入口スワールを導入した商用規模非平衡 Ar/Cs ディスク形 MHD 発電 機の定常二次元電磁流体解析による形状設計 市ノ木山 大輝*(筑波大) 齋藤 晴樹(筑波大院) 藤野 貴康(筑波大) 本研究では,入口スワールを導入して,熱入力 1000 MW 級の商用規模非平衡ディスク形 MHD 発電 機に対して定常二次元電磁流体解析による形状設計を行った。作動気体には Ar に微量の Cs を添加した ものを用いた。 入口スワール比を 0~0.8 まで上げることで,エンタルピー抽出率を 30 %程度に保ちながら等エント ロピー効率を 82.5 %~86.7 %まで向上させることができた。ただし,スワール比の上昇に対して等エン トロピー効率の上昇は飽和することがわかった。 図 1 非平衡ディスク形 MHD 発電機の概略図 図 2 各入口スワール比に対して設計した発電機の r-z 二次元断面図 図 3 エンタルピー抽出率および等エントロピー効率の 入口スワール比依存性
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