別紙 1 可児市かわまちづくり基本構想・基本計画策定業務 特記仕様書 1

別紙
可児市かわまちづくり基本構想・基本計画策定業務
特記仕様書
1.調査目的
木曽川およびその周辺での景観・歴史・文化等の「資源」や地域の総意としての「知
恵」を活かした良好なまちと水辺が融合した「かわまちづくりの創出」を目指し、実現
性の高い河川や水辺の整備・利活用計画からなる「可児市かわまちづくり基本構想」と
「可児市かわまちづくり基本計画」を策定することを目的とする。
2.業務の名称
・可児市かわまちづくり基本構想・基本計画策定業務
3.調査対象地域
・木曽川周辺エリア(4ページ参照)
4.調査・検討計画内容
(1)計画準備
・業務の目的、業務内容等を確認し、調査・検討方法、実施体制、工程等を示した業務
計画書を作成する。
(2)現地踏査
・対象地域の現状を把握するため、現地踏査を行う。
(3)可児市と対象地域の現況の整理・把握
・可児市の現況整理、まちづくり活動の概要、対象地域の土地利用、道路アクセス状況
等を整理・把握する。
・対象地域周辺の資源(自然・歴史・文化等)について整理する。
(4)上位関連計画の整理
・岐阜県、可児市の総合計画、都市マスタープラン、緑の基本計画、景観計画等の上位
計画から、現状での対象地域の位置づけを整理する。
・河川空間における国のこれまでの取り組みを整理する。
・隣接自治体の取り組みを整理する。
(5)木曽川の現況および河川空間の利用状況把握
・木曽川の概要、自然環境、歴史文化を整理する。
・法的規制内容を整理する。
・河川空間における利用状況を把握する。
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(6)整備計画等の事例収集整理
・全国で既に進められているかわまちづくりの整備計画等の事例を収集整理し、可児市
への参考となるものを抽出する。特に、対岸側に計画されている美濃加茂市かわまち
づくりの情報を収集する。
(7)かわまちづくりの方策検討
・対象地域でのかわまちづくりの方策を検討する。
・事業展開概略スケジュールの策定
(8)関係者との懇談会等の開催
・地元自治会、遊歩道友の会との懇談会を開催し、地元の考え方を把握する。
・国(木曽川上流河川事務所)との事前協議を行う。
・かわまち協議会の組織構成、協議内容、開催工程等を検討する。
・市民公募方法の検討
・広報方法の検討
(9)かわまちづくり基本構想の策定
・関係者との懇談会結果を踏まえ、かわまちづくりの基本構想として、①目標、②基本
方針、③取組計画内容、④取組工程を策定する。
(10)市民アンケートの設計、集計及び分析
・基本計画の策定にあたり、市民からの意見、アイデアを募るため、市民アンケートを
実施するための①調査対象、②調査方法、③調査期間、④調査項目について検討及び
設計をし、発送準備をする。
・アンケート結果の集計及び分析を行い、協議会での資料、基本計画への反映を行う。
※アンケートは、個人のプライバシーに関わることから、郵送は可児市にて実施し、
回収後、アンケート集計・分析を受注者が行う。
(11)かわまちづくり協議会の開催(想定:4回開催)
・かわまちづくり基本構想をもとにかわまちづくり協議会を開催する。1 回は現地確認の
ため、対象地域の歩き会を実施する。
・協議会資料の作成(4回)
・協議会意見の議事録の作成(4回)
(12)可児市かわまちづくり基本計画の策定
・基本構想及び協議会を踏まえ、基本計画を策定する。
・基本計画には、①取組目的、②取組方針、③取組計画内容、④推進体制・年次計画を
策定する。
(13)概算事業費算出
・かわまちづくりに関する事業の概算費用を算出する。
(14)かわまちづくり支援制度への登録準備支援
・かわまちづくり支援制度の登録に向けて資料を作成する。
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・登録に向けて関係機関への事前協議を行う。
(2 回想定)
(15)報告書作成
・以上の結果をとりまとめて報告書を作成する。
(16)打合せ協議
・業務開始時、中間3回、成果品納品時の計5回を予定している。
5.設計与条件資料
・
「かわまちづくり基本構想 準備報告書」
6.業務履行
・プロポーザル実施要領および技術提案書により提案された履行体制により当該業務を
履行する。
7.事業費
・事業費については、平成 27 年度 3,500 千円、平成 28 年度 4,700 千円、合計 8,200 千
円(すべて消費税を含む。
)を上限とする。
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木曽川周辺エリア
木曽川
中濃大橋
太田橋
周辺エリア
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