(例)とうふ一丁の原価計算の仕方

食 品 と科 学
特 集 / 食 品 工場 にお ける コストダ ウ ン
豆腐 1丁 の原 価 を知 ってコストダウンす る
山 口 俊 之
ま す。
る コ ス ト ダ ウ ン の実 際 に つい て述 べ
です。
︵コ ス トダ ウ ン︶ のた め の原 価 管 理
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︵
側 戦 略 情 報 セ ンタ I PO P研 究 所 所長 ︶
一丁 ・が んも ど き 一個 の製 造 原 価 が
一
里腐工場 にお い て、 そ の 日 の豆腐
し て いけ ば、 日 々 のも のづ く り の
毎 日 の変 動 が なぜ起 こる のか を追 求
か ります。 そし て、 そ の製 造 原 価 の
原価管 理 の目的 とし ては四 つあ る
一つは、決算報 告
とされ ています。
田 コストダ ウ ンのため の原価管 理
意 味 で用 い て、 製 造 原 価 を コント ロ
管 理﹂ は マネ ジ メ ント
こ の場 合 の ﹁
は じめ に
一丁 、がんも ど き 一個 の実 際 の製 造
﹁つく り か た の違 い﹂ によ るも の で
コストダ ウ ンのた め の
こ こ では、
つく るご と に変 動 し てい る こと が分
原 価を 正確 に把 握 でき て、 安 く つく
あ る こと が分 か りま す。
う にな れば、 日 々 の製 造 原 価 は変 動
う な ﹁つくりか た﹂ を毎 日 でき る よ
が最低 ︵ミ ニマム コスト︶ にな るよ
し たが って、 製 品 ご と の製 造 原 価
価格 を積 み上 げ方式 で決定す るため
ヨ つは、販売
とき の原価管 理 です。 一
に製造原価を抑 え て つく ろうとす る
算統制 のため に原価設定 し て設定内
管 理 のため のも のです。 二 つは、 予
書 の製造 原価とし て集計 され る経 営
です 。
コ ント ロー ルに応 用す れ ば い いわけ
が知 ら れ ています が、 これ を 原 価 の
値 の差 を縮 め る よ う に制 御 す る方法
め、 実 績値 を と って、 目 標 値 と実績
ール ︵
制 御 ︶ の方 法 は、 目 標 値 を定
ー ルし て コストを ダ ウ ンす ると いう
こと にな ります 。 典 型的 な コント ロ
制御 ︶ の
ではな く、 コント ロー ル ︵
原 価 管 理 に目 的 を 絞 って述 べま す。
る よ うに管 理 ︵
制 御 ︶でき れば、大 き
一、 実 績 原 価 を 把 握 す る
な コ ストダ ウ ンが実 現 でき ま す ︵こ
が収東 され て毎 日安 く でき るよ う に
の製 造原 価を求め る原価管 理 です。
の よ うな管 理 ︿
制 御﹀ の方 式 は個 別
年百 の 一個 当 たり の製 造 原価 を と
な り、大 幅 な コストダ ウ ンが実 現 で
そし て四づ か、 原 価 を 低 減 さ せ る
は ″お よう なも の です。
掲 題の テ ー マの実 現 の シ ナ リ オ
実 結燎 価管 理 と 呼 ば れ ています ︶。
っ て みれば、 安 く でき た 日も あ ると
き るよう にな るわけ です。
ここ では、個 別実 績 原価 管 理 によ
思 え ば、も のす ご く高 く し か でき な
か った日が あ ると いう よう に、 豆腐
1-2007