チャペルヘの招き 「うたう~感謝の心~」 (2015 年 1 月 14 日のチャペルトークから) 平垣 聖大(文学部4年) 神のなさることは、すべて時にかなって美しい。神はまた、人の心に永遠を与えられた。しかし人は、 神が行われるみわざを、初めから終わりまで見きわめることができない。(伝道者の書 3 章 11 節) みなさん、四国学院大学での日々は充実していますか?楽しんでいますか?卒業にあたり、この 4 年間を振り返ってみるといろいろなことがありました。楽しい事も、嬉しい事も、辛い事も、悩む事も、怒 ってしまった事も・・。しかし、私はこの 4 年間、神様への感謝が尽きることがありませんでした。どんな時 でも、感謝の心を持って、このチャペルで賛美を歌い続けてきました。それは 4 年間、決して変わること はありませんでした。 この大学では多くの大切な出会いがありました。生涯仲良くしたいと思える友、同じ夢に向かって頑 張ってきた仲間、信仰の友、神の家族など、持っている個性や性格は異なりますが、ステキな友達ば かりです。出会いに感謝するのと同時に、私は多くの人に支えられて生きていることを強く感じていまし た。 チャペルにおいては、本当に多くの経験をさせていただきました。チャペルでの奏楽、司会、メッセージ などの奉仕。宗教活動委員会の活動、オープンキャンパスでの奏楽。聖歌隊メンバーとしての活動。 特に、聖歌隊で過ごした日々は私のかけがえのない宝物です。みんな、いつも主を見上げて賛美を口 ずさんでいました。互いに支え思いあえる仲間たちがいました。私のもう一つの大切な家族です。共に 過ごした時間、一緒に賛美できたことを心から感謝しています。 しかし、この 4 年間、苦しい時もありました。そんな時、このチャペルに来ては、いつもイエス様に向かっ て賛美と祈りをささげていました。このチャペルは、私の心の庭でした。このチャペルに癒しがあり、そして 希望がありました。賛美と祈りをささげていく中で、神様から癒しが与えられました。このチャペルの存在 は、私の支えでした。 創立以来今日まで、このチャペルには多くの祈りが積まれています。祈りの家です。その祈りによって 今のチャペルは建てられています。また、チャペルアワーもとても祝福されていました。毎日の礼拝は、私 の大切な時間でした。1 人でも、神様を求めてチャペルアワーに集う人がいるなら、チャペルアワーは絶 対必要です。 神様の祝福とあわれみにより、卒業後は、地元岡山県で小学校教諭としての採用が決まりました。 私はこの大学を、この街を去ります。だから、今、この大学に通うすべてのみなさんに一生のお願いがあ ります。私は神様から確かな導きを受け取っています。それは、このチャペルが、賛美が絶えず鳴り響く、 すべての学生の心の庭となり、癒しを解き放っていく場所へと造り変えられていくということです。神様に 不可能なことは一つもありません。私はここに希望を持っています。私は残念ながら、在学中、その時に 立ち会うことはできませんでした。しかし、その時は、神様の最善の時に必ず来ます。だから、私の代わり にその時を見届けてください。その時を決して見逃すことがないように、これからも、今までと同じように、 このチャペルとチャペルアワーを大切に守ってください。 この 4 年間、本当に神様に祝福されていました。当たり前なことは一つもなく、すべて神様の導きであ ったのだと思います。結局、私は神様のなさることをはじめから最後まで見極めることができませんでし た。・・でもやっぱり、神様のなさることは、本当に時にかなって美しかったです!!ハレルヤ!主の御名 をあがめます。私はクリスチャンです。イエス様を心から愛しています!!! 宗教委員長 宗教センタースタッフ 金珍熙 嶋田美紀 2015 年 4 月 13 日 №447(2015-1 号) 疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう。 (マタイによる福音書11:28) 四国学院大学 宗教センター www.sg-u.ac.jp メールアドレス [email protected] 時間 10:45~11:05a.m. 場所 清泉礼拝堂 建学の精神週間 春季キリスト教強調週間 4月13日(月) 担 当 末吉高明(本学学長) 題 目 尊厳を互いに守るには、何が必要か。 聖 書 マタイによる福音5:13 讃美歌 461 奏 新宮久子(本学非常勤講師) 楽 4月20日(月) 担 当 中山弘正(明治学院元学院長/ 明治学院大学名誉教授) 題 目 心に刻む 聖 書 ローマ人への手紙5:6-11 讃美歌 Ⅱ-1 奏 新宮久子(本学非常勤講師) 楽 ★☆チャペルアワー担当者からのメッセージ☆★ ★ルソー「彼らが自由なのは、議員を選挙するあいだだけのことで、議員が選ばれてしまうと、 彼らは奴隷となり、何ものでもなくなる。」 末吉高明(本学学長) ★四国学院は神様によって建てられた大学です。私たちは神様のすべてを知ることは できません。でも、神様の力強さや優しさに触れることはできます。 杉本孝作(本学副学長) ★礼拝堂(チャペル)のある大学で学ぶことの意味と意義について、ともに考えてみましょう。 漆原光徳(本学副学長) 4月14日(火) 担 当 杉本孝作(本学副学長) 題 目 やまべにむかいてわれ 聖 書 詩編121 讃美歌 461 奏 楽 野町太郎 4月21日(火)※10:45~11:25 担 当 高浪晋一 題 目 さあ、歌おう!さあ、賛美しよう! 聖 書 詩編102:19 ★金子みすゞの「わたしと小鳥と鈴と」を手掛かりとして神様の愛について少々考えられたら、 と思っています。 赤井勝哉(文学部長) 21-62 他 奏 楽 野町太郎 ★改めて社会福祉について考えてみたいと思います。 4月15日(水) 担 当 漆原光徳(本学副学長) 題 目 礼拝堂のある大学 4月22日(水)※10:45~11:25 担 当 高浪晋一 題 目 キリストの生涯と永遠のいのち 聖 書 ヨハネの福音書3:16 聖 書 コリントの信徒への手紙112:27-31 讃美歌 461 奏 楽 野町太郎 讃美歌 21-39-6 他 奏 野町太郎 4月16日(木) 担 当 赤井勝哉(文学部長) 題 目 比べよ! 聖 書 マタイによる福音書6:26-30 4月23日(木)※10:45~11:25 担 当 高浪晋一 題 目 平和をいのる、平和をうたう 聖 書 マタイによる福音書5:9 461 奏 楽 野町太郎 讃美歌 21-499 他 奏 野町太郎 4月17日(金) 担 当 金永子(社会福祉学部長) 題 目 社会福祉という行為 聖 書 マタイによる福音書12:36-40 ルカによる福音書10:30-37 讃美歌 461 奏 楽 野町太郎 4月24日(金) 担 当 渡邉祐(本学非常勤講師/ 讃美歌 讃美歌 楽 楽 日本キリスト教会観音寺教会牧師) 題 目 チャペルアワーの素晴らしさ 聖 書 出エジプト記20:8-11 Ⅱ-1 奏 楽 野町太郎 讃美歌 金永子(社会福祉学部長) ★地震の罪を検証し、告白することは、きわめてキリスト教的な方法です。 中山弘正(明治学院元学院長/明治学院大学名誉教授) ★チャペルアワーが皆さんのかけがえのない時となりますように! 渡邉祐(本学非常勤講師/日本キリスト教会観音寺教会牧師)
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