3PAR Recovery Manager 2.0 Software for Microsoft Hyper

HP 3PAR Recovery Manager 2.0 Software
for Microsoft Hyper-V
リリースノート
概要
本書は、HP 3PAR Recovery Manager 2.0 Software for Microsoft Hyper-V のリリースノートです。 このリリースノートでは、機
能に関する情報およびお客様が遭遇する可能性のある既知の問題が記載されています。 HP 3PAR 2.0 Software for Microsoft
Hyper-V をインストールする前に、本書全体を参照してください。
HP 部品番号: QL226-97702
2014 年 2 月
© Copyright 2014 Hewlett-Packard Development Company, L.P.
本書で取り扱っているコンピューターソフトウェアは秘密情報であり、 その保有、使用、または複製には、Hewlett-Packard Company から使用許
諾を得る必要があります。 米国政府の連邦調達規則である FAR 12.211 および 12.212 の規定に従って、コマーシャルコンピューターソフトウェ
ア、コンピューターソフトウェアドキュメンテーションおよびコマーシャルアイテムのテクニカルデータ (Commercial Computer Software, Computer
Software Documentation, and Technical Data for Commercial Items) は、ベンダーが提供する標準使用許諾規定に基づいて米国政府に使用許諾が付与
されます。
本書の内容は、将来予告なしに変更されることがあります。 HP 製品、またはサービスの保証は、当該製品、およびサービスに付随する明示的な
保証文によってのみ規定されるものとします。 ここでの記載で追加保証を意図するものは一切ありません。 ここに含まれる技術的、編集上の誤
り、または欠如について、HP はいかなる責任も負いません。
商標
Intel®、 Itanium®、 Pentium®、 Intel Inside®、および Intel Inside ロゴは、米国およびその他の国における Intel Corporation またはその子会社の商
標または登録商標です。
Microsoft®、 Windows®、 Windows® XP、 Windows NT®、および Hyper-V® は、米国における Microsoft Corporation の登録商標です。
Adobe® および Acrobat® は、Adobe Systems Incorporated の商標です。
Java および Oracle は、Oracle またはその関連会社の登録商標です。
UNIX® は、The Open Group の登録商標です。
Hyper-V は、Microsoft Corporation の商標です。
本書に掲載されている会社名、製品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。
説明
本リリースノートは、RMH (HP 3PAR Recovery Manager 2.0 Software for Microsoft Hyper-V) の製
品情報について説明します。
概要
RMH は、重要な管理機能を提供し、HP 3PAR Virtual Copy と Microsoft Hyper-V 仮想マシン環境を
簡単に統合できるようにします。
RMH は、Microsoft Hyper-V サーバーと連携し、システム管理者に対して、複数の仮想マシン環境
に関わる重要な仮想マシンを管理およびバックアップするための重要なツールを提供するように
設計されています。 このアプリケーションには、稼働中の Hyper-V 仮想マシンに対して、アプリ
ケーション整合性のある、HP 3PAR Virtual Copy をポイントインタイムで作成、管理、ブラウズ、
および復元するために必要な GUI およびコマンドラインベースのツールが用意されています。
新機能
HP 3PAR StoreServ Storage 認証情報により、SSL 証明書の管理を有効化し、ホストおよびクライ
アントアプリケーションごとに認証情報の検証を強制して、安全な接続を確立します。
HP 3PAR CLI および HP 3PAR Inform OS バージョン 3.1.1 MU3 P27、3.1.2 MU3 P16 以降で、HP
3PAR StoreServ Storage 用の自己署名 2048 ビット RSA SSL 証明書をサポートします。
本リリースの機能
次の表に、RMH の機能を示します。
機能
説明
Windows Server 2012 R2
RMH は、Windows 2012 R2 をサポートしています。
SSL 証明書認証
RMH 2.0 をインストールまたは RMH 2.0 にアップグレードした後
に、既存の StoreServ に対して Update-StoreServ コマンドを実
行し、認証情報を受け入れて RM Hyper-V レポジトリに保存しま
す。 認証情報の検証を強制することによって、StoreServ セキュリ
ティを強化します。
RM Hyper-V のレポジトリのバックアップ
インストールパスからレポジトリパスを分離します。 レポジトリ
をバックアップ、またはスケジュール化することができます。 RMH
サーバーおよびエージェントの復旧に役立ちます。
Remote Copy
RMH は、マルチモードおよびマルチターゲットデータ複製のため
の同期および非同期定期モードの Remote Copy をサポートします。
注記: 同期モードの Remote Copy は、HP 3PAR Inform OS 3.1.2
以降でサポートされています。
簡易アップグレード
RMH 1.1 から 2.0 への簡易アップグレードをサポートします。
HP 3PAR OS 3.1.3 のサポート
HP 3PAR Inform OS 3.1.3 をサポートします。
中国語および日本語のサポート
RMH の現在のリリースはローカライズされていません。英語、日
本語、および中国語 (簡体字) のロケールを備えた Windows サー
バー上で英語でオブジェクト名を操作する場合のみインストール
がサポートされます。
説明
3
既知の問題
項目
エラー
説明
81495
[Set Virtual Copy Retention/Expiration] ダイ 期限と保有期間の範囲の値が、StoreServ から読み取ら
アログボックスに、StoreServ で設定されて れず、GUI に入力されません。
いる保有期間と期限の値の有効範囲が表示
されない。
98046
[VM Summary] タブの [Assign Remote
RMH Server] ダイアログボックスで、
StoreServ の空白のパスワードが受け入れら
れる。 空白の StoreServ パスワードは、GUI
で制限される必要がある。
StoreServ に空白のパスワードを入力すると、次のエ
ラーメッセージが表示されます: Could not get
StoreServ certificate. Reason=User name
or password cannot be null or empty.
99724
リモートの StoreServ が GUI から削除でき
ない。
CLI コマンドの Remove-RemoteStoreServ を使用し
て、GUI からリモート StoreServ を削除します。
101285
復元または複数の VC の削除操作中に、
[OK] が非表示の場合、[Progress] ボックスをより大き
[Progress] ボックスウィンドウのサイズを変 なサイズへ変更します。
更すると、[OK] が非表示になることがあ
る。
—
ストライプボリューム、スパンボリューム、 RMH は、ストライプボリューム、スパンボリュームま
またはミラーボリュームが検出されず、GUI たはミラーボリュームをサポートしていません。 単純
または CLI に表示されない。
なボリュームのみがサポートされます。
直近のリリース以降に解決された問題
4
項目
エラー
説明
82430
タスクウィンドウが移動できず、ユーザー
はタスクの完全な進捗状況を参照すること
ができない。
タスクウィンドウが移動できるようになりました。
82472
タスクの進捗状況ウィンドウのサイズを変
更することができません。
タスクウィンドウが移動できるようになりました。
既知の問題