2014年11月17日 Press Release #1 水戸芸術館 25 周年記念 「カフェ・イン・水戸 R」プレス資料 【展覧会概要】 展 覧 会 名:カフェ・イン・水戸 R 会期・会場: 【街 中】 2015年8月1日 (土)∼2015年9月30日 (水) 【水戸芸術館】 2015年8月1日 (土)∼2015年10月18日 (日) 主 催:公益財団法人水戸市芸術振興財団 企 画:日比野克彦(アーティスト/「カフェ・イン・水戸 R」 プロジェクト・ ディレクター) 浅井俊裕(水戸芸術館現代美術センター芸術監督) 出 品 作 家:アレグザンドラ・ダング、大塚千野、佐々木愛、日比野克彦、 宮永愛子、目 ほか 水戸芸術館現代美術センターは、2015 年 8 月から 10 月にかけて、「カフェ・イン・水戸」 の第 5 弾を、日比野克彦氏を街なかプロジェクトのプロジェクト・ディレクターに迎え開 催します。 今回の「カフェ・イン・水戸」のキーワードは「R」。復興(revive)、記憶(recollection)、 再生可能エネルギー(renewable energy)など、この文字には複数の意味が込められてい ます。水戸芸術館館内では、「R」というキーワードをもとに当館学芸員が選りすぐる約 10 名の作家の作品を展示します。 街なか企画は、日比野克彦氏の打ち出す「RE MITO 100(リミット 100)」というプログ ラムです。水戸の限られた人のみぞ知る地域のさまざまな「文化」に着目し、鑑賞・体験 できる 100 のプログラムを、市民のみなさんからアイデアや企画を募集してつくります。 水戸の人も知らない水戸を水戸の人によって水戸の人に見てもらう――これをコンセプト に、地域に眠る文化遺産から街の人びとの「あっ」と言わせる技術までを掘り起し、よく知っ たつもりの水戸を新たな視点からとらえ直す絶好の機会となるでしょう。アーティストに よる街中での作品展示やプロジェクトも、このコンセプトに沿った内容となります。 【カフェ・イン・水戸とは】 「カフェ・イン・水戸」は、 アートを介して水戸の街に人びとがカフェのように集い、交流するプロジェクト として2002年に開始。カフェ=C・A・F・Eは、 「すべての人にコミュニケーション可能な行動」 という意味 の Communicable Action for Everybody の頭文字をつなげたもの。美術作品を美術館の中だけで鑑 賞するのではなく中心市街地に設置したり、市民参加型プロジェクトを実施したりすることで、美術と地 域との多様な出会いをつくり、水戸芸術館を中心に人の流れを街中に作り出すことを目指す。 【日比野克彦 プロフィール】 アーティスト。1958 年岐阜市生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科修了。 東京藝術大学美術学部先端藝術表現科教授。大学在学中にダンボール作品 で注目を浴び、国内外で多数の個展・グループ展に出品する他、舞台美術 や芸術祭のプロデュースなど、多岐にわたる分野で活動中。近年は各地で様々 な地域の参加者と共同制作を行いながら、社会における芸術の機能や役割 © 後藤充 について探求する活動を行っている。 【カフェ・イン・水戸 これまでの歴史】 ▼カフェ・イン・水戸 2002 「カフェ・イン・水戸」の初回は、作品を展示する場所を水戸芸術館から外に広げることで、「芸術館と商店 街の間に今までにない人の流れを作り出すことができないか」という発想のもと企画された。 ▼カフェ・イン・水戸 2004 初回の好評を受けて第2弾を開催。中心市街地を舞台にして「アートの視点を取り入れた街づくり」を模索。 その一環として「リノベーション・プロジェクト」を水戸青年会議所と協働で実施。水戸になじみのある建 築家3名を招き、築 40 年の木造建築3軒をそれぞれ改装して披露した。ほかにも水戸商工会議所、複数の NPO、大学などさまざまな団体・個人との連携があった。 ▼カフェ・イン・水戸 2008 国民文化祭が茨城で行われるにあたって第3弾を実施。この回を機に、MeToo 推進室という任意団体がアー トと街をつなぐ橋渡し役を目指して発足し、地元作家による街中展示の企画運営を協働で行った。 http://www.artmetoo.jp/ ▼カフェ・イン・水戸 2011 東日本大震災による被害を受けて休館した後、活動を再開する記念展として第 4 回を企画。震災後間もない 状況であったため、広場に設置した日比野克彦《種は船・金沢丸》を除いて作品展示は館内のみに集約させ、 街中ではパフォーマンスやパレードなどのイベントを行い憩いの場やにぎわいをつくりだした。 2002 年 2008 年 撮影:金田幸三 2004 年 2011 年 撮影:佐藤晃 【参考図版】 アレグザンドラ・ダング 大塚千野 Dancing Solar Flowers 2014 太陽光を使ったインスタレーション Memoriography 1 1982 and 2009 Paris, France 写真 日比野克彦 宮永愛子 明後日朝顔プロジェクト 2014 苗植え風景 参加型プロジェクト Waiting for awakening -clock- 2014 立体 ( 素材:ナフタリン、樹脂、ミクストメディア ) ©MIYANAGA Aiko Courtesy Mizuma Art Gallery 目 佐々木愛 迷路のまち∼変幻自在の路地空間∼ 2013 瀬戸内国際芸術祭 家を使ったインスタレーション 【お問い合わせ】 水戸芸術館現代美術センター 〒310-0063 茨城県水戸市五軒町1-6-8 Tel.029-227-8120 / Fax.029-227-8130 http://arttowermito.or.jp/ * 展覧会について:浅井俊裕(水戸芸術館現代美術センター芸術監督) * 広報・写真貸出について:鳥居 e-mail:[email protected] * 詳細は公式ツイッター http://twitter.com/MITOGEI_Galleryでも配信いたします。 PALI 2014 絵画 ( 素材:油彩、カンヴァス ) 撮影:山本糾 【記事掲載についてのお願い】 1)掲載にあたっては、正式展覧会名称と会期の表記をおこなってください。 2)写真を掲載する場合は、キャプション・クレジット等について広報担当までお問合せ下さい。 3)誌面掲載する電話番号は、水戸芸術館 代表番号 029-227-8111 でお願いいたします。 4)掲載記事とVTRは、資料として保管いたしますので水戸芸術館現代美術センター鳥居までご送付ください。 5)取材及び収録等の取材は、必ず事前にお問い合わせください。都合により取材に応じることのできない場合がございます。
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