福井大学研究シーズデータ 名前・学部・学科等 荒井 克彦・工学部・建築建設工学科 □シーズ 研究情報の分類 □特許 □新製品 ■分析/解析 □調査 以下の18項目から一つ選び番号を左欄に記入する。 1.物理系 2.エネルギー系 3.化学系 4.バイオ系 5.環境系 6.海洋・宇宙系 7.交通系 8.機械系 9.材料系 10.電子・電気系 11.情報系 12.建築・建設系 13.医学系 14.健康・保険系 15.看護・福祉系 16.農業・林業系 17.水産・畜産系 18.その他 研究分野の分類 12 重点研究分野への該当 □ キーワード(5 個以内) 地盤 研究情報の名称 地盤の変形・強度定数の推定と安定性の評価 IT □ ナノ 強度 □ バイオ ■ 環境・エネルギー 変形 □ その他 安定性 地盤の変形・強度定数を正確に評価することは困難な課題である。サンプリング試料を用いた室内 試験に基づく方法は、多くの時間と費用を必要とする。 本研究は、簡便な原位置試験や現場計測結果から、地盤の変形・強度定数を推定する方法を与える。 現在までに、1)地盤の変形計測による弾性係数・ポアソン比の推定、2)圧密地盤での変形計測によ る変形係数・ポアソン比・透水係数・モールクーロン強度定数の推定、3)地震波計測による変形係 数・減衰定数の推定、4)衝撃落下試験による変形・強度定数の推定、5)平板載荷試験・孔内鉛直載 荷試験・孔内水平載荷試験からの変形・強度定数の推定手法を開発している。今後さらに汎用的な原 位置試験から、地盤の変形・強度定数を推定する手法を開発する予定である。 次に、従来の地盤の安定性評価法は強度のみによる評価であり、地盤や構造物の変形や剛性を考慮 に入れた安定性の評価が困難であった。本研究は、斜面・基礎・擁壁などの一般的な地盤構造物を対 象として、材料の剛性や変形を考慮に入れた安定性評価を可能にした。この結果、1)補強土工法に おける材料特性の評価、2)擁壁や土留め構造物の形状や変形の評価などが可能となり、提案される 種々の新工法を客観的に評価する手法が得られている。これらの評価は、常時だけでなく、地震時で も適用できる。 シーズ シーズ サンプリングに基づ く変形・強度の評価。 強度のみによる安定 性の評価 変形・強度の逆解析 新しい安定解析手法 従来の原位置試験法 の新しい利用方法 新しい原位置試験法 の開発 簡便で信頼性の高い変 形・強度の評価 地盤の新しい 評価技術 簡便で信頼性の高い 変形・強度の評価 変形を考慮した安定 性の評価 変形を考慮した総合的 な安定性の評価 関連している企業・大学・団体等 関連する特許 1 件 ブロック積み壁構造用壁面ブロック及び基礎ブロック(特許第 2778639) 関連する論文 1 編 辻・荒井:軟弱地盤上の盛土載荷における Mohr-Coulomb 強度定 数の逆解析、土木学会論文集(採用決定)
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