Document 537471

曲げを受ける
RCはりの挙動
P/2
P/2
δ
a
荷重
P
Ⅰ
RCの特徴:
比較的小さい荷重で曲げひび割れが
発生する。
曲げひび割れが発生しても、力学性能
上問題ないが、美観、鋼材腐食防止
の観点からは幅を制限する必要あり。
Pu
Py
Ⅱ
Ⅲ
Ⅱ
Pcr
Ⅲ
Ⅰ
δ
0
応力
たわみ
プレストレストコンクリートはり
プレストレストの導入
(ポストテンションPCの場合)
コンクリート
シース
PC鋼材(緊張材)
P
P
h/2
e
z
プレストレス
b
A  bh
bh 3
I
12
鋼材を緊張
して定着
応力  c
引張
圧縮
P
A
f c
圧縮
Pe
z
I
圧縮
下縁
ひずみ
上縁
 p z 
0
fb
 u
コンクリート
 c
h
プレストレストコンクリートはり
曲げモーメントの載荷
M
h/2
z
b
応力
I
bh 3
12
圧縮
圧縮
引張
プレストレス
荷重による応力
 p z 

作用荷重( M
)の増加
圧縮
M
z
I
合応力
 z 
応力  c
f c
圧縮
上縁
下縁
引張
0
fb
ひずみ
 u
 c
応力  c
f c
デコンプレッ
ション状態
上縁
下縁
0
fb
ひずみ
 u
 c
 c
応力
f c
上縁
曲げひび割
れ発生
プレストレス
 p z 
荷重による応力

M
z
I
合応力
 z 
ひずみ
下縁
0
fb
 u
コンクリート
 c
h
荷重
P
Pu
Py
Pcr
PCの特徴:
・曲げひび割れ発生荷重が高い。
・明確な降伏性状を示さない。(PC緊張材に由来)
・除荷後の復元性に優れる。
PC
RC
Pcr
δ
0
たわみ
PC:曲げひび割れ発生荷重を高くできる
使用状態で曲げひび割れを発生させない設計が可能
ポストテンションPC
プレストレスの導入(ポストテンションPC)
プレテンションPC
プレテンションPC
例題
解答
有効プレストレス
コンクリートのクリープ
コンクリートの乾燥収縮
PC鋼材のリラクゼーション
によるプレストレスの減少
プレストレス
導入プレストレス
有効プレストレス
約80%
プレストレッシング
供用
時間
クリープとリラクゼーション
• クリープ:持続荷重による時間依存変形
• リラクゼーション:変形を拘束したときの時間依存
性応力緩和現象

応力

クリープ
時間t
リラクゼーション
t

時間t
ひずみ


t
コンクリートの乾燥収縮
• 乾燥する体積が縮小する。
• 棒状のものは長さが短くなる。
– 「ひずみ」とは長さ変化率:1mのものが0.1mm
縮むとひずみは100μ
• 衣類、木材、土壌も乾燥すると縮む。
体積変化
は等方的
棒状のものは一方向の長さ
変化が卓越する