平成 26 年度第2回 CT 研究会開催報告

茨城県放射線技師会
平成 26 年度第2回 CT 研究会開催報告
CT 研究会 委員長 福谷悌和
日時:平成 26 年 8 月 30 日
14:05~
場所:水戸済生会病院 新館 5F 丹野ホール
参加人数: 44 名
この度、上記の研究会を開催したので報告する。今回の研究会は、メーカーに CT 装置の
説明、ユーザーに使用経験、そして、実機見学という形式で行った。
まず、CT 装置メーカーから、東芝メディカルシステム株式会社に「最新 CT 技術」の講
演をして頂いた。主に Aquilion one の技術紹介で、会員発表にも出てくる SEMAR がトピ
ックスであった。SEMAR とは、メタルアーチファクトを低減する画像再構成であり、逐次
近似画像再構成を拡張したものである。人工骨頭やインプラントを有した患者の画像診断
において、メタルアーチファクトにより読影が困難な場合を経験する。こういった症例に
SEMAR を使用することで、従来よりもメタルアーチファクトが大幅に低減され、診断能の
向上が期待できると考える。また、会場からの質問も SEMAR についての質問が多かった。
次に、水戸済生会総合病院・放射線技術科の 3 人の先生方に会員発表にして頂いた。水
戸済生会総合病院の使用している X 線 CT 装置は、Aquilion one で、ここでは、
「頭部のプ
ロトコルについて」
、
「大腸検査の現状」
、そして、
「SEMAR の基礎的検討」を発表して頂い
た。プロトコルの考え方や症例ごとの、どのように対応しているかについての質問が多か
った。
最後に、実機見学を行った。実機見学では、臨床画像も見ることができ、会員から症例
に応じた質問が多く見受けられた。
まとめ
今回は、参加者は 40 人程度と少なかったが、会員の活発な質疑があり、今後も、茨城;
県内の施設に最新装置が導入された際は、この形式を視野に入れ研究会の企画をしていき
たいと考える。
会場の様子