市民リポーターの「笑顔にあいたい」(PDF:1.5MB);pdf

子どもまで、7部門65チームが参加しました。どっしりと腰
を落として引っ張り合う一進一退の攻防。力強い戦いがあち
らこちらで繰り広げられ、会場は熱気に包まれました。
に、住宅用火災警報器の設置などを啓発しました。
子どもたち、桜咲く春の日岡山公園、
東神吉小学校の5年生は給食の生ごみからたい肥を作り、ジャガイモの植え
のバランスも考慮しているそうです。
やけど、たこの模様が国旗やねんな﹂
タイトルには少しひねりを利かせ
るのがポイント。撮影者が考えた案
を基に、思い浮かんだ題を次々に口
にします。﹁これはたこ上げの写真
﹁世界中の国旗やし﹃万国旗﹄は?﹂
﹁そうやなぁ∼﹂﹁﹃舞い上がる万
国旗﹄?﹂﹁それや!﹂
これだ! とパッと決まるときも
あれば、かなり時間をかける場合も。
タイトルと共に、撮影場所も記載し
ます。フィルムカメラにこだわって
写し続けている中島豊一さんは﹁撮
影地でいろんな人と話し、交流する
中で楽しい写真が撮れるんです。こ
の地を代表して撮らせてください∼
言うて。展示会にも来ていただいた
りしてね﹂。そうして準備を整えて
迎えた展示会初日。言葉通り、訪れ
た多くの人と温かく交流しました。
永遠に切り取られたたくさんの〝ま
ち〟。貴重な一瞬一瞬を、後世に残
していってくださいね!
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した。
とも呼ばれるチャパティを教わりま
った本場のカレーと〝インドのパン〟
ーなど独特の香辛料をふんだんに使
を迎え、ガラムマサラやコリアンダ
料理教室。講師にインド出身の女性
別府公民館で開かれたインド家庭
異国の味を家庭でも
写真展当日の搬入作業。メンバーで協力しな
がら、一枚一枚心を込めて展示していきます。
入園入学、就職、転勤⋮春は出会いの季節であると
同時に、別れの季節でもありますよね。人と、学校
と、家と、まちとの別れ。〝今〟はいつか確実に〝あ
の頃〟に変わり、記憶の彼方へと少しずつ消えていき
ます。だから、たくさんの思い出を写真に残しません
か? 移り行く日常の1コマを切り取る﹁加古川風景写真
クラブ﹂さんに行ってきました!
ーンが行われました。「火の用心」の呼び掛けととも
り、プリントしたものを毎月の例会
に持ち寄って、メンバー全員で批評
します。以前は一緒に撮影に行くこ
ともあったそうですが、何といって
も場所は生まれ育ったまちの中。わ
ざわざ集合するまでもなく、自然と
カメラを構えるようになったそうで
す。
そうやって撮りためた中から選り
すぐり、年1回主催する﹁東はりま
風景写真展 ∼わがまち撮り歩き﹂
で披露します。この日はまさに、今
年の準備の真っ最中! 選出した写
真の検討と、タイトル付けを行うん
ですって。さっそく見せてもらうと
⋮あれ? 風景ではなく、人が中心
でもOKなんですね?
﹁服装や化粧などの風俗も含めて
時代の風景やからね。その時その時
のありのままを残していかなあかん
のですよ﹂とメンバーの西浜彰夫さ
ん。紅葉の中で元気いっぱいに笑う
生ごみを微生物の力で分解し、たい肥に変える「段ボールコンポスト」。
あいあいと活動しています。
防運動”に伴い、JR加古川駅前で火災予防のキャンペ
ノスタルジックな銭湯の入り口、升
田のかかしなど、モチーフは多岐に
渡ります。メンバー間で重複した場
合は、話し合って一方を選出。全体
給食ごみのたい肥で大きくなぁれ
まちで一番栄えた商店街がシャッ
ター街に、瓦に障子の和式家屋が駐
車場に︱。避けられない時代の流れ
に反し、永遠に元の姿のまま留まり
続ける写真。そこには、日本人ひと
りひとりの心の中の原風景がありま
す。加古川風景写真クラブは、失わ
れつつある古き良き日本と、新たに
生まれる時代の対比を写真に残して
います。
代表の竹中計夫さんは、趣味で写
真を撮り続けて 年。〝作品〟では
なく〝まち〟の記録を地元生まれの
人で残していこうと、同級生の納庄
昭雄さんに声をかけ、2人でクラブ
を立ち上げました。趣旨に賛同する
人が次第に増え、現在は6人 で和気
﹁技術力を高めるというのが目的
ではないので、人によっては下手く
そな写真だと思われるかもしれませ
ん。ただ、親しみを持てるような一
枚を撮り続けています。﹃ここどこ
かで見たなぁ!﹄と思ってもらえた
ら﹂と竹中さん。撮影範囲は加古川、
高砂、播磨、稲美の二市二町のみ。
個人で自由気ままにシャッターを切
木のぬくもりに触れる
木のぬくもりを感じ、森林の大切さと自然環
境を学ぶ〝木育〟が加古川中学校で行われまし
た。生徒たちは森の成長サイクルや間伐材の利
用 法 の 講 演 を 聴 き 、 カ ン ナ が け を 体 験。普段触
3月1日から1週間にわたり実施される“春の火災予
< 取材メモ> 旅行などの特別な機会に撮ることの多い写真ですが、当たり前に存在しているこの風景こそ、未来の自分のために残すべきかもしれませんね。
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れる機会の少ない木材に親しみました。
住宅用火災警報器を設置しましょう!
加古川風景写真クラブ
総合体育館で行われた加古川カップ綱引大会に、大人から
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坪山 美幸の
市民リポーター
●と き 第2水曜日午前9時 分∼正午
●ところ 東播磨生活創造センター
﹁かこむ﹂
●連絡先 ☎079・426・7318
︵竹中さん︶
絶対勝つぞ! 白熱の綱引大会
付けをしました。「大きくなぁれ!」とたい肥を畑にたっぷり加えました。