地域医療の向上へ

プレス発表資料
平 成 27 年 3 月 5 日
秋
田
大
学
地域医療の向上へ
秋田大学大学院医学系研究科医学専攻に
「消化管内科学講座」を新設
消化器内科の機能強化のため,秋田大学大学院医学系研究科(研究科長:伊藤
宏)で
は,本年4月1日から,大学院医学系研究科医学専攻に現在ある「消化器内科学・神経内
科学講座」を「肝胆膵内科学・神経内科学講座」として改組し,新たに「消化管内科学講座」
を設置することを決定しました。3月下旬より,新設する消化管領域専門の教授を公募する
予定です。
消化器内科は患者数が最も多い科の一つです。地域からのニーズもあり,2013 年には県内
の中核病院から「消化器内科の常勤医派遣」を求める要望書が寄せられ,2014 年2月の県議
会においても消化器内科医が秋田市内に集中している,などの課題が指摘されていました。
これらの要望に対応するため,同研究科では検討を重ねてきましたが,今回,新たな講座
を設けて機能強化を図り,さらなる良医を育て,地域医療の改善を図ることとしました。医
師偏在等の課題解決を視野に,県内医療の発展を目指していきます。
なお,入院や外来の診療業務については,今までどおり行います。
現行
再編後
肝胆膵内科学・神経内科学講座
消化器内科学・神経内科学講座
消化管内科学講座
【伊藤宏・医学系研究科長のコメント】
「ここ数年,消化器内科の強化が解決すべきテーマとなっていました。4月から『消
化管内科学講座』を新設し,既存の消化器内科をベースにした『肝胆膵内科学・神経
内科学講座』と共に,より専門性を高めた医療体制を敷きます。両講座を軸に良医を
育て,地域医療の改善を図っていきます」
【お問い合わせ先】
秋田大学大学院医学系研究科・医学部 総務課長 坂本泰敏
TEL:018-884-6005/FAX:018-834-8619
E-mail:[email protected]