありましたら、それをもって代用していただいても結構です((11)、(12)
は、応募時点では日本語で記載いただいて構いません)。
平成 26 年度大学連携ボランティア派遣事業(スポーツ分野)形成調査団
/
Mission for Volunteer Project Formulation in the Sports Fields
大学概要(英語版)/ University Profile
*本調査団の参加が決まった場合、この大学概要を両国の訪問等で活
用します。英語に加え、スペイン語で記入していただいても差し支
えありません。
(1)大学名/University Name
(2)設立/Established
(3)代表者・担当者/ Representative
ex) Suzuki Physical Education University
ex) 1978.07.06
ex) President Hisashi SUZUKI
(4)所在地/ Address
ex) 5-25 Niban-cho, Chiyoda-ku, Tokyo 102-8012
(5)会社 HP アドレス/URL
ex) www.s-peu.ac.jp
(6)電話/Phone Number
ex) +81-3-5226-9865
(7)メールアドレス/Mail Address
ex) [email protected]
(8)教職員数/Number of Staff
ex) 1,192
(9)学生数/Number of Students
ex) 21,192
(10)学部・大学院/Faculties and Graduate School
ex)Physical Education
(11)国際協力分野・スポーツ分野における貴学の利点・魅力
/Selling Point in International Cooperation and Sports Field
ex)英文 100 ワード(単語)以内(目安)
(12)調査団参加目的/Purpose of participating in the mission
ex)英文 200 ワード(単語)以内(目安)
以上