大学名の変更について(お知らせ)

平成 27 年3月 17 日
皆様
学校法人享栄学園・理事長
垣尾和彦
鈴鹿国際大学・学長
市野聖治
鈴鹿短期大学・学長
出雲敏彦
大学名の変更について(お知らせ)
拝啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
平素より本学の教育・研究活動に対し、格別のご高配を賜り厚くお礼申し上げます。
さて、本学は平成 27 年4月 1 日をもって大学名を「鈴鹿国際大学」
、
「鈴鹿短期大学」から、
「鈴
鹿大学」
、
「鈴鹿大学短期大学部」に変更致しますことをご案内申し上げます。
鈴鹿国際大学は平成6年に、鈴鹿短期大学は昭和 41 年に開学し、それぞれ 20 年、48 年の歴史
を重ねてまいりました。昨今の急激なグローバル化の進展と教育・研究分野の変化等の状況を鑑
み、教育サービスの一層の充実と大学運営効率向上のために組織の統合をはかり、同時に大学名
も変更することに致しました。
1)四年制大学においては、従来から国際力向上を志向し、「世界」に力点を置いてきましたが、
昨今の「地方創生」政策にも見られますように、地域に確たる基盤を固め、「国際」と「地域」
の融合に重点をシフトすることが求められています。今後は「地(知)の拠点」としての存在
感を増す所存です。
2)短期大学においては、開学以来、鈴鹿市をはじめ三重県各地や県外へ栄養士・養護教諭・保
育士・幼稚園教諭など実践的職業人を輩出し、地域に役立つ大学を志してまいりました。今後
も、これまで通り専門性を追求すると同時に、大学との連携強化を図り、教育改革を進めてい
く所存です。
名称変更に伴う教学内容の低下は一切ございませんので、どうぞご安心ください。むしろ大学
と短期大学のカリキュラムの融合を促し、それぞれの授業を履修できる方向で進めており、幅広
く学ぶ機会の提供が可能になります。またクラブ活動への相互参加や、大学祭などの各種イベン
トやオリエンテーションの共同開催を通じて、必ずやより一層充実した学生生活に資することが
できるものと確信致しております。
今後は新しい名称のもと、教職員一同が教育・研究・社会貢献活動により一層積極的に取り組
み、地域に愛され、より高い評価をいただけるよう努めます。
各位のご理解と、今後ますますのご協力・ご支援をよろしくお願い申し上げます。
敬具
【注】平成 26 年度以前の入学生(新 2 年生以上)に対する学位記(卒業証書)は、それぞれ「鈴
鹿国際大学」
「鈴鹿短期大学」名で発行されます。
名称変更以外の主な改革については、以下のとおりです。
1 大学学部設置について
従来の国際人間科学部カリキュラムを「国際」と「地域」の融合と言う視点から見直し
て刷新しました。今回、同一名称ながら新たな「国際人間科学部」として、文部科学省よ
り設置が認可されました。
新「国際人間科学部 国際学科」は、学びの構成を、大きく2つの系、ビジネスマネジメ
ント系と多文化共生系とし、それぞれに3つの領域があります。
2 大学院の充実
新しい研究分野を導入し、入試方法も拡大し、地域社会に必要とされ、より学びやすい
大学院を目指します。
(1) 学部との一体性、一貫性を持たせ、新たに、国際スポーツ経営学研究を導入します。
(2) 入試制度においては、
① 学部3年修了時に、大学院に入学できる飛び級入学制度を導入し、優秀な学生に1年早
く大学院の教育機会を提供します。
② 十分な実務経験と一定の研究レベルを有する社会人を対象に、早期に仕事に復帰できる
よう1年で修士号を取得できる有職者社会人 1年制コースを導入します。
3 専攻科の新設について
短期大学部に、専攻科「こども教育学専攻」
(定員5名)を新たに設置します。幼稚園教
諭1種免許状が取得可能となり、学位「学士(教育学)
」が取得できます。
本学には、既に養護教諭の養成のための専攻科「健康生活学専攻」(定員5名)があり、
平成 27 年度三重県教員採用選考試験に現役合格を果たしています。
4 こども学専攻の定員増
地域の保育士不足の課題に貢献するため、平成 27 年度入学生から、現在の入学定員 70
名を増員して 90 名とします。
以上