ロングトレイル開発による地方創生事業のご提案

ロングトレイル開発による地方創生事業のご提案
2015年2月
株式会社うぶすな
企画概要資料
トレイル(ロングトレイル)とは?
トレイル(trail)とは「自然の中の道」を意味する言葉です。
また、その「自然歩道を歩いて旅をする」という意味としても使
われます。
中でも、長距離にわたって歩くことができる道(旅)を「ロン
グトレイル」と呼び、アメリカやヨーロッパでは根強い人気を
もったスポーツになっています。そして、近年日本でもこのトレ
イルがブームになりつつあります。
トレイルの魅力と地域のニーズの合致
登山が山の登頂を目指すのに対し、トレイルは歩く過程が重視されます。途中の自然や名所を楽しんだり、
ご当地のグルメや温泉を楽しむなど、その楽しみ方は様々です。
歩き方も、コースを一気に踏破する人(スルーハイカーと言う)から、一部分だけを歩いたり(セクション
ハイカーと言う)、複数回に分けて回るような、手軽な楽しみ方をする人も少なくありません。
一方で、トレイル向きの自然を有する地域では、トレイルを有用な観光資源とし、各地で整備が進められて
います。
観光誘客、人口問題の解消、地域活性
地域
旅行者
移住者
トレイル
(歩く旅)
自然、環境、旅、健康、学びへのニーズ
トレイルは、旅行者や移住者と地域(住民)の出会いを創出します。
ロングトレイルを核とした地方創生イメージ
ロングトレイルを核とした地方創生策をご提案いたします。
「自然観光とスポーツが盛んな市町村」を目指し、総合的な整備事業を展開します。観光においてはアウトド
アのファン層などに一定の誘客効果があり、人口問題においては、自然との共生をアピールして移住者を募り
ます。
◆ロングトレイルを核とした地方創生事業のイメージ
観光客の増加
観光機能と生活機能の強化
・ハイキングによる健康推進活動
・地元の自然保護活動
・自然学習の推進活動
効果
・地元を横断したロングトレイルルートの整備
・地元における山岳救助体制の整備
アウトドアのファン層等
に一定の観光誘客が可能
移住者の増加
自然との共生を移住者へ
の訴求ポイントにする
(例)ロングトレイルを活用した
自然観光とスポーツが盛んな市町村
・ロングトレイルを活用した観光誘客や地元のおもてなし整備
・ロングトレイルを運営する人材の育成
・トレイルイベント開催による市町村内外のコミュニケーション創造
・ロングトレイル運営協議会の設置
コミュニケーションの強化
マネジメント能力の強化
トレイル整備のポイント(弊社事例から見えてきたこと)
現在、弊社は宮城県における「みちのく潮風トレイル」の整備事業にあたっています。その中で見えてきた
トレイル整備のポイントは以下の通りです。弊社はこの先行事例の経験をもとに企画をご提案いたします。
① トレイルはどの地域でも0から始められる(宮城県で実証済)
トレイル整備の
ポイント
② トレイルの整備業務は多岐に渡っており、漏れなく進めることが必要
③ 最終的にヒトとオカネを生むには地元の盛り上がりとマーケティングを重視する
トレイル整備の事業の全体概要
意識醸成
合意形成・周知
基盤整備
広報・誘客
地方創生
・広告商品化︵メーカー対応︶
・旅行商品化︵ エージェント対応︶
・PR活動︵メディア露出対策︶
・イベント開催
・運営サポーターの募集と登録
・スタンプラリーの開始
・ガイドの仕組み整備
・冊子やウェブサイトの整備
・標識の整備
路線開通
・マップの作成
・開通プレイベント
・地権者間の調整
路線選定
・テストツアーの開催
・路線検討ワークショップ
・意見交換会の実施
・先進地視察ツアーの開催
・フォーラムの開催
・モデルツアーの実施
基本構想
弊社ではこれらを一気通貫でけん引するプロデュースをご提案可能です。先進地における経験
をもとに、新規&既存のトレイルを整備する様々な企画をしております。
ワークショップ
ワークショップにおける大きな目的は、地元の合意
形成と意識の醸成です。単にトレイルルートの検討だ
けでなく、トレイルをきっかけとした地元の交流、お
よび今後の産業形成について考える場としていきます。
地元メディアの活用
先進地視察ツアー
先進地の視察を行うことで、トレイルを体験的
に理解することが可能です。地元の代表者を集め
て行えば、トレイルに対する理解度を早期に高め、
その後の地元のトレイル開発に拍車をかけます。
ガイドシステム
地元のメディア(テレビ・ラジオ番組、広報誌、フ
インターネットを
リーペーパー、生活情報サイト等)と、トレイルの整 使ったガイドシステ
備事業を組み合わせ、トレイル産業の形成を図ります。 ムのご提案が可能で
地元メディアを使うことで、地元住民への周知にも す。
役立ちます。
システムに搭載す
るコンテンツ(地元
の情報)はワーク
◆宮城県における事例
ショップなとで作っ
地元の生活情報サイト「みやラボ!」
ていきます。
とコラボして、事業を展開。サイトや
フリーペーパーのコンテンツとして、
トレイルの情報を取り上げています。
トレイルと地元広告産業を組み合わせ、
新たな産業を形成する考えです。
現在地
ルート上のみどころ、
注意点など
ルート情報
ジ
オ
ン
残り距離
ブラウザで見られるガイドマップ
※画像ははめ込み合成によるサンプルです
総務省アドバイザー制度の活用
まだまだあります
「総務省・外部専門家招へい事業」を活用し、トレ
イル整備の牽引が可能なアドバイザーを派遣します。
派遣費用等は、特別交付税による措置が可能です。
これら以外にも様々な企画を準備しております。ま
た、ご予算にあわせたパッケージでのご提案も可能
です。お問い合わせをお待ちしております。