鳥取大学の地域貢献

とっとり県民カレッジ連携講座
鳥取大学サイエンス・アカデミー
シリーズテーマ
鳥取大学の地域貢献
鳥取大学では、鳥取をフィールドに地元の自治体と連携して鳥取の地域課題に取り組む教育・
研究活動を推進することを目的として「地域貢献支援事業」を実施しています。今回は、平成
25 年度の「地域貢献支援事業」採択課題の中から 3 つの研究テーマをご紹介します。地域に
貢献する鳥取大学の取組みにご注目ください。
第389回
演題/ 「鳥取砂丘学」の開講
講師/ 地域学部 教授
小玉 芳敬(コダマ ヨシノリ)
日時/ 平成27年1月10日(土) 10:30~12:00
会場/ 鳥取県立図書館 2階 大研修室(鳥取市尚徳町101)
図書館連携により、米子市立図書館、琴浦町図書館、日野町図書館(第4土曜日のみ)
でもライブ中継による聴講ができます。
対象/ どなたでもご参加いただけます。
事前の申込みは不要です。
主催/ 鳥取大学
共催/ 鳥取県立図書館
講演要旨
鳥
取大学・全学共通教育科目に 2014 年度から「鳥取砂丘学」
が新たに開講されました。本学では、毎年数千人の学生が巣
立っていきますが、彼らに鳥取砂丘の魅力を語らせることができれば
最高の観光大使となることでしょう。一方、鳥取大学には砂丘に関す
る膨大な知見が蓄積されており、毎年更新されています。
「鳥取砂丘
学」は、これらの知見を学生教育に活かすための試みと言えます。
本講演では、この「鳥取砂丘学」の一端をご紹介します。
お問い合わせ先
鳥取大学
産学・地域連携推進機構(社会貢献課)
TEL 0857-31-6777
FAX 0857-31-6708
E-Mail [email protected]
講義テーマは裏面です。
Tottori University
Science Academy
第1回
平成26年12月13日(土)
演題:鳥取大学地域貢献支援事業
~境港市との連携による水産分野での取組み~
講師:産学・地域連携推進機構 准教授 清水 克彦(シミズ カツヒコ)
豊かな日本海に面する鳥取県では、多様な水産資源を活用した産業が発達しています。
しかしながら、他の産業同様、水産業においても、時代の移り変わりとともに、いろいろ
な課題が生じてきています。
鳥取大学に水産学部はありませんが、地域と連携して水産業の新たな展開につながるよ
うな取組みを行っています。鳥取大学地域貢献支援事業の一例としてご紹介します。
第2回
平成27年1月10日(土)
演題:「鳥取砂丘学」の開講
講師:地域学部 教授 小玉 芳敬(コダマ ヨシノリ)
鳥取大学・全学共通教育科目に 2014 年度から「鳥取砂丘学」が新たに開講されました。
本学では、毎年数千人の学生が巣立っていきますが、彼らに鳥取砂丘の魅力を語らせるこ
とができれば、最高の観光大使となることでしょう。
一方、鳥取大学には砂丘に関する膨大な知見が蓄積されており、毎年更新されています。
「鳥取砂丘学」は、これらの知見を学生教育に活かすための試みといえます。
本講演では、この「鳥取砂丘学」の一端をご紹介します。
第3回
平成27年1月24日(土)
演題:鳥取砂丘オアシスの発生・消滅の謎を探る
~オアシスの水はどこから来てどこへ行くのか?~
講師:農学部 講師 齊藤 忠臣(サイトウ タダオミ)
鳥取県における貴重な観光資源の一つである鳥取砂丘には、1年中ほぼ枯れることなく
湧き出る湧水と、その湧水によるオアシス(年間で発生・消滅を繰り返す)があり、砂丘
の自然景観を形成する因子として貴重な役割を担っています。
「湧水はなぜ1年中枯れないのか?」
「オアシスの水はどこから来てどこへ消えてゆくの
か?」。穴掘りから最新の機器・分析手法の導入により解明されつつあるオアシスの謎につ
いてお話しします。