運転免許証確認システム(免許証リーダー)の導入

文書管理№69061
2014 年 12 月 29 日
東海電子株式会社
~
2015 年 1 月末に「運転免許証の IC 化」が完了 ~
運輸・運送・交通関連事業者向け
運転免許証確認システム
最新導入実績について
飲酒運転ゼロに向け先進的な取り組みをする東海電子株式会社(本社:静岡県富士市 代表:杉本 一
成)では、2005 年から、トラック・バス・タクシーなどの運輸・運送・交通関連事業者向けに『アルコ
ール検知器(ALC-PROⅡ)連動型運転免許証確認システム』の販売をしております。
この度、最新の導入実績(2014 年)がまとまりましたのでお知らせ致します。
車を運転する者にとって「あたりまえ」の運転免許証、ところが点呼や社内チェックの際に「家、車
内に忘れてきた・・」
「見つからない」
「うっかり更新するのを忘れてしまった・・」等のケースがある
ようです。また、会社、所属団体への失効や紛失の事実が発覚を恐れるあまり『運転免許証を偽造する』
事件も発生しています。このような、運転免許証の不携帯、有効期限切れによる失効、偽造等を防止す
るため、当社では、2005 年から下記のような「アルコールチェックと運転免許証チェックを同時に確認
できるシステム」を販売提供してきました。
最近の傾向としましては、2007 年から全国の運転免許センター、警察にて導入開始された IC チップ
が内蔵された運転免許証への更新が進んだことにより「アルコール検知器と連動可能な IC 運転免許証
リーダー」の市場ニーズが高まってきています。
【アルコール検知器連動型免許証確認システムの概要】
【IC チップ内蔵
運転免許証】
(IC チップが内蔵されている部分)
【IC 運転免許証リーダー】
(デンソーウェーブ社製)
現在、日本では約 8000 万人以上が運転免許証を保有しています。そして 2015 年 1 月末(予定)には、
47 都道府県すべてで運転免許証の IC 化が完了、トラック、バス、タクシー、プロ、一般、老若男女を
問わず、いかなる運転者も路上では今後必ず「IC 運転免許証」を持つことになります。
運輸・運送事業に携わる運転者が点呼の際に所持する運転免許証も当然 IC タイプのものとなります。
このような背景から、運輸・運送・交通関連事業者を中心として、点呼の高度化が進み「アルコール
チェックと運転免許証チェックを同時に確認できるシステム」を導入する事業者が着実に増えつつあり
ます。
現在、免許証確認システムの出荷実績は、2005 年の発売開始から累計で 3,057 事業所となっており、
当社の『業務用アルコール測定システム ALC-PROⅡ』の出荷実績 10,057 事業所の約30%、ほぼ3カ所
に 1 カ所の割合で運転免許証確認システムが導入されています。免許証リーダーのタイプ別では、IC 運
転免許証普及率が上がるに伴って、2014 年には IC リーダー式がスキャナ式を上回り、完全に主流とな
ってきました。
【アルコール検知器
アルコール検知器(ALC
(ALC-PRO 導入拠点)における
導入拠点 における免許証リーダー
免許証リーダー導入率
導入率(スキャナ式・
(スキャナ式・IC 方式含む)】
導入済み
3,057台
30%
未導入
7,000台
7,000
70%
【免許証確認システム
3,057 台の業種内訳】
その他
49
49台
1%
タクシー
386台
台
13%
バス
509台
台
17%
トラック
2,113台
台
69%
【免許証確認システム出荷数(年度別)】
500
467
450
420
397
400
388
398
353
350
303
300
250
220
200
150
90
100
50
21
0
2005年 2006年 2007年 2008年 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年
【免許証確認システムの出荷数(累計の推移)】
3,057
2,659
2,271
1,918
1,498
1,031
634
331
21
111
2005年 2006年 2007年 2008年 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年
【免許証リーダータイプ別出荷実績の推移(スキャナ式・IC リーダー式】
IC
スキャナ
500
450
400
350
300
230
250
200
150
168
100
50
0
2005年 2006年 2007年 2008年 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年
運行管理者には、点呼や配車のみならず、デジタルタコグラフ、ドライブレコーダー等の様々な機器
の管理も増えており、運行管理者の業務負担を軽減することも、安全管理上の重要なポイントです。
「アルコール検知器連動型運転免許証確認システム」は、運行管理者と運転者の両者にとって、スト
レスなく、スムーズな点呼をアシストする「点呼インフラ」と言っていいものです。
効率化できるところは積極的に効率化を進め、本来の点呼の目的である安全に関する指示事項の伝達、
健康状態を確認するコミュニケーションなど「ヒトとヒト」部分に貴重な時間を充てていただくために、
本システムをご活用ください。
★★本件に関する問い合わせ先、資料請求先★★
東海電子株式会社
国内営業部
オリンピック第3ビル 203 号室
東京都立川市曙町 2-34-13
TEL:042-526-0905/FAX:042-526-0906
E-mail: [email protected]
URL : www.tokai-denshi.co.jp