津波避難地・平成の命山

眺望
袋井市には、「大野命山」と「中新田命山」があります。江戸時代に高潮で大
きな被害が出た後、地域の人々の命を守るために造られたとされる築山です。
地域に残る元祖命山をヒントに、津波からの避難地として『湊命山』が整備さ
れました。
①避難エリア
①
②
計画概要
業 務 名:湊地内命山整備工事に伴う
測量・設計業務
構
造:盛土(太田川掘削土の利用)
敷地面積:6, 433 m2
収容面積:約1, 300 m2
収容人員:約1, 300 人(1人/m2を基準)
高
さ:海抜10 m(地上高7. 2 m)
構造仕様
盛
土:粘着力 c = 50 kN/m2
地盤改良:粘着力 c= 75 kN/m2
勾
配:法面1:1. 8(約29度)
法面保護:芝生
昇降方法:避難階段4
昇降方法:避難階段4箇所(幅5 m)
③
②避難階段
標準断面図(V:H=2:1
=2:1)
③傾斜路