OpenLAB CDS ChemStation Edition Release Notes

Agilent OpenLAB
クロマトデータ
システム(CDS)
OpenLAB Data
Analysis バージョン A.01.02
リリースノート
注意
© Agilent Technologies, Inc. 2010-2013
本マニュアルは米国著作権法および国
際著作権法によって保護されており、
Agilent Technologies, Inc. の書面による事
前の許可なく、本書の一部または全部
を複製することはいかなる形式や方法
(電子媒体による保存や読み出し、外国
語への翻訳なども含む)においても、
禁止されています。
マニュアル番号
M8370-96100
エディション
第 1 版、2014 年 1 月
Agilent Technologies, Inc.
保証
このマニュアルに含まれる内容は「現状
のまま」提供されるもので、将来のエデ
ィションにおいて予告なく変更されるこ
とがあります。また、Agilent は、適用さ
れる法律によって最大限に許可される範
囲において、このマニュアルおよびそれ
に含まれる情報に関して、商品性および
特定の目的に対する適合性の暗黙の保証
を含みそれに限定されないすべての保証
を明示的か暗黙的かを問わず一切いたし
ません。Agilent は、このマニュアルまた
はそれに含まれる情報の所有、使用、ま
たは実行に付随する過誤、または偶然的
または間接的な損害に対する責任を一切
負わないものとします。Agilent お客様の
間に書面による別の契約があり、このマ
ニュアルの内容に対する保証条項がこの
文書の条項と矛盾する場合は、別の契約
の保証条項が適用されます。
技術ライセンス
ソフトウェア リビジョン
このガイドは、 Agilent OpenLAB Data Analysis
バージョ ン A.01.02 に適用します。
Microsoft ® は、Microsoft Corporation
の米国の登録商標です。
本製品は、システムが適切な規制機関で
登録を受け関連する規制に準拠している
場合、ビトロ診断システムのコンポーネ
ントとして使用できます。 それ以外の場
合は、一般的な実験用途でのみ使用でき
ます。
このマニュアルで説明されている
ハードウェアおよびソフトウェアはライ
センスに基づいて提供され、そのライセ
ンスの条項に従って使用またはコピーで
きます。
安全に関する注意
注意
注意は、危険を表します。こ
れは、正しく実行しなかった
り、指示を順守しないと、製
品の損害または重要なデータ
の損失にいたるおそれがある
操作手順や行為に対する注意
を喚起します。指示された条
件を十分に理解し、条件が満
たされるまで、注意を無視し
て先に進んではなりません。
警告
警告は、危険を表します。これ
は、正しく実行しなかったり、
指示を順守しないと、人身への
傷害または死亡にいたるおそれ
がある操作手順や行為に対する
注意を喚起します。指示された
条件を十分に理解し、条件が満
たされるまで、警告を無視して
先に進んではなりません。
OpenLAB Data Analysis リリースノート
はじめに
このドキュメントでは、Agilent OpenLAB クロマトデータシステム (CDS) Data Analysis
製品の本リリースおよび以前のリリースで紹介した機能、特徴、および変更について説明
します。
既知の問題および回避方法に関する製品文書のリファレンスも記載しています。
OpenLAB Data Analysis バージョン A.01.02
OpenLAB Data Analysis バージョン A.01.02
Windows 8.1 のサポート
分散型 EZChrom システムのサポート
•
オフラインのデータレビュー専用
•
EZChrom Enterprise Share での中央データ記憶
•
Advanced File Security(AFS)のサポートなし
新たな純粋なピークエクスプローラ
•
数千ものピークと化合物に関する大規模なデータセットをナビゲート
•
アーティファクト(失われたピーク、RT のシフト、追加のピーク、積分の問題)
をいち早く発見
EZChrom と ChemStation の化合物 ID テーブルをインポート
•
MACAML ファイルを使用した EZChrom と ChemStation メソッドからの化
合物 ID テーブル(名前、予測される RT、 ISTD フラグ、RT ウィンドウ)
をインポート
生産的なデータレビューと再処理用の高度な UI
•
クロマトグラムにおける化合物とグループの表示
•
クロマトグラムにおける積分イベントの表示と編集
•
カスタマイズ可能なピークの注釈
•
高度化されたレイアウト管理
•
Shared Services の中に保存されたユーザ設定のリセット
•
テーブルの構成
•
閲覧したい列を選択
•
表示する数字の精度を定義
•
列の順序を変更
•
結果の特定されたピーク、特定されていないピークを表示
•
データリストのカスタマイズとフィルタリング
•
GC デュアルチャンネルのデータレビュー
•
すべてのランタイプに予測される RT の自動アップデート
•
すべての化合物に予測される RT の手動アップデート
•
長時間にわたる再処理タスクに対する手動停止
2 つ目の選択肢としての EZChrom 積分
•
EZChrom の同じ積分結果を得る
•
ChemStation データを ChemStation 積分の代わりに EZChrom 積分で行う
OpenLAB Data Analysis バージョン A.01.02
両積分の改善点
•
新しいタイム積分イベント: 最大面積/最大高さ
•
新しいマニュアル積分イベント: タンジェントスキム用のベースラインタイ
プを設定(指数 対 直線)
相対リテンションタイムによる化合物の識別
グループのグループ
•
タイムグループとその他の化合物のアマウントをひとつの名前のグループにま
とめまる
新しい検量線と重み付けのタイプ
•
二次曲線、対数近似、指数曲線、二重対数近似
•
面積、高さ、面積%、または高さ% に基づく
•
1/レスポンスと 1/レスポンス 2 重み付け
高度化した検量線機能
•
個々のキャリブレーションポイントの有効化/無効化
•
検量線の前回の変更時刻の表示
•
ある化合物の前回のキャリブレーション時刻の表示
•
レベル毎の平均ポイント上の検量線の計算
•
標準化合物の純度の修正を許可
化合物倍率
質量% の計算
セキュリティ
•
データ解析用のユーザ権限とロールを追加
•
コントロールパネルでの設定
•
プロジェクトレベルで割り当てる権限
ECM と Data Store の基本的なサポート
•
圧縮データを ECM と Data Store へのアップ/ダウンロード用のライブラリ
ツール
•
データ解析への接続
OpenLAB Data Analysis バージョン A.01.02
OpenLAB Data Analysis バージョン A.01.01
OpenLAB Data Analysis と共に、Agilent は新しいデータ解析パッケージを導入します。
初回のリリースは、特に化学製品および石油化学製品の研究室と、炭化水素プロセス工業
におけるデータ解析用に設計されています。
OpenLAB Data Analysis には、直感的に操作でき、サンプルのレビューが容易で、クロマ
トグラフデータの大規模なセットを迅速に再解析できるという特徴があります。
•
直感的なユーザインターフェイスで使いやすさを実現した設計となっています。
•
Microsoft スタイルのリボン機能により、主要な各機能への迅速なアクセスを
実現します。 データ選択ツリーの改善により、使用するデータへの素早いア
クセスが可能です。 複数のフォルダーからのデータ選択、結果セットの読み
込み、シングルサンプルの選択などを行うことができます。
•
新しいデータ表示コンセプトによるデータナビゲーションの改善が、数百のシ
グナルの重ね書きと比較を可能にします。 LC 機器と GC 機器の同時連携が可
能で、複数のメソッドとデータセットを平行して使用することができます。
•
特定のピークに合わせた自動スケール、メインピークの無視、ベースラインに
合わせたスケールなどが可能です。 サンプルごとにズームを行う必要はあり
ません。
•
ユーザーワークフローの固有なニーズに合わせた独自のレイアウトを設計し、
画面を構成することができます。 変更が可能な 4 つのレイアウトが予め設定
されており、実施するタスクに画面レイアウトを合わせ使用します。
•
OpenLAB Data Analysis は、極めて迅速な再解析処理を実現します
(OpenLAB CDS の 10 倍以上)。
•
OpenLAB Data Analysis は、ワンクリックでのユニークなピーク積分ツール
を備えており、迅速なレビューが可能です。
•
OpenLAB Data Analysis では、EZChrom と ChemStation エディションから
得られたデータを利用することができ、あらゆる実験で同じ積分、計算、キャ
リブレーション、およびレポート作成を行うことができます。
既知の問題
OpenLAB Data Analysis ソフトウェアのリリース時の既知の問題および次善策については、
OpenLAB CDS インストールメディアのディスク 7 にある M8370AA-SSB.html という名
のソフトウェアステータス報告ファイルを参照してください。
解決された問題、または回避方法を提示してクローズされた問題については、OpenLAB
CDS インストールメディアのディスク 7 にある M8370AA-SRB.html というソフトウェ
アリリース報告ファイルを参照してください。
すべての Agilent ソフトウェア製品の最新の問題に関する情報は、www.Agilent.com も参
照してください。
http://www.chem.agilent.com/en-US/Support/Downloads/Patches/Pages/default.aspx