近 畿 地 方 整 備 局 福知山河川国道事務所 資 件 料 名 配 配 布 布 日 時 平成27年3月24日 14:00 由良川大川地区における築堤工事を再開します。 昨年11月22日に由良川大川地区で発生した施工中の堤防の沈下につい て、学識経験者等の助言のもと今後の築堤工事の安全性を確認しました ので、一時的に中止していた築堤工事を再開します。 概 要 なお、工事の再開にあたっては、地盤改良等の対策工を追加するとと もに、綿密な施工管理のもとで工事を行います。 平成27年3月25日 午前9時45分より、福知山河川国道事務所( 福知山市字堀小字今岡2459-14)会議室において記者説明を行います。 *カメラ撮りは配布資料の説明までとし、質疑応答についてはご遠慮 下さい。 配 布 舞鶴市政記者クラブ 国土交通省 近畿地方整備局 福知山河川国道事務所 問合せ先 副所長 竹中一滋 事業対策官 藤原克哉 ℡ 0773-22-5104(代表) 由良川 大川地区における築堤工事の再開について 1.概要 大川地区の堤防沈下の発生について、学識経験者による助言を得ながら原因究明を行っ た結果、今後の築堤工事の安全性を確認しましたので、地盤改良工等の対策を追加し築堤 工事を再開します。 2.経過 平成 26 年 11 月 22 日(土) 大川地区八田において堤防沈下発生 平成 26 年 11 月 23 日(日) 原因究明のための測量に着手 平成 26 年 11 月 23 日(日)~25 日(火) 学識経験者等による現地調査を実施 平成 26 年 11 月 24 日(月) 築堤工事を中止 平成 26 年 11 月 27 日(木) 地質調査に着手 3.沈下の概要 沈下区間の延長:約 70m 沈下高さ:約 8m 沈下の幅:34~43m 4.沈下の原因 沈下の発生後、沈下した地形や盛土高に応じた詳細な土質調査を実施し、それをもとに、 地盤の強度等、堤防の設計にかかる定数を見直し、設計の照査を実施しました。 その結果、当初想定していた地盤定数よりも部分的に値が低い箇所があり、国道側に比 べ川側の軟弱粘土層の強度が低く、盛土のすべりに対する安全率が部分的に下回り、盛土 の荷重が地盤の支持力を上回ることが判りました。 5.追加対策の内容 ○対策工(別紙2参照) ・ 堤防が沈下した区間は沈下により地盤の構造が変化したため、地盤の強度を確保す る全層深層改良の対策工を追加します。 ○施工管理 ・ 盛土の施工にあわせ、地盤の変位やクラックの発生等を観測しながら、盛土の施工 を行います。 ■堤防沈下箇所の位置図 <堤防沈下状況を示す横断図> 施工時の盛土形状 <堤防沈下直後の状況> 由良川 推定すべり線 由良川 由良川 堤防沈下区間(沈下対策区間) (平 成 26 年 11 月 22 日 ) 施工中 ■堤防沈下箇所周辺の推定地質縦断図 施工済 堤防沈下区間(沈下対策区間) 施工中 ■堤防沈下対策工の概要図 ▼ 完成時の堤防の高さ 堤防のすべりを抑止する 深層改良 深層改良 深層改良が無かった場合の 堤防のすべり線
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