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号
171
J
R
東
海
道
新
幹
線
JR
東海
道本
線
大山崎町都市計画マスタープラン改訂版
国道
様々な人が出会う、
暮らしとにぎわいのまちづくり
JR
東海
道本
線
円明寺地域
阪急京
都線
【まちづくりのテーマ】
・京都府における行政運営の総合的な指針
下植野地域
N
都線
ラン」を都市計画の基本的な方針として都市づくりを進めてきました。
路路
道道
速
速
高
神
高
神名
阪急京
新生活拠点の充実
大山崎地域
名
山崎駅
西山天王山駅
大山崎駅
【京都都市計画-都市計画区域の
整備、開発及び保全の方針】
【大山崎町第3次総合計画】
・大山崎町におけるまちづくりの総合的な指針
所線
寺納
奥海印
りました。
平成 19 年には、大山崎町を含む都市計画区域の都市づくりの方針である「京都都市計画-
都市計画区域の整備、開発及び保全の方針(京都都市計画マスタープラン)」が改訂されていま
海
R
一方で大山崎町では、平成 13 年度に策定された「大山崎町第 3 次総合計画」が 2 度目のロ
J
若宮前公園
す。
大山崎JCT・ICを核とした
まちづくり
東
円明寺ヶ丘中央公園
西法寺公園
ーリング時期を迎え、平成 23 年 3 月に「第 3 期基本計画」が策定されました。
中ノ池公園
葛原公園
北浦公園
これらの上位計画は、新たな社会情勢とまちづくりにおける課題を踏まえ、その対応を図る
1号
17
道
金蔵公園
国
府道大山
崎大枝線
線
崎円明寺
町道大山
(都)西法寺里後線
線
幹
(仮称)夢ほたる公園
新
道
海
東
R
J
西線
高
・ 公共・公益施設の集積を活かし、行政サービス、教育・文化、保健、福祉などの連
携を強化し、町の活動拠点の形成を目指します。
チェンジ(以下 JCT・IC)以北への延伸や阪急京都線の西山天王山駅の新設といった広域・地
●広域条件や大山崎町の特性を踏まえ、住民の意向を反映しながら、町全体や各地域の具体的
な将来像を示します。
域の交通網整備事業が進められ、周辺地域における大山崎町のまちづくりにも大きな影響を与
えつつあります。
●大山崎町の将来像を実現するための考え方を示し、個別の都市計画の間の調整を図ります。
こうした、まちづくり計画の動向や交通網整備の影響を考慮し、新たな社会情勢への対応も
●大山崎町における個別の都市計画を定め、あるいは見直す際の指針となります。
含めた、都市計画の方針を見直す時期となったことから、今回の「大山崎町都市計画マスタープ
●町全体のまちづくりや個別の都市計画施策等に関して、住民の参画を促す機会となります。
ラン」の改訂に至ったものです。
・ 京都第二外環状道路全線開通による広域交通の利便性を活かしたまちづくりを
進めるとともに、環境の変化に対応し、公害対策など適切な対応策を図ります。
神
二
第
都
京
名
その後大山崎町においては、さらに、京都第二外環状道路の大山崎ジャンクション・インター
≪役割≫
・ 西山天王山駅開設にともない、利便施設の導入を図るなど、新たな都市機能の充
実を図ります。
川
泉
小
路
道
速
①交流拠点となるシビックゾーンの形成
②交通条件の向上に対応したまちづくり
大山崎町
役場
ために策定または改訂されたものです。
大山崎町都市計画マスタープラン
東
町道
【都市整備目標】
路
道
状
環
外
まちと住民が集う中核機能
の充実
農と共生し落ち着きあるま
ちづくり
③安心・安全で快適な住環境の形成
目標年次:平成37年(2025年)
・ 円明寺が丘団地の良好な住環境を次世代へ継承していくため、団地の住環境の
向上を図ります。
※平成27年度に予定されている次期総合計画の見直しに合わせて、人口フ
レームの変更も検討します。
・ 防災や安全など、地区内生活道路の改善を図ります。
凡 例
凡 例
市街地住宅ゾーン
公園
近郊型住宅ゾーン
商業複合系
新生活拠点ゾーン
工業系
活力産業ゾーン
公共施設系
シビックゾーン
●住民すべてが生涯にわたって、心豊かに暮らせるまちづくり
●自然と共生し、歴史・文化と調和し、ともに生きるまちづくり
●豊かな住環境と暮らしの利便が共存するまちづくり
●地域資源を活かして交流し、地域づくりにつなげるまちづくり
●いろんな立場で関わる、協働によるまちづくり
目標年次における人口フレーム:19,000人
・ 円明寺が丘団地周辺で、生活サービス機能が集まる、新生活拠点の形成を図りま
す。
・ 農と近接した旧集落の利用調整を図り、両者が共生できる土地利用を図ります。
街区公園(既設)
・ シビックゾーンと他地域を結ぶ生活中心軸を位置づけます。
街区公園(計画)
歩行者系動線ネットワーク
④様々なレベルの自然とのふれあい
・ 町を代表する天王山や、小泉川などの身近な自然に対して、それぞれの特性を踏
まえた保全や活用を図ります。
歴史・森林共存ゾーン
交通結節・交流ゾーン
【まちづくりのテーマ】
新
東
海
道
R
J
大山崎駅
都線
阪急京
幹
線
国道
線
道本
東海
JR
線
道本
東海
171号
山崎駅
下植野地域
線
1号
線
17
崎
山
大
野
植
下
道
工業地区の維持・整備
府
道
国
大山崎地域
路路
道道
速
速
高
神
高
神名
幹
新
道
名
海
東
R
J
山崎駅
工業地区の維持・整備
大山崎駅
路
状道
外環
第二
京都
大山崎地域
路
状道
外環
第二
京都
路路
道道
速
速
高
神
高
神名
J
R
東
海
道
新
幹
線
円明寺地域
下植野地域
名
171
号
円明寺地域
農と共生し落ち着きある
まちづくり
国道
阪急京
都線
J
R
東
海
道
新
幹
線
号
171
自然・歴史・文化が重なる、
風格ある暮らしの継承とまちの顔づくり
JR
東海
道本
線
大山崎地域
国道
N
JR
東海
道本
線
自然に囲まれ、住まいと産業が調和し、
安全で安心して暮らせるまちづくり
阪急京
都線
下植野地域
【まちづくりのテーマ】
JR
自然系・その他
・都市計画区域の単位として、京都府が広
域的な見地から定める、区域区分をはじ
めとする都市計画の基本的な方針
本
道
殿山公園
脇山公園
住居系
その後、7 年が経過し、その間、京都府においては平成 23 年に新しい行政運営の指針として
「明日の京都(「新京都府総合計画」の後継計画)」が策定され、それに基づいたまちづくりが始ま
線
府道
鳥居前公園
歴史・文化資源を活かした
天王山周辺のレクリエーシ
ョン整備
これまで大山崎町では、平成 17 年(2005 年)に策定された「大山崎町都市計画マスタープ
路
状道
外環
第二
京都
円明寺が丘団地の住環境整備
改訂の背景
【明日の京都】
円明寺地域
西高田公園
東和苑公園
川
畑
道
速
鏡田中央公園
府道西
京高槻
線
路
水辺の自然にふれる
環境の整備
鏡田北公園
高
神
名
路
速道
高
名神
町道
大山
崎円
明寺
線
小
寺門公園
五位川公園
早稲田公園
歴史・文化資源を活かした
天王山周辺のレクリエーシ
ョン整備
白山公園
町営桂川河川敷公園
①地域中心拠点の形成
桂川緑地
茶屋前公園
鏡田東部公園
桂川緑地
谷田公園
・ 文化芸術・観光レクリエーションの拠点としてアサヒビール大山崎山荘美術館、
離宮八幡宮、宝積寺等周辺を位置づけます。
桂川
小泉
川
国営淀川河川公園
川
桂
①安心・安全で快適な住環境の形成
線
・ 居住地への広域交通の流入を防ぐなど、交通の利用区分を図ります。
山崎駅
道本
東海
JR
・ 落ち着きある現在の住環境の保全と充実を図ります。
・ 水害のない安全なまちづくりを目指し、河川整備などのハード面や地域コミュ
ニティの活用などソフト面での充実も図ります。
②安全・安心で快適な住環境の形成
大山崎駅
N
水辺の自然にふれる環境の整備
都市計画道路の見直し
路
状道
外環
第二
京都
凡 例
住居系
市街地住宅ゾーン
工業系
活力産業ゾーン
公共施設系
資源循環リードゾーン
自然系
水辺共生ゾーン
交通結節・交流ゾーン
凡 例
街区公園(既設)
公園
その他都市公園等
(既設)
その他都市公園等(都市計画決定)
歩行者系動線ネットワーク
②農と共生するまちづくり
まちのエントランスづくり
・ 地域内に残る農地を貴重な緑地として位置づけ、まちづくりに活かします。
・ 府道西京高槻線沿線の旧市街地では、日常生活が安心して送れるよう、生活道路
の改善や防災機能の向上を図ります。
・ 天王山のふもとに広がる住宅地では、自然・歴史と調和した優れた住環境の保
全を図ります。
・ 地域中心拠点と他地域を結ぶ生活中心軸を位置づけます。
③既存の地域資源の保全と活用
・ 防災や安全など、地区内生活道路の改善を図ります。
・ 町を代表する天王山や淀川など、自然や歴史資源の保全を図り、地域を育む場と
して活用していきます。
③様々なレベルの自然とのふれあい
・ 町を代表する淀川・桂川や小泉川・小畑川などの身近な緑に対して、それぞれ
の特性を踏まえた保全や活用を図ります。
・ まち全体の顔となるよう、駅周辺のにぎわいの演出や交通条件の改善を図ると
ともに、周辺住民の日常生活の利便性向上を目指して、商業施設の集積を図りま
す。
凡 例
住居系
市街地住宅ゾーン
商業複合系
生活拠点ゾーン
工業系
活力産業ゾーン
自然系
凡 例
山麓住宅ゾーン
歴史・森林共存ゾーン
水辺共生ゾーン
街区公園(既設)
公園
その他都市公園等
(既設)
その他都市公園等(都市計画決定)
歩行者系動線ネットワーク
④快適で安全な工業環境づくり
・ 既存工業地について、緑化や防災など快適で安全な工業環境づくりを図ります。
将来都市構造
「将来都市構造」は、大山崎町の目指すべき姿を、模式的な「かたち」に表
すものです。
本計画においては、大山崎町の「将来都市構造」を次のように定めます。
N
大山崎町では、コンパクトな町域に既に一定の市街地が形成され、残された農地
等の空閑地はあまり多くない状況となっています。
こういった、現状と新たな交通網整備等の動向を踏まえ、
「将来都市像」と「将来
都市構造」を実現するための土地利用の方針を以下のように定めます。
阪急西山天王山駅
【土地利用の基本的な考え方】
新幹
線
長岡京IC
市街地活動ゾーン
◆大規模団地開発による計画的に整備された住宅地、従来からの住宅地、農地等の空閑地が残されている地
区など、住宅市街地の特徴や地区の特性に応じて適切な住居系の土地利用を展開します。
JR東
海道
新生活
拠点
大山崎
土地利用方針
◆将来都市構造に示した「生活拠点(まちのエントランス)」と「新生活拠点」には、住民の日常生活上の買物利
便と合わせて、町内立地企業の就業者にとっての利便も満たす、商業系の土地利用を誘導します。
散策回
廊
◆既に大手製造業の工場が立地している地区を中心として、工業系の土地利用を図ります。工業生産基盤の
維持・充実を図るとともに、企業との連携により、敷地内の緑地の適切な管理と接道部での景観形成、周辺
環境に配慮した生産活動の運営等を誘導します。
自然環境
共生ゾーン
シビック
ゾーン
路
道
速
軸
高
神
名
JR山崎駅
生活拠点
(まちのエントランス)
広域交通
活用ゾーン
自然環境
共生ゾーン
◆天王山と淀川・桂川の水辺については、豊かな自然環境を保全するとともに、その環境と歴史・文化資源
を活かした観光・レクリエーション及び交流機能の充実を図り、新たな地域づくりへつなげる取り組みを
進めていきます。
◆自動車交通にとって、本町と洛西・乙訓地域のエントランスとなる大山崎 JCT・IC 周辺では、広域交通環
境を活用した新たな土地利用の展開を検討し、既存の自然・歴史・文化資源と連携を図りながら交流を育
む取り組みを進めていきます。
路
道
状
環
外
二
第
都
京
観光・交流
拠点
生
活
中
心
観
流
交
・
光
支
軸
援
大山崎JCT・IC
■土地利用方針図
阪急大山崎駅
線
本
道
N
海
東
JR
線
都
京
急
阪
長岡京IC
号
1
17
阪急西山
天王山駅
道
【生活中心軸】
・ JR 山崎駅と阪急大山崎駅周辺は町のエントランスとなるエリアであり、鉄道
駅と商店等が立地する住民生活に身近なエリアでもあります。そこで、このエ
リアを「生活拠点(まちの玄関)」として位置づけます。観光資源も立地してい
ることから、地域個性豊かなまちなみ空間の創出を図るとともに、交通ターミ
ナル機能、商業機能の充実も目指します。
・ JR・阪急両駅の「生活拠点(まちのエントランス)」から「シビックゾーン」を
とおって、円明寺の「新生活拠点」に至る府道西京高槻線、府道大山崎大枝線の
ルートを「生活中心軸」と位置づけます。住民の暮らしの中で骨格を形成する
動線です。
幹
【生活拠点(まちのエントランス)】
新
2.都市軸の形成方針
J
R
東
海
道
1.都市拠点の形成方針
線
国
【観光・交流支援軸】
近郊型住宅ゾーン
商業複合系 新生活拠点ゾーン
線
道本
R東海
J
阪急大山崎駅
シビックゾーン
資源循環リードゾーン
歴史・森林共生ゾーン
自然系
水辺共生ゾーン
線
【市街地活動ゾーン】
その他
都
1号
交通結節・交流ゾーン
17
道
国
・ 天王山と淀川・桂川の間の平地エリアを「市街地活動ゾーン」とします。居住、
生活、産業をはじめとする住民と町内立地企業・就業者による様々な都市活
動の場となるゾーンであり、利便性、快適性の維持・向上、安全性の確保等に
努めます。また「自然環境共生ゾーン」とも連携して地域づくりの取り組みを
進めます。
住居系 市街地住宅ゾーン
公共
施設系
JR山崎駅
京
・大山崎 JCT・IC 周辺地区を「広域交通活用ゾーン」とし、広域道路交通の結節
機能と、乙訓・洛西地域へのエントランス機能の充実を図ります。また、隣接
する国営淀川河川公園との連携を図りながら、広域交通の利便性を活用した
新たなまちづくりについて検討します。合わせて周辺の住宅ゾーンとの間の
緩衝機能の形成に努めます。
山麓住宅ゾーン
工業系 活力産業ゾーン
急
【広域交通活用ゾーン】
【自然環境共生ゾーン】
・ 天王山の森林の自然と淀川・桂川の水辺の自然を位置づけます。周辺地域も
含めた地域共有の貴重な環境財産として、生物多様性の確保も含めて健全な
状態で次世代に継承していけるよう保全を図るとともに、環境への影響をコ
ントロールしながら、地域固有の資源として交流と地域づくりへつながるよ
うに活用を図ります。
8号
・JR、阪急両駅周辺からその北側の天王山のエリアには、妙喜庵、離宮八幡宮、
宝積寺、山崎聖天、アサヒビール大山崎山荘美術館、大山崎町歴史資料館とい
った歴史・文化資源が集積し、天王山とともに多くの来訪者が訪れるエリア
となっています。このエリアを「観光・交流拠点」とし、地域活力を育む場とし
ても活用していきます。
路
3.大きなゾーニングの方針
凡 例
道
【観光・交流拠点】
高
神
名
47
・ 天王山の緑、淀川・桂川の水辺、小泉川、田園空間等を結ぶ「大山崎散策回廊」
を位置づけ、緑地と水辺のネットワークの形成を誘導します。主に歩行者、自
転車系の動線であり、バリアフリーにも配慮した回遊性のある散策路の整備
を目指します。
国道
・ 町のほぼ中心に位置する町役場周辺地区を、「シビックゾーン」として公共公
益施設の集積を進めます。行政サービスや住民の自治活動の中心となり、まち
づくりに関わる多様な立場の人や団体が交流できる空間となるよう支援を行
います。
路
道
速
状
環
外
【大山崎散策回廊】
大山崎町
役場
二
【シビックゾーン】
大山崎
JCT・IC
第
都
京
・ 円明寺地区の中心部は大規模住宅団地の中心であり、阪急西山天王山駅にも
至近距離にあることから、暮らしに身近な商業施設、生活サービス施設等の集
まる「新生活拠点」の形成を目指します。
・「観光・交流拠点」から「広域交通活用拠点」をとおって淀川河川公園に至るル
ートを「観光・交流支援軸」として位置づけます。天王山の自然、町内の歴史・
文化資源、淀川の水辺と広域交通のエントランスを結び、連携を深める軸とな
ります。
阪
【新生活拠点】
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大山崎町 環境事業部 建設課
字円明寺小字夏目3
075-956-2101