ギャンブルQ - 競馬最強の法則WEB

ギャンブルQ
ギ ャ ン ブ ラー は
Q
レース
で こ そ 賭 け ろ!
このなかで、答えは一つだ
1.
2.
3.
4.
GI
重賞
新馬未勝利
最終
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ギャンブルQ
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ギャンブルQ
目次
本書について.......................................................................... 5
Q.問い .................................................................................... 9
競馬以外の話 ...................................................................... 10
麻雀の話 ________________________________ 11
どの「場」で打つべきか ......................................................... 16
A.答え................................................................................... 17
「場」を読む ........................................................................... 18
ギャンブルに挑む二人のお話 .............................................. 19
本書の感想を募集 ............................................................... 24
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ギャンブルQ
本書について
これまで著者は、6 年近く、ネット上で
「競馬に関する情報」を発信してきました。
その主な情報や知識が、「馬体とギャンブル」についてです。
「馬体」については、毎週メルマガで『馬体診断予想』を配信
しており、どういった類のモノか、本書を手に取っている時点で、
ある程度ご存じでしょう。
では、「ギャンブル」についてはどうでしょうか。
これまで、一貫して自身を、
「予想家」ではなく、「ギャンブラー」である
と伝えてきましたが、そもそも、
競馬における、「ギャンブラー」とは何ぞや
馬券買う(お金賭ける)んだから、みんな「ギャンブラー」な
んじゃないの!?
「予想家」と「ギャンブラー」って何が違うの!?
と思われている方も多いのではないでしょうか。
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ギャンブルQ
確かに、お金を賭ける行為自体を、「ギャンブル」と呼びます。
その意味で、競馬で予想して馬券を買った時点で、
みんな「ギャンブラー」と言えなくもありません。
ただ、私自身は、「ギャンブラー」という意味を、
もう少し狭い範囲、「特定の人」を指して、こう呼んでいます。
ズバリ、競馬における
「ギャンブラー」とは、
「予想」する以外のスキルを持っている人、
「予想家」とは
「予想」するスキルしか持っていない人
別に、競馬で勝っている、勝ち続けているから、
「ギャンブラー」というわけではありません。
ただ、
「予想」する以外のスキルがあるのかどうか
これこそが、「予想家」と「ギャンブラー」との違いです。
そして、この違いが大きな違いを生むと言えます。
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ギャンブルQ
この「予想する以外のスキル」、ただ、これの有無だけで
「予想家」と「ギャンブラー」では
心理、思考、価値観、スタンス、ポリシー
それらが全く違います。180 度正反対と言っていいでしょう。
故に、両者に求められる「基本、資質」も異なり
両者が作り上げる「ロジック、ルール」も、全く異なります。
以上、「予想家」と「ギャンブラー」、どちらがいいか
これについては、この際置いときます。
ただ、
競馬の世界(参加者)には、
「ギャンブラー」は、ほとんどいない
世の中の予想、また馬体診断などに関しても
「予想家」の予想、馬体診断はあっても
「ギャンブラー」の予想、馬体診断は皆無
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ギャンブルQ
だからこそ、これまで、私自身、
「ギャンブラー」が考える馬体診断予想、相馬眼ロジックや、
「ギャンブルのノウハウ」を発信していこう
と、これまで綴ってきたわけです。
本書が、一人でも多くの人にとって、「予想家」から、
「ギャンブラー」となるきっかけとなれば、幸いです。
武虎
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Q.問い
ギャンブラーは
Q
レース
でこそ賭けろ!
1.GI
2.重賞
3.新馬未勝利
4.最終
この問いは、「予想家」にとっては、正解はありません。
が、同時に、「ギャンブラー」にとっては、正解は一つです。
この問いが意味するところは、一体何なのか。
「予想」するスキルは、一切関係ないとして、答えてください。
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ギャンブルQ
競馬以外の話
と、問いの答えを言う前に。
競馬ファンは特に、「競馬」のこととなると
「競馬」の枠のなかだけで、物事を判断してしまいがちです。
そこで、競馬と同じギャンブルの一つ、
「麻雀の話」をしておきます。少しお付き合いください。
では、これから、「4つの麻雀の店(雀荘)」を紹介します。
この「4店舗」には、それぞれ特徴があります。
そこで、麻雀の力量(技術)に関係なく、ただ単純に
どの「店舗」で勝負するのが
最も、「安定して」、勝ち続けやすいだろうか?
これを考えてもらいたいと思います。
麻雀がわからない人は、
将棋かポーカーなどに置き換えて読み進めてみてください。
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麻雀の話
どの「店」で打つべきか
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1 号店
繁華街中心部のメインストリート沿いにある1号店。連日、客入
りは、4店舗のなかで、断トツに多い。
店の雰囲気は、麻雀のイメージを一新した、明るくさわやかな
店内で、まさに、雀荘というよりアミューズメント施設。
客層は、「プロからセミプロ、アマ、初心者」など様々だが、圧
倒的に、「初心者」が多く、全体の9割近くを占める。
これは、「初心者」でも入りやすい店の雰囲気やサービス、テ
レビ CM など広告戦略のおかげか。また、近くに大学があり、
麻雀をおぼえたての大学生などの来店が多いのも要因。
ちなみに、場のレートは、「安く」一定。
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2号店
繁華街中心部から少し離れた大通り沿いにある2号店。こちら
も、連日客入りは上々で、1号店には劣るが、4店舗のなかで、
2番目に多い。
店の雰囲気も、1号店と同じく、明るくさわやかな店内と、雀荘
というより、まさに、アミューズメント施設。
客層は、「プロからセミプロ、アマ、初心者」など様々だが、1号
店ほど、「初心者」はおらず、全体の半数5、6割程度。
ちなみに、場のレートは、「安く」一定。
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3号店
郊外の埠頭近くにある3号店は、知る人ぞ知る最も古い老舗。
客は、ほぼ常連客のみと、4店舗のなかで圧倒的に少ない。
店の雰囲気は、一昔も二昔も前の雀荘、まさに「賭場」。
客層は、「プロかセミプロ」が中心。「アマや初心者」の来店は、
たまに付き添いで来る程度で、ごく一握り。
ちなみに、場のレートは、時価。
常連同士が遊びで打つ場合は「安い」が、真剣勝負となると
ハネ上がる。他、カモ(初心者・金持ち)にたかる場合は、最も
「高い」。
今現在も、営業できているのが不思議な店である。
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4号店
1号店のそば、裏通りにあるのが4号店。こちらも老舗だが、1号
店よりも営業時間が遅くまでやっており、1号店で打ち足りない
客が、よくこの4号店に訪れる。そのため、客入りは上々。
店の雰囲気は、いわゆる普通の雀荘である。
客層は、「プロからセミプロ、アマ、初心者」など様々。そのほと
んどが、1号店から流れてくる客。ただ、「初心者」の来店は、1
号店と比べ、半数以下とかなり少なくなる。
ちなみに、場のレートは、「高め」で一定。
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どの「場」で打つべきか
さて、ここで4店舗の特徴をもう一度整理してみよう。
※ここでは、実際の雀荘システム等、細かなことは一切無視。「麻雀」では、イメ
ージしづらい方は、「将棋やポーカー」などに、置き換えてイメージしてください。
では、この4店舗のうち、麻雀の力量関係なく、ただ単純に
どの「店舗」で勝負するのが
最も、「安定して」、勝ち続けやすいだろうか?
もちろん、答えはただ一つ、次のページ。
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A.答え
答え) 1号店
これは、さすがに迷うレベルではないと思う。念を押すが、勝負
する人の、麻雀の力量(技術)等は問わないとした場合。
※「麻雀は初心者に勝つのも意外と…ウンタラ、カンタラ」という難癖はご法度。
仮に、ここで1 号店以外を答えた人は、麻雀やポーカー、競馬、
競艇等、すべてのギャンブルに向いてない。「麻雀がうまい人」
にはなれても、決して「麻雀で勝ち続ける人」にはなれない。
理由) 初心者が、「常に」「たくさん」いるから
麻雀の力量は関係ないため、単純に、最も力量(技術)がない
初心者を相手にするのが、最も勝ちやすい。(同時に、玄人を
相手にしない)
かつ、安定して長期的に、勝ち続けるためには、常に、初心者
と卓を囲める(勝負できる)「場」が必要。その意味でも、初心者
が、常にたくさん来店する1号店がベストである。
ズバリ、今回の「問い」は、
己の「力量(技術)」からの、「勝ちやすさの見極め」以前に、
ギャンブルの「場の見極め」ができるかどうか、を問うている。
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「場」を読む
「場」を読む、見極める…これは麻雀だけでなく、競馬含め、
あらゆるギャンブルで最重要である。
ズバリ
「場」を制すは、「博打」を制す
では、ここで、もう一つ麻雀の例えば話を。
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ギャンブルに挑む二人のお話
ここに、二人の麻雀素人がいる。名をシープさんとウルフ君。
シープさんは、麻雀漫画や映画は大好きも、実践は未経験。
ウルフ君は、麻雀の「ま」の字も知らない。
二人は、麻雀のプロである、テツヤ師匠に弟子入りをした。
二人は、テツヤ師匠から約半年間、
とにかく、麻雀の基本を徹底的に教え込まれた。
師匠とともに、雀荘に出向いて、実践経験も何度も重ねた。
その結果、二人の麻雀の「技術」は、
シープさんは、「セミプロ」級の腕前に上達。
ウルフ君も、初心者相手なら確実に勝ち切れる、「アマチ
ュア」でも屈指のレベルといった腕前に上達。
そして、いよいよ二人は、
一人で実践デビューする日を迎えた。
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師匠は、二人に同じ額の軍資金を手渡し、こう告げた。
この界隈には 4 つの雀荘がある。そこで麻雀を打ち、半年
後に、資金を一円でも多く増やしたほうを、本当の弟子とし
て迎え入れる。では、今日から早速麻雀を打ってこい。
最後に、一つだけ、各々聞きたいことについて、アドバイス
を送るとしよう。
シープさんは、師匠にこうアドバイスを求めた。
「どうすれば、今よりもっと麻雀がうまくなれますか」
そこで、師匠は、シープさんに、
麻雀の応用的な「技術」のいくつかを伝えた。
ウルフ君は、自分がシープさんと比べ、明らかに「技術」で劣っ
ていることがわかっていた。たった半年で、その差が埋まるとも
思えなかった。
そこで、こうアドバイスを求めた。
「どうすれば、今の自分の実力で、勝ち続けることできますか」
そこで、師匠は、ウルフ君に、
麻雀の「技術」以外の「
「ある言葉
ある言葉」
言葉」 を贈った。
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そして、二人に同じ額の軍資金を手に、
半年後の再会を約束して、その場を立ち去った。
さて、二人の勝負はどうなるだろうか。…
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つづきは
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