【3月号 2015.3.25発行】 http://www.oiden-sanson.com 3月号 2015.3.25発行 旭地区にIターンし農業を営む 1 日目④宇宙(そら)の家 横江夫妻を訪問。 取材を取材!密着レポート 間伐して伐り出した薪を、軽トラに積み込み 出荷するところを取材。 夫妻が販売している 名古屋コーチンの平飼い卵を丸飲み! 韓国国営放送︵KBS︶が 農山村の各地を取材 1 日目①てくてく農園 1 日目③旭木の駅プロジェクト このコーナーでは、おいでん・さんそんセンターの活動を支える 「プラットホーム会議」のメンバーが、農山村で気に入っている 【日時】4 月 5 日(日 )13:00 ∼ 17:00(開場 12:30) 「場所・コト・モノ」などについて語ります。 【場所】中部大学名古屋キャンパス 6階大ホール (名古屋市中区千代田 5-14-22 JR 中央本線「鶴舞」駅 名大病院口北口すぐ、駐車場なし) 【内容】●小田切徳美氏講演「田園回帰ー新しい地域と社会 豊田市矢作川研究所 主任研究員 のカタチー」●塩野米松氏講演「手業の心、職人という生き方」 洲崎燈子 ●トークセッション「これからの社会のカタチ」●豊森なりわ い塾第5期 説明 【申込締切】3 月31日 ( 火 )18:00 まで【入場料】無料 【WEB での申込】豊森ウェブサイトの申込みフォームにて 東京で大学院生をしていて、初めて 【問合せ】豊森なりわい塾事務局 公開講座担当 植物調査のアルバイトで矢作川に来 名古屋市東区代官町 39-18 日本陶磁器センタービル5−D (特定非営利活動法人 中部リサイクル運動市民の会内) ることになった時、「大企業の城下 ℡ 052-936-0511fax 052-982-9089 [email protected] 町だし、きっと大した川じゃないだ URL http://www.toyomori.org ろう」と思いました。ところが現地に出向いて岸辺に緑が あふれる自然豊かな川を目の当たりにし、驚きに打たれま れるコンクリート三面張りの排水路だったので、こんな川 が流れる町に住み、川を泳ぐアユについて熱く語る住民の 【場所】豊田市東萩平町(安藤宅裏山) 以降 2016 年 3 月まで、月1∼2回程度開催予定 【内容】木の上に登ったことはあるかい? 存在は私にとって新鮮でした。矢作川の上∼中流では水辺 木はボクたちにこっそりと遊びの楽しみを教えてくれるんだ。 愛護会の方々が、護岸のため河辺に植えられた竹の間伐や 木と共に、木を活かしながら ボクたちだけの秘密基地を 一緒に作ろうよ! 草刈り、ゴミ拾いの活動をして下さっています。美しく整 旭・足助 【参加費】12,000 円/ 1 家族(初回のみ )2016 年 3 月までの 月 1 ∼ 2 回程度の参加含む)※事故等はすべて自己責任です。 【定員】30 家族(先着) き抜ける河辺 【服装など】山で作業できる服装、昼食持参 【主催】あさひ薪作り研究会 は、今も私の心 問合せ先に、氏名、性別、生年月日、住所、電話番号を 電話またはメールで申し込み る第二の故郷 日∼ 23 ★申込締切 4 月 20 日(月)17:00 まで 〝里川〟の光景 その他の情報は です。 チェック! 【問合せ】090-4790-9364 センターHPを [email protected]( 安藤) センター長の ミライの フツーに向かって! 生業︵なりわい︶ 検索 人 と人、 都 市 と農 山 村 が支 え合 う 持 続 可 能 な おいでん・さんそんセンター 社 会 づくりがセンター のミッションである。 農 山 MAIL:[email protected] 村が持続可能であるためには、 暮らしの糧を得る おいでん・さんそんセンター 月に 「スモールビジネス研究会」 11 生業が必要であり産業の振興が図られなければな 年 25 らないが、 センターの手に余る課題である。 センタ ーでは、平成 を立ち上げ、 地域における 「つとめ」を果たしな がら暮らしをつなぐ人たち (農的暮らしを志向す る人 たち)の生 業 について密 度 の濃 い調 査 と検 討 をしてきた。 農との関わり程度7類型、 農プラスαのビジネス 8分 野、 この組 合 せが無 数 にあること、 プラスα の小 仕 事 を幾 つも持 つ多 業 によりリスク分 散 が図 られていることなど実 に多 様 な農 的 暮 らしが既 に 営まれていることが分かった。 農山村での小仕事づくりをテーマとしてスタート した研究会であるが、 既にある農的暮らしを見え る化することで、UIターンを志す人たちを応援す ることができると考え、 暮らし見学ツアーを行う 豊田市 企画政策部 企画課 「住み開きチーム」、 女性目線のガイドブックを出 版する 「出版事業チーム」、 女子の小仕事づくり に取組む 「あぶく銭チーム」を編成し、 ビジネス として検討を進めている。 眉間に皺を寄せて悩みを語り合うことも必要か もしれないが、 楽 しいことを 「乗 り」で進 める先 に持 続 可 能 な農 山 村 の生 業 のヒントはあるよう に 思う。 (HP「地域スモールビジネスの創出」参照) 日にかけて、韓国国営放送︵KBS︶のドキュメ 25 【申込】新規会員は 4 月1日から受付、継続会員は只今受付中 を癒やしてくれ 2月 ンタリー取材スタッフの皆さんが、取材に来られました。近頃の 日 本 の 若 者 た ち に 見 ら れ る、農 村 回 帰 の ム ー ブ メ ン ト に つ い て、 テーマを﹁スローライフ﹂として制作するとのこと。 韓国では競争社会が激しく、﹁スローライフ﹂が浸透していない (次ページに続く) 冬の時間を活かして、山仕事を学ぶ 『半農半林塾』を取材。 の だ と か。豊 田 市 は 世 界 か ら 見 る と﹁工 業 の ま ち﹂。つ ま り 経 済 毎月 1 回、地域の若い女性たちが、おやつを 持ち寄りおしゃべりをする『お茶会』を取材。 取材陣は、こんな静かな山奥で子どもたちの 笑い声が響いている、と感激していました。 競争のまち。そのまちがなぜ都市と農山村の交流に力を注ぐのか。 1 日目②半農半林塾 その疑問に答えるために、センターが各地を案内させていただき ました。 お昼には、地元名物五平餅を体験。 ∼世界にひとつだけのボクたちの秘密基地!∼ season2 (日) 【日時】4 月 26 日(日 )10:00 ∼ 15:00 A S A H I ・ A S U K E 2日目①福蔵寺・お茶会 ツリーハウスをつくろう! 4/26 した。生まれ育った都内では、川といえば住宅地の中を流 「牛乳の味がする!」と絶賛。 1 日目・昼食 「これからの社会のカタチ∼何を大切にして生きるのか」 (日) 備され、風の吹 電気代ゼロ(オフグリッド)で暮らす 宇宙(そら)の家を訪問。 小学校 1 年の娘さんが、薪風呂に火を 付けるところを撮影。 豊森なりわい塾公開講座 2015 4/5 センター長 鈴木辰吉 〒444-2424 豊田市足助町宮ノ後26-2(足助支所2階) TEL:0565-62-0610(直通) FAX:0565-62-0614 開所時間:午前8時30分∼午後5時(土日祝日・年末年始除く) の連携だと感じました。 豊田の前に取材をしたアメリカでは、田舎に農園付き 団地をつくって定年後の移住者を受け入れていて、現 状では、韓国もその方向に向かっているそう。 2月 周年プロジェクト とよたのチカラ!満サイ展 ‐ ﹂が行われ、多くの 年祭 ‐ 来場者でにぎわいましたました。﹁新☆豊田市 年の取組 日︵日︶、スカイホール豊田にて、﹁新☆豊田市 新☆豊田市 年祭 とよたのチカラ!満サイ展 新☆豊田市誕生 発見があると良いなと思います。 方にも学生さんにも、お互い新しい た。こういった研修により、地域の 策をグループワークで検討しまし ました。翌日は、農山村の課題解決 町の皆さんと地域を見て歩いたりし た 。 一 日 目 は 、 ㈱ M e- a s y の 戸 田さんの話を聞いたり、旭地区笹戸 したいと声を掛けてくださいまし て、ゼミ合宿で同じような取組みを のインターンシップの取組を知っ んセンターが昨年行った大学生向け 学の学生さんが、おいでん・さんそ 日︵月︶、名古屋外国語大 東古萩 ら大 し学の 日 名 屋平 外暮 国語 ゼ参 ミ観 合宿 移住者のコミュニティ、そして地域の方々の熱意。そ 功労者感謝状贈呈式﹂において、農山村部では〝豊森実行 年の取組につ 委員会〟〝㈱M ‐ easy〟 〝千年持続学校〟など、多数 の団体がこの 日︵土︶、岐 阜 県 大 られました。足助地区にある 移住・定住の取組の視察に来 空き家発掘や移住者を受け入 区敷島自治区︵東萩平町︶で ち づ く り 協 議 会﹂の 方 々 が、 の 家﹂を 見 学、最 後 に、旭 地 移住定住に取り組む考え方を の 生 活 を 求 め て い る よ う で、 とのつながりも重視しながら 増 や す!と 聞 い て な る ほ ど と 変えないといけないと思っ 参 加 者 の 方 か ら は﹁情 熱 の 思 っ た。﹂﹁空 き 家 対 策 に つ い れる為の活動をされている方 移住者である戸田友介さんの ある地域の人たちの言葉が素 て、や は り 中 心 に な る 方 の 努 里山くらし体験館〝すげの里 取組についての話と、おいで 晴らしい。全てに感銘を受け 力がいかに大切かを感じまし た。﹂﹁地 域 の 受 入 れ 体 制 と し ん・さんそんセンターから﹁農 た。﹂﹁移 住 し て い る 人 は、共 た。﹂などの感想がありました。 のお話を聞いていただきまし 山村の現状と課題﹂の講座を 通の雰囲気がある。私の世代 〟では、薪ボイラーなどを見 聞いていただきました。昼食 はまず経済を考えるのが普通 て、人 口 を 増 や す よ り 人 材 を オフグリッドの﹁宇宙︵そら︶ あ る が ま ま、し か し、人 と 人 の 手 づ く り お 弁 当。午 後 は、 間らしい生き方、自然のまま、 上石津まちづくり協議会視察受入 月 I N A B U 学。旭地区にある福蔵寺では、 た。 垣市上石津町から﹁上石津ま A S U K E 下 / 旭地区東萩平町で移住・定住の取組についての説明 は稲武地区に移住して夫婦で の﹁農家民泊研修会﹂が開かれ ました。講師の井上弘司氏のお 話は、共感できることが多かっ た で す。﹁グ リ ー ン ツ ー リ ズ ム =体験を用意﹂ではなく、お客 さんが自由に考え行動できる場 を提供するということ。田畑や 古民家といった里山の暮らし・ 景観や自然、地域の人との交流、 地域独自の食べもの、それらは 農 山 村 の 観 光 資 源 で あ る こ と。 地域内でやりたいことを共有す る、若者と女性に活躍してもら う、ということ。何度も来てく れる人を大切にすること。居場 所があれば通ってくれ、移住に つながることもあります。色々 と再確認することができた一日 でした。。 このマークがついている記事はおいでん・さんそんセンターが関わっています。 A S A HI 中 / 宇宙(そら)の家について名古屋大学高野教授より説明 だと思っていたが、彼らは人 File.4 日、杉 本 町 で と よ た 都 スタッフミニコラム 市農山村交流ネットワーク主催 月 おいでん・さんそんセンター 家具工房を営む松島知美さん 日︵日︶、豊田市民文化会館で行われた農村舞台アー ヶ所も確認されている農村舞台とアートの可能性を探る 日︵金︶から、同会館の展示室でアート作 日︵日︶の午後からは、ライブとシンポジウ 関係性など、本質に迫る対談が行われました。今後の展開が楽 澤寅雄さん﹂が登壇し、農村舞台という場の力、舞台と観客の 部和美さん﹂を、モデレーターにはニッセイ基礎研究所の﹁大 ディレクターの﹁相馬千秋さん﹂と、ジャーナリストの﹁奈良 フラムさん﹂や、フェスティバルトーキョーの初代プログラム に、瀬戸内国際芸術祭等を手掛けたアートディレクター﹁北川 性を探る試みとなっていました。シンポジウムではパネラー マンスやプレゼンテーションが行われ、農村舞台の更なる可能 た。ライブでは、市内外の豪華なアーティストによるパフォー いう場と共に感じていただく工夫をした展示が行われていまし アート展示では、これまで展示されてきた作品を農村舞台と ムが大ホールで開催されました。 品が公開され、 フォーラムです。 に トプロジェクト・フォーラムに参加しました。これは、豊田市 3月 農村舞台アートプロジェクト フォーラム どんな反響があるか楽しみですね。 しみになる内容の濃いフォーラムでした。 上 / すげの里を見学 鈴木明日香 のは、空き家情報バンク、おいでん・さんそんセンター、 いての感謝状を受賞しまし た。 3 管理人のお話を聞いた取材スタッフは 「田舎に通って農作業や料理を教えてもらったり、 宿泊もできる場所があるのは素晴らしいですね。」 と言っていました。 (日本での放送の予定はありません) すげの里 2 日目③里山くらし体験館 韓国で 3 月に放送されるそうです。 旭・足助 稲武 『暮らし』が魅力 コーディネートスタッフ とよた都市農山村交流ネットワーク M A C H I N A K A 下 / シンポジウムの様子 16 まちなか 上 / アート展示の様子 取材を終えた皆さんに、印象を伺ってみました。 3月 びながら暮らしている。こちらを目指すべきではない 21 13 しかし豊田では、若者が山村の集落に入ってきて、学 2 15 か、と思いました。 10 15 今回の取材で印象に残ったのは、移住者を迎え、定着 10 84 買う暮らしから、作る暮らしを目指し 移住された澤田さん。 米と野菜を育て、加工品を作り販売しています。 旭 M A C H I N A K A させる豊田市の「システム」です。システムを支える 1010 A S A HI 左 / 旭地区笹戸町を散策 右 / グループワークで考えた農山村の課題解決について発表する学生 感謝状贈呈式の様子 16 8 まちなか 2 日目②Iターン・澤田さん宅 10 http://www.oiden-sanson.com 【3月号 2015.3.25発行】 http://www.oiden-sanson.com 【3月号 2015.3.25発行】
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