201412-1 V850 ファミリ、RL78,78K ファミリ、RX ファミリ、RH850 ファミリ対応 C コンパイラパッケージ V.3.00.00 リリースのお知らせ V850 ファミリ、RL78,78K ファミリ、RX ファミリ、RH850 ファミリ対応 C コンパイラパッケージ を V.2.02.00 から V.3.00.00 へアップデートしました。 統合開発環境「CubeSuite+」は、製品名を「CS+」に変更しました。 1. アップデート対象バージョン CS+ (旧 CubeSuite+) 共通部分 V1.00.00~V1.03.00 および V2.00.00~V2.02.01 以下の手順で CS+ (旧 CubeSuite+) 共通部分のバージョンを調べてください。 (1) CubeSuite+を起動する。 (2) メニュー「ヘルプ」から「バージョン情報」を選択する。 (3) バージョン情報ダイアログボックスに表示された、CubeSuite+のバージョンを 参照する。 注: 「CubeSuite+ 共通部分」とは表示されませんが、CS+ (旧 CubeSuite+) 共通部分 のバージョンです。 2. リビジョンアップ内容 2.1 CS+ (旧 CubeSuite+)共通部分 (ビルド、デバッグ および 解析機能等の共通部分) CS+ (旧 CubeSuite+)共通部分を V2.02.01 から V3.00.00 へ更新し、以下の 2 つに分割しま した。 - CS+ for CC 共通部分 (RX, RH850 用) - CS+ for CA,CX 共通部分 (78K,RL78,V850 用) この 2 つは Windows のスタートメニューから個別に起動できます。 2.1.1 ビルドツール 各共通部分に含まれるビルドツールおよび使用可能なバージョンは以下の とおりです。 (1) CS+ for CC (RX, RH850 用) - RX ファミリ用ビルドツール CC-RX V2.02.00 - RH850 ファミリ用ビルドツール CC-RH V1.01.00 (2) CS+ for CA,CX (78K,RL78,V850 用) - 78K0 用ビルドツール CA78K0 V1.30 - RL78、78K0R 用ビルドツール CA78K0R V1.70 - V850 用ビルドツール CA850 V3.50 (V850E1、V850ES コア用) - V850 用ビルドツール CX V1.31 (V850E2M コア用) 2.1.2 ビルド、デバッグ および 解析機能等の更新 (1) 全体の機能改善 - 分割パネルエリアの機能追加 - メモリ・マッピング・プロファイラの機能追加 (CS+ for CC のみ) - オプションダイアログ機能の改善 - 外部ツール起動機能の改善 - ユーザーズマニュアル、オンラインヘルプ構成の変更 (CS+ for CC のみ) (2) ビルド・ツールの機能改善 (CS+ for CC のみ) - パラレル・ビルド機能の追加 (3) デバッグ・ツールの機能改善 - デバッグ・コンソールパネルの表示フォントの変更 (RX ファミリで E1、E20 エミュレータを使用する場合) - ステップ実行性能の改善 (RX ファミリで E1、E20 エミュレータを使用する場合) - 内蔵フラッシュを書き換えるプログラムをデバッグする機能の改善 (RX ファミリで E1、E20 エミュレータを使用する場合) - RX64M グループの Trusted memory 機能対応 (RX64M グループで E1、E20 エミュレータを使用する場合) 備考: 自動生成されるスタートアップルーチンでは、 Trusted Memory 機能用のオプション設定メモリは設定されて おりません。RX64M グループをご使用になる場合、 Trusted Memory 機能を使用する、しないにかかわらず、 お客様で下記の Trusted Memory 機能用のオプション設定 メモリの設定をスタートアップルーチンに追記してください。 - TM イネーブルフラグレジスタ (TMEF) - TM 識別データレジスタ (TMINF) 設定方法については、ルネサス エレクトロニクス株式会社のホームページ をご覧ください。 http://tool-support.renesas.com/jpn/toolnews/141001/tn5.htm - アクション・イベントの機能改善 (RX ファミリで E1、E20 エミュレータを使用する場合、 RH850 ファミリまたは RL78 ファミリで E1 エミュレータを使用する場合) - ダウンロード機能の改善 (RX ファミリで E1、E20 エミュレータを使用する場合、 RH850 ファミリで E1 エミュレータを使用する場合) - フラッシュ ROM 消去機能の改善 (RL78 ファミリで E1 エミュレータを使用する場合) (4) デバッグ・ツールの注意事項の改修 以下の問題を改修しました。 - RX220 グループをデバッグする際の注意事項 問題の詳細は、ルネサス エレクトロニクス株式会社のホームページ をご覧ください。 http://tool-support.renesas.com/jpn/toolnews/140516/tn1.htm - RX64M グループのタイマ計測イベントに関する注意事項 問題の詳細は、ルネサス エレクトロニクス株式会社のホームページ をご覧ください。 http://tool-support.renesas.com/jpn/toolnews/140416/tn3.htm - データフラッシュメモリ書き換えに関する注意事項 (RL78 ファミリ、78K0R および 78K0) 問題の詳細は、ルネサス エレクトロニクス株式会社のホームページ をご覧ください。 http://tool-support.renesas.com/jpn/toolnews/140316/tn1.htm (5) Python コンソールの機能改善 - Python 関数の追加 - Python クラスの追加 - Python プロパティの追加 2.2 コード生成 (1) CS+ RL78 コード生成および CS+ 78K コード生成 (旧 CubeSuite+ RL78, 78K0R, 78K0 コード生成) CubeSuite+ RL78, 78K0R, 78K0 コード生成を V2.04.00 から V2.05.00 へ更新し、 以下の 2 つに分割しました。 - CS+ RL78 コード生成 (RL78 用) - CS+ 78K コード生成 (78K0R、78K0 用) なお、CS+ へのアップデートにともないバージョン番号を変更するもので、 機能に変更はありません。 (2) CS+ V850 コード生成 (旧 CubeSuite+ V850 コード生成) V2.00.01 から V2.01.00 へ更新しました。 CS+ へのアップデートにともないバージョン番号を変更するもので、 機能に変更はありません。 (3) CS+ RX コード生成 (旧 CubeSuite+ RX コード生成) V1.02.00 から V1.03.00 へ更新しました。 CS+ へのアップデートにともないバージョン番号を変更するもので、 機能に変更はありません。 2.3 デバイス依存情報 (1) CS+ RL78 デバイス依存情報および CS+ 78K デバイス依存情報 (旧 CubeSuite+ RL78 ファミリ, 78K デバイス依存情報) CubeSuite+ RL78 ファミリ, 78K デバイス依存情報を V1.00.18 から V3.00.00 に更新し、以下の 2 つに分割しました。 - CS+ RL78 デバイス依存情報 (RL78 用) - CS+ 78K デバイス依存情報 (78K0R、78K0 用) CS+ RL78 デバイス依存情報 V3.00.00 では、以下のような更新を行って います。 (a) サポートマイコンの追加 以下のグループをサポートしました。 - RL78 ファミリ RL78/G1G グループ (b) SFR 情報の修正 以下のグループにおいて SFR 情報を修正しました。 - RL78 ファミリ RL78/F14 グループ - RL78 ファミリ RL78/F13 グループ 詳細は、ルネサス エレクトロニクス株式会社のホームページをご覧ください。 http://japan.renesas.com/cubesuite+/CSP_DevInfo_RL78.html CS+ 78K デバイス依存情報は、CS+ へのアップデートにともないバージョン 番号を変更しました。機能に変更はありません。 (2) CS+ V850 デバイス依存情報 (旧 CubeSuite+ V850 デバイス依存情報) V1.00.11 から V3.00.00 へ更新しました。 V3.00.00 では、以下のような更新を行っています。 (a) サポートマイコンの追加 以下のグループにおいてサポートマイコンを追加しました。 - V850E2/PG4-S (b) SFR 情報の修正 以下のグループにおいて SFR 情報を修正しました。 - V850E2/FF4-G - V850E2/FG4-G (c) サポートマイコンの削除 以下のグループにおいてサポートマイコンを削除しました。 - V850E2/SG4-H - V850E2/SJ4-H 詳細は、ルネサス エレクトロニクス株式会社のホームページをご覧ください。 http://japan.renesas.com/cubesuite+/CubeSuitePlus_DevInfo_V850.html (3) CS+ RX デバイス依存情報 (旧 CubeSuite+ RX デバイス依存情報) V1.02.00 から V1.04.00 へ更新しました。 V1.04.00 では、以下のような更新を行っています。 (a) サポートマイコンの追加 以下のグループにおいてサポートマイコンを追加しました - RX111 グループ (b) デバイス情報の修正 以下のマイコンに関連するデバイス情報を修正しました。 - RX21A グループ 詳細は、ルネサス エレクトロニクス株式会社のホームページをご覧ください。 http://japan.renesas.com/cubesuite+/CubeSuitePlus_DevInfo_RX.html なお、RX64M グループを使用する場合、V1.04.00 には注意事項がありますので、 ルネサス エレクトロニクス株式会社のホームページでご確認ください。 http://tool-support.renesas.com/jpn/toolnews/141001/tn5.htm (4) CS+ RH850 デバイス依存情報 (旧 CubeSuite+ RH850 デバイス依存情報) V1.00.04 から V3.00.00 へ更新しました。 V3.00.00 では、以下のような更新を行っています (a) サポートマイコンの追加 以下のグループにおいてサポートマイコンを追加しました。 - RH850 ファミリ RH850/C1H グループ - RH850 ファミリ RH850/C1M グループ - RH850 ファミリ RH850/F1H グループ - RH850 ファミリ RH850/F1L グループ (b) デバイス情報の修正 以下のグループに関連するデバイス情報を修正しました。 - RH850 ファミリ RH850/F1L グループ 詳細は、ルネサス エレクトロニクス株式会社のホームページをご覧ください。 http://japan.renesas.com/cubesuite+/CubeSuitePlus_DevInfo_RH850.html 2.4 アップデートマネージャ V2.01.01 から V2.02.00 へ更新しました。 詳細は、ルネサス エレクトロニクス株式会社のホームページをご覧ください。 http://japan.renesas.com/cubesuite+/CubeSuitePlus_Update_Manager.html 2.5 MCU Tools 用 USB ドライバ (32-bit Windows OS) 以下の USB ドライバのインストーラを一本化し、CS+ V3.00.00 に対応しました。 - MINICUBE2 USB ドライバ (32 ビット版) - MINICUBE USB ドライバ (32 ビット版) - IECUBE USB ドライバ (32 ビット版) - IECUBE2 USB ドライバ (32 ビット版) 一本化後の名称は「MCU Tools 用 USB ドライバ (32-bit Windows OS)」になります。 2.6 CS+ ユーティリティ (旧 CubeSuite+ ユーティリティ) V2.00.01 から V3.00.00 へ更新しました。 詳細は、ルネサス エレクトロニクス株式会社のホームページをご覧ください。 http://japan.renesas.com/cubesuite+/CubeSuitePlus_Utilities.html 3. アップデート方法 無償でオンラインアップデートできます。以下のいずれかの方法でアップデートしてください。 注意事項 ※ CubeSuite+ V1.03.00 以前を使用している場合は、先に CubeSuite+を V2.00.00 にアップ デートする必要があります。 以下の URL から無償評価版 V850 用、RL78 ファミリ,78K0 用、RX ファミリ用 C コンパイラパッケージ V.2.00.00 をダウンロードしてインストールしてください。 http://www.hitachi-ul.co.jp/system/XSOFT/download.html#CUBEV2 ※ RX シリアルデバッガ V.2.00.00 は、CS+ V3.00.00 では動作しません。 RX シリアルデバッガを V.3.00.00 へバージョンアップしてください。 詳細は、ルネサス エレクトロニクス株式会社のホームページをご覧ください。 「RX ファミリ用シリアルデバッガ V2.00.00 ご使用上のお願い」 http://tool-support.renesas.com/jpn/toolnews/141001/tn8.htm 「RX ファミリ用シリアルデバッガ V3.00.00 へのバージョンアップのお知らせ」 http://tool-support.renesas.com/jpn/toolnews/141101/tn4.htm (1) スタートメニューから プログラム -> Renesas Electronics CubeSuite+ を 選択し、アップデートマネージャを起動してアップデートする。 注意: ラピッドスタートを有効にして CubeSuite+を起動している場合は、 CubeSuite+を一旦終了した後にアップデートマネージャを起動して ください。 ラピッドスタートにより CubeSuite+が Windows 上の通知領域(タスク トレイ)内に常駐している場合は、エラーが発生し、以下のメッセー ジが表示されます。 --------------------M0120001 "CubeSuite+W.exe" が起動中のため、インストールは中断されました。 次回ツール起動時に再開されます。 --------------------(2) 以下のルネサス エレクトロニクス株式会社のダウンロードサイトから必要なソフト ウェアツールをダウンロードしてインストールする。 http://japan.renesas.com/cs+_download 4. 製品一覧 対応 MCU RL78 ファミリ、78K0R、78K0 V850 ファミリ RX ファミリ RH850 ファミリ 製品名 RL78、78K 用 C コンパイラパッケージ ライセンスパック V.1 V850 用 C コンパイラパッケージ ライセンスパック V.1 RX ファミリ用 C/C++コンパイラパッケージ ライセンスパック V.2 RH850 ファミリ用 C コンパイラパッケージ ライセンスパック V.1 製品型名 PRL78CSP1-MWR PV850CSP1-MWR PRX00CSP2-MWR PRH85CSP1-MWR ソフトウェア一式(DVD)とライセンスのセットです。 同一製品を 5 セット以上お求めの方は、お得なライセンス販売をご利用いただけます。 ライセンス販売の詳細につきましては「お問い合わせ」より専用フォームにてお問い 合わせください。 5. 販売開始時期 2014 年 12 月 2 日より販売中。 (c) Hitachi ULSI Systems Co., Ltd. 1995,2014. 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