~在宅医療分野におけるニッチ市場を 狙った医療現場と中小企業の連携~;pdf

平成26年度「医工連携事業化推進事業」
タイトル:再使用可能な尿流量率計の開発
~在宅医療分野におけるニッチ市場を
狙った医療現場と中小企業の連携~
平成27年3月25日
マイクロニクス株式会社
八木 良樹
排尿機能在宅スクリーニングの意義
蓄 尿 障 害 ⇒ 排尿日記
尿排出障害 ⇒ 尿流測定
医療施設
自己測定・記入
在宅での排尿状態を一元評価
いつでも
どこでも
だれでも
排尿時刻
排尿時間
排尿量
排尿データ
デジタル化
尿流率
受尿カップに排尿
自己評価
判りやすい
診療支援データ
研究開発の経過
文科省 知的クラスター創成事業(第Ⅰ期) 2005-6 年度
医療用スマートデバイス&システムの研究開発と事業化
文科省 地域科学技術振興事業(都市エリア) 2007年度
無拘束生体情報・感性評価システムの研究開発とその応用
文科省 都市エリア産学官連携促進事業
2008-10年度
ユビキタス生体計測ヘルスケアデバイス・システムの開発
「泌尿器計測モジュールの開発」
経産省 課題解決型医療機器等開発事業
2013年度
在宅排尿機能検査の基盤になる携帯式尿流量率計の
市場化開発事業 (携帯式尿流量率計)
経産省 医工連携事業化推進事業
2014年度
在宅排尿機能検査の基盤になる携帯式尿流量率計の
市場化開発事業 (携帯式尿流量率計) 終了
上市!・・・2015年5月販売開始予定
ビジネス体制
P-flowdiary®の概要
平成14年度版
平成15年度版
製造販売業者 : 村中医療器株式会社
製 造 業 者 : マイクロニクス株式会社
米国特許 8,141,420 (2012年3月27日)
医療者の多彩な要望 !!
在宅測定の
膨大なデータ
データの
即時表示
SDカード
Blue Tooth
排尿データ100回分
双方向通信
動作検証
初期化・ID入力
用途の拡大
ソフトウェア
汎用pc
専用タブレット
診療を支援する解析ソフト
在宅測定の解析
タブレット端末(単回測定の表示)
成果のうら話(1)
医療機器開発の難しさ: 薬事法(EMC・電気安全性試験など)では
苦労しました。→基板の製作、電池など
使っていただく上で・・・: 故障は少なく、手間がかからないもの
医療機関に利益を生む機器であること
在宅用の測定器・・・
: 使い勝手、汚れ対策、高齢者、女性用等
販売会社の意見・・・
: 営業担当者が惚れる機器=手離れが良く
操作が簡単なことが必要
苦情処理対策・・・
: 厳しい意見を装置に反映→1変が必要
どこまで改良しても切りがない?
必要なものをまとめて行う
成果のうら話(2)
研究用ではなく診療に役立つもの
お医者様は好き勝手な要望が多い?!
⇒ 命に係わることから患者にやさしい必要から・・
⇒ 可能な限り意見の反映を・・・
補助金や公的資金を大いに利用すべき
期間・費用・人材面・書類作りで中小企業
は医療機器の自費開発は難しい?!
⇒ 大丈夫!いろいろな支援体制があります
テーマを選ぶべし→開発予定の企業さんにエール!
自分の開発したものは素晴らしい
=売れると勘違いしやすい?!
⇒ 第3者の厳しい意見を仰ぎ、冷静な判断を
結び
ものづくり日本、世界に羽ばたけ
「評価はこれから、売れてから」
このシステムが排尿機能スクリーニングの
「De facto standard」といわれるように、
頑張ります!
ご清聴ありがとうございました。