CM Series データシート

データシート
CMシリーズ 動的な脅威情報をリアルタイムで共有し、
組織
のFireEye環境を集中管理
ハイライト
• 複数の FireEye プラットフォームを集中管理
• 複数の攻撃経路を相関分析して複合型の脅
威をブロック
• 1 時間程度で導入できる専用開発のプラット
フォーム
• 高度な標的型攻撃への対策状況が一目で分
かるセキュリティ・ダッシュボード
• セキュリティ・イベント情報を集約し、
レポート
作成や監査対応を効率化
• 複数の FireEye プラットフォームの管理を効
率化し、構成や脅威アップデート、
ソフトウェ
ア・アップグレードの管理に要する時間を短縮
SECURITY
REIMAGINED
FireEye® CMシリーズは、FireEye NX、EX、FX、AX シリーズの管理、
レポ
ート作成、
データ共有を統合する、容易に導入可能なネットワークベースの管
理プラットフォームです。
FireEye CM シリーズでは、FireEye 環境で自動生成された脅威情報をリア
ルタイムに共有し、組織に対する高度な標的型攻撃を検知、
ブロックします。
ま
た、各 FireEye プラットフォームの構成、管理、
レポート作成を一元化すること
ができます。
ローカル環境で検知された脅威の情報をリアルタイムに共有
各FireEyeプラットフォームは、FireEye Multi-Vector Virtual Execution™
(MVX)を使用してリアルタイムの脅威情報を生成します。FireEye CM シリ
ーズは、生成された脅威情報を FireEye 環境全体に配信することにより、現在
進行中の高度なサイバー攻撃をすべてのプラットフォームでダイナミックに防
御します。
また FireEye Dynamic Threat Intelligence ™
(DTI)Cloud に
参加している場合は、匿名化された脅威情報の送受信を FireEye CMシリー
ズで集中管理し、世界中の企業やテクノロジー・パートナー、
サービス・プロバ
イダーに導入された FireEyeプラットフォームと脅威情報を共有できます。
ダッシュボードでセキュリティ状況を素早く把握、詳細な解析にも対応
FireEye CM シリーズには、
さまざまな操作を集中的に行い、
セキュリティ状
況を正確に把握できる統合セキュリティ・ダッシュボードが用意されています。
このダッシュボードにより、感染システム数をリアルタイムで把握し、
さらに詳
しい調査を行って、次に行うべき対策を判断できます。
高度な標的型攻撃を総合的に解析
FireEye NX、
EX、
FX、
AX シリーズをFireEye CMシリーズと組み合わせて導入
すると、
複合型の脅威を解析して、
不正なURL を含むスピア・フィッシング・メー
ルなどを正確に検知できるようになります。
これにより、
複合型の攻撃の全体像
を把握し、
対策の実施に必要となる詳細情報を入手して、
高度な標的型攻撃か
らネットワークを保護することができます。
Web ベースの GUI コンソールとアラート機能
CM 4400 および CM 9400
(このほかに CM 7400 をラインナップ)
FireEye CMシリーズに用意されている Web ベースの GUIコンソールは、
イベ
ントの確認や検索、
フィルタリング機能を備えています。
ま
た、
SMTP、
SNMP、
syslog、
HTTP POST 経由でリアルタイムのアラートを受
け取ることも可能 です。
管理者は、
種類や日付、
IP アドレス範囲を条件にイベン
トをフィルタリングできますが、
表示されるのはその 管理者の役割で閲覧可能
な情報のみとなります。
アラートは、
サードパーティのセキュリティ情報 / イベ
ント管理(SIEM)
ツールに送信することもできます。
イベントのリンクをクリッ
CMシリーズ 動的な脅威情報をリアルタイムで共有し、組織のFireEye環境を集中管理
クすると、該当する FireEye プラットフォームに直接接続し、
そ
のプラットフォームで保護しているネットワーク・セグメントの状
況を確認できます。
プラットフォームの構成とアップグレードを集中管理
各 FireEye プラットフォームをダイナミックに構成するFireEye
CM シリーズでは、導入作業を効率良く行うことができます。各
プラットフォームの設定を一括して行った後、適切なタイミング
でネットワーク全体に配信します。管理者は、各プラットフォーム
の構成や設定の確認をリモートから行うことが可能です。
また、
アップグレードはすべての管理対象プラットフォームに対して同
時に配信され、各プラットフォーム のセキュリティ機能が常に最
新の状態に維持されます。
セキュリティ・データの集約と詳細なレポートの作成
厳格な規制が適用される大規模組織では、
FireEye CM シリー
ズに集約されたセキュリティ・データを使用して、
総合的なレポー
トを効率よく作成できます。
監査に関係するセキュリティ・イベン
ト情報を収集、
保存する FireEye CMシリーズでは、
長期間のデ
ータ保存を求める規制への対応 が強化されます。
また、
名前や種類別に特定の脅威を検索してレポートを作成し、
ネットワークの感染ホスト数や検知数の多いマルウェア、
コールバ
ック・イベントの件数、
地理情報などを集計して確認できます。
傾
向ビューでは、
感染システムの減少状況などを時系列で把握する
ことが可能です。
技術仕様
CM 4400
CM 7400
CM 9400
フォーム・ファクタ
1U ラックマウント
2U ラックマウント
2U ラックマウント
重量
13.6 kg
22.7 kg
22.7 kg
寸法(幅×奥行×高さ)
43.7 × 65.0 × 4.3 cm
43.7 × 65.0 × 8.9 cm
43.7 × 65.0 × 8.9 cm
エンクロージャ
19 インチ・ラック
19 インチ・ラック
19 インチ・ラック
管理ポート
10/100/1000 BASE-T 2 ポート
10/100/1000 BASE-T 2 ポート
10/100/1000 BASE-T 2 ポート
AC 入力電圧
100 ~ 240 VAC 自動切換え
(全範囲)
100 ~ 240 VAC 自動切換え
(全範囲)
100 ~ 240 VAC 自動切換え
(全範囲)
AC 入力電流
8.5–6.0 A
8.5–6.0 A
8.5–6.0 A
電源装置 /RAID
冗長 700W / 4 SAS HDD(HW
RAID10)
冗長 700W / 4 SAS HDD(HW
RAID10)
冗長 700W / 4 SAS HDD(HW
RAID10)
消費電力
(最大)
1057 BTU/hr
1143 BTU/hr
1876 BTU/hr
周波数
50–60 Hz
50–60 Hz
50–60 Hz
動作温度
10℃~ 35℃
10℃~ 35℃
10℃~ 35℃
注 : パフォーマンス値は、
システム構成や処理するトラフィックの特性によって異なります。
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– DS.CMS.JA.082014