“給食費の値上げ”は、認められない 市民の願いを応援します! 国会で残業代ゼロ制度、 長時間労働に切り込み、正 請願「子どもを大切に、おいしい学校給食を願う件」 面から政府に是正を迫った、 日本共産党志位和夫 委員長が一宮市に来ます。 3 月 16 日、「経済教育委員会」紹介議員・日本共産党尾関 宗夫議員の意見を要約して紹介ます。 新聞報道 2 月 6 日付「アレルギー対応で後退した事例」、2 月 16 日付「一宮公立小中 14 校の給食提供、配送車不足 2 時 間を超過」と、いずれも一宮市を名指しで、厳しい指摘がさ れています。当局弁明はあるものの、現実否定はできません。 このような時、給食費の再値上げです。4 月からの値上げで、 小学生と中学生の子どもが一人ずついれば、年間で 1 万円を 超える値上です。 昨年、4 月には消費税率が 8%に上ったことで値上げしまし た。消費税増税による日本経済の低迷が続いており、保護者 の家庭も例外ではありません。 昨年、増税分について、県下、68%の自治体では値上げをし ていないのです。一宮市の 4 月からの再値上げは、旧尾西・ 木曽川地域の自校方式給食費とセンター方式給食費の違い を、無理やり統一しようという狙いがあります。 “給食審議会”議事録から見えてくる「先ず、統一ありき」 の方針で決定されたものです。今後、消費税率が 10%になっ たら、再々引き上げとなることでしょう。 本来、学校給食は教育の一環として国・県と一体になって給 食費の無償化を目指すべきと考えます。国・県に給食費への 負担求め、値上げは中止すべきです。 3 月 29 日(日) PM13:00~13:40 尾張一宮駅東口で街頭 演説会を行います。 ぜひこの機会に日本共産党の話をお聞きください。 特別養護老人ホーム 65 歳以上 10 万人当り 全国最低の愛知県は 22000 人の待機者 一宮市で特養ホームに申込むと100人待ち、他の特養ホ ームでは200人待ち、これが全国最低の愛知の実態です。 県の特養ホーム建設補助金はこの12年間で42億円が30 億円も削減で12億円に、2兆円儲けのトヨタの「ラグーナ 蒲郡」の赤字には70億円も県民の税金を注入、天竜川から のパイプラインがあり、水不足の心配ないのに、県負担14 00億円の設楽ダムを建設しようとしています。県議はみん なこれらに賛成でした。 給食は、自校方式でおいしく、あったかい提供を 調理後、子どもたちが食するまでに、2 時間超過の学校は、 3 校か 4 校といいます。しかし、調理してから食するまで 1 時間以上過ぎてから子どもたちの口に入ること事態が、異常 だと思わないことに異常を感じます。 さいたま市は現在、小学校 103 校、中学校 57 校あります。 平成 13 年に 3 市が合併し、15 年に政令市となりました。さ らに 17 年にも岩槻市と合併しています。 この頃から、給食について地場産を中心に、自校で調理し、 子どもたちには、あたたかいままで食べれるようにする。自 校方式に切り替えることに取り組み、同時に食育にも力を入 れてきました。 残るのは、小学校・中学校各 1 校です。健康教育課は「27 年度中には、すべて自校方式給食に変わります。」と、嬉し そうに言われました。同じ合併で進めてきた事業の違いがこ こに見えます。 身近な調理場で準備していくことで、子どもたちと調理員 とのふれあいを密接なものとし、食べる楽しみがさらに増し ていくことでしょう。子どもたちにとっても大きな力になり、 将来への育成へと発展していくことでしょう。 自民党のポスターには「生活応援宣言」「暮らしの豊かさ をすみずみ」とあります。生活を一番苦しめている『消費税 増税をやめてください。』の請願に反対して、年金を引き下 げて、『国保税の補助金カット 』『特養ホーム補助金カット』 をしている姿は、「生活破壊宣言」「暮らしの貧困をひろげ る」自民党なのでは! アベノミクス3本目の矢「成長戦略」は労働基準法で定 められた労働時間規制を死文化させ、憲法や労基法が定めた 労働者保護の基本原則を根底からくつがえす労働者への攻撃 で、残業代まで奪い取る「残業代ゼロ」制度、、労働者派遣 法の改悪 は、正社員の派遣労働者への置き換えが進む内容に なっています。期限制限3年も取り払われています。 19カ月連続賃金前年度比 マイナスの上に更に労働者の 賃下げ、労働者保護を奪って 給食は自校方式で、存続は当然の願い いくもので、止めさせるため 自校方式の尾西、木曽川地域の子どもや保護者から、「給食は とてもおいしい、この給食を続けて」と、要望が寄せられます。 「自校方式の学校給食を存続し発展させてほしい」という願い は当然であり、守っていくべきと考えます。 (尾関 宗夫) に日本共産党は全力で取り組 みます。 (いたくら正文) 1 経済教育委員会で不採択! 値上げの最大の理由は、給食費の統一! 「子どもを大切に、おいしい学校給食を願う件」 3/16 教育文化部長は、給食費の値上げの理由を、「食材費の 高騰」しか述べませんでした。 しかし、その理由だけでなく、 議員に報告資料として配布された 「給食費の改定のお知ら せ」 には、食材費の高騰だけでなく、給食費の統一と明記さ れています。 学校給食審議会での会議録でも「価格の統一が最大の 懸案事項」と、関係者が述べています。 経済教育委員会で「子どもを大切に、おいしい学 校給食を願う件」についての審議が行われ、傍聴しました。 <請願項目> 1、4月からの学校給食費の値上げを中止してください。 1、一宮地域のマンモスセンター方式をやめ、計画的に 自校方式に切り替えてください。 1、尾西・木曽川地域 さい。 一宮地域の10円の値上げは必要ありません ! の自校方式を今後も継続してくだ 一宮地域は、尾西・木曽川地域より 10 円余分に値上げしなけ れば、同一金額にならない(もとも 10 円安い)ので、ヨーグルトや ココアパウダーで合わせるという、ひどい内容です。 センターは、貯蔵スペースや運搬コンテナ等の設備面での制約 があり、値上げ分を調理内容の改善に活かすことができないから です。 一宮地域の 10 円は少なくても不要な値上げです。 それなの に、どうして給食費を統一しなければいけないのでしょうか? それは残された審議会の任期で調理方式を統一したいという、 当局の思いが見え隠れしています。 給食費を大幅に値上げすることは、中止すべきではないでしょ うか? 紹介議員・日本共産党尾関宗夫議員の意見 (1 面参考) 給食費の値上げは、保護者に大きな負担となる。 今回の値上 げは、旧一宮と尾西・木曽川地域を無理やりに統一するもの。 国、県と一緒になって無償化をめざすべき。 また、 さいたま市や 高崎市は、合併後、センター方式を自校方式に切り替えている。 一宮市で、できないことはない。 市当局(教育文化部長)の説明は 食材が高騰しており、このまま据え置くことは、質の高い給食 を提供する、栄養バランスを考慮しても無理がある。 また、一宮と尾西・木曽川の調理方式をどのようにしていくの か、給食審議会で審議をしていただく。 その結果を参考にして、方 向性を考える。 傍 聴 しましょう。 経済教育委員会では「不採択」となりましたが、24 日(火)、 3 月議会閉会日に、本会議場で請願の採決を行います。議員全 員の態度を見守るとともに、ひきつづき議会や市政に市民の願い 各委員の態度・意見は を届けていきましょう。 ★ 大津純委員・食材の高騰で、給食の質を維持する上で、値上 げはやむを得ないと考える。 今後の調理方式については、審 議会でしっかりとした審議が行われるようで、見守っていく。 ぜひ傍聴しましょう。 *会派別の議員一覧 (敬称略) ★ 新政会(11 名) 小澤達弥、渡部昭、野村直弘、和田彌 一郎、渡辺之良、岡本将嗣、足立樹丘、井上文男、浅井 俊彦、横井忠史、花谷昌章 ★ 野村直弘委員・給食費の自己負担分は必要。 食材の高騰で 時節柄やむを得ない。 調理方式について(請願者は)すべて 自校方式への方向なのか? 審議会の方向を見守りたい。 ★ 政心会(10名) ★ 渡辺宜之委員・食材費の高騰という当局の説明は、理解でき る。 値上げはやむをえない。 調理方式については、 審議会 の審議を見守る。 ★ ★ 服部修寛委員・給食は安全が第一。食材の高騰でやむを ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ えない。学校給食費は、一宮と尾西・木曽川で一緒にな ってありがたい。同じ金額でないとおかしい。 * 発言したすべての委員は、以上の理由で「請願は不採択」 と主張。委員会としては、出席した全員(委員長を除く) で「不採択」としました。 * 経済教育委員会委員は 10 人。委員長・足立樹丘、副委 員長・水谷千恵子、委員・高木宏昌、大津純、浅井俊彦、 渡辺宜之、服部修寛、太田文人、野村直弘(敬称略) 松井哲朗、日比野友治、太田文人、大津 純、森利明、竹山聡、八木丈之、京極扶美子、高木宏昌 浅野清二 公明党(5 名) 渡辺宜之、原勲、平松邦江、柴田雄二、 水谷千恵子 いちのみや改革クラブ(2 名) 西脇保廣、末松光生 一宮市民クラブ(2 名) 倉石義夫、服部修寛 創生会(2 名) 山田弘光、犬飼万壽男 日本共産党一宮市議会(1 名) 尾関宗夫 愛西会(1 名) 谷祝夫 希望日本一宮(1 名) 安田誠 自由民主党一宮市議会(1 名) 伊藤裕通 薫風会(1 名) 小島薫 (ひこさか * 一宮市議会には、4つの常任委員会(企画総務、福祉 健 康、経済教育、建設水道)があり、議員(現在 37 人) は、いずれかの委員会に所属しています。 2 和子)
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