魚津市立片貝小学校 学校だより 第13号 平成27年3月17日(火)発行 <学校教育目標> 豊かな心とたくましい体をもち、 学びを楽しむ子どもの育成 <育てたい子ども像> な か ま 1年間 仲間を大切にする子 体をきたえる子 学びを楽しむ子 ありがとうございました 校長 山田 美稔子 2月28日(土)、雪割り集会「6年生を送る会」を行いました。それ ぞれの学年が趣向を凝らし、心のこもった送る会になりました。特に5年 生は、自分たちの出し物の練習と併せて、集会自体の企画、運営を担当し ました。10名の子供たちが、それぞれの役割を自覚し、協力しながらが んばっていた姿はとても立派だと思いました。先輩の6年生からのバトン がしっかり受け継がれたように感じました。また、集会にはたくさんの保 護者やおうちの皆さんにおいでいただきました。お忙しい中、一緒にお祝 いをしていただき、本当にありがとうございました。 【下向きに小さい花を咲かせる 春告げ桜 キンキマメザクラ】 【たくさんの花が一気に咲く ソメイヨシノ】 ところで、北日本新聞の記事「自然大好き -ねいの里だより-」には 自然や動物等の興味深いことがよく載っています。11日の記事は「桜」 についてでした。桜は、日本人に最も好まれる花とか。寒い冬を耐えて、 春が来ると一斉に咲き、強風が吹いてもなかなか散らずがんばるのに、や がて散る時期が来るとわずかな風でも花びらを落としていく…そのいさぎ よさが好まれるのでしょうか。 この記事を読むまでは、だいたい桜とはそういう華やかなものだと思っ ていたのですが、左の中央の写真の「キンキマメザクラ」という桜は、い わゆる山桜で、北陸に一番初めに春を告げる桜なのだそうです。山里にあ って派手でなくひっそりと、ぽつぽつと花を付け、それも下向きに小さな 花を咲かせ、けなげに春を告げているというのを知り、何ともいえず心に 残りました。 開花時期が気になったので、「ねいの里」の事務所に問い合わせてみた ところ、今年は開花が遅く、3月末頃からぽつりぽつりと順番に咲き続け るそうです。満開の桜ももちろん素敵ですが、春休みに「ねいの里」を散 策しながら、「キンキマメザクラ」を見るのもよいかなと思いました。 3月は別れと旅立ちがあり、どうしても感傷的になる季節なのかもしれ ませんが、「人はそれぞれに置かれたところで一生懸命咲く」という言葉 と重なって、自分もそうでありたいと思いました。 さて、明日はいよいよ卒業式です。今年度卒業する6年生は、入学以来 1105日間の小学校生活を終えて本校を巣立ちます。13名の6年生の これからにたくさんの幸せが訪れることを、全職員で祈りながら卒業式に 臨みたいと思います。 終わりになりましたが、今年度も本校の教育活動に温かいご理解とご協力をいただきました。心からお礼申し 上げます。卒業式が終わると、あっという間に春休みに入ります。春休み中の生活については、学級で指導をし ますが、交通事故や事件に遭わないよう、元気に次の学年の準備ができるよう声をかけていただければ幸いです。 バラエティに富んだ出し物に 下級生の精一杯の気持ちを感じ た素敵な送る会でした。 保護者の皆様から 初めて雪割り集会に出席しましたが、5年生がそれぞれ司会も務め、学年ごとにすごく練習したんだなあ と思いました。音楽のチョイスもよくて感動しました。先生方の歌もよかったと思います。流れで花道にも 参加してしまいました。片貝小学校で卒業させてやりたかったとつくづく思います。 (1年生保護者の方から) ※ この他にも「よかった」「楽しかった」「みんながんばっていた」という感想をいただきました。
© Copyright 2025