会員のみなさまへ 杉本さん、布施木さん の2人を職場に戻す山 場を迎えています。 3 神奈川労働委員会が2014年7月24日に、(公 財)神奈川フィルハーモニー管弦楽団が行った二人 の解雇には合理性を認めることができず、労組法第 7条第3号に該当する労働組合への支配介入である 不当労働行為と認定し、二人の職場復帰を命令する という完全勝利命令を下しました。 そして、横浜地方裁判所での審理も大詰めを迎 え、夏か初秋頃に判決が下る見通しとなっていま す。ここ2回の神奈川フィル演奏会前宣伝に、おそ らく楽団からであろう嫌がらせがされています。楽 団も窮地に追い込まれ、あせっています。 だから、県労働委員会に続いて、本裁判で勝利す ることは極めて重要です。今が、がんばりどきで す。「会」では、勝利に向けて考えられるあらゆる ことをやろうと意思統一しています。次の点でのご 協力をお願いします。 1 大法廷(1階100人の傍聴席)での証人尋問を実 現したいと思います。次の裁判で溢れさせるた めに、たくさんの傍聴をお願いします。 ★裁判日★4月28日(火)13時30分~ 横浜地裁502号法廷~17時頃まで 証人尋問 【原告側】 只野さん(神奈川フィル分会の当時の分会長) 【被告側=楽団側】 大橋氏(神奈川フィルユニオンの役員、労働 組合の幹部が組合が違うといっても同じ労 働者の首切りを後押しする楽団側の証人と して出廷します。とんでもありません。) 永井氏(県民センター副館長、沼尻指揮者が 6名の演奏者を下ろすように指示したと証 言しているが、当の沼尻氏の証言の証拠が ありません。伝聞のみです。) ★裁判日★5月28日(木)13時30分~ 「神奈川フィル管弦楽団員2人の不当解 雇を撤回する公正な判決を求める要請署 名」を集 めてください。 ・第1次集約 4月24日 ・第2次集約 5月24日 ・最終集約 7月10日 傍聴席をいっぱいにしたいです。できれば 横浜地裁~17時頃まで 証人尋問 【原告側】杉本さん・布施木さん 【被告側】大石氏(楽団専務理事、理事会の3 悪の一人) 演奏会前定例宣伝にご参加ください。 4 ご自宅や職場の近くで宣伝をやる時はぜひお 出かけください。 ★今決まっている宣伝★ ●3月21日(土)12時45分~13時45分 県民ホール前 沼尻指揮者が指揮する演奏会です。 ●4月29日(水・祝)13時45分~14時45分 横須賀芸術劇場前 5万筆署名 2 裁判所に対し「私の一言」を綴ってくださ い。一言で結構です。 〇二人の音楽生命を断ち切らないよう勝利判決を 求める内容 〇楽団のやり方はひどい、と告発する内容 〇自分と杉本さん布施木さんとの関わりと、人柄 から解雇されるような人ではない ……など、A4サイズに収まるように記載をお願 いします。最後に住所と氏名を入れてください。 「良くする会」にFAXをお願いします。 傍聴席を 埋めつくしま しょう。 FAX番号045-212-3178 杉本さん布施木さんの解雇を撤回させ、神奈フィルを良くする会 〒220-0031 横浜市西区宮崎町25 市従会館3F神奈川自治労連気付 Tel 045-212-3179 Fax 045-212-3178 URL http://www.kanaphil-yoku.sakura.ne.jp/ (1) 2・19 神奈川フィル不当解雇裁判で半日行動 早朝県庁前宣伝行動 横浜地裁前宣伝行動 10時頃には横浜地裁前に支援者のみなさんがぞ ろぞろと集まってきました。その数39人。神奈川 フィル原告2人の訴えやJAL争議団、愛名やまゆり 園不当解雇原告の岩元さんからも訴えられました。 横浜地裁前宣伝行動 裁判では被告側準備書面で主張した神奈川フィル 楽員の負う法的義務について、プロの演奏家として の義務、オーケストラの中での演奏者の義務、オー ケストラの中での楽団員の義務のいずれも二人は果 たしており、解雇が有効とする「客観的に合理的な 理由があり、社会通念上相当であること」には当た らないことを主張しました。 その後証人について、原告側は杉本さん布施木さ んの原告に加え、当時分会長だった只野さんが承認 され、被告側は永井県民ホール副館長、大橋ユニオ ン書記長、大石専務理事となりました。次回以降は 2回にわたり証人尋問が行われ、その後結審とな り、判決は秋にも出されることが予想されます。 裁判所にむけた「公正な判決を求める」要請署名 も始まります。ご協力をお願いします。 ★次回裁判 4月28日(火)13時30分~ ★次々回裁判 5月28日(木)13時30分~ 「良くする会」と県職労連は2月19日、横浜地裁で 神奈川フィル不当解雇事件第9回裁判が開かれるこ とから、早朝の県庁前宣伝、10時からの裁判所前 宣伝、11時からの裁判傍聴の3つの行動を行いまし た。 「神奈川県の指導性の発揮を」と訴え 早朝宣伝は各団体から15名が集まり、新庁舎・ 第2分庁舎・本庁舎の門前でビラ配布と訴えを行い ました。 訴えの中心は神奈川県の指導性を発揮して楽団の 違法状態を正すことです。一般の企業の違法行為で あっても行政処分が出れば知事が行政処分に従うよ う述べるのは当たり前のことで、楽団は、毎年2億 円近い補助金を受け、さらに黒岩知事自らが応援団 長となってブルーダル基金の取り組みを推進してき た団体です。 知事は今楽団の顧問の立場にもあります。その楽 団が違法行為状態にあることに対し指導するのは当 然です。さらに評議員である県民局長は「外部」の人 間はなく当事者だからこそ、指導すべきと訴えまし た。 4月12日には神奈川県知事選挙が行われます。 神奈川県は、神奈川県から派遣されてている理事 が出席する理事会で、杉本さん、布施木さんの解雇 を決定しました。 昨年の7月 24 日、神奈川県労働委員会は、神奈川 フィルハーモニー管弦楽団の理事らが神奈川県職労 連公務一般労組神奈川フィルハーモニー分会を嫌悪 し、弱 体 化 を 図 る た め、正 当 な理由なく分会役員で あった杉本正氏と布施木憲次氏を解雇したとして不当 労働行為による解雇を認定。二人の解雇は不当労働 行為であるとして「解雇の撤回と原職復帰」「解雇 通知以降の賃金支払い」「不当労働行為の事実を労 働者に周知する掲示掲出」を命令しました。 しかし、知事は楽団に対して2人を職場に戻すよう指 導することすらせず、「内部管理の問題ですから、コ メントする立場にない」と言い放っています。 神奈川フィル分会が所属する神奈川県職労連は、 今回の知事選で、「平和で明るい神奈川県政をつく る会の擁立する候補の支持を決めました。 みなさん、2人に冷たい知事の再選をストップさ せ、2人を一日も早く、職場に戻しましょう。 (2) 解雇事件後に加速する横暴な理事の運営 杉本 組合潰しが目的の不当解雇事件発生から現在 までの3年間、理事の横暴な楽団運営によっ て、神奈川フィル内部の状況がどのようになっ ているのかをお伝えします。 ♪ブルーダル基金活動の陰で 神奈川フィルの累積赤字解消のために始められた 「ブルーダル基金」ですが、この募金活動は楽員の 大きな犠牲の下に行われていました。 第一に、組合からのすべての労働条件改善要求は 「募金活動をしている手前、待遇の改善は出来な い」というひと言で門前払いされるようになりまし た。そして、それは現在でも続いています。 第二に募金を目的としたブルーダルコンサートと いう、ボランティア公演が業務の隙間を埋めるよう に開始され、これはチケット収入のない、いわゆる 「ただ働き」で、現在でも「お礼公演」の名で続い ています。 第三に、力を振り絞った演奏会の後に、休む間も なく募金箱を抱えて、最後のお客様が帰るまで、ロ ビーに立たされていました。演奏会の後は一刻も早 く身体を休め、次の公演の準備に取りかからなけれ ばならないのですが、この行事は現在でも募金箱の ない「お見送り」という形で続けられています。 正 の悪い厳寒や猛暑の体育館での出前演奏が増加する など、労働条件の悪化にも歯止めがかからない状態 です。 大石修治専務理事(元横浜ヤマハ)達の横暴な運 営の被害に遭っているのは楽員だけではありませ ん。ここ数年で約10人もの事務局員が大量辞職し ていることからも、この楽団の内部が蝕まれている ことがよく分かります。 ♪楽団の信用を失う無責任な運営 本来一つしか存在しない神奈川フィルを、大量の エキストラで水増しして同時に何カ所でも公演させ たり、団員が一人しかいない弦楽四重奏を「神奈川 フィル」として売るなど、運営倫理にも問題が出て います。 また、楽員には就業規則を盾に取り、懲罰を乱発 しているにもかかわらず、楽団は県労委の命令に未 だに従わず、違法団体となっていることは、楽団の 信用問題という認識を持っていないのです。 神奈川フィルを正常な健全な団体として再生させ るためには、飯岡樹副理事長(元横浜銀行)を中心 とする理事達の私物化の象徴である、この不当解雇 事件を一刻も早く解決させなければならないので す。 ♪楽員は「歩兵」という理事長発言 楽員の犠牲の上にブルーダル基金を成功させた平 野裕理事長(元神奈川トヨタ)は、公益法人移行の 際に楽員を集め、オーケストラを軍隊になぞらえ、 楽員を「歩兵」と言い放ちました。 組合は抗議をしましたが、録音を聞かせても「そ ういう意味で言っていないのだから、謝罪も撤回も しない。」と、楽員を卑下し従属させる趣旨の発言 に、全く反省の色がありません。世界中探しても、 これほど楽員がないがしろにされているオーケスト ラはありません。 このような発言をする理事長を容認し、音楽家に 対する敬意の欠片もない非常識な理事会だから、楽 員の立場を守る労働組合が邪魔で仕方がなかったの です。 当面のとりくみ ◎中央労働委員会 第4回調査傍聴行動 6月2日(火) ♪労働協約無視の荒廃した演奏環境 14時50分集合 組合軽視で楽員の演奏環境を守るためにある労働 協約も無視され、就業時間外の就業の強制や、本来 ならば宿泊すべき遠隔地への日帰り演奏、演奏環境 15時~ 終了後 (3) 第4回調査 報告集会 中労委控え室で 連載・・・Ⅲ 神奈川フィル音楽紀行 神奈川フィルハーモニー管弦楽団チェロ奏者 「鉄道ファン」 自 分 は、い わ ゆる「オ タ ク」で は あり ま せん が、鉄道ファンというか、鉄道が好きな人間です。 見るのも好きですが、乗るのも好きです。かといっ て、よくいる廃車寸前のレトロな車輛に乗ってノス タルジーな気分に浸る、というわけでもなく、乗り 心地の良しあしや車窓からの景色を楽しむことに主 眼をおいた、ホント、単なる鉄道好きですが。 今回の演奏旅行では、まずは群馬県の前橋に行く ということなので、高崎までの新幹線は、 間もなく開通する北陸新幹線用のE-7系車輛に、 そして前橋ではご当地鉄道の上毛電鉄に、それぞれ 乗車することを即決し、時刻表片手にスケジュール を作成。これも旅行の楽しみの一つといえますね。 新幹線はともかく、上毛電鉄は、前橋市の中心部 から赤城山の麓の町を巡りながら東へ向かい桐生ま での25キロを結ぶローカル線です。こういった機 会がなければ、乗車するチャンスはなかなかないと 思われる鉄道です。途中の赤城では、東武鉄道に連 絡しているので経営的に東武鉄道系列、車輛も東武 系かと思いきや、意外にも京王井の頭線で活躍して いた非貫通タイプのアルミカー。フロントガラスの 周りがブルーやピンク、ライトグリーンやレモンの カラーリングが印象的だった、あの電車です。 井の頭線、リニューアルされた現行の車は貫通型 になったとはいえ、カラーリングは先代を踏襲して いることもあって、上毛電鉄を走る旧型も少しも古 さを感じさせません。というか、ローカルな景色の 中ではむしろ新鮮に目に映ります。ただし井の頭線 ま場を たま5は願要る人川横 を し復足裁。す万前い請公のフ浜「多 ょ帰が判 。筆回し署正不ィ地裁く うをかに 」をのま名な当ル裁判の 。めり と目署す」判解管あ所支 勝 に援 ざに利 訴標名。ご決雇弦ては者 し2し とをこ協をを楽の行で え て人、 し上の力求撤団「 埋 まて回署をめ回員神くめ いのそ こ しいる名おるす2奈と尽 き職れ がく でし きま なし いょ とう い。 う」 方 は 、 瀧本哲彦 時代には5両編成 だ っ た も の が、今 は2両編成のワン マン。 出発前の車内 で、ま だ 2 0 歳 代 と思われる若い運 転 士 に、私 よ り ずーっと経験豊富 な三人組のお姉様 が、挨 拶 や 世 間 的 に花を咲かせる光景や、自転車を車内持ち込みする 様子を見ていると、ローカル線ならではの風情を感 じられてほのぼのとした気持ちにさせられます。 話は変わりますが、数年前の演奏旅行で三重県の 四日市へ行きました。名古屋からの近鉄線、大阪の 鶴橋までノンストップの特急「アーバンライナー」 が走っていたのですが、神奈川フィルの誰とはいい ませんが、発車間際に飛び乗って、さあ大変。まあ 普通なら、諦めて大阪まで行って折り返して来ると 思いますが、なんと「降ろせ降ろせと駄々をこね」 途中で緊急停車させて、しかも運転席の扉から退出 した、という強者がいたそうです。近鉄はその後の ダイヤ改正で、津と大和八木にも「アーバンライ ナー」を停車させました。 今回の解雇問題、真の解雇理由はここにある、一 部ではまことしやかに囁かれています。 あれ、何かまずいこと、書いちゃったかな? とと( もい火 にう) 川崎でも反響 杉山、 神奈フィル不当解雇事件宣伝 本場5 さを月 んむ2 聞は布 取訴や幕件てが期 が神川 布か8 「 い 「 る 行奈崎3 す 1 え 支 の で 演 良 多 を 施え日 木ま(横て署る時とを援見こしく奏くわフ駅月 さす木浜く名こ間い聞者てとた、会すれィ前1 ん。)地るはとでうきの、をの川前るまルの日 方やが約状、み杉知で崎に会し良「、 を裁が 裁 もっで3況すな本ら、で行とたくミ冷 裁 励判 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