DHC_D 触覚ハッカソン「Shock-a-thon 2014」 触覚マウスの使い方 Shock-a-thon !! 2014年7月6日(日) Zzz... ○△× 101001 マーケティング部/竹内 伸 DHC_D © 2014 Fuji Xerox Co., Ltd. All rights reserved. 触覚マウスの構成① 試作品全体像 磁石およびコイル配置 X S N Fx Y Ix S N 二次元Actuator CPU :136×73×41mm : 180g : X,Y各方向で±5mm : 0.85N コイル(裏) ステーター部 可動部 外形寸法 重量(ケーブル除く) 呈示部可動範囲 最大推力(400mA時) スライダ (表) ドライバ& センサ(裏) マグネット (表) 触覚マウスの構成② 出力命令 USB制御装置 USB光学マウス 2次元リニア アクチュエータ アクチュエータ 座標 USBハブ マウス移動量 アクチュエータ座標 &マウス移動量 ホスト PC 出力命令 ・触覚マウスは通常の光学マウスの上に 触覚マウスは通常の光学マウスの上に 2次元平面状に自由に動かすことのできる リニアアクチュエータを搭載した構造になっています。 ・マウスカーソルの動きに合わせて アクチュエータを動作させることによって 画面上のオブジェクトを触っている感触を 操作者に伝えることができます。 DHC_D 触覚マウスの構成③ USBコネクタ (PC本体) PC本体) サンプルアプリケーション 右クリックボタン 触覚マウス デバイスドライバ 触覚API 触覚API / ActiveXコントローラ ActiveXコントローラ ActiveXコント ローラの組み込 み&スクリプト 言語による記述 Webブラウザ Web ブラウザ DeviceIoControl() OpenTM() CloseTM() SetDF(k0,k1) SetPID(kp,ki,kd) GetPos(),SetPos(x,y) SetF(fx,fy) Windows) PC(Windows) 触覚呈示部 2次元リニア アクチュエータ ファームウェア ・測定系の設定 ・制御系の設定 ・停止 ・フォース出力 ・ 位置制御 ・ 位置移動制御 (マウス本体) 左クリックボタン 動作アルゴリズム① ステップ状凹凸の乗り越え感 A Y 触覚アルゴリズム 素材によって動作モード (A-B間) ステップ状昇降 B X or Fx X t 側面断面 A 上から見た面 スロープ状凹凸の乗り越え感 Y A B B 勾配状昇降 C X or Fx X t 側面断面 A 上から見た面 B C 動作アルゴリズム② 触覚アルゴリズム 地形状凹凸のなぞり感 z ポインタ(指先) の軌跡 Z方向エネルギー高さ y 濃度パターン x x dz/dx x方向の勾配:dz/dx Fig.1 濃淡部拡大図 t dz/dy Y方向の勾配:dz/dy z t x Z方向エネルギー高さ 変換例 ・X方向移動量:X=-dz/dx ・Y方向移動量:Y=-dz/dy 動作アルゴリズム③ 文字・記号の入力と呈示 <二段階座標入出力技術を用いて:その2> 文字の入力: 例えばドラッグ・モードにおいて、カーソルの座標を 時系列的に連続入力し、(x,y,t)の「文字データ列」として 所定エリアに記憶する。ドラッグ・モードから開放されて いる期間はデータを記憶しない。 文字の出力: 予め、記憶エリアに格納してある「文字データ列」の 数値をアクチュエータを位置制御することによって再現 する。 筆記上、書くところが不連続に跳ぶ場合は、跳ぶとき のアクチュエータ移動速度を変更できる。 動作アルゴリズム④ 粘弾性表現 触覚呈示部へ 発生させる力 F ダンパーμ バネk 質量M 触覚呈示部の位置 触覚アルゴリズム χ 運動方程式 ・・ ・ Mχ +μχ +kχ -M g = F について F を逐次計算すればよい。 χ ・・ ・ が測定位置であるためχ 、χ の精度が出ない。 →触覚呈示部に加わる力等を計測し、 F の精度を補正する。 DHC_D 動作アルゴリズム⑤ 粘弾性表現 触覚呈示部へ 発生させる力 F 触覚呈示部の位置 χ1 バネk2 ダンパーμ バネk1 質量M 触覚アルゴリズム 仮想質量の位置 運動方程式は次式のようになる ・・ ・ Mχ2 +μχ2+k1χ2 +k2(χ2 - χ1 )-M g =0 χ2 k2(χ1- χ2 )-M g = F について F を逐次計算すればよい。 χ2 は計算値であるため ・・ ・ χ2 、χ2 は十分な精度で計算可能。 計測値であるχ1 についてはバネ係数しかかからない。 →十分な精度の F を計算可能。 DHC_D 動作アルゴリズム⑥ 粘弾性表現 デモ画面 DHC_D 触覚呈示技術は“プレゼン”に向かない技術ですので是非、体感していってください。 DHC_D Xerox、Xeroxロゴ、およびFuji Xeroxロゴは、米国ゼロックス社の登録商標または商標です。
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