厚沢部町地球温暖化対策実行計画進捗状況報告 H25

厚沢部町地球温暖化対策実行計画進捗状況報告(平成25年度:5年計画の1期目)
厚沢部町では「地球温暖化対策の推進に関する法律」に基づき、町が所有する施設等の事務及び
事業によって排出する温室効果ガスの削減に取り組むため、平成25年12月に『厚沢部町地球温
暖化対策実行計画』を策定しました。
この計画は平成23年度を基準年度とし、平成25年度から平成29年度までの5年間で二酸化
炭素の排出量を5パーセント削減することを目標としています。
この計画の進捗状況について、平成25年度の二酸化炭素排出量を次のとおり公表します。
1.燃料等使用量の削減目標
基準年度
目標年度
23 年度
29 年度
進捗状況
種類
単位
ガソリン
ℓ
15,363
14,595
15,546
101.2%
1.2%
灯
油
ℓ
132,351
125,733
124,137
93.8%
-6.2%
軽
油
ℓ
31,088
29,534
24,160
77.7%
-22.3%
A 重 油
ℓ
276,133
262,327
256,261
92.8%
-7.2%
プロパン(LPG)
㎥
2,403
2,283
2,128
88.6%
-11.4%
2,477,927
※( ― )
2,258,784
91.2%
-8.8%
電
気
kWh
25 年度
25/23
増減
※実排出係数が年度で異なるため使用量の目標値算出不能
2.二酸化炭素換算量
基準年度
目標年度
23 年度
29 年度
進捗状況
種類
単位
ガソリン
㎏
35,669
33,885
36,091
101.2%
1.2%
灯
油
㎏
329,485
313,011
309,037
93.8%
-6.2%
軽
油
㎏
80,361
76,343
62,452
77.7%
-22.3%
A 重 油
㎏
748,218
710,807
694,372
92.8%
-7.2%
プロパン(LPG)
㎏
14,346
13,629
12,700
88.5%
-11.5%
㎏
1,201,795
1,141,705
1,531,455
127.4%
27.4%
2,409,874
2,289,370
2,646,107
109.8%
9.8%
電
合
気
計
25 年度
1.5%
25/23
1.4%
13.7%
増減
11.7%
2.4%
3.3%
ガソリン
灯油
49.9%
軽油
57.9%
A重油
液化石油ガス(LPG)
電気
26.2%
31.0%
燃料区分ごとの
H23
0.6%
二酸化炭素(CO2)
総排出量の割合
H25
0.5%
3.対象施設の変更
計画の範囲となる対象施設等のうち、当路寿の家(建設水道課)が平成26年3月に建て替えと
なり、当路ふれあいセンターが対象施設となります。
4.平成25年度の削減状況等
平成25年度の二酸化炭素総排出量は基準年度比で、9.8%の増加となっています。
(各種燃料使用量の内訳)
・ガソリン~各課で所有する公用車の使用に係る分で、基準年度比1.2%の増加となっています。
・灯油~各施設の暖房等に係る分で、基準年度比6.2%の削減となっています。
・軽油~各課で所有する公用車等の使用に係る分で、基準年度比22.3%の削減となっています。
特に建設水道課所有の除雪作業車に係る分で約7,000ℓの使用量を削減しています。
・A重油~基準年度比7.2%の削減となっています。なお、平成26年度にうずら温泉に木質バ
イオマスのチップボイラーを導入するため、使用量は大幅な削減が見込めます。
・プロパン(LPG)~基準年度比11.5%の削減となっています。
・電力使用量~二酸化炭素排出量の約50%を占める電力使用量については、昨今、北海道での電
力安定供給のため節電に取り組んでおり、基準年度比8.8%の削減となっていますが、二酸化炭
素総排出量は27.4%の増加となっています。これは、電気の使用に伴う二酸化炭素排出量を算
定する北海道電力の実排出係数が0.678と増加しているためです(平成23年度の実排出係数:
0.485)。
具体的な節電対策として、クールビズ・ウォームビズの徹底、使用していないエリア(会議室、
廊下等)や昼休みにおける消灯の徹底、庁舎内等における冷暖房の管理(夏季:設定温度を28℃
にする、冬季:職員の健康に支障のない程度に使用を抑制する)等を行っています。その他、より
効率的な事務執行で残業の縮減を図っています。