狭山市立水富小第一・第二学童保育室の指定管理者について

狭山市立水富小第一・第二学童保育室の指定管理者について
1 指定管理者
特定非営利活動法人けやの森自然塾
埼玉県狭山市根岸二丁目 5 番 2 号
理事長 佐藤 朝代
2 指定期間
平成 27年4月 1 日から平成32年 3 月 31 日(5年)
3 指定管理者候補者の選定方法について
地域の青少年を対象に、子どもの健全育成・環境の保全、文化及びスポーツ振興等
の各分野においてNPO活動に取り組んでおり、地域における安全で安心な放課後児
童の居場所として、地域の実情に即した健全な管理運営が期待できることから、「特
定非営利活動法人けやの森自然塾」を特命(非公募)により選定した。
4 指定管理者候補者の選定について(特命)
(1)一次審査
公募同様、審査基準に基づき、資格及び書類審査を実施した。
○審査結果
応募資格及び提出書類等に欠格事由なし
(2)事業提案内容の確認
特命団体によるプレゼンテーション及び選定委員のヒアリングを実施した。
○確認結果
特定非営利活動法人けやの森自然塾を指定管理者候補者として選定
5 提案の概要
(1)基本的な考え方と達成目標
・家庭に代わる一定の秩序の枠組みを作り、安全、安心な環境を整え、その子らしさ
を発揮して、のびのび生活できる環境を整える。
・教育理念に則り一人ひとりの子どもに「生きる力」を培っていく。学校、地域との
連携を図り、保護者との相互理解、協力関係を築き、人権を尊重し、信頼と尊敬の
望ましい保育環境を構築する。
(2)基本方針(平等な利用の確保、コスト削減、環境配慮等)
・平等な利用が確保されるよう適正な人員配置と適切な管理を行う。また、業務要求
水準書及びその他関係法規を遵守し管理運営する。
・清潔かつ豊かな環境づくりを心掛け、省エネルギーに努めるとともに費用対効果を
検討して、効率的な運営と経費削減を図る。また、地球環境にやさしい環境負荷の
低減と環境保全の創出に努める。
(3)利用者サービスの向上及び利用促進の方策
・学期ごとに保護者懇談会を開催。また、利用者からの意見を寄せやすくするために
意見箱を設置する。さらに、苦情処理委員会を設置し、頂いた意見等を運営に活か
せる仕組みを構築する。
・民間学童保育室の運営実績を活かした、子どもにとっての魅力的な活動プログラム
を用意する。また、保護者にとっての魅力的な提案として、子育て・教育相談の体
制の構築、自然体験、延長保育等の自主事業を実施する。
・預かり保育ではなく体験型の保育を実施し利用促進を図る。
(4)安全対策、緊急時対策、防犯防災体制
・安全対策・緊急時対策マニュアル、防犯・防災管理マニュアルを作成し職員全員に
周知徹底を図るとともに、緊急時における行動・対応がとれるよう、日頃から、行
政、保護者、学校、地域との連携を図る。
・人員配置を適宜調整し保育中の死角をつくらない。
・緊急連絡網を作成し、非常時に機能するよう周知を図る。
(5)個人情報保護体制
・狭山市個人情報保護条例に基づく個人情報保護マニュアルの作成と個人情報保護教
育の徹底を図る。
・上記、条例の規定及びマニュアルに基づき、個人情報の保護に努めるとともに職員
に対する個人情報の取扱い研修を実施し、学童保育室利用者等の個人情報に関する
さらなる管理の徹底を図る。
・外部と接続しないデータ管理用のパソコンを用意し、厳重に管理する。
(6)運営体制(組織・勤務体制・職員配置・採用・研修)
特定非営利活動法人けやの森自然塾が管理運営に当たる。また、職員の資質向上の
ため法人内部研修、外部研修、海外研修を実施する。
○学童保育室の職員配置
・室長(常勤職員)1名、副室長(常勤職員)1名、支援員(常勤職員)2名、
・補助員(非常勤職員)2名
※室長、副室長、支援員は、狭山市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する
基準を定める条例第10条第3項各号のいずれかに該当する者であって、都道府県
知事が実施する研修を修了した者とし、補助員についても、同条例第10条第2項
に掲げる職員とする。
○職員の勤務時間
・室長、副室長、支援員
小学校の授業日の月曜日から金曜日
放課後~午後6時30分
小学校の休業日の月曜日から金曜日
午前8時00から午後6時00分
小学校の授業日の土曜日
放課後~午後6時00分
小学校の休業日の土曜日
午前8時00から午後6時00分
・補助員
小学校の授業日の月曜日から金曜日
午後1時00分~午後6時30分
(7)市内雇用及び市内調達
・市内雇用については、積極的に推進していく。
・市内調達、委託等についても、雇用同様市内の業者を優先的に活用していく。
(8)地域への働きかけと他施設との連携、協力、交流の考え方
・日頃から、地域の自治会行事への参加、サークル等との連携を活発に図り、学童保
育を理解して貰うことに努力を重ね、支援体制を構築する。また、シニア層との交
流の機会も積極的に取り入れ地元に愛される学童保育室を築き上げる。
(9)建物及び設備を安定かつ効果的に維持管理するための方策
・快適な環境と美観の維持のため、日常点検(毎日)、定期点検(月1回)を実施す
る。点検作業には、施設・設備安全チェックシートを作成し活用する。
(10)指定期間に実施する事業の概要と取り組み方
・要望により、午後6時30分まで延長保育を実施する。
・任意参加型の自然体験活動等の自主事業を休室日または、学校行事の振替日等に積
極的に実施する。
(11)利用者の声を事業に反映させる仕組み
・子どもが主体的に活動できるシステムを構築する。
・定期的な懇談会の開催。アンケート調査や意見箱を設置し運営に反映させる。
また、苦情処理委員会を設置し、公平な視点で対応に当たり、改善が必要な点は現
場に反映させる仕組みを構築する。
(12)独自項目
・創意工夫を凝らして子どもが中心となって生活をおくれる環境の整備
・自然体験活動
・目標設定、自己評価、他者評価の内容を踏まえ、新しい目標に向かって生活を組み
立てる評価システムの構築
・選べる活動内容の提案
・食をテーマとしたおやつ作り、夏休み期間中の料理体験(昼食作り)
以
上