春のミュージアムまつり2015

平成27年
(2015年)
3月15日号
春のミュージアムまつり2 015
「長良川の鵜飼漁の技術」国重要無形民俗文化財指定 記念イベント
鵜匠による鵜飼の説明。◆日時 3月28日㈯午後1時30分~2時
鵜飼の実演
鵜匠による鵜飼の実演。◆日時 3月29日㈰午後2時~2時30分
鵜匠装束を着よう!
鵜飼の際に鵜匠が着用する装束を着て、写真撮影をしてみませんか。
◆日時 3月28日㈯・29日㈰の午前10時~正午と午後1時~4時
鵜飼桜を咲かせよう
色紙の桜の花に願いごとを書いて鵜飼桜を満開にして、今年の鵜飼漁
の大漁を願いましょう!◆日時 3月14日㈯~29日㈰午前9時~午後5時
書道パフォーマンス~祝!長良川の鵜飼漁の技術 国重要無形民俗文化財指定~
県立岐阜総合学園高等学校書道部による
「長良川の鵜飼」
をテーマにした書道
パフォーマンス。来場者が参加できるワークショップも開催!
◆日時 3月28日㈯午後2時~2時45分
春の長良川工作
木っ端を使って、長良川に住むいきものを作ります。
◆日時 3月28日㈯午前11時~午後4時
(雨天の場合1時まで)
こども落語
フリーマーケット
小学生や地元噺家による長良川鵜飼の小噺も交えた落語をお楽しみくださ
い。◆日時 3月28日㈯午後3時~3時45分
◆日時 3月28日㈯・29日㈰午前11時~午後4時
親子フード広場
親子で楽しめる綿菓子・クレープ・イラストホットケーキ・バーベキ
ュー体験など。◆日時 3月28日㈯・29日㈰午前11時~午後4時
【共通】◆予約・ 長良川うかいミュージアム
(〒502-0071長
良51ー2・ 210-1555・ 233-6658・ [email protected])
※フリーマーケットと親子フード広場は有料販売です。※展示室観覧は有料です。
祝
「長良川の鵜飼漁の技術」
国重要無形民俗文化財指定
第17回市民プロデュース公演応援プロジェクト〈公募〉採択事業vol.35
樋口一葉
「にごりえ」
より
樋口一葉原作の
「にごりえ」
をもとに、モダンダンスで全体
を構成・上演します。◆日時 4月23日㈭午後7時開演 ◆
場所 文化センター
(金町5-7-2)◆入場料 一般1,700
円、高校生以下1,000円、ペアチケット
(2枚1組)
3,000円
(前
売・当日とも)※未就学児の入場はご遠慮ください。◆好評
販売中! 文化センター、市民会館、長良川国際会議場で。
塚本知子 080-4357-4862、文化センター 262-6200
指定証書交付式が行われました
1月16日に国文化審議会から文部科学大臣に指定
の答申がありました
「長良川の鵜飼漁の技術」
につい
て、3月2日に指定証書交付式が行われ、正式に国
の重要無形民俗文化財に指定されました。漁業の技
「鵜
▲指定証書交付式に出席した鵜匠の皆さん 術が指定されるのは日本で初めてです。今後も
飼漁の技術」
を守り未来へ継承するよう一層努めるとともに、世界の宝に認め
ていただけるよう取り組んでいきます。 社会教育課 214-2365
東日本大震災から4年
減災の取り組みを進めています
2011
(平成23)
年3月11日に発生した
「東日本大震災」
。この未曾有
(みぞう)
の大災害を教訓に、市では、地震の被害を最小限にとどめ、早期の復旧を可
能とする
「減災」対策を推進しています。また、職員を長期的に被災地へ派遣
するなど、被災地と被災された皆さん、および市内に避難されている皆さん
への支援を継続していきます。 都市防災政策課 267-4763
◦ ◦ ◦ ◦
◦
◦
◉あらゆる可能性を考慮した最大級の地震に備えます
市において最も大きな影響があると考えられる南海トラフ巨大地
震の災害被害想定調査結果を受け、現在備蓄している小学校のほ
かに、中学校などへも備蓄食料を増強しています。
◉情報伝達体制を強化しています
防災情報や行政情報を市民の皆さんにお伝えできるよう、防災行
政無線屋外拡声子局
(スピーカー整備)
を市内415か所に設置して
います。さらに、放送が聞き取りにくい地域を解消するため、屋
外拡声子局の増設を行っています。
▲屋外拡声子局
※防災行政無線テレフォンサービス
0800-200-6931
(通話無料、携帯電話利用不可)
(通話有料)
058-267-5010
◉避難生活支援の充実と地域防災力の強化を進めています
非常用食料・飲料水・生活必需品などを備蓄しています。
▲市内全地域に整備した防災倉庫
防災倉庫・救助資機材を各地域に整備しています。
避難所のトイレ対策として、マンホールトイレを各地域に整備しています。
災害時に地域の拠点となる施設
(公民館など)
に、MCA無線機と特設公衆電話を事
前に設置しています。
地域防災リーダーの育成など、自主防災組織の充実強化を図っています。
洪水・内水ハザードマップおよび土砂災害ハザードマップを作成しています。
市有建築物の計画的な耐震化を促進しています。
▼ ◦ ◦ ◦
▼「鵜飼桜を咲かせよう」
昨年の様子
鵜飼の説明
指定までの経緯に関する話のほか、参加者には
抹茶をふるまいます。◆日時 3月29日㈰午後1時
~1時30分=
「長良川鵜飼習俗記録映像」上映会&
国指定こぼれ話/午後1時30分~3時30分=春の
お茶会 ◆内容 60人 ◆申込 講座名、代表者
の氏名、郵便番号・住所、電話番号、参加人数
(大
人・小人別)
を往復はがき、ファクスまたはEメール
(件名に講座名を明記)
で3
月19日㈭~28日㈯
(必着)
に長良川うかいミュージアムへ。先着順。
〈現代舞踊〉
おりき
3 土 日
14 29
広報ぎふ
〈8〉
▼
長良川うかいミュージアム
参加無料
催し/市政
市民の皆さんの温かいご支援に感謝申し上げます これまでお寄せいただいた義援
金は923万8,518円
(2月28日現在)
です。義援金箱は市役所や各事務所など公共施設
に設置しています。引き続きご協力をお願いいたします。 福祉政策課 265-3891
被災地の今、復興へ向けて 長期派遣職員の報告
市では平成24年1月から、毎年2人の職員を宮城県気仙沼市へ交代で派遣してい
ます。今年度、現地で復興事業に従事する職員が、気仙沼市の現状をお伝えします。
気仙沼市建設部土木課 髙井 宏樹(基盤整備部から派遣)
震災から4年が経ち、 気仙沼市全体の震災復興完了目標である平成32年に向
け、震災復興は最盛期に入りつつあります。私が主に担当している拠点間アクセ
ス整備の「東八幡前14号線橋梁新設事業」で新設する
(仮称)東みなと橋は、 鹿
折川に架かり、 鹿折地区の都市計画道路と、 防災拠点の中心となる鹿折中学校
や主要地方道を結びます。鹿折川周辺は多くの震災復興事業が展開され、 事業
間調整に苦労しています。1つの事業が他事業に及ぼす影響は大きく、各事業を
尊重しつつ担当事業の完了を達成することは大変難しいことですが、全事業が完
全復興へ通じているため大変重要です。
「東八幡前14号線橋梁新設事業」は、 橋梁設
計から岐阜市の派遣職員が担当し、上部工も岐阜
市職員の担当が予定されているため、3年をかけ
た岐阜市職員のリレーで完成します。岐阜市が架
ける橋として、大きなやりがいや責任を感じながら
工事を進めています。
(仮称)
東みなと橋施工現場
震災復興業務を進める中で、気仙沼市民の皆さ ▲
んとお話しをすることが多くあります。被災者の生活基盤は安定しつつありますが、
「津波から逃げる夢をよく見る」「震災を思い出すので前の土地の話はあまりしたく
ない」といった話をよく耳にします。目に見える復興は着々と進んでいますが、 被
災者の心の傷はまだまだ癒えておらず、業務上必要なこととはいえ、自分が震災
を思い起こさせているようで心が痛むこともあります。
しかし、 感謝や励ましの言葉はそれ以上に多くいただきます。道路工事に着手
した時や完成した時、派遣職員であるということだけで感謝され、励みになります。
その感謝は私たち派遣職員への純粋な感謝と共に、期待でもあります。その期待
に応えられるよう、気仙沼市の復興が一刻も早く終わるよう、岐阜市の看板を背負
う責任を持って復興に取り組んできました。
復興事業はまだまだ続きますが、各方面からの継続的な支援と、一日でも早い
気仙沼市の復興を願っています。
今年4月からも、職員を気仙沼市へ2人
(1年間)
、福島県双葉郡広野町へ2
人
(1年間)
、岩手県釜石市へ3人
(3か月2人・6か月1人)
を派遣予定です。