技術情報説明書 TI2294 Copyright, Eastman Kodak Company, 1996 改訂版 3-02 コダックインダストレックス AA 400 フィルム 特長/ 特長/製品仕様 • 高感度 • 高コントラスト • 超微粒子 • 単一および複数フィルムによる X 線撮影に対応 • X 線画像のフィルムへの直接感光および鉛箔増感紙の使用に対応 提供パッケージ 提供パッケージ シートフィルム Interleaved( (AA 400-5): ): フィルムは 1 枚ずつ白いフォルダに封入されており、取り扱い時の保護が強化 されています。ほとんどのサイズで、2×50 シートの 100 シートパックとなっています。このフィルムは、 鉛箔増感紙の有無を問わず、金属カセット、プラスチックカセット、または露光ホルダに装填できます。 Non-Interleaved( (AA 400-1): ): このパッケージは通常 100 シートパックで提供されます。フィルムは、 鉛箔増感紙の有無を問わず、金属カセット、プラスチックカセット、または露光ホルダに装填できます。 Pb Contactpak( (AA 400-7): ): フィルムは、厚さ 27 ミクロンの 2 枚の鉛箔増感紙にはさまれた状態で、 遮光性と防水性に優れたフレキシブルパッケージに密封されています。真空パックなので、フィルムと増 感紙との密着性に優れています。リップガイドが付いているので、露光後の開封とフィルムの取り出しが 容易です。 フィルムグレードはリップガイドに記載されています。フィルムの開く側には、フィルムグレー ドがエンボス加工されています。さらに、画像をパックの端ぎりぎりに露光する必要があるような厳しい 状況で正確な位置決めができるよう、突合せエッジがあります。このパッケージに封入された製品は清潔 で、耐水性および耐油性に優れ、すぐ撮影に使用できます。 READY-PACK II フィルム( ): フィルムは、遮光性と防水性に優れた柔軟なパッケージに 1 枚 フィルム(AA 400-2): ずつ真空封入されています。フィルムグレードはリップガイドに記載されています。また、フィルム自体 のリップガイド側にもエンボス加工されています。また、画像をパックの端ぎりぎりに露光する必要があ るような厳しい状況で正確な位置決めができるよう、突合せエッジがあります。 ロールフィルム READY-PACK ロール( ): 黄色と黒の薄い 2 層のポリエチレン層にはさまれた、遮光性に ロール(AA 400-381): 優れた長いロールとして提供されます。ロール長は 60 メートルまたは 100 メートルで、多数のフィルム 幅を取り揃えています。フィルムはディスペンサーボックスに入れられており、使用する際に暗室で切り 出します。 Lead-Pack ロール( ): フィルムは、厚さ 27 ミクロンの 2 枚の鉛箔増感紙にはさまれた状 ロール(AA 400-382): 態で、遮光性に優れた長いペーパーおよびポリエチレン製のスリーブに封入されています。ロール長は 100 メートルで、使用する際に暗室で切り出します。 NIF バルクロール(AA 400-359) ): 芯が段ボールの 150 メートルのロールとして提供されます。幅は 60、 70、および 100mm です。フィルムのカセットへの装填は暗室で行う必要があります。 Copyright, Eastman Kodak Company, 1996 説明書—2 説明書 TI2294 改訂版 3-02 セーフライトに セーフライトに関する推奨事項 する推奨事項 コダック 6B セーフライトフィルター/15 ワットの電球を取り付けた適切なセーフライトランプで使用し てください。フィルムは、セーフライトから少なくとも 1.2 メートル離してください。 注意: 注意: コダック GBX-2 セーフライトフィルターは推奨しません。 保管方法と 保管方法と取り扱い 未露光: 10~21℃(50~70ºF)、30~50% RH。X 線、ガンマ線などの透過 性放射線から適切に保護してください。 露光後: 低温で湿度の低い場所に保管し、透過性放射線から適切に保護し てください。露光後のフィルムはできるだけ早く現像処理してく ださい。 現像後: 15~27℃(60~80ºF)、30~50% RH。 フィルムの取り扱いには十分注意し、押しつぶす、折り目を付ける、曲げるなどの物理的負荷をかけない ようにしてください。 化学的および物理的な要件を満たすだけでは、記録が劣化しないことの保証になりません。フィルムは 適切な場所に保管するようにしてください。保管条件の詳細については、ANSI IT9.2-1988 および ANSI PH1.43-1985 を参照してください。 自動現像処理 注意: 注意: 製品ラベルと製品安全データシートに記載されている注意事項をよくお読みください。 露光条件: 200/220 kv、ISO/ANSI/EN 規格(コダックインダストレックスデベロッパーリプレニッシャー 使用時)。 フィルムの フィルムの特性( 特性(感光度計使用) 感光度計使用) コダック インダストレックスプロセッサーと と インダストレックスプロセッサー サイクル ベース濃度 ベース濃度+ 濃度+ カブリ濃度 カブリ濃度 コントラスト[2] B 2000-12 分間、27℃(81ºF)[1] 0.25 4.9 B 2000-8 分間、26℃(79ºF) 0.22 4.8 B 2000-6 分間、30℃(86ºF) 0.26 4.7 M35-8 分間、28℃(82ºF) 0.24 4.5 [1] B 2000-12 分間、27℃(81ºF): 相対露光値を 1 とした場合 [2] コントラスト: 正味濃度を 1.5~3.5 として計算 Copyright, Eastman Kodak Company, 1996 説明書—3 説明書 TI2294 改訂版 3-02 推奨補充率 現像液: 100 mL(3.38 液量オンス)/ 35×43 cm(14×17 インチ)シート 定着液: 220 mL(7.44 液量オンス)/ 35×43 cm(14×17 インチ)シート マニュアル現像処理 マニュアル現像処理 注意: 注意: 製品ラベルと製品安全データシートに記載されている注意事項をよくお読みください。 ラックとタンクを使用して、正しい比率で補充した現像処理液で現像してください。 温度 推奨時間( 推奨時間(分) 攪拌 コダックインダストレックス マニュアルデベロッパー アンドリプレニッシャー 20℃(68ºF) 5 断続攪拌 (30秒ごとに 5秒) コダックラピッド X-ray デベロッパー 24℃(75ºF) 3[1] 断続攪拌 (30秒ごとに 5秒) [1] 現像時間が 5 分間未満の場合は均一性が損なわれることがあるため、現像処理には 5 分以上の時間を かけてください。 注意: 注意: 現像処理の終了前にフィルムを取り出して 5 秒間乾かしてください。現像液があふれてタンクに 逆流しないよう十分注意してください。 推奨補充率 コダックインダストレックスマニュアルデベロッパーアンドリプレニッシャーまたはコダックラピッド X-ray デベロッパーアンドリプレニッシャーを使用する場合、化学作用およびタンクの溶液レベルを維持 するため、35 x 43 cm(14 x 17 インチ)のフィルムを現像し終わるたびに、90 ml(3 液量オンス)のリプ レニッシャーを指示に従って追加します。追加したらよく攪拌します。化学薬品の濃縮液に付属している 個々のデベロッパーリプレニッシャーおよびフィクサーリプレニッシャーの推奨事項に従ってください。 Copyright, Eastman Kodak Company, 1996 説明書—4 説明書 TI2294 改訂版 3-02 停止、 停止、定着、 定着、および洗浄 および洗浄 温度 推奨時間 推奨時間 攪拌 コダック インディケーターストップ バス、希釈率 3.5% または酢酸 16~30℃ (60~85ºF) 30 秒間 普通 コダックラピッドフィクサー または コダックインダストレックス フィクサーアンドリプレ ニッシャー 16~30℃ (60~85ºF) 3~6 分間 または クリアリング 時間の 2 倍 連続的に 15 秒、 その後断続的に (30 秒ごとに 5 秒) 流水洗浄[1] (1 時間に 8 容量分の 入れ替え) 16~30℃ (60~85ºF) 10~30 分 [1] 溶液による模様の発現の抑制、一般的なスポットやしまの抑制、および定着液の寿命の向上につなが ります。コダックハイポクリアリングエージェントを使用すると、時間と水を節約できます。洗浄後 にコダックフォトフロー溶液を使用すると、ウォータースポットや乾燥ムラを避けることができます。 ほこりがない室温の場所か、適切な乾燥キャビネットで乾燥してください。温度は 50℃(120ºF)を超え ないようにしてください。 フィルムの フィルムの特性( 特性(感光度計使用) 感光度計使用) ベース濃度 ベース濃度+ 濃度+ カブリ濃度 カブリ濃度 相対露光値[1] コントラスト[2] 5 分間、20℃(68ºF) 0.25 1.3 4.2 3 分間、24℃(75ºF) 0.20 1.3 4.3 2.5 分間、30℃(86ºF)[3] 0.24 1.2 4.2 現像条件 [1] B2000-12 分間、27℃(81ºF): 相対露光値を 1 とした場合 [2] コントラスト: 正味濃度を 1.5~3.5 として計算 [3] 24℃(75ºF)を超えた温度環境で、現像時間が 5 分間に満たない場合、現像結果が不安定になります。 ご質問やサポートについては、お近くのコダック代理店までお問い合わせください。 この資料の内容は予告なしに変更される場合があります。 Kodak、 、Industrex、 、Photo-flo、 、Ready-Pack、 、および X-Omat は、商標です 商標です。 です。 Commercial and Government Systems EASTMAN KODAK COMPANY - Rochester, NY 14650 説明書の 説明書の終わり 技術情報説明書 TI2294 Copyright, Eastman Kodak Company, 1996 改訂版 3-02 コダックインダストレックス AA 400 フィルム 1) 厚さ ベース/サポート 0.18 mm(7.20 mil) 乳剤 25 ミクロン(1.00 mil)、片側 12.5 ミクロンずつ オーバーコート 10 ミクロン(0.04 mil)、片側 5 ミクロンずつ 合計 0.21 mm(8.24 mil) 2) 相対露光値 さまざまな現像条件下でのコダックインダストレックスフィルムの測定値 露光条件: 8 mm 銅フィルター、HVL 3.5 mm 銅(220 kv)、鉛箔増感紙 コダック インダストレックスフィルム [1] コダックインダストレックス B2000 プロセッサー コダックインダストレックス処理用薬品 コダックインダストレックス処理用薬品 12 分間、 ℃(81ºF) ) 分間、27℃ 8 分間、 ℃(79ºF) ) 分間、26℃ DR 6.0 7.2 M100 2.9 4.2 M 2.3 3.5 MX125 2.1 2.8 T200 1.3 1.7 AA 400[1] 0.8 1.0 CX 0.5 0.6 8 分間、26℃(79ºF)サイクルの AA 400 フィルムには、相対露光値 1 が割り当てられています。 データシート- データシート-2 TI2294 改訂版 3-02 Copyright, Eastman Kodak Company, 1996 3) 分類 コダックインダストレックス B2000 プロセッサー コダックインダストレックス処理用薬品 コダックインダストレックス処理用薬品 12 分間、27℃(81ºF) 8 分間、26℃(79ºF) C5 C5 2 2 GIII GIII EN ASTM ISO 露光条件: 8 mm 銅フィルター、HLV 3.5 mm 銅(220 kv)、鉛箔増感紙 4) さまざまなエネルギーレベル さまざまなエネルギーレベルに エネルギーレベルに対する相対露光値 する相対露光値 各露光条件において、8 分間、26℃(79ºF)の AA 400 フィルムには、相対露光値 1.00 が割り当てられて います。 インダストレックス フィルム ISO 120Kv[1] EN 220Kv[2] イリジウム[3] コバルト[4] DR 9.0 7.2 9.0 9.0 M100 4.1 4.2 5.4 6.3 M 3.0 3.5 4.4 5.1 MX125 2.9 2.8 3.1 3.3 T200 1.6 1.7 1.9 1.9 AA 400 1.0 1.0 1.0 1.0 CX 0.7 0.6 0.7 0.7 [1] ANSI PH 2.8-ISO 7004 規格に準拠。鉛箔増感紙なし [2] ANSI PH 2.8-ISO 7004 規格 - EN 584-1 鉛箔増感紙に準拠 [3] 8 mm 銅フィルター。100/200 ミクロンの鉛箔増感紙 [4] 100/200 ミクロンの鉛箔増感紙 データシート- データシート-3 TI2294 改訂版 3-02 Copyright, Eastman Kodak Company, 1996 5) グラフ1 特性 a) ) マニュアル現像処理(5-96) b) ) B2000 プロセッサー(5-96) ご質問やサポートについては、お近くのコダック代理店までお問い合わせください。 この資料の内容は予告なしに変更される場合があります。 Kodak および Industrex は、商標です 商標です。 です。 Commercial and Government Systems EASTMAN KODAK COMPANY - Rochester, NY 14650 データシートの データシートの終わり 1注意: この資料に記載されているデータは、記載された露光および現像条件下での製品のテスト結果を示し ています。これらのデータは、代表的な製品に対するものであり、特定のパッケージやロールに対するもので はありません。また、Eastman Kodak Company が規定する製造基準または製品仕様を示すものではないこ とにご注意ください。また、製品の性能および使用に関して、予告なく変更または改良をおこなう場合があり ます。 データシート- データシート-4 TI2294 改訂版 3-02 Copyright, Eastman Kodak Company, 1996 TI2294A 5-96 特性、資料用 コ ダ ッ ク イ ン ダ ス ト レ ッ ク ス AA 400フ ィ ル ム / 5533 200/220 kV 直 接 X線 、 鉛 箔 増 感 紙 、 マニュアル現像処理、拡散ビジュアル 7 6 5分間、 20℃( 68°F) 3分間、 24℃( 75°F) 5 密度 4 3 2 1 0 -4.00 -3.00 -2.00 -1.00 対数露光(レントゲン) 注意: この資料に記載されているデータは、代表的な製品に対するものであり、Eastman Kodak Companyが規定する製造 基準または製品仕様を示すものではないことにご注意ください。結果は、保管、露光、処理の条件によって変わります。 また、製品の性能および使用に関して、予告なく変更または改良をおこなう場合があります。 0.00 1.00 2.00 データシート- データシート-5 TI2294 改訂版 3-02 Copyright, Eastman Kodak Company, 1996 TI2294B 5-96 特性、資料用 コダックインダストレックス AA 400フィルム / 5533 200/220 kV 直接 X線、鉛箔増感紙、 コダックインダストレックス B 2000プロセッサー、コダックインダストレックス用処理液、拡散ビジュアル 7 6 12分間、27℃( 81°F) 8分間、26℃( 79°F) 5 密度 4 3 2 1 0 -4.00 -3.00 -2.00 -1.00 対数露光(レントゲン) 注意: この資料に記載されているデータは、代表的な製品に対するものであり、Eastman Kodak Companyが規定する製造 基準または製品仕様を示すものではないことにご注意ください。結果は、保管、露光、処理の条件によって変わります。 また、製品の性能および使用に関して、予告なく変更または改良をおこなう場合があります。 0.00 1.00 2.00
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