自動ドア保守点検業務特記仕様書 1 設置場所 秋田県立鷹巣技術専門校 北秋田市綴子字街道下191番地 2 委託期間 平成27年4月1日~平成28年3月31日 3 対象機器 ア 設置場所 鷹巣技術専門校管理棟 鷹巣技術専門校民間訓練支援棟 イ 開閉方式 引分け 引分け ウ 機 寺岡製 寺岡製 150KLTM DC-20F 2台 2台 エ 台 種 数 4 業務内容 (1)定期点検 ア.対象機器について、国土交通省大臣官房官庁営繕部監修「平成25年版建築保全業務共 通仕様書」第2編第2章「2.2.9 外部用自動ドア」記載の点検項目及び点検内容に従って 点検、調整、部品交換を行う。 (ア)主な点検項目 点 検 項 目 点 検 内 容 (a)ドア・サッシ部 ①ドア本体の傷、錆、腐食及び汚れの有無 ②自動ドア表示ステッカー、警告ラベルの有無 ③ドア本体作動時の異常音の有無 ④ドアと無目の隙間が適正であるか確認 ⑤指挟み防止の隙間が適正であるか確認 ⑥無目点検カバーの取り付け状況確認 ⑦ガイドレールの状況確認 (b)懸架部 ①吊車、ハンガーレールの汚れ、摩耗及び損傷 ②ハンガーレールの取り付け状態 ③吊車、ストッパーの取り付け状態 (c)動力部・作動部 ①手動開閉の動作確認及び異常音の有無 ②エンジンの取り付け状況 ③防振ゴムの損傷 ④プーリーの変形、摩耗、取り付け状態 (d)制御装置 ①開閉速度及び開放タイマー時間 ②ドア位置検出スイッチの取り付け状態、機能 ③制御装置の取り付け状態 (e)センサー部 ①検出スイッチの取り付け状態 ②検出スイッチの機能、感度、検出範囲の状態 (f)電気回路 ①通常開閉動作及び反転動作 ②電線の支持、接続状況及び被覆の亀裂の有無 ③絶縁抵抗測定 ④電源電圧測定 -1- イ.定期点検回数 年2回(9月、3月) ウ.結果報告 定期点検の都度、点検内容及び測定数値、機器設備の異常の有無、処置内容、交換部品 及びその数量について記載した報告書を提出すること。 (2)定期点検以外の措置 ア.定期点検時以外で、本契約の対象機器に故障が発生した旨の通知を受けた場合は、直ちに 専門の技術員を派遣して、これを調整し又は修理を行うこととする。またその際の基本技術 料、派遣費は保守契約の範囲とする。 (3)点検資格者 ア.上記(1)及び(2)については、対象機器の自動ドア装置の保守管理業務に精通した、 自動ドア施工技能士の資格を有する者を業務責任者とし、点検業務を行うものとする。 (4)消耗部品及び消耗品、工具について ア.消耗部品は必要に応じて交換する。 イ.交換部品は委託者に提示し報告書にも記載する。 ウ.消耗部品は純正品を使用することとして、受託者側の負担とする。 エ.ウエスなどの消耗品、工具については受託者の負担とする。 (5)調整及び測定方法 ア.上記(1)及び(2)において点検、調整する際には専用の調整機器を用いて行うこと。 イ.調整の基準となる数値及び測定方法は、全国自動ドア協会策定の「自動ドア安全ガイドラ イン(スライド式自動ドア編)」に準ずる。 (6)除外事項 ア.委託者の不注意又は不適当な使用管理によって生じた修理又は取替工事 イ.上記消耗部品以外の部品交換 ウ.盤外配線工事 エ.天災、不可抗力及びその他受託者の責に帰さない事由による保守業務 オ.その他委託者が認める事項 5 その他 (1)作業にあたっては看板で表示するなど周囲の安全に十分配慮すること。 (2)本仕様書に定めのない事項については、委託者と受託者が協議のうえ定めるものとする。 -2-
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