パッケージ形 エ ア コ ン故障診断一覧表

適
パッケージ形
エ ア コ ン
用
4方向カセット形 2方向カセット形 一方向カセット形
機
UH5U(N)
J・UH6U
LH1U(N)
J・LH2U
DH1UN
J・DH1U
故障診断一覧表
天井吊り形
壁掛け形
TH4U(N)
J・TH5U
KH5U(N)
J・KH5U
天井ビルトイン形 フリーカセット形 ハーフモジュール形 ダクト隠ぺい形
FH1U(N)
J・FH1U
ZH3U(N)
J・ZH4U
NH3U(N)
J・NH3U
EH3U
EH4U(N)
J・EH6U
種
リモコン〔図は CZ-02REU3〕
点検表示部
●
異常発生時、
「点
検」表示が点滅し
ます。
室温表示部
●
U0∼U15
●
室内機ユニット NO
点検スイッチ
●
点検スイッチを押
すと室温表示部
に 異 常 コードを
表示します。
集中コントローラ〔CZ-ESS3〕
壁埋込形
ペリカウンター形 外気処理ユニット照明空間ビルトイン形
WH1U(N) PRH2U(N) XH1U(N) YH3U(N)
J・XH1U
J・YH3U
J・WH1U
J・PRH2U
PH2U(N)
J・PH2U
集中制御盤〔CZ-ESM3〕
室温設定表示部
●
異常時に異常コード
を表示します。
運転状態表示部
●
室内ユニットの No.
(1∼最大 16)
を表示
します。
異常時は各ユニット
のー表示が点滅、運
転時に点灯します。
① 一斉/個別 スイッチを押して個別設定にする。
トNo
② グループユニッ
を押して機器を選択する。
時
刻
設
定 スイッチ
ESM3
① 点検 スイッチを押す。
ESS3
リモコン
異常コード
確認の方法
ビル用システムマルチ
UM3(E)、J・UM3(E)、
UL1、J・UL1、J・UM3L
① 一斉/個別 スイッチを押して個別設定にする。 ③ 点検 スイッチを押す。
② 戻る 進む スイッチを押して機器を選択する。
応急運転機能について
●室内基板中央の応急運転用コネクタを差し換えるこ
とにより、
電源の「入」
「切」で
冷房表示
逆風(中風)
+ドレンポンプ運転
暖房表示
逆風(中風)運転
の強制運転ができます。
(リモコンでは操作できません。)
①次にあげる制御は一切無視した動作を行います。
室温制御・異常信号・凍結防止・ホットスタート制御・電動膨張弁制御
(オーバーフロー)風量・余熱排除・湿度カット
②室外機の異常時とドレンアップメカ(一部別販)のフロートスイッチ異常時には室内機
は運転しません。
③応急運転の場合は室外機(圧縮機を含む)は運転しません。
④長時間の運転はさけてください。
操作機器の異常コード及び基板上のLED表示の状態を確認のうえ、
裏面記載の異常コード一覧表をご参照ください。
異
常
コ
ー
ド
一
覧
表
点滅 ○点灯
リモコン
ESM3
ESS3
表示
E15
室内ユニット
室外ユニット
LED表示
LED表示
1 2 3 4 1 2 3 4 5 6 10 11
不
具
合
内
容
ドレンポンプのフロートSWが作動し
ている。
CS-WH1U・PRH2U・
PH2U・XH1Uを除
点
検
箇
所 と 処
置
方
法
●ドレン排水の確認
➡ドレン配管確認(逆流していないか)
●ドレンポンプの確認
➡ドレンモータに200Vが印加されているか。
●フロートSWが常にオープン状態か確認
➡コネクター抜け・フロート外れ
E16
E20
E21
E22
E25
E26
ルーバーが動作していない。
(30秒
間にルーバーが動かなかった場合)
適用機種
CS-UH5U・LH1U)
● ルーバ用コネクターが外れていないか確認
リモコンと室内基板との伝送が出来
ない。
●グループ制御時の子機はCN8を取外す。
➡ルーバ用コネクター挿入状態確認
● ルーバモーターの確認
➡ルーバ用コネクターの赤−黄に200V印加されているか
確認
● ルーバSWの確認
➡ルーバSWの導通確認
室温サーミスタ(Thl1)がオープン状 ●コネクター仕様のコネクター(CN13)の確認
➡コネクター挿入状態確認
態になっている。
● 室温サーミスタ不良
(オープン)の確認
➡抵抗値測定 ※2
●コネクター
(CN7-A)の確認
室内熱交換器用サーミスター
(Thl 2)がオープン状態になっている。 ➡コネクタ挿入状態確認
● 熱交換器用サーミスタ
(オープン)の確認
➡抵抗値測定 ※2(冷房時・ガス管側)
●コネクター
室内熱交換器用サーミスター
(CN7-B)の確認
(Thl 3)がオープン状態になっている。 ➡コネクター挿入状態確認
● 熱交換器用サーミスタ不良
(オープン)の確認
➡抵抗値測定 ※2(冷房時・液管側)
室内機ディップSWのアドレスが重複 ●リモコンで自己アドレス、
対応室外機アドレスを確認する。
● 室外機より、
室内機接続台数を確認
している。
● 室内機ディップSWの設定の確認
➡系統図面と照合
●リモコンのディップスイッチの1番が
リモコンとの伝送が出来ない。
“従”に設定されている。
(2リモコン制御時は除く)
●リモコン自体が不良
●リモコンコードの確認
(断線していないか。)
● 伝送波形がみだれている。
● 室内基板不良
(伝送回路部品不良)
室内機と室外機の伝送が正しく行な
われていない。
● 室内外連絡線にリモコンが混同しているため伝送がうまく
いかない。
● 伝送回路通信異常
E27
許容範囲
E30
室外機アドレスの重複
室内基板と室外基板との伝送ができ
ていない。
(接触不良)
室内基板と室外基板との伝送ができ
ていない。
➡室内外機接続コード異常(断線)
室内機の系統合計が室外機の馬力
に対し50%未満又は、
135%を越え
ている。
5HPの場合(2.5∼6.75馬力)
8HPの場合(4∼10.8馬力)
10HPの場合(5∼13.5馬力)
➡システムエラー
主電源(3相200V)逆相接続
高圧圧力が28kg/c㎡G以上になっ
ている。
● 室外機ディップスイッチの確認
● 室内・外機接続コードの確認
➡室内機端子台の室内・外接続コードを外し、
電圧測定し
DC20±4Vが印加されているか確認する。
● 系統内部の室内機の電源がOFF
● 系統が混合していないか系統図と照合
● 室外基板より室内接続台数を確認
● 室外機の電源を先に投入した場合にシステムエラーとなる。
※必ず室内機の電源を投入してから、
室外機の電源を投入
する。
● 主電源の相を入れ換える。
● 放熱妨害で高圧圧力が上昇していないか確認
➡高圧圧力測定
● 圧力SWの設定値確認
➡圧力SWの動作確認(OFF)動作
● 室外ファン動作確認
E31
➡冷房時高圧16kg/c㎡G以上でON
低圧圧力が0kg/c㎡G10分間以上
継続の場合(63H4)
ガス抜け又は配管詰まり状態
異
常
コ
ー
ド
一
覧
表
点滅 ○点灯
リモコン
ESM3
ESS3
表示
室内ユニット
室外ユニット
LED表示
LED表示
不 具
1 2 3 4 1 2 3 4 5 6 10 11
インバータ
○
合
内
容
検
箇
所 と 処
置
方
法
● インバータの電流異常
インバータ
インバータ
○ インバータ
過電流継電器51C(インバータ用)
3
吐出温度異常上昇(インバータ側)
インバータ
吐出温度異常上昇(極変側)
E32
点
● インバータの過電圧異常
● インバータの電圧不足異常
● インバータの温度異常
● インバータ圧縮機異常、
欠相又はロックがないか確認
● インバータ用圧縮機の吐出温度異常
● インバータと室外側電子制御装置との伝送エラー
● 極変用圧縮機の吐出温度異常
(CU-200・250UM3)
E33
51C(極変用)
過電流継電器51C1、
2
● 極変用圧縮機の異常、
欠相又はロックがないか確認
室外機の外気温用
サーミスター(ThO1)がオープン状
態になっている。
● 室外基板のCN10コネクター抜けの確認
(CU-200・250UM3)
➡コネクター挿入状態確認
● 外気温サーミスタThO1不良
(オープン)の確認
➡抵抗値測定
室外機の熱交換器用サーミスター
(ThO2)がオープン状態になってい
る。
➡コネクタ挿入状態確認
● 熱交換器用サーミスタThO2不良
(オープン)の確認
➡抵抗値測定
E40
※2
● 室外基板のCN9コネクター抜けの確認
※1
室外機のインバータ吸入配管用(ガ
ス温)サーミスター(ThO3)がオープ
ンになっている。
● 室外基板のCN15コネクター抜けの確認
室外機のインバータ吐出サーミスタ
ー(ThO4)がオープンになっている。
● 室外基板のCN8コネクター抜けの確認
➡コネクター挿入状態確認
● 吸入温サーミスタ
(ThO3)の確認(オープン)
➡抵抗値測定
※1
➡コネクター挿入状態確認
● インバータ吐出温サーミスタ
(THO
4)不良の確認(オー
プン)
➡抵抗値測定 ※1
室外機の極変吐出配管用サーミスタ ● 室外基板のCN17コネクター抜けの確認
ー(ThO5)がオープンになっている。 ➡コネクター挿入状態確認
● 極変吐出温サーミスタ
(THO5)の確認(オープン)
➡抵抗値測定 ※1(CU-200・250UM3)
● 室外基板のCN14コネクター抜けの確認
圧力センサー(CN14)
と高圧側(
➡コネクター挿入状態確認
CN14-2黄)がオープン状態になっ
● 圧力センサーの確認
ている。
➡電圧測定 CN14-①③の間 ※3
● 室外基板のCN14コネクター抜けの確認
圧力センサー(CN14)
と低圧側(
➡コネクター挿入状態確認
CN14-4青)がオープン状態になっ
● 圧力センサーの確認
ている。
➡電圧測定 CN14-②③の間 ※4
E41
リモコン
ESM3
ESS3
表示
室内ユニット
室外ユニット
LED表示
LED表示
1 2 3 4 1 2 3 4 5 6 10 11
E50
E65
又はE--
具
合
内
容
ゲートウエイ異常
集中コントローラアドレス重複
集中制御盤アドレス重複
集中コントローラ・室内間伝送エラー
集中制御盤・室内間伝送エラー
E66
※1
※2
不
10℃→40kΩ/25℃→20kΩ/50℃Ω→7.2kΩ
10℃→40kΩ/25℃→20kΩ
※3
※4
点
検
箇
所 と 処
置
方
法
● ゲートウエイの接続台数の確認
● 集中コントローラDSW設定内容
● 集中制御盤DSW設定内容
● 室内機の断線又は、
伝送波形の確認
● 室内機の断線又は、
無給電の確認
10kg/c㎡→1.5V/15kg/c㎡G→2.0V/20kg/c㎡G→2.5V
2.5kg/c㎡G→1.2V/5kg/c㎡G→2.0V/7.5kg/c㎡G→2.5V
異常時の処理
●異常が発生すると各保護装置が働き、
安全停止します。同時に室内機リモコン及びCZ-ESM3(集中制御盤)、
CZ-ESS3(集中コントローラー)に異常表示します。
●再始動時は必ず異常原因を調査し、
処置後に行ってください。