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成功事例
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アナログからデジタルへ
血液分画の識別に Basler ace GigEカメラを使用
顧客
ソリューションとメリット
RTS(www.rts-group.com)社は、イギリスで最も急速に成長しつつあ
るエンジニアリンググループの一つ、Entologi社(www.entologi.com)
のグループ会社です。RTS社は、製薬、バイオ工学、バイオバンキング
の業界での創薬、薬品の配達、品質管理から、消費者製品、包装、
食品製造、原子力、国防産業での自動化にいたるまで、自動化製品
と自動化ソリューションの主要サプライヤーです。
個々の血液サンプルの評価と、個々の分画の測定に使用するユニ
ークな特許ビジョンシステムは、RTS社のソリューションが血液分
画を自動化する際の鍵となります。収集した情報は、各入力コンテ
ナ上のバーコードにリンクされ、特定のデータベースに保存されま
す。保存された分画の高さは、既知の収集容器の寸法を使用して
容積の計算に使用されます。そのあと、この情報は液体処理システ
ムで使用され、各分画を正確に吸引してから、保管工程または下流
工程においてユーザ指定分量でクリオバイアルに分配します。
用途
血液分画は手作業で実施すると全体として時間のかかるプロセ
スとなります。ところが、血液サンプルは本来非常に異なってい
るため、その自動化はきわめて困難です。UK Biobankプロジェク
ト(www.ukbiobank.ac.uk)の一環として、RTS社は多数の高スルー
プットの自動化血液分画システムを開発しました。これらのシステ
ムは、アプリケーションにおける高スループットや品質上の要件に
対応しながら、血液サンプルが本来持つ体積、粘度、および混濁度
のばらつきを管理するために必要でした。これらのシステムがなけ
れば、相当な数の技術者が分画タスクを行う必要が生じ、未検査
の血液を扱う作業に伴う重大な健康および安全上の懸念に直面す
ることになります。
血液分画の自動化により、時間とコストを節約し、危険な作業のリス
クを減らすこともできます。この作業に従事する技術者は、自動化に
よって、より困難で生産的なタスクに取り組めるようになります。
RTS社はその最新の血液分画システムにBasler ace GigEカメラ (モ
デルacA1300-30gm)を採用し、既存のSony XC-HR70アナログカメラ
を置き換えました。これにより、RTS社は以下の点を実現しました。
SBS形式のクリオバイアルへの軟膜の移送
高スループット血液分画システム
1
�最新のテクノロジーに更新し、カメラと周辺機器にかかる
コストを大幅に削減しました。
�追加コストなしにカメラの解像度を向上し、分画レベルの
検出で精度を25%高める可能性があります。
�センサーの寸法を同じに保ち、システムの重要な要件であ
る同一のFOVを維持します。
�Basler ace GigEはXC-HR70と同じ設置面積であるため、高
いコストがかかるビジョンの設計変更は不要になります。
利用したテクノロジー
�Basler ace GigEカメラ (acA1300-30gm)
�RTS SPRINTおよびFlexVisionソフトウェア
詳細情報
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�ソフトウェアの変更を回避します。
The Basler ace (acA1300-30gm)
©Basler AG, 03/2011
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