違う道見つけた 道は一つじゃない 問われる教育の在り方 競争教育から

違う道見つけた
ないんだろう」と考えるよ
うになったといいます。3
年に進学する時に引っ越
「不登校」という模索の
時期を経て、別の道を見つ
けた人もいます。
なりました。生活リズムの
った。不登校の後、自分で
習はやらされている感じだ
し ま す。
「前の学校では学
分からないと言えた」と話
った。分からないときは、
は「置いてけぼりじゃなか
した。定時制高校での学び
年、定時制高校に入学しま
月、 高 校 を 退 学。 そ の 翌
ったと思う」と話します。
とってその寄り道は大切だ
道を外したのかな。自分に
にくかったから、ちょっと
期をふり返り「自分は生き
た。学校に行かなかった時
助もあって毎日通いまし
もありましたが、祖父の援
変化や勉強の遅れなど苦労
として支援」すると表明す
などでの多様な学びを、国 い状況です。
針演説で「フリースクール るなど、政府も無視できな
し、違う中学に通うことに
前出の山本さんは、学校
に行かなくなった翌年の6
受験して入学して、学習で
学校に行かなくなった生
徒の「学ぶ権利」を保障す
道は一つじゃない
きるのがうれしかった。学
るために、定時制やフリー
スクールなどの多様な学び
習したいと思った」
の場が保障されることが求
青年にとって「不登校」 は、教育委員会が設置・運
められています。安倍首相 はどういう意味があったの 営し、不登校の児童・生徒
前出の斎藤さんは、不登
校で中学2年が終わるころ
「中学を卒業した後どうす
が2月 日に行った施政方 でしょうか。
長年、不登校問題に携わってき
た高垣忠一郎さんの著書『登校拒
否を生きる』
(新日本出版社)
やイモを育てていた」と言 進学しました。当時、学校
ルをしたり、畑ではトマト 高校を卒業した後、大学に
います。
った」と思っていたといい
小島さんは学校に行かな が悪かった」からで、定時
かった経験をふり返り「学 制を選んだのは「運が良か
に行かなかったのは「自分
前出の小島さんは中学2 支援する施設です。適応指
年の時、友だちと週4日ほ 導教室では「みんな違う勉
なく、バスケやドッジボー
ぶ環境があって勉強でき
で社会のしくみを学ぶ中で
る。行かなかったのはもっ ます。大学で加盟した民青
たいなかった」と言いま
す。同時に「道は一つだけ 「競争の中にいたから学校
じゃなくて、いろんな人生 に行けなくなった。自分が
いた」と話します。
がある。視野を広くしてい 悪かったんじゃないと気付
い」と話します。
前出の山本さんは定時制
問われる教育の在り方
前出の平田さんは中学3 れて進学した高校では「丁
年の時、小学生の頃に通っ 寧に教えてくれた。勉強が
ていた学童保育の指導員に 分 か る っ て 楽 し い と 思 え
誘われて勉強するようにな た」と言います。
そんな高校での学びを通
「不登校問題」は学校や教育の在り方を
い ま し た。 適 応 指 導 教 室
ど地域の適応指導教室に通 強をしていた。勉強だけで
を学校復帰に向けて指導・
るか」
「何で学校に行って
自身の時間を取り戻そうとすることで 教育基本法には、教育の目的は「人
す。
「学校に戻れ」
「競争に戻れ」とい 格の完成」にあると明記されていま
う対応ではなく、しっかりと休んで自 す。企業の「人材」を育てることとは
分の元気を充電できる時間にしないと 違う「自分の人生の主人公」
「平和な
社会の形成者」になる人間を育てる教
「不登校問題」を解決するために
育への転換が求められます。
中東レバノンで、家政婦などと
して働くアジアやアフリカ出身の
出稼ぎ女性労働者らが、賃金不払
いや雇用主からの性暴力などに抗
して労働組合をつくろうとしてい
若者憲法集会実行委員会は2月
日、若者憲法集会&デモの6月 日開
若者憲法集会&デモへ
キックオフ 中央
レバノンで女性労組
催を呼びかけるキックオフイベントを
しらが
都内で開催しました(左写真)
。
当日は、白神優理子弁護士が「集団
的自衛権と日本国憲法―歴史の分かれ
道 ―」 と 題 し て 憲 法 レ ク チ ャ ー を 行
い、
「安倍首相が解釈で改憲という方
うるお
の経済政策)が経済成長を阻害し
潤 す「アベノミクス」
(安倍政権
ているとあらためて示された。
の原爆投下から 年。一部の大国が支
るようなストリームを」
「 広 島、 長 崎
のは不断の努力。国会に影響力を与え
ふだん
憲法を守らせよう」
「憲法を実現する
見ている。国会もそう。私たちの声で
長率。庶民を犠牲にして大企業を
配する世界にしてはいけない」と決意
が語られました。
実行委員会はこの日、若者憲法集会
&デモの開催を呼びかけるアピールを
発表しました。
全国いっせいカクサン
DAY 全国
2月 日、 日を中心に「全国いっ
せいカクサンDAY」に呼応して全国
カ所以上で宣伝行動がとりくまれま
じて、ひとしく教育を受け
条に国民が「その能力に応
えました。
共にたたかいましょう」と熱くうった
さんの運動に自分は生かされている。
注目をつかみ、3月、4月の選挙本番
の青年の願いや日本共産党への期待と
京都府委員会では2回の宣伝にとり
くみ、延べ 人が参加しました。宣伝
中央常任委員会が呼びかけました。
の活動につなげるとりくみとして民青
る権利を有する」と書かれ
若者憲法集会&デモの呼びかけ人か
ら は、「 裁 判 官 も 裁 判 所 の 外 の 運 動 を
します。
れている」と平田さんは話
のか、教育の在り方が問わ
のための教育になっている
登校問題」は「子どもたち
あ っ た 」 と 言 い ま す。
「不
分にも教育を受ける権利が
が分からなかったけど、自
をふり返り「あの時、勉強
平田さん。小学2年のころ
を持っていると思った」と
り ま し た。「 み ん な が 権 利
ていることを平田さんは知
いて講演した時、憲法第
法を取らざるを得なかったことに国民
「登校拒否」は、子どもたちが自分 要があります。
じて「自分でもできると思
競争に駆り立てるシステムを変える必
の運動の力が示されている。明るく憲
にすることです。大きくは、子どもを
「登校拒否」なのです。
法を語りましょう」と呼びかけまし
戻したい」と思い、一休みするのが
えた。視野が広がっていろ
に丁寧な指導や援助が行きわたるよう
んなところに目を向けられ
りの生徒
やっていけない」
「自分の時間を取り
た。連帯あいさつに駆け付けた日本共
一人ひと
りがちです。本能的に「このままじゃ
産党の池内さおり衆議院議員は「国会
増やし、
あえずいい会社に就職するため」にな
るようになった」と話しま
師の数を
りあえずいい学校に入るため」
「とり
す。以前高校で、大学教授
どして教
困難にしています。がんばるのは「と
した。この行動は、いっせい地方選挙
にするな
スパン、広い視野で人生を見ることを
に向けて宣伝・対話に踏み出し、周り
30人学級
の学校や社会を貫く競争原理は、長い
議員は一番憲法を守らないといけな
減らし、
落」というイメージで見ています。今
い。安倍首相に怒りMAXだけど、皆
行けなくなることをレースからの「脱
が生活と憲法の関わりにつ
な授業を
た。
「フリースクールを支援するのはいいと思
と合わせて「学費負担軽減に関する請
)
願署名」も集めました。首相官邸前行
動にも参加しているという男性(
ていて、 時間勤務することもある。
共産党に入れた。契約社員として働い
と対話になり「昨年の総選挙で比例は
30
か
「競争レース」のように見て、学校に
2014年の国内総生産(GDP)速
15
50
今、多くの人が学校生活や人生を は、過密
りました。指導員に勧めら
0.0%
30
心理臨床家 高垣忠一郎さん
問いかけている
(記事とは関係ありません)
う」と話す大学2年の女性(2月
「アラブ世界で初」
になるという。
16
報値で、14年の年間実質GDP成
70
る。 発 足 す れ ば こ の 種 の 労 組 は
14
内 閣 府 が 2 月16日 に 発 表 し た
14
は強いが、なかなか話せる友だちがい
安」と話す大学1年生は「政治に関心
た 」 と 言 い ま す。 ま た、
「就職が不
先日の吉良参議院議員の質問にしびれ
24
(群馬 メル)
党が議席を大きく伸ばせてうれしいです。
いけません。
26
競争教育からの転換を
日、渋谷)
街では不登校への共感や関心の声が聞かれ
12
19
(2)
2015年3月2日(月曜日)
民 主 青 年 新 聞
(第三種郵便物認可)
「暴走ストップ 願い実現へ 8→21議席に 躍進の日本共産党」
(2014年12月29日・2015年1月5日合併号)を読んで。共産