HANDY ATHLETE

トータルデッキシステム
解説書
目次
P1
•
の開発
・・・・・P1
•商品説明
P2~5
P6~7
商品概要
機能
強さ
ハンディアスリートの種類
•施工事例
・・・・・P2
・・・・・P3
・・・・・P4
・・・・・P5
・・・・・P6~7
P8
•設計から施工までの流れ
・・・・・P8
P9
•注意事項
・・・・・P9
P10
•施工手順
・・・・・P10
P11~
13
•デッキ標準納まり図
・・・・・P11~13
•補修の対応
P14~
17
補修概要
補修材料と準備いただく工具
補修手順
・・・・・P14
・・・・・P15
・・・・・P16~17
イメージ写真
<施工例>
従来デッキの現状 ⇒
の開発
なぜ今、強いデッキが必要なのか?
公共の現場で見られるウッドデッキの破損
再生木材各社 衝撃荷重試験結果
A社
B社
砂袋30㎏落下
高さ20㎝~45㎝
ですべて破損
D社
E社
C社
ハンディウッド
耐荷重・耐衝撃性能の向上は多くの現場ニーズとして求められてきました。
トータルデッキシステムは、耐荷重・耐衝撃性能を飛躍的に向上した
新しいデッキ工法です。
求められる使用用途
多くの人が集い、行き交う場所、耐荷重・耐衝撃性能が求められる全ての場所へ。
景観施設
海辺・水辺・木道
複合・商業施設
レジャー施設
オフィスビル
庁舎/事務所
公園施設
テーマパーク
交通施設
高速SA・道の駅
住宅
マンション/戸建
1
トータルデッキシステム
2
商品説明
トータルデッキシステム
商品説明
荷重・衝撃に面全体で受けるデッキ構成
ギブ ス
<TAF>
デッキ 材
デッキ 材
TAF
デッキ材面の構造を一体化させる連結部品「TAF」を追加
するだけで、デッキ上にかかる荷重を、隣り合わせの
デッキ材複数で支え(相持ち効果)、耐荷重・耐衝撃性能
を飛躍的に向上します。
従来の一般的デッキ
荷重
荷重
デッキ材
デッキ材
荷重
デッキ材
荷重
しなやかに受け耐える下地材構成
根太間に
TAF連結部品
根太上に
ワイドQCS固定具
デッキ材
デッキ材
①
<アイハット鋼(根太・大引)>
バネ構造
根太鋼材
共通
根太鋼材
①
アイハット根太
束ボルトネジ
耐荷重
アイハット大引
10㎜
②
②
根太受けプレート
1t
<わし束>
・受けプレートはt10mm厚樹脂製を採用、制振
性・復元性に優れます。
・φ12mmボルトネジ採用で、高荷重に耐えます。
わし束
φ12㎜
水勾配対応
角度調整プレート
構成部材
・デッキ面全体として受けた荷重・衝撃を、その
特徴的な形状(バネ構造)により緩和します。
・底プレートの角はR形状・曲げ加工により、傾
斜・振動時に防水層を傷つけにくい形状となっ
ています。
曲げ加工
束プレート
③
③
下地材セット
デッキ材セット
デッキ材
145開 2mのみ
連結部品
TAF
固定部品
ワイドQCS
t10㎜樹脂製
プレート
制振性と復元性
に優れています。
特 許
CO₂削減効果認証
リサイクル100%素材
根太材
アイハット鋼(アイハット根太/大引)
デッキ材をしっかり連結。早く確実な施工と
メンテナンス性
束
わし束
荷重強度対応
φ12
ボルトネジ
角度調整プレート付き
高耐久鋼板下地クッションバネ構造 束プレート
防水層を傷つけにくい形状
により衝撃を和らげます。
3
トータルデッキシステム
商品説明
最高レベルの耐荷重・耐衝撃性能
30kg
歩行(目安)
体重×70%
走行(目安)
体重×120%
跳躍(目安)
体重×180%
短期許容
集中荷重
長期許容
分散荷重
衝撃
荷重
従来仕様デッキ
HD-150-S/C
根太@400mm
◎
◎
△
~体重83kg
150kg/10㎠
350kg/㎡
50cm
HAD-300-S/C
根太@400mm
◎
◎
◎
~体重167kg
300kg/10㎠
500kg/㎡
90cm
HAD-200-S/C
根太@500mm
◎
◎
○
~体重111kg
200kg/10㎠
400kg/㎡
90cm
※人の体感として、歩行時に沈み込みが気にならないデッキ3㎜たわみ時の荷重:135kg(HAD-300-S/C),110kg(HAD-200-S/C)
90㎝
90cm
衝撃荷重性能
体育館床下地構成材JIS基準と同等の衝撃強度に耐える
衝撃荷重試験10回目
砂袋30Kg落下高さ90㎝
HAD-200-S/C
砂袋30Kg落下高さ90cm×10回落下をクリア
根太ピッチ@500
(当社環境素材開発室 社内実験)
短期許容集中荷重(破損・変形のない重量)
耐荷重性能は従来仕様の約2倍(HAD-300-S/C)
HAD-300-S/C
根太ピッチ@400
300kg
歩行・走行は無論のこと、人の跳躍にも不安のない性能
長期許容分散荷重(破損・変形のない重量)
エレベーター荷重制限と同等の荷重に耐える性能
重量テーブル、大型プランター等の積載が可能
4
2000kg
/4㎡
HAD-300-S/C
根太ピッチ@400
(基本、各50kg以内/基×複数基が、1㎡中で分散している事)
※大型重量物の設置についてはお問合せください。
トータルデッキシステム
ハンディアスリートの種類
デッキ高さ
(~300㎜)
HAD-200-S
(最大ピッチ500仕様)
シ
ン
グ
ル
TAF
TAF
150Kg
400Kg/㎡
90cm
500Kg/㎡
90cm
350Kg/㎡
50cm
HD-150-C
(従来仕様)
HAD-300-C
(業界最強仕様)
大引ピッチ
@1200
根太ピッチ
@500
(根太・大引)
TAF
大引ピッチ
@1200
根太ピッチ
@400
束ピッチ
@800
束ピッチ
@800
束ピッチ
@800
根太ピッチ
@400
TAF
200Kg
300Kg
150Kg
400Kg/㎡
90cm
500Kg/㎡
90cm
350Kg/㎡
50cm
HAD-400-C 大束使用
(デッキ高さ500㎜以内)
大引ピッチ
@600
根太ピッチ
@333
束ピッチ
@600
デッキ高さ
500以内
TAF
HAD-400-C 小束使用
(デッキ高さ200㎜以内)
用途:駐車場等
大引ピッチ
@600
(根太・大引)
短期集中最大荷重
(10cm×10cm)
長期分散最大荷重
(/㎡)
衝撃荷重30Kg砂袋
(落下高さcm)
根太ピッチ
@400
300Kg
ク
ロ
ス
特
殊
仕
様
ク
ロ
ス
束ピッチ
@1200
根太ピッチ
@400
大引ピッチ
@1200
デッキ高さ
(500㎜以下)
QCS 又は
ワイドQCS
200Kg
HAD-200-C
(最大ピッチ500仕様)
短期集中最大荷重
(10cm×10cm)
長期分散最大荷重
(/㎡)
衝撃荷重30Kg砂袋
(落下高さcm)
HD-150-S
(従来仕様)
ワイドQCS
束ピッチ
@1200
根太ピッチ
@500
短期集中最大荷重
(10cm×10cm)
長期分散最大荷重
(/㎡)
衝撃荷重30Kg砂袋
(落下高さcm)
デッキ高さ
(300~650㎜)
HAD-300-S
(業界最強仕様)
束ピッチ
@1200
(根太)
従来デッキ
デッキ材25-145開
ワイドQCS
商品説明
デッキ高さ
200以内
束ピッチ
@600
TAF
根太ピッチ
@333
5
400Kg
400Kg
900Kg/㎡
90cm
900Kg/㎡
90cm
トータルデッキシスム
施工事例
教育施設
と従来仕様の並行採用
<施工面積と適用仕様>
共用棟2階テラスは、生徒のふれあいの場としてウッド
デッキ空間が採用され、活発な男子生徒が多く集うこ
とが想定されるステージ部には、特に耐荷重・耐衝撃
性能が求められました。
デッキ総面積:
デッキ面としてのナチュラルなデザイン性を全体に共通
的に取り入れながらも、箇所・用途により仕様を分けて
適用することが可能です。
ベンチゾーン、通路部: 1,100㎡
従来仕様
HD-150-S/C
ステージ部:
1,516㎡
416㎡
HAD-300-C
6
桐朋中学校・桐朋高等学校
トータルデッキシスム
施工事例
デザイナーズハウス(カーポート)
BEFORE
<コンクリート素地仕上>
特殊仕様の採用
乗用車2台を駐車するカーポートスペース、及びテーブル
チェアを常設するカフェスペースの設置にあたり、従来の
ウッドデッキ上での実現は不可能と考えられました。
車両重量と常設家具重量への耐荷重性能を満たすグ
レードのウッドデッキとして採用され、車の軌道に沿って
LED目地ライトの演出が採用されました。
<施工面積と適用仕様>
デッキ総面積:
50㎡
カーポート部:
40㎡
HAD-400-C
※LED目地ライトオプション採用
左奥フリースペース部:
10㎡
HAD-300-C
※別冊「ハンディウッド LED目地ライト」参照
7
AFTER
設計から施工までの流れ
トータルデッキシステム
設計積算システム
ご希望のデッキを弊社で設計・ご提案いたします(DDD設計積算システム)
デッキ平面計画
デッキ設計(デッキ材、下地材割り付け図)
お客様からいただいたご要望に合わせ、
平面計画図を作成いたします。
建物
①平面プラン情報のご提示(お客様)
↓
②平面計画図・デッキ割付図の作成
デッキ
平面計画図
デッキ構成材別設計
サ
ー
ビ
ス
お客様の用途にあわせ、アスリートデッキ
の種類、下地の工法、必要となる構成材
等すべてをデザインいたします。
①デッキ範囲・用途(多くの人が集う、耐荷重等)の
ご提示(お客様)
②デッキ強度の指定
・ HAD-200-S/C
・ HAD-300-S/C
・ HAD-400-C(特殊仕様)
デッキ割付図
デッキ25×145開
下地割付図
③各種仕様の決定
・ 高さ
・ 下地工法(シングル・クロス)
・ 幕板・[階段]
・ 構成材
・ 付属品
根太・高耐久鋼板アイハット鋼
束・わし束小
アスリートデッキ仕様決定
デ ッ キ 材 ・ 下 地 材 ・ そ の 他 ( 部 品 等 )
•デッキ材:種類・色・長さ・数量
•固定部品:ワイドQCS数量
•連結部品TAF数量
•下地材:アイハット根太・大引種類(材料・長さ)・数量
•束材 :種類(高さ)・数量
•その他:ビス・接着剤等 数量
合計金額+運賃等
8
支
援
見積書作成
取引内容決定
費用算出
数量・価格・納期調整
内容ご確認の上、ご発注をお願いいたします(お客様)
<納品>ご指定日に責任を持って納品させていただきます
<施工>本解説書に準拠し、施工をお願いいたします(お客様)
注意事項
トータルデッキシステム
設計上の注意事項
・設計図書に指定する際は、「ハンディアスリートトータルデッキシステム」各システム品番をご記載ください。
・標準納まり図(P11~P13)に記載する固定ピッチ、TAF取付位置、目地幅、跳ね出し寸法、 デッキ材
の張り方(馬目地)等の各条件を遵守してください。
標準納まり図のCADデータについては、弊社ホームページ http://www.handy-wood.com で取得でき
ます。設計図書の詳細図へご反映ください。
・ハンディアスリートトータルデッキシステムの対象デッキ材は、デッキ材25-145開を対象とします。
デッキ材25-95開、デッキ材25-220開、デッキ材30-145開、及び各種ムク材については、適用外(従来
仕様での提供)となっております。
・必要に応じた点検口をデッキの設計時にご考慮ください。
・より高度な荷重要件、デッキ高650mmを超える要件については、別途対応可能です。
納まりや図面作成の支援についてご要望がございましたらお問合せください。
施工上の注意事項
・デッキ材とTAFの固定はデッキ側面にしっかり押し込んでください。
荷
重
デッキ材と「TAF」がしっかり密着し一体化していることをご確認ください。
隙間があると本来の強度が出ません。
凹み
◆確認事項◆
デッキ材には側面に凹みがあることをご確認ください。
デッキ側面に凹みがないと、TAFの嵌合ができません。
①
目地5㎜
デッキ材とTAFがしっかり
密着しているか確認
②
③
・片追いでデッキ材を施工してください。
・ワイドQCSは、ビス固定前、目地内で自在にスライド移動可能ですが、
TAFの取付に伴ってワイドQCSのスライド可能範囲は制約されます。
・ワイドQCS工法は、右図のようなデッキ材の拝み入れ/外しが可能ですが、
TAFの取付に伴って、デッキ材の拝み入れ/外しはできなくなります。
・ワイドQCS目地材は、TAF取付箇所を除き、デッキ目地間に装着可能です。
①
②
9
施工手順
トータルデッキシステム
端部デッキ材の施工
端部固定ビス
サラテクス5×45
デッキ材
25-145開
手順1
端部デッキを敷設後、端部固定ビスにて固定します。
①
①
手順2
ワイドQCSをデッキの溝部分に嵌合するよう取付
けします。(ワイドQCSの固定はまだ行いません)
②
②
「ハンディウッドデッキ設計・施工マニュアル」にハンディ
ウッド設計・施工の基本事項が載っています。あわせてご参照
ください。
ワイドQCS
ビス頭が出ている状態
手順3
TAFを根太と根太の中間に組み込みます。
TAFの取付
手順4
③
次のデッキ材をはめ込み、各部材を仮固定します。
*TAFがしっかりと嵌合するように、デッキ材を押して
ください。
目地5㎜
③
TAF
荷
重
④
デッキ材と「TAF」がしっかり密着し
一体化していることをご確認ください。
デッキ材とTAFがしっかり 隙間があると本来の強度が出ません。
密着しているか確認
デッキ材
25-145開
手順5
デッキ+ワイドQCS+TAFの施工を繰り返し
ます。
作業の繰り返し
TAF
ワイドQCS
⑤
⑤
デッキ材
25-145開
本締め
手順6
TAF
ワイドQCS
⑥
⑥
10
デッキ3~5枚張るごとに寸法等を確認しながら
ワイドQCSを固定します。
※デッキ取付毎にTAFの付け忘れがないかを確認してくだ
さい。
※デッキ目地が5㎜以上になっていないかを必ず確認してから
本締めしてください。
(※1)LED目地ライトの取付け
トータルデッキシステム
標準納まり図
HAD-200-S シングル下地 (わし束小 デッキ高さ=100~300㎜)
断面図
側面図
HAD-200-C クロス下地 (わし束小 デッキ高さ=135~335㎜)
断面図
側面図
HAD-200-C クロス下地 (わし束大 デッキ高さ=300~650㎜)
断面図
側面図
注意事項
設計条件:短期集中最大荷重200㎏、長期分散最大荷重400㎏/㎡
•デッキ板の材長は、2m以下を標準とします。
•デッキ材の目地は縦方向・長さ方向共に5㎜を標準とします。
•デッキ材の張りパターンは馬目地(乱張り)を標準とします。
•壁など建物に接する箇所には、5㎜以上の隙間を空けてください。
•強度検討が必要な場合はご相談ください。
11
トータルデッキシステム
標準納まり図
HAD-300-S シングル下地 (わし束小 デッキ高さ=100~300㎜)
断面図
側面図
HAD-300-C クロス下地 (わし束小 デッキ高さ=135~335㎜)
断面図
側面図
HAD-300-C クロス下地 (わし束大 デッキ高さ=300~650㎜)
断面図
側面図
12
注意事項
設計条件:短期集中最大荷重300㎏、長期分散最大荷重500㎏/㎡
•デッキ板の材長は、2m以下を標準とします。
•デッキ材の目地は縦方向・長さ方向共に5㎜を標準とします。
•デッキ材の張りパターンは馬目地(乱張り)を標準とします。
•壁など建物に接する箇所には、5㎜以上の隙間を空けてください。
•強度検討が必要な場合はご相談ください。
トータルデッキシステム
標準納まり図
HAD-400-C 特殊仕様クロス下地
高荷重仕様、多くの人が集う場所(音楽会、イベント等)、重量テーブル・イス・大型鉢物、仮設店舗(テント)、自転車・オート
バイ・普通乗用車が通過する場所や駐車場の用途につきましては、用途と合わせ設計(根太ピッチ・束ピッチ等)を変更する
必要があります。
詳しくはお問い合わせください。
(参考例1)多くの人が集う場所(音楽会、イベント)、体育館(ジャンプ・体操等)相当の構成図
クロス下地 (デッキ高さ:500㎜以内)
デッキ高さ 500㎜以内
断面図
側面図
(参考例2)乗用車(車両重量2.5t以内)の通過する場所や駐車場の構成図
クロス下地 (デッキ高さ:200㎜以内)
デッキ高さ 200㎜以内
断面図
側面図
注意事項
設計条件:短期集中最大荷重400㎏、長期分散最大荷重900㎏/㎡
•デッキ板の材長は、2m以下を標準とします。
•デッキ材の目地は縦方向・長さ方向共に5㎜を標準とします。
•デッキ材の張りパターンは馬目地(乱張り)を標準とします。
•壁など建物に接する箇所には、5㎜以上の隙間を空けてください。
•強度検討が必要な場合はご相談ください。
13
補修の対応
トータルデッキシステム
万一破損が発生した場合
■A:破損個所がデッキ面中央部分の場合
補修個所
■B:破損個所がデッキ面端部の場合
補修個所
最端部デッキ材
ワイドQCS
TAF
BEFORE
補修の流れ・手順のご説明詳細を次頁から
ご用意しております。
P15~17をご確認ください。
AFTER
14
BEFORE
手順① 端部固定ビスを外し、ワイドQCS
のビスを緩めます。
手順② 破損している最端部デッキ材を取
り外し、同じ長さのデッキ材と交
換します。
手順③ 端部固定ビスとワイドQCSのビス
を締めデッキ材を固定し完了です。
AFTER
•補修完了するまでの間、破損個所に 歩行禁止 等の表示を行ってください。
(歩行者の安全、破損部の拡大防止を図ってください)
•状況を確認の上、販売店、施工店経由でハンディテクノ㈱までご連絡ください。
補修の対応
トータルデッキシステム
補修の流れ
※補修費用は有償となります
管理者
施主
納品
発注
販売店
ハンディテクノ㈱
見積り
◆破損状況確認
◆状況確認
歩行禁止表示等の応急処置 補修の要請
補修材料見積り
(原因の把握)
手配・発送
<ご連絡内容>
・人が飛び降りた
①物件名、所在地
・とび跳ねた
②施工日
・重量物の通過
③破損状況(写真)、原因
・落下、等
④デッキ材のサイズ、色、数量
◆破損確認
販売店
管理者
施主
施工店
納品
◆補修工事
◆補修完了確認
◆補修記録
①補修状況
②写真記録
補修部対処への取り組み
お客様の安全確保を図るため、弊社は以下の取り組みにて対処します。
(1)スピーディな対応
・連絡。補修フローの明確化による迅速な対応。
(2)確実、丁寧、安全な補修
・補修作業の標準化と、作業者、補修材料の常時確保。
(3)補修費用の合理化
・補修費用を最小限に抑える補修方法、体制。
補修材料の手配 (メンテナンス部材一式
送付)
④TAF(1個)
②ワイドQCS(12個)
①補修用デッキ材(L=500mm)
※現場再利用不可の場合使用
※時間経過により、現場の色と
若干異なる場合があります。
③TAF(補修用)(1個)
⑤ハンディアスリート解説書
(本書)
ご準備いただく工具例
15
ドリル
丸ノコ
ジグゾー
ノコ
サンドペーパー
トータルデッキシステム
手順1
交換が必要なデッキ部分を、根太センターに
あわせ、マーキングします。
補修の対応
手順2
マーキングした内側を荒切りします。
※注意:両側のデッキ材を傷つけないよう、注意してくだ
さい。
根太センター
手順3
荒切りしたデッキ材のワイドQCS 12か所
すべてのビスを緩めます。
手順5
手順4
片側のデッキをスライドさせます。
手順6
スライドさせたデッキ材のマーキング部を丁寧に、 デッキ材をスライドさせ、元の位置に戻しま
ゆっくりカットします。※もう片側も同様にカットし
す。
ます。
手順7
手順8
ワイドQCS 4か所 部分をデッキ材内側に
スライド移動します。
16
再利用部材個所のワイドQCS8か所
部分をビス締め固定します。
トータルデッキシステム
手順9
補修の対応
手順10
補修用デッキ材のカット面をサンドペーパー等
補修用デッキ材を、左右目地 内々寸法5㎜分ずつ
合計 -10㎜(※)分を差し引いて丁寧にカットします。 で仕上げてください。
各5㎜
(夏:2.5㎜ ~ 冬:5㎜)
※夏:はデッキ材が伸びていますので-5㎜
冬は-10㎜を目安としてください。
手順11
手順12
TAF(補修用)をデッキ材に組み込みます。
TAF(補修用)
TAFをデッキ材の溝に取付けます。
TAF
※補修用デッキを取り付ける前に必ず、「TAF」を組み込んでください。
手順13
手順14
補修用デッキ材を補修個所にはめ込みます。
TAF(補修用)を補修用デッキ材内にスライド
移動し、TAFの位置を揃えます。
TAF(補修用)
補修用デッキ材
TAF
TAF
手順15
ワイドQCSを、もとの固定位置にスライド移動
します。
TAF(補修用)
手順16
ワイドQCSのビスを締め、補修用デッキ材
を固定し完成です。
手順17
補修したデッキ部分の歩行確認をしてください。
手順18
後片付け、補修状況の写真記録の作成、現場全体を見直し他に不具合個所がないかの最終確認をした
上で、御施主様、ご担当者様への報告、販売店またはハンディテクノ㈱への連絡をお願い致します。
17
ハンディテクノ環境素材開発室 のご紹介
ハンディアスリートトータルデッキシステム、
ハンディウッドLED目地ライトを体験しに
来ませんか?
高荷重仕様のハンディアスリートデッキに、昼間の
環境でも十分目印としての役割を果たすLED目地
ライトの実環境を弊社環境素材開発室にご用意いた
しました。
カタログ・解説書ではお伝えしきれない素材の質感、
踏み心地、空間をご確認いただけます。
ハンディアスリートデッキ&LED目地ライト設置
ハンディアスリートデッキ&LED目地ライト設置
事前にご予約のお電話をいただいた上で、
ぜひご来社ください。お待ちしております。
[お 電 話]
[営業時間]
03(5784)3913
9:00~18:00(土日休)
30Kg砂袋衝撃実験装置
お問い合わせ
〒150-0036
東京都渋谷区南平台町15-8 ウッディ南平台ビル
www.handy-wood.com
業務用




掲載内容は2014年11月現在のものです。
商品改善のため、仕様・内容を予告なく変更する場合があります。
印刷のため、商品の色・質感は実物と多少異なる場合があります。
本解説書掲載内容及び写真・図面の無断転載は固くお断りします。
ハンディアスリートデッキシステム
解説書 HAL-011411