暫定版 牛肉骨粉の養魚用飼料としての利用再開 1.平成13年に我が国において初めてBSEが確認されたことから、肉 骨粉を含む飼料の製造及び販売を禁止してきました。 2.その後、国内では、飼料規制などのBSE対策が徹底され、BSEの 発生リスクが大きく低下したことから、我が国は、25年5月に動物衛 生の国際機関である国際獣疫事務局(OIE)から、最もリスクが低い 「無視できるBSEリスク国」に認定されました。 3.牛肉骨粉の養魚用飼料としての利用再開について、農業資材審議 会及び食品安全委員会で科学的に評価したところ、家畜やヒトの安全 性に問題がないと評価されました。これらの評価を踏まえ、4月1日よ り養魚用飼料において牛肉骨粉の利用を再開しました。 牛肉骨粉を含む飼料は養魚用に限って認められたものであり、引き続き、 その他の家畜・家きんでは使用できません。飼料包装の表示の定めに従 い、適切に保管・使用していただくようお願いします。(くれぐれも、牛をは じめとするその他の家畜・家きんに使用しないようご注意下さい。) 安全な飼料を正しく使いましょう • • • • 飼料包装の表示の定めに従い、適切に保管・使用しましょう。 飼料は種類毎に区別し、カビの発生や害虫による汚染を避けるため 適切に保管しましょう。 養殖魚の品質低下を防止するため、出荷前の餌止めを徹底しましょう。 過剰給餌の抑制を図る観点からも、使用した飼料の種類、ロット等に ついて記録しましょう。 平成27年4月 水産庁 増殖推進部 栽培養殖課 農林水産省 消費・安全局 畜水産安全管理課
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